JPH0412797A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0412797A
JPH0412797A JP2114396A JP11439690A JPH0412797A JP H0412797 A JPH0412797 A JP H0412797A JP 2114396 A JP2114396 A JP 2114396A JP 11439690 A JP11439690 A JP 11439690A JP H0412797 A JPH0412797 A JP H0412797A
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JP
Japan
Prior art keywords
washing
electrodes
electrode
tank
high frequency
Prior art date
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Pending
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JP2114396A
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English (en)
Inventor
Koji Murakami
浩二 村上
Norisuke Fukuda
福田 典介
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、衣類などの汚れを衣類と水と洗剤とを用いて
落すために、一般家庭において使用される洗濯機に関し
、特に洗濯槽内の水位検出に関するものである。
(従来の技術) 現在、一般家庭において広く使用されている洗濯機は、
回転する洗濯槽と洗濯槽の周囲を覆って水受けの役割を
果している固定の水槽(脱水受けとも云う)で構成され
る2タブ(水槽)構造のものが多い。これに対し、洗濯
槽と水槽が一体化された1タブ構造の洗濯機がある。1
タブ構造の洗濯機は、使用水量が少なく、洗濯機の体積
が小さくでき、また、溶解しにくい粉石鹸も使用できる
というような有利性を有している。
上記前れの洗濯機においても、その動作は、洗い、すす
ぎ、脱水の3行程に大きく分けられる。
この3行程の動作の間に給水、排水等の水位制御が行わ
れる。この水位制御に不可欠な洗濯槽内の水位の情報を
取出すことに関して、2タブ構造のものでは、水槽が固
定されているので、その水槽の外面に空気を介して水位
による水の圧力を導出する管を設け、その管をダイヤフ
ラム式の圧力センサに接続することにより、水の圧力か
ら水位の情報を検出する方式が主流となっている。
これに対して1タブ構造の洗濯機は、水位の情報を取出
す対象となる洗濯槽が回転するために、2タブ構造のも
のと同様の方式を用いることができない。
そして、1タブ構造の洗濯機における洗濯槽内の水位の
情報を検出する装置としては、例えば第12図に示すよ
うなものが知られている(実公昭57−40070号公
報)。同図(A)において、71は固定された外槽の上
部、72は外槽内に回転可能に設置された洗濯槽、73
はパルセータ、74は金属製のパルセータシャフト、7
5はクラッチ等が内蔵された機構部であり、機構部75
はシャフト74を介して洗濯槽72内に入れられた水に
電気的に接続されるようになっている。外槽の上部71
には第1の電極76が設けられ、洗濯槽72の上部には
第1の電極76と空気コンデンサCAを形成する第2の
電極77が設けられている。また、第2の電極77には
洗濯槽72の内壁に配設された第3の電極片78が接続
されている。
そして、第1の電極76と機構部75とが発振回路79
に接続されている。
発振回路79は、第12図(B)に示すように、インバ
ータと抵抗を用いた積分形のRC発振回路で構成されて
おり、同図(C)に示すように、空気コンデンサCAと
第3の電極片78及び機構部75間のインピーダンスZ
Sとを直列接続した形のものが発振回路79に接続され
ている。そして、洗濯槽72に給水が行われ、第3の電
極片78の配役位置まで水位が達すると、第3の電極片
78と機構部75との間のインピーダンスZSが大きく
変化して発振回路79の発振周波数が変化することから
洗濯槽72内の水位が検出されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 洗濯槽と水槽が一体となった1タブ構造の洗濯機では、
洗濯槽が回転するため、圧力の導出が困難となり、2タ
ブ構造のものと同様の圧力センサ方式のものは適用でき
ないという不具合点があった。
一方、従来の1タブ構造の洗濯機における洗濯槽内の水
位を検出する装置では、発振周波数を規定する空気コン
