JP3237729B2 - プレハンガー型ケーブルを用いた工法 - Google Patents
プレハンガー型ケーブルを用いた工法Info
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- JP3237729B2 JP3237729B2 JP32611493A JP32611493A JP3237729B2 JP 3237729 B2 JP3237729 B2 JP 3237729B2 JP 32611493 A JP32611493 A JP 32611493A JP 32611493 A JP32611493 A JP 32611493A JP 3237729 B2 JP3237729 B2 JP 3237729B2
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- cable
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- coaxial cable
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は支持線と同軸ケーブルを
間欠的にプラスチックモールドによって一体化したプレ
ハンガー型同軸ケーブルを用いた工法に関するものであ
る。
間欠的にプラスチックモールドによって一体化したプレ
ハンガー型同軸ケーブルを用いた工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
CATV用の幹線ケーブルとして使用されている同軸ケ
ーブルとしては、同軸ケーブルに支持線を縦添えし、そ
の両者にバインド線を巻きつけたラッシング自己支持形
ケーブルや、同軸ケーブルを外部導体の状態で支持線と
間隔をおいて平行に配置し、これらに共通にポリエチレ
ン等のプラスチック被覆を施した8字状自己支持形ケー
ブルがある。
CATV用の幹線ケーブルとして使用されている同軸ケ
ーブルとしては、同軸ケーブルに支持線を縦添えし、そ
の両者にバインド線を巻きつけたラッシング自己支持形
ケーブルや、同軸ケーブルを外部導体の状態で支持線と
間隔をおいて平行に配置し、これらに共通にポリエチレ
ン等のプラスチック被覆を施した8字状自己支持形ケー
ブルがある。
【0003】このようなCATV用同軸ケーブルは、通
常配電線用支柱や電話線用支柱の限られた場所に架設さ
れ、又そのネットワーク性質上、幹線用同軸ケーブルの
他に、分配用の同軸ケーブルを併設する区間が多い。し
かし、幹線用同軸ケーブルに分配用の同軸ケーブルを共
架する場合に、上記自己支持型同軸ケーブルは支持線と
同軸ケーブルの間に隙間がなく、ケーブルハンガーが使
用できない。又幹線用同軸ケーブルに分配用の同軸ケー
ブルをラッシングワイヤ等で共架する場合は、同軸ケー
ブルがアルミシース外部導体を具えているために、ケー
ブルのくせが外観上顕著で、工法的に受け入れられない
という問題点があった。
常配電線用支柱や電話線用支柱の限られた場所に架設さ
れ、又そのネットワーク性質上、幹線用同軸ケーブルの
他に、分配用の同軸ケーブルを併設する区間が多い。し
かし、幹線用同軸ケーブルに分配用の同軸ケーブルを共
架する場合に、上記自己支持型同軸ケーブルは支持線と
同軸ケーブルの間に隙間がなく、ケーブルハンガーが使
用できない。又幹線用同軸ケーブルに分配用の同軸ケー
ブルをラッシングワイヤ等で共架する場合は、同軸ケー
ブルがアルミシース外部導体を具えているために、ケー
ブルのくせが外観上顕著で、工法的に受け入れられない
という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、ケーブルハンガーを用いて別のケーブルの併設
を可能にしたプレハンガー型ケーブルを用いた工法を提
供するもので、その特徴は、間隔をおいて配置した支持
線と本体ケーブルを間欠的にプラスチックモールドによ
って一体化したプレハンガー型ケーブルをあらかじめ架
設しておき、その後上記支持線に別のケーブルをケーブ
ルハンガーで吊下げて併設することにある。
解消し、ケーブルハンガーを用いて別のケーブルの併設
を可能にしたプレハンガー型ケーブルを用いた工法を提
供するもので、その特徴は、間隔をおいて配置した支持
線と本体ケーブルを間欠的にプラスチックモールドによ
って一体化したプレハンガー型ケーブルをあらかじめ架
設しておき、その後上記支持線に別のケーブルをケーブ
ルハンガーで吊下げて併設することにある。
【0005】
【実施例】図2は本発明においてあらかじめ架設される
プレハンガー型ケーブルの説明図で、図2(イ)は側面
図、図2(ロ)は図2(イ)のX2−X2断面図である。
図面において、1は亜鉛メッキ鋼撚線等の支持線、2は
例えばCATV用の幹線用同軸ケーブルである。上記支
持線1と同軸ケーブル2を間隔をおいて配置し、長さ方
向に適当間隔毎にプラスチックモールド3によって一体
化する。この際、各モールド3部間において各々支持線
1に対して同軸ケーブル2の長さを、支持線1の温度伸
縮率と同軸ケーブル2のそれとの差の割合に応じて長く
しておく。
プレハンガー型ケーブルの説明図で、図2(イ)は側面
図、図2(ロ)は図2(イ)のX2−X2断面図である。
図面において、1は亜鉛メッキ鋼撚線等の支持線、2は
例えばCATV用の幹線用同軸ケーブルである。上記支
持線1と同軸ケーブル2を間隔をおいて配置し、長さ方
向に適当間隔毎にプラスチックモールド3によって一体
化する。この際、各モールド3部間において各々支持線
1に対して同軸ケーブル2の長さを、支持線1の温度伸
縮率と同軸ケーブル2のそれとの差の割合に応じて長く
しておく。
【0006】図1は上記プレハンガー型ケーブルを用い
た本発明工法の説明図で、図1(イ)は工法終了状態の
要部の側面図、図1(ロ)は図1(イ)X1−X1矢視断
面図である。あらかじめ架設されたプレハンガー型本体
ケーブル(図2参照)の支持線1と同軸ケーブル2の間
隔を利用して、この間隔内にケーブルハンガー5の取付
け部5aを挿入して、ケーブルハンガー5を支持線1に取
付けることによって、ケーブルハンガー5の下部把持部
5bに把持された別のケーブル4を吊下げ、上記幹線用同
軸ケーブル2と併設することができる。
た本発明工法の説明図で、図1(イ)は工法終了状態の
要部の側面図、図1(ロ)は図1(イ)X1−X1矢視断
