JPH04127280U - スプライサー - Google Patents
スプライサーInfo
- Publication number
- JPH04127280U JPH04127280U JP4009091U JP4009091U JPH04127280U JP H04127280 U JPH04127280 U JP H04127280U JP 4009091 U JP4009091 U JP 4009091U JP 4009091 U JP4009091 U JP 4009091U JP H04127280 U JPH04127280 U JP H04127280U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- compressed air
- yarn
- supply path
- splicing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 糸継ぎ時に親糸から突出する角状部分の毛羽
伏せを行う補助ノズルに供給する圧縮空気を、糸継ぎノ
ズルへの圧縮空気の供給後、正確なタイミングにより供
給することができるようにする。 【構成】第1供給路16からの圧縮空気により糸継ぎを
行う糸継ぎノズル1、第2供給路17からの圧縮空気に
より糸端の毛羽伏せを行う補助ノズル2,3、第2供給
路17に設けられ空気圧作動室21を有する開閉弁1
9、該空気圧作動室21と第1供給路16間を連通し、
絞り23を備えた連通路22とによりスプライサーを構
成したものであり、それにより糸継ぎノズル作動後、所
定のタイミングで補助ノズルを作動することができるよ
うにしたものである。
伏せを行う補助ノズルに供給する圧縮空気を、糸継ぎノ
ズルへの圧縮空気の供給後、正確なタイミングにより供
給することができるようにする。 【構成】第1供給路16からの圧縮空気により糸継ぎを
行う糸継ぎノズル1、第2供給路17からの圧縮空気に
より糸端の毛羽伏せを行う補助ノズル2,3、第2供給
路17に設けられ空気圧作動室21を有する開閉弁1
9、該空気圧作動室21と第1供給路16間を連通し、
絞り23を備えた連通路22とによりスプライサーを構
成したものであり、それにより糸継ぎノズル作動後、所
定のタイミングで補助ノズルを作動することができるよ
うにしたものである。
Description
【0001】
本考案は圧縮空気の作用で紡績糸の糸継ぎを行うスプライサーに関する。
【0002】
紡績糸の糸継ぎを行うに際し、互いに重ね合わされた糸端部分に圧縮流体を作
用させることにより2本の糸端を継ぐためスプライサーを用いている。
このスプライサーにおいては、2本の糸端を糸継ノズル内に糸同士が互いに反
対方向に向くように挿入し、その糸継ノズル内において回転する圧縮空気を噴出
することにより、2本の糸端の重ね合わせ部分が絡みつき、加撚等の作用を受け
て、糸端部分の糸継ぎを行うようにしたものである。このようなスプライサーを
用いて長繊維で構成される糸においては、継ぎ目の両端部に糸端先端部分が巻付
かず、親糸から分離した角状部分が生じ、織物面、編地面の外観が悪い。
【0003】
そのため、糸継ぎを行う糸継ぎノズルの前後に補助ノズルを設け、糸継ぎノズ
ルでの糸継ぎ後に補助ノズル内に作用する圧縮空気の回転力で角状部分を親糸に
絡みつかせる巻き付けを行うことが提案されている。この時補助ノズルに供給す
る圧縮空気は、糸継ぎノズルの作動後0.1秒程度遅れて作動させる必要があり
、そのため補助ノズル用圧縮空気供給路にメカニカルバルブを設けてその開時期
を調整することが考えられている。
【0004】
上記のような糸継ぎノズルと補助ノズルで構成されるスプライサーにおいて、
補助ノズルへの圧縮空気の供給を糸継ぎノズルへの圧縮空気の供給より0.1秒
程度遅れて供給する際、各ノズルへの圧縮空気供給路中に設けたメカニカルバル
ブの開閉を正確に制御することが困難であリ、補助ノズルの圧縮空気の供給のタ
イミングを微妙に調整することが困難であった。
【0005】
したがって、本考案は、糸継ぎ時に親糸から突出する角状部分の巻き付けを行
う補助ノズルに供給する圧縮空気を、糸継ぎノズルへの圧縮空気の供給後、正確
なタイミングにより供給することができるようにすることを目的とする。
【0006】
本考案は上記従来のものの欠点を解消するため、第1供給路からの圧縮空気に
より糸継ぎを行う糸継ぎノズル、第2供給路からの圧縮空気により糸端の巻き付
けを行う補助ノズル、第2供給路に設けられ空気圧作動室を有する開閉弁、該空
気圧作動室と第1供給路間を連通し、絞りを備えた連通路とによりスプライサー
を構成したものであり、それにより糸継ぎノズル作動後、所定のタイミングで補
助ノズルを作動することができるようにしたものである。
【0007】
本考案は上記のように構成したので、本考案は、上記のように構成したので、
第1供給路から供給される圧縮空気によって糸継ぎノズルで糸継ぎを行う時、そ
の圧縮空気が連通路にも作用し、絞りを通ることによって所定の時間遅れを与え
られて開閉弁の空気圧作動室に供給される。それにより、開閉弁は開放し、第2
供給路から供給される圧縮空気は補助ノズルに入り、糸継ぎ時に生じた糸端の角
状部分に作用して巻き付けを行う。
【0008】
本考案の実施例を図面に沿って説明する。前記のように既に提案されているス
プライサーは第1図に略示するように、糸継ぎを行う糸継ぎノズル1の上下に補
助ノズル2,3を設け、2本の糸端4,5を各ノズルに