デンサCA等が、近傍にモータ等が存在する機構部を介
して発振回路に接続されていたため、その接続経路にノ
イズが乗り易く、誤検知のおそれがあり、これを解決す
るためには機構部等の部分に特別なシールドを施すこと
が必要になり、構造的に複雑になって、コスト面及び構
造面で問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、安価かつ簡単な構造で洗濯兼脱水槽内の水
位を精度よく検出することができる1タブ構造の洗濯機
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明の洗濯機は、第1に
、固定された外槽と、該外槽内に回転可能に設置された
絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の
内底部に設けられアース電位に保持された導電部材と、
前記外槽の上部に設けられ高周波信号源に接続された第
1の電極と、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前記第
1の電極と高周波信号入力用の入力コンデンサを形成す
る第2の電極と、前記外槽の上部に設けられそれぞれ高
周波信号検出回路に接続された複数の第3の電極と、前
記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前記複数の第3の電極
とそれぞれ高周波信号取出し用の出力コンデンサを形成
する複数の第4の電極と、前記洗濯兼脱水槽の内壁にお
けるそれぞれ異なる高さ位置に配設され前記第2の電極
と前記複数の第4の電極の何れかとの間にそれぞれ接続
された複数の第5の電極とを有することを要旨とする。
第2に、固定された外槽と、該外槽内に回転可能に設置
された絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱
水槽の内底部に設けられアース電位に保持された導電部
材と、前記外槽の上部に設けられ高周波信号源に接続さ
れた第1の電極と、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ
前記第1の電極と高周波信号人力用の人力コンデンサを
形成する第2の電極と、前記外槽の上部に設けられそれ
ぞれ高周波信号検出回路に接続された複数の第3の電極
と、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前記複数の第3
の電極とそれぞれ高周波信号取出し用の出力コンデンサ
を形成する複数の第4の電極と、前記洗濯兼脱水槽の外
壁におけるそれぞれ異なる高さ位置に配設され前記第2
の電極に共通に接続された複数の第5の電極と、前記洗
濯兼脱水槽の外壁に配設され前記複数の第5の電極とそ
れぞれコンデンサを形成するとともに前記複数の第4の
電極にそれぞれ接続された複数の第6の電極とを有する
ことを要旨とする。
(作用) 上記構成により、第1の発明では、洗濯兼脱水槽内に水
が無いとき、高周波信号源からの高周波信号は入力コン
デンサを伝搬し、洗濯兼脱水槽内壁の第5の電極から出
力コンデンサを経て高周波信号検出回路に入力して検出
される。洗濯兼脱水槽に給水が行われ、水が複数の第5
の電極の何れかに接すると、高周波信号源から入力コン
デンサを伝搬して入力した高周波信号は、その水が接し
た第5の電極から、水及び導電部材を通じてアースに流
れ、高周波信号検出回路に到達する高周波信号のレベル
が著しく減衰する。この信号レベルの減衰とその時水の
接した第5の電極の配設高さ位置とから洗濯兼脱水槽内
の水位が精度よく検出される。
また、第2の発明では、洗濯兼脱水槽内に水が無いとき
、高周波信号源からの高周波信号は入力コンデンサを伝
播し、洗濯兼脱水槽外壁の第5の電極と第6の電極とで
形成されるコンデンサから出力コンデンサを経て高周波
信号検出回路に入力して検出される。洗濯兼脱水槽に給
水が行われ、水が複数の第5の電極の何れかの配設位置
まで達すると、高周波信号源から人力コンデンサを伝播
して入力した高周波信号は、その水の達した第5の電極
と水との結合容量、水、及び導電部材を通じてアースに
流れ、高周波信号検出回路に到達する高周波信号のレベ
ルが著しく減衰する。この信号レベルの減衰とその時水
の達した第5の電極の配設高さ位置とから洗濯兼脱水槽
内の水位が精度よく検出される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第7図は、本発明の第1実施例を示す図で
ある。
まず、洗濯機の構造を説明すると、第1図において、1
は外箱であり、外箱1内には絶縁性材料からなる外槽2
が固定されて収納され、さらに外槽2の内部には、洗濯