面図である。あらかじめ架設されたプレハンガー型本体
ケーブル(図2参照)の支持線1と同軸ケーブル2の間
隔を利用して、この間隔内にケーブルハンガー5の取付
け部5aを挿入して、ケーブルハンガー5を支持線1に取
付けることによって、ケーブルハンガー5の下部把持部
5bに把持された別のケーブル4を吊下げ、上記幹線用同
軸ケーブル2と併設することができる。
【0007】上記併設される別のケーブル4は分配用同
軸ケーブルであってもよく、他の通信ケーブルや制御用
ケーブルであってもよく、あるいはこれらケーブルの複
数本を同時に併設するようにしてもよい。又、本体ケー
ブル2は図1(ロ)に示すように別のケーブル4と同時
にケーブルハンガー5内に包含されるようにしてもよ
い。
軸ケーブルであってもよく、他の通信ケーブルや制御用
ケーブルであってもよく、あるいはこれらケーブルの複
数本を同時に併設するようにしてもよい。又、本体ケー
ブル2は図1(ロ)に示すように別のケーブル4と同時
にケーブルハンガー5内に包含されるようにしてもよ
い。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプレハン
ガー型ケーブルを用いた工法によれば、プレハンガー型
本体ケーブルの支持線と本体ケーブルの間隔にケーブル
ハンガーを挿入することにより、従来困難であった別の
ケーブルの併設が短工期で安価に実施できる。従って例
えばCATVの分野において、幹線用同軸ケーブルに併
設して分配用同軸ケーブル等を架設する際に利用すれば
極めて効果的である。
ガー型ケーブルを用いた工法によれば、プレハンガー型
本体ケーブルの支持線と本体ケーブルの間隔にケーブル
ハンガーを挿入することにより、従来困難であった別の
ケーブルの併設が短工期で安価に実施できる。従って例
えばCATVの分野において、幹線用同軸ケーブルに併
設して分配用同軸ケーブル等を架設する際に利用すれば
極めて効果的である。
【図1】本発明工法の説明図で、図1(イ)は工法終了
状態の要部の側面図、図1(ロ)は図1(イ)のX1−X1
矢視断面図である。
状態の要部の側面図、図1(ロ)は図1(イ)のX1−X1
矢視断面図である。
【図2】本発明工法においてあらかじめ架設されるプレ
ハンガー型ケーブルの説明図で、図2(イ)は側面図、
図2(ロ)は図2(イ)のX2−X2断面図である。
ハンガー型ケーブルの説明図で、図2(イ)は側面図、
図2(ロ)は図2(イ)のX2−X2断面図である。
1 支持線 2 本体ケーブル 3 プラスチックモールド 4 別のケーブル 5 ケーブルハンガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−164216(JP,A) 特開 平4−261322(JP,A) 特開 平2−273012(JP,A) 実開 昭64−30629(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/02 H01B 7/18 H01B 11/18 H02G 7/05
Claims (5)
- 【請求項1】 間隔をおいて配置した支持線と本体ケー
ブルを間欠的にプラスチックモールドによって一体化し
たプレハンガー型ケーブルをあらかじめ架設しておき、
その後上記支持線に別のケーブルをケーブルハンガーで
吊下げて併設すると共に、前記間隔はケーブルハンガー
の取付け部が挿入できる隙間を有し、前記ケーブルハン
ガーはプラスチックモールドにより一体化した本体ケー
ブルをその中に包含することを特徴とするプレハンガー
型ケーブルを用いた工法。 - 【請求項2】 支持線が亜鉛メッキ鋼撚線であることを
特徴とする請求項1記載のプレハンガー型ケーブルを用
いた工法。 - 【請求項3】 併設する別のケーブルが同軸ケーブルで
あることを特徴とする請求項1記載のプレハンガー型ケ
ーブルを用いた工法。 - 【請求項4】 併設する別のケーブルが複数本であるこ
とを特徴とする請求項1記載のプレハンガー型ケーブル
を用いた工法。 - 【請求項5】 本体ケーブルが同軸ケーブルであること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプレハン
ガー型ケーブルを用いた工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32611493A JP3237729B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | プレハンガー型ケーブルを用いた工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32611493A JP3237729B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | プレハンガー型ケーブルを用いた工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154908A JPH07154908A (ja) | 1995-06-16 |
JP3237729B2 true JP3237729B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18184245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32611493A Expired - Fee Related JP3237729B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | プレハンガー型ケーブルを用いた工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100913235B1 (ko) * | 2007-11-08 | 2009-08-24 | 두산중공업 주식회사 | 다도체용 콘덕터 훅 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32611493A patent/JP3237729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07154908A (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |