JPH0412752Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412752Y2 JPH0412752Y2 JP1982165004U JP16500482U JPH0412752Y2 JP H0412752 Y2 JPH0412752 Y2 JP H0412752Y2 JP 1982165004 U JP1982165004 U JP 1982165004U JP 16500482 U JP16500482 U JP 16500482U JP H0412752 Y2 JPH0412752 Y2 JP H0412752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- flat
- pulling
- thickness
- pulling eye
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 9
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000011176 pooling Methods 0.000 description 6
- 239000006223 plastic coating Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋内配電線として使用する垂直幹線用
平型ケーブルの牽引端部に関するものである。
平型ケーブルの牽引端部に関するものである。
屋内配電線として使用する垂直幹線ケーブルに
おいては、ケーブル端末の口出導体に吊留スリー
ブを圧縮接続し、絞り口部を有するプーリングア
イを前記の吊留スリーブ並びにケーブルのゴム・
プラスチツク被覆層端部に跨がつて被せ、プーリ
ングアイ内にエポキシ樹脂等の硬化性樹脂を充填
して牽引端部を形成し、ケーブルを垂直に牽引延
線したのちは上記プーリングアイを建屋天井に吊
支することが公知である。
おいては、ケーブル端末の口出導体に吊留スリー
ブを圧縮接続し、絞り口部を有するプーリングア
イを前記の吊留スリーブ並びにケーブルのゴム・
プラスチツク被覆層端部に跨がつて被せ、プーリ
ングアイ内にエポキシ樹脂等の硬化性樹脂を充填
して牽引端部を形成し、ケーブルを垂直に牽引延
線したのちは上記プーリングアイを建屋天井に吊
支することが公知である。
上記牽引端部においてはプーリングアイの絞り
口部の絞りをきつくすること即ち絞りのテーパを
きつくすることがプーリングアイのエポキシ樹脂
に対する係止効果を高めるうえにおいて重要であ
る。
口部の絞りをきつくすること即ち絞りのテーパを
きつくすることがプーリングアイのエポキシ樹脂
に対する係止効果を高めるうえにおいて重要であ
る。
本考案は、多数本の導体を横一列に配列し、こ
れらの外部にゴム・プラスチツクを平型に被覆し
た平型ケーブルの牽引端部において、上記プーリ
ングアイのエポキシ樹脂に対する係止効果を充分
に保障するものである。
れらの外部にゴム・プラスチツクを平型に被覆し
た平型ケーブルの牽引端部において、上記プーリ
ングアイのエポキシ樹脂に対する係止効果を充分
に保障するものである。
すなわち、本考案に係る平型ケーブルの牽引端
部は、多数本の導体を横一列に配列し、これらの
外部にゴムまたはプラスチツクを平型に被覆して
なる垂直幹線用平型ケーブルの牽引端部であつ
て、前記ケーブル端末から口出した口出導体群に
は、これら口出導体群の平型状を維持し厚みが上
記ケーブルの厚みの0.9〜1.2倍とされた平型吊留
スリーブを圧縮固着すると共に該スリーブ上には
絶縁キヤツプを被着し、この絶縁キヤツプ被着の
平型吊留スリーブ上には、横断面が矩形パイプ状
とされ且つその下端の矩形状開口部をケーブルの
平型外周形状に近接する大きさに絞つてなるプー
リングアイを、その絞り口部がケーブル被覆層端
部上に位置するようにして被嵌し、該プーリング
アイ内には硬化性樹脂を充填硬化してなることを
特徴とする構成である。
部は、多数本の導体を横一列に配列し、これらの
外部にゴムまたはプラスチツクを平型に被覆して
なる垂直幹線用平型ケーブルの牽引端部であつ
て、前記ケーブル端末から口出した口出導体群に
は、これら口出導体群の平型状を維持し厚みが上
記ケーブルの厚みの0.9〜1.2倍とされた平型吊留