する衣類と水をいれる絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽
3が回転可能に設置されている、外槽2の上部には外槽
カバー4が取付けられている。また、洗濯兼脱水槽3の
上部には、回転時のバランスを安定に保つためのバラン
スリング5及び水を排出するための複数個の脱水孔6が
穿設され、洗濯兼脱水槽3の底部中央部には、洗い行程
時に衣類及び水を攪拌するためのパルセータ7が設けら
れている。パルセータ7は金属製のシャフト8に固定さ
れ、モータ9により、ベルト及び機構部11等を介して
回転されるようになっている。機構部11はパルセータ
のシャフト8を介して洗濯兼脱水槽3内に入れられる水
に電気的に接続される構造になっており、機構部11は
アースさ−れることから、パルセータのシャフト8は、
洗濯兼脱水槽3の内底部に設けられたアース電位に保持
される導電部材として機能する。
そして、外槽2、洗濯兼脱水槽3、モータ9及び機構部
11等は防振バネ12で外箱1に連結されている。
第2図は、洗濯兼脱水槽3内の水位検出手段を構成する
電極群等の配置関係を示している。
まず、外槽カバー4の部分に、複数の第1の電極である
電極A群13a、13b及び複数の第3の電極である電
極E群15a、]、5bが設けられている。第1の電極
13a、13bは高周波信号源である高周波電圧発生回
路21にそれぞれ接続され、第3の電極15a、15b
は高周波信号検出回路である高周波の検波回路22にそ
れぞれ接続されている。また、外槽カバー4に対向する
洗濯兼脱水槽3の上部には、第1の電極1.3 a、1
3bとそれぞれ高周波信号人力用の空気コンデンサから
なる入力コンデンサCiを形成する複数の第2の電極で
ある電極8群14a、14bと、第3の電極15a、1
5bとそれぞれ高周波信号取出し用の空気コンデンサか
らなる出力コンデンサCoを形成する複数の第4電極で
ある電極り群16a、1.6bとが設けられている。さ
らに、洗濯兼脱水槽3の内壁には、複数の第5の電極片
である電極片C群17a、17bが各々高さを変えて取
付けられている。第5の電極片17aは第2の電極14
aと第4の電極16aとの間に接続され、また他の第5
の電極片17bは第2の電極14bと第4の電極16b
との間に接続されている。
第3図は、高周波信号の経路を示している。高周波電圧
発生回路21から出力された高周波信号は、外槽カバー
4の第1の電極13aと洗濯兼脱水槽3の第2の電極1
4aとで構成される入力コンデンサCiを伝搬し、洗濯
兼脱水槽3内壁の第5の電極片17aに到達する。さら
に、第5の電極片17aから洗濯兼脱水槽3の第4の電
極16aに高周波信号が至り、最終的に洗濯兼脱水槽3
の第4の電極16aと外槽カバー4の第3の電極15a
とで構成される出力コンデンサCoを伝搬して、高周波
の検波回路22に入力される。洗濯兼脱水槽3内に給水
を行ない、洗濯兼脱水槽3内壁の′W45の電極片17
aと機構部11との間に水が介在するようになると、第
5の電極片17aから水と機構部11を通じて高周波信
号がアースに逃げてしまい、高周波の検波回路22に到
達する高周波信号のレベルが著しく減衰する。従って、
洗濯兼脱水槽3内の水位が第5の電極片17aの高さ以
上である時とそうでない時とを、高周波の検波回路22
に人力する高周波信号のレベルにより判別できることに
なる。
第4図は、上述の水位検出手段のシステム図である。同
図において、23は高周波発生回路21等の電源、24
はスイッチ切換器、25はフィルタ、26は増幅器、2
7はラッチ回路、28はマイコン、31は給水弁、32
は排水弁である。フィルタ25以下の回路により、前述
の高周波の検波回路22が構成されている。
高周波電圧発生回路21から出力された高周波信号は、
人力コンデンサCiを伝搬し、洗濯兼脱水WJB内に水
があると、その水位に応じて電気的に接続される第5の
電極片17a又は17bから水と機構部11とを通して
アースに吸収される。
入力コンデンサCiに電気的に接続されている第5の電
極片17a又は17bの高さまで水がない時は、高周波
信号は出力コンデンサCoまで伝搬する。出力コンデン
サCoを通過した高周波信号は、マイコン28の制御に
よりスイッチ切換器24を介してスイッチ5WLSSW
I−1が切換え選択されてフィルタ25に入力する。フ
ィルタ25で不必要な周波数成分の信号を減衰させた後
、増幅器26を介してラッチ回路27に入力され、その
ラッチ出力により、マイコン28で洗濯兼脱水槽3内の
水位を判定して、給水弁31或いは排水弁32の制御を
行うようになっている。
第5図は、外槽カバー4と洗濯兼脱水槽3の対向部への
各電極の取付は態様例を示している。外槽カバー4側に
第1の電極13(或いは第3の電極15)が設けられ、
洗濯兼脱水槽3側のバランスリング5の部分に第2の電
極14(或いは第4の電極16)が設けられている。第
1の電極13(或いは第3の電極15)及び第2の電極
14(或いは第4の電極16)は、導電性の塗料でも金
属板でも導電性部材であればよい。第1の電極13(或
いは第3の電極15)は、リード線33を介して高周波
電圧発生回路21或いはスイッチSWL又はSWHに接
続されている。第2の電極14(或いは第4の電極16
)は、リード線34を介して洗濯兼脱水槽3内壁の第5
の電極片17に接続されている。
第6図は、外槽カバー4側の第1の電極13(或いは第
3の電極15)と、洗濯兼脱水槽3側の第2の電極]4
(或いは第4の電極16)との位置合わせ手段を示して
いる。
外槽カバー4側の第1の電極13a、13bと洗濯兼脱
水槽3側の第2の電極14a、14bとは、それぞれ1
対1に対応させる。即ち、第1の電極13a、13bの
外槽カバー4における位置関係と第2の電極14a、1
.4bのバランスリング5における位置関係を一致させ
ておき、外槽カバー4とバランスリング5の位置関係を
1点で合わせれば、第1の電極13a、13bと第2の
電極14a、14bとがそれぞれ1対1に対向するよう
にしておく。この関係については、外槽カバー4側の第
3の電極15a、15bと洗濯兼脱水槽3側の第4の電
極16a、16bについても同様である。
その位置合わせを行うために、本実施例ではバランスリ
ング5上に永久磁石35を固定し、外槽カバー4にはリ
ードスイッチ36が設けである。
リードスイッチ36の出力はリード線37を介してマイ
コン28に接続されている。ここでは、永久磁石35と
リードスイッチ36とは樹脂38で封止した構成とした
が、他の適当な取付は部材を用いてもよい。
次に、第7図のフローチャートを用いて、マイコン28
に・よる水位検出及び給水弁、排水弁の制御動作を説明
する。
この例では、第5の電極片17a、17b2個の高さを
変えて、洗濯兼脱水槽3内の水位を2段階(高水位、低
水位)に測定する場合について説明されている。いま、
前記第4図に示したスイッチ切換の関係を説明するため
に、高水位の設定で給水行程が行われる場合と仮定する
(ステップ41)。マイコン28は給水に先立ち、低水
位検出用のスイッチSWLを接続し他のスイッチSWH
は開放する(ステップ42)。また、ラッチを特定の時
間間隔でリセットする(ステップ43)。給水弁を開き
、給水を開始して特定の時間内でラッチ信号が反転しな
くなるまで待機する(ステップ44.45)。洗濯兼脱
水槽3内の水位が上昇し低水位の第5の電極片17bに
到達すると、スイッチSWLを所定レベルの高周波信号
が伝搬しなくなりラッチ信号が反転しなくなる。
しかし、所定の待機時間を経過してもラッチ信号が反転
する場合は、マイコン28で給水弁あるいは回路の故障
とみなして、給水を中止して警報を発生ずる(ステップ
46.47)。ラッチ信号が反転しなくなると低水位検
出用のスイッチSWLを朋放し、今度は高水位検出用の
スイッチSWHを接続する(ステップ48)。所定待機
時間内にラッチ信号が反転しなくなれば、洗濯兼脱水槽
3内の水位が高水位に到達し、設定に一致したと判定し
て、給水弁を閉じ給水を終了する(ステップ49.50
)。このとき、スイッチは全て開放する。
次いで、第8図には本発明の第2実施例における各電極
の配置関係を示す。
なお、第8図以下の各実施例を示す図において、前記第
2図ないし第4図等における部材及び機器等と同一ない
し均等のものは、前記と同一符号を以って示し、重複し
た説明を省略する。
この実施例では、前記第1実施例において第2図に示し
た第2の電極14aと第4の電極16aとが一体の第7
の電極18aに置換えられ、また、他の第2の電極14
bと第4の電極16bとが一体の第8の電極18bで置
換えられている。洗濯兼脱水槽3内壁に各々高さを変え
て取付けである第5の電極片17a、17bのうち、電
極片17aは第7の電極18aに接続され、電極片17
bは第8の電極18bに接続されている。
第1の電極13a、13bと第7、第8の電極18a、
18bとでそれぞれ入力コンデンサCfが形成され、ま
た、第3の電極15a、15bと第7、第8の電極18
a、18bとでそれぞれ出力コンデンサCoが形成され
ている。
洗濯兼脱水槽3内に水が無いときと、給水が行われて第
5の電極片17a又は17bに水位が達したときの高周
波信号の流れる経路、即ち水位検出の動作は、前記第1
実施例の場合とほぼ同様である。
第9図ないし第11図には、本発明の第3実施例を示す
まず第9図は電極群等の配置関係を示している。
この実施例では高周波電圧発生回路21に接続された第
1の電極13が1個で構成され、これに対応して洗濯兼
脱水槽3の上部に設けられた第2の電極14も1個で構
成されている。そして、洗濯兼脱水槽3の外壁に複数の
第5の電極片19a、19bが各々高さを変えて取付け
られている。複数の第5の電極片19a、19bの各近
傍には、それぞれ複数の第6の電極片20a、20bが
設けられ、第5の電極片19aと第6の電極片20aと
てコンデンサが形成され、同様に、他の第5の電極片]
、 9 bと第6の電極片20bとでコンデンサが形成
されている。複数の第5の電極片19a、19bは第2
の電極14に共通に接続され、複数の第6の電極片20
a、20bは、1対1に対応して各々第4の電極16a
、16bに接続されている。
第10図は高周波信号の経路を示している。高周波電圧
発生回路21から出力された高周波信号は、外槽カバー
4の第1の電極13と洗濯兼脱水槽3の第2の電極14
とで構成される入力コンデンサCiを伝搬し、洗濯兼脱
水槽3外壁の第5の電極片19aに到達する。さらに、
第5の電極片19aと近傍の第6の電極片20aとの間
で形成される容量分Cnにより第6の電極片20aに高
周波信号が到達する。第6の電極片20aは洗濯兼脱水
槽3の第4の電極16aと電気的に接続しであるので、
最終的に洗濯兼脱水槽3の第4の電極16aと外槽カバ
ー4の第3の電極15aとで構成される出力コンデンサ
Coを伝搬して、高周波の検波回路22に入力される。
洗濯兼脱水槽3内に給水を行い、洗濯兼脱水槽3外壁の
第5の電極片19aの位置まで水位が上昇すると、第5
の電極片19aと水とで洗濯兼脱水槽3の側壁を内部誘
電体とするコンデンサCrから機構部11を通じて高周
波信号がアースに逃げてしまい、高周波の検波回路22
に到達する高周波信号のレベルが著しく減衰する。従っ
て、洗濯兼脱水槽3内の水位が、第5の電極片19aの
高さ以上である時とそうでない時とを、高周波の検波回
路22に入力する高周波信号のレベルにより判別できる
ことになる。
第11図は、水位検出手段のシステム図である。
高周波電圧発生回路21がら出力された高周波信号は、
入力コンデンサCiを伝搬し、洗濯兼脱水槽3内に水が
あると、その水位に応じて電気的に接続される第5の電
極片19a又は19bから水と機構部11とを通して(
インピーダンスZ)アースに吸収される。入力コンデン
サCtに電気的に接続されている第5の電極片19a又
は19bの高さまで水がない時は、高周波信号は出力コ
ンデンサCot  CO2まで伝搬する。出力コンデン
サCOI  CO2を通過した高周波信号は、マイコン
28の制御によりスイッチSWL、SWHを切換え選択
してフィルタ25に入力する。フィルタ25で不必要な
周波数成分の信号を減衰させた後、増幅器26を介して
ラッチ回路27に入力され、そのラッチ出力により、マ
イコン28で洗濯兼脱水槽3内の水位を判定して、給水
弁31或いは排水弁32の制御を行うようになっている
[発明の効果] 以上説明したように、第1の発明によれば、外槽内に回
転可能に設置された絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽の
内底部に設けられアース電位に保持された導電部材と、
外槽の上部に設けられ高周波信号源に接続された第1の
電極と、洗濯兼脱水槽の上部に設けられ第1の電極と高
周波信号入力用の入力コンデンサを形成する第2の電極
と、外槽の上部に設けられそれぞれ高周波信号検出回路
に接続された複数の第3の電極と、洗濯兼脱水槽の上部
に設けられ複数の第3の電極とそれぞれ高周波信号取出
し用の出力コンデンサを形成する複数の第4の電極と、
洗濯兼脱水槽の内壁におけるそれぞれ異なる高さ位置に
配設され第2の電極と複数の第4の電極の何れかとの間
にそれぞれ接続された複数の第5の電極とを具備させ、
洗濯兼脱水槽に給水が行われて、水が複数の第5の電極
の何れかに接したとき、その水の接した第5の電極から
水及び導電部材を通じて高周波信号がアースに流れるこ
とにより高周波信号検出回路に到達する高周波信号のレ
ベルが著しく減衰することがら水位を検出するようにし
たため、安価かつ簡単な構造で洗濯兼脱水槽内の水位を
精度よく検出することができる。
また、第2の発明によれば、外槽内に回転可能に設置さ
れた絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽の内底部に設けら
れアース電位に保持された導電部材と、外槽の上部に設
けられ高周波信号源に接続された第1の電極と、洗濯兼
脱水槽の上部に設けられ第1の電極と高周波信号入力用
の入力コンデンサを形成する第2の電極と、外槽の上部
に設けられそれぞれ高周波信号検出回路に接続された複
数の第3の電極と、洗濯兼脱水槽の上部に設けられ複数
の第3の電極とそれぞれ高周波信号取出し用の出力コン
デンサを形成する複数の第4の電極と、洗濯兼脱水槽の
外壁におけるそれぞれ異なる高さ位置に配設され第2の
電極に共通に接続された複数の第5の電極と、洗濯兼脱
水槽の外壁に配設され前記複数の第5の電極とそれぞれ