スリーブを圧縮固着すると共に該スリーブ上には
絶縁キヤツプを被着し、この絶縁キヤツプ被着の
平型吊留スリーブ上には、横断面が矩形パイプ状
とされ且つその下端の矩形状開口部をケーブルの
平型外周形状に近接する大きさに絞つてなるプー
リングアイを、その絞り口部がケーブル被覆層端
部上に位置するようにして被嵌し、該プーリング
アイ内には硬化性樹脂を充填硬化してなることを
特徴とする構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第１図は本考案に係る平型ケーブルの牽引端部
を示し、該端部は平型ケーブルを牽引延線して天
井ＴにＵボルトＰ，ＵクレビスＫ等を介して吊支
した状態で示されている。第２図並びに第３図は
第１図における−断面図並びに−断面図
をそれぞれ示している。
を示し、該端部は平型ケーブルを牽引延線して天
井ＴにＵボルトＰ，ＵクレビスＫ等を介して吊支
した状態で示されている。第２図並びに第３図は
第１図における−断面図並びに−断面図
をそれぞれ示している。
第１図乃至第３図において、１は平型ケーブル
であり、多数本の導体１１，……を横一列に配列
し、これらの導体群の外部にゴム・プラスチツク
１２を被覆した構成である。１１０は口出導体
群、２は口出導体群１１０に圧縮接続して固着さ
れた平型吊留スリーブであり、その厚みａはケー
ブル１の厚みｂの0.9〜1.2倍とされている。３は
分岐線ケーブルであり、その口出導体３１が平型
吊留スリーブ２に圧縮接続されている。この分岐
線ケーブル３は場合によつては省略されることが
ある。４は平型吊留スリーブ２に被着した絶縁キ
ヤツプである。
であり、多数本の導体１１，……を横一列に配列
し、これらの導体群の外部にゴム・プラスチツク
１２を被覆した構成である。１１０は口出導体
群、２は口出導体群１１０に圧縮接続して固着さ
れた平型吊留スリーブであり、その厚みａはケー
ブル１の厚みｂの0.9〜1.2倍とされている。３は
分岐線ケーブルであり、その口出導体３１が平型
吊留スリーブ２に圧縮接続されている。この分岐
線ケーブル３は場合によつては省略されることが
ある。４は平型吊留スリーブ２に被着した絶縁キ
ヤツプである。
５はプーリングアイであり、第１図および第２
図に図示するように、横断面が矩形パイプ状とさ
れ且つその下端には矩形状の開口部が形成してあ
る。このプーリングアイ５は上記平型吊留スリー
ブ２並びにケーブル１のゴム・プラスチツク被覆
層端部１２０に跨がつて被せられている。６はプ
ーリングアイ５内に充填した硬化性樹脂例えばエ
ポキシ樹脂である。
図に図示するように、横断面が矩形パイプ状とさ
れ且つその下端には矩形状の開口部が形成してあ
る。このプーリングアイ５は上記平型吊留スリー
ブ２並びにケーブル１のゴム・プラスチツク被覆
層端部１２０に跨がつて被せられている。６はプ
ーリングアイ５内に充填した硬化性樹脂例えばエ
ポキシ樹脂である。
上記プーリングアイ５の開口部は、その先端が
ケーブル１の平型外周形状に近接する大きさに絞
られた絞り口５１とされており、この絞り口５１
のうち口巾部分Ｃのテーパ角度αを大きくなし得
れば、プーリングアイ５とエポキシ樹脂６との係
止効果を効果的に増大できる（テーパ角度αの広
大さが比較的広いプーリングアイの口巾Ｃとの積
で係止効果を向上する）。
ケーブル１の平型外周形状に近接する大きさに絞
られた絞り口５１とされており、この絞り口５１
のうち口巾部分Ｃのテーパ角度αを大きくなし得
れば、プーリングアイ５とエポキシ樹脂６との係
止効果を効果的に増大できる（テーパ角度αの広
大さが比較的広いプーリングアイの口巾Ｃとの積
で係止効果を向上する）。
而るに、本考案においては平型吊留スリーブ２
の厚みａがケーブル１の厚みｂの0.9〜1.2倍とさ
れて充分に薄く制限されており、従つて、プーリ
ングアイ５の絞り口５１の厚みｅをケーブル１の
厚みｂに相当に接近させてもケーブル端末部への
プーリングアイ５の挿通には支障にならず、而し
て、絞り口５１における口巾部分Ｃのテーパ角度
αをそれだけ大きくできるから、上記プーリング
アイ５とエポキシ樹脂６との係止効果を良好に向
上できる。因に、平型吊留スリーブ２の厚みａが
ケーブル１の厚みｂの0.9倍以下のときには、ケ
ーブル１の垂直荷重（例えば、自重×150m×４
倍）を支えきれなくなつてしまい、つまり、スリ
ーブ２を支承するエポキシ樹脂６が破壊してしま
い、プーリングアイ５からケーブル１が脱落して
しまう。一方、スリーブ２の厚みａがケーブル１
の厚みｂの1.2倍以上のときには、プーリングア
イ５の絞り口５１の厚みｅが更に大きくなつてし
まうため、プーリングアイ５を大型化せざるを得
ずコスト的に不利となるばかりかビル内の床貫通
孔を牽引し得なくなる。
の厚みａがケーブル１の厚みｂの0.9〜1.2倍とさ
れて充分に薄く制限されており、従つて、プーリ
ングアイ５の絞り口５１の厚みｅをケーブル１の
厚みｂに相当に接近させてもケーブル端末部への
プーリングアイ５の挿通には支障にならず、而し
て、絞り口５１における口巾部分Ｃのテーパ角度
αをそれだけ大きくできるから、上記プーリング
アイ５とエポキシ樹脂６との係止効果を良好に向
上できる。因に、平型吊留スリーブ２の厚みａが
ケーブル１の厚みｂの0.9倍以下のときには、ケ
ーブル１の垂直荷重（例えば、自重×150m×４
倍）を支えきれなくなつてしまい、つまり、スリ
ーブ２を支承するエポキシ樹脂６が破壊してしま
い、プーリングアイ５からケーブル１が脱落して
しまう。一方、スリーブ２の厚みａがケーブル１
の厚みｂの1.2倍以上のときには、プーリングア
イ５の絞り口５１の厚みｅが更に大きくなつてし
まうため、プーリングアイ５を大型化せざるを得
ずコスト的に不利となるばかりかビル内の床貫通
孔を牽引し得なくなる。
上述した通り、本考案に係る平型ケーブルの牽
引端部は、垂直幹線用平型ケーブルの口出導体群
に圧縮固着してプーリングアイに充填される硬化
性樹脂（エポキシ樹脂）により支承される平型吊
留スリーブの厚みを、当該平型ケーブルの厚みの
0.9〜1.2倍としたから、プーリングアイの絞り口
部の口径を平型ケーブルの断面寸法によく接近で
き、プーリングアイを大型化させることなくその
絞りのテーパ角度を大きくとることが可能とな
り、プーリングアイのエポキシ樹脂に対する係止
効果を良好に増大できる。
引端部は、垂直幹線用平型ケーブルの口出導体群
に圧縮固着してプーリングアイに充填される硬化
性樹脂（エポキシ樹脂）により支承される平型吊
留スリーブの厚みを、当該平型ケーブルの厚みの
0.9〜1.2倍としたから、プーリングアイの絞り口
部の口径を平型ケーブルの断面寸法によく接近で
き、プーリングアイを大型化させることなくその
絞りのテーパ角度を大きくとることが可能とな
り、プーリングアイのエポキシ樹脂に対する係止
効果を良好に増大できる。
従つて、本考案によれば布設スペース上有利な
コンパクトで且つ係止力の優れた平型ケーブルの
牽引端部を提供することができる。
コンパクトで且つ係止力の優れた平型ケーブルの
牽引端部を提供することができる。
殊に、本考案に係る牽引端部は、垂直幹線用平
型配電ケーブル線路のようにＲ，Ｓ，Ｔの三相分
すなわち三条の平型ケーブルを積層して布設する
場合の牽引端部として使用すれば、これら牽引端
部を良好な積層配列にすることができ、積層ケー
ブル部分と同様な低インピーダンス化構造になし
得ると共に、スペース的にも甚だ有利に布設でき
るという実用的効果を奏する。
型配電ケーブル線路のようにＲ，Ｓ，Ｔの三相分
すなわち三条の平型ケーブルを積層して布設する
場合の牽引端部として使用すれば、これら牽引端
部を良好な積層配列にすることができ、積層ケー
ブル部分と同様な低インピーダンス化構造になし
得ると共に、スペース的にも甚だ有利に布設でき
るという実用的効果を奏する。
第１図は本考案に係る平型ケーブルの牽引端部
を示す説明図、第２図並びに第３図は第１図にお
ける−断面図並びに−断面図である。 図において、１は平型ケーブル、１１０は口出
導体群、２は平型吊留スリーブ、５はプーリング
アイ、５１は絞り口、６は硬化性樹脂である。
を示す説明図、第２図並びに第３図は第１図にお
ける−断面図並びに−断面図である。 図において、１は平型ケーブル、１１０は口出
導体群、２は平型吊留スリーブ、５はプーリング
アイ、５１は絞り口、６は硬化性樹脂である。
Claims (1)
- 多数本の導体を横一列に配列し、これらの外部
にゴムまたはプラスチツクを平型に被覆してなる
垂直幹線用平型ケーブルの牽引端部であつて、前
記ケーブル端末から口出した口出導体群には、こ
れら口出導体群の平型状を維持し厚みが上記ケー
ブルの厚みの0.9〜1.2倍とされた平型吊留スリー
ブを圧縮固着すると共に該スリーブ上には絶縁キ
ヤツプを被着し、この絶縁キヤツプ被着の平型吊
留スリーブ上には、横断面が矩形パイプ状とされ
且つその下端の矩形状開口部をケーブルの平型外
周形状に近接する大きさに絞つてなるプーリング
アイを、その絞り口部がケーブル被覆層端部上に
位置するようにして被嵌し、該プーリングアイ内
には硬化性樹脂を充填硬化してなることを特徴と
する平型ケーブルの牽引端部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16500482U JPS5969633U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 平型ケ−ブルの牽引端部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16500482U JPS5969633U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 平型ケ−ブルの牽引端部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969633U JPS5969633U (ja) | 1984-05-11 |
| JPH0412752Y2 true JPH0412752Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=30361600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16500482U Granted JPS5969633U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 平型ケ−ブルの牽引端部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969633U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60206647A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-18 | Sekisui Chem Co Ltd | ロツト表示方法及びそれに使用するグラビアオフセツト印刷機 |
| JPH0644265Y2 (ja) * | 1984-04-28 | 1994-11-14 | 昭和電線電纜株式会社 | ケ−ブル引留端部 |
| JPS6112143A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | Fujitsu Ltd | 伝搬歪補償回路 |
| JPH0713390Y2 (ja) * | 1984-08-29 | 1995-03-29 | 昭和電線電纜株式会社 | ケ−ブル引留端部 |
| JP6839518B2 (ja) * | 2016-10-25 | 2021-03-10 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | プーリングアイ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535888B2 (ja) * | 1974-08-21 | 1980-09-17 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608501Y2 (ja) * | 1978-08-30 | 1985-03-26 | 三菱電線工業株式会社 | 電線の垂直支持部 |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP16500482U patent/JPS5969633U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535888B2 (ja) * | 1974-08-21 | 1980-09-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969633U (ja) | 1984-05-11 |
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