コンデンサを形成するとともに複数の第4の電極にそれ
ぞれ接続された複数の第6の電極とを具備させ、洗濯兼
脱水槽に給水が行われて、水が複数の第5の電極の何れ
かの配設位置まで達したとき、その水の達した第・5の
電極と水との結合容量、水、及び導電部材を通じて高周
波信号がアースに流れることにより高周波検出回路に到
達する高周波信号のレベルが著しく減衰することから水
位を検出するようにしたため、上記第1の発明と同様に
、安価かつ簡単な構造で洗濯兼脱水槽内の水位を精度よ
く検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明に係る洗濯機の第1実施例
を示すもので、第1図は内部構造を示す断面図、第2図
は各電極等の配置関係を示す斜視図、第3図は高周波信
号の信号経路を示す図、第4図は水位検出システムを示
す図、第5図は各電極の取付は構造を示す要部断面図、
第6図は位置合わせ構造を示す要部断面図、第7図はマ
イコンによる水位検出及びこれに伴う給、排水弁の制御
動作を説明するためのフローチャート、第8図は本発明
の第2実施例における各電極の配置関係を示す斜視図、
第9図ないし第11図は本発明の第3実施例を示すもの
で、第9図は各電極等の配置関係を示す斜視図、第10
図は高周波信号の信号経路を示す図、第11図は水位検
出システムを示す図、第12図は従来の洗濯機における
水位検出装置を示す図である。 2:外槽、  3:洗濯兼脱水槽、 4:外槽カバー   5=バランスリング、8:パルセ
ータのシャフト(導電部材)、13.13a、13b:
第1の電極、 14.14a、14b:第2の電極、 15a、15b:第3の電極、 16a、15bH第4の電極、 17a、17b、19a、19b :第5の電極、20
a、20b :第6の電極、 21:高周波電圧発生回路(高周波信号源)、:高周波
の検波回路 (高周波信号検出回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定された外槽と、該外槽内に回転可能に設置さ
    れた絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水
    槽の内底部に設けられアース電位に保持された導電部材
    と、前記外槽の上部に設けられ高周波信号源に接続され
    た第1の電極と、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前
    記第1の電極と高周波信号入力用の入力コンデンサを形
    成する第2の電極と、前記外槽の上部に設けられそれぞ
    れ高周波信号検出回路に接続された複数の第3の電極と
    、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前記複数の第3の
    電極とそれぞれ高周波信号取出し用の出力コンデンサを
    形成する複数の第4の電極と、前記洗濯兼脱水槽の内壁
    におけるそれぞれ異なる高さ位置に配設され前記第2の
    電極と前記複数の第4の電極の何れかとの間にそれぞれ
    接続された複数の第5の電極とを有することを特徴とす
    る洗濯機。
  2. (2)固定された外槽と、該外槽内に回転可能に設置さ
    れた絶縁性材料からなる洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水
    槽の内底部に設けられアース電位に保持された導電部材
    と、前記外槽の上部に設けられ高周波信号源に接続され
    た第1の電極と、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前
    記第1の電極と高周波信号入力用の入力コンデンサを形
    成する第2の電極と、前記外槽の上部に設けられそれぞ
    れ高周波信号検出回路に接続された複数の第3の電極と
    、前記洗濯兼脱水槽の上部に設けられ前記複数の第3の
    電極とそれぞれ高周波信号取出し用の出力コンデンサを
    形成する複数の第4の電極と、前記洗濯兼脱水槽の外壁
    におけるそれぞれ異なる高さ位置に配設され前記第2の
    電極に共通に接続された複数の第5の電極と、前記洗濯
    兼脱水槽の外壁に配設され前記複数の第5の電極とそれ
    ぞれコンデンサを形成するとともに前記複数の第4の電
    極にそれぞれ接続された複数の第6の電極とを有するこ
    とを特徴とする洗濯機。
JP2114396A 1990-04-28 1990-04-28 洗濯機 Pending JPH0412797A (ja)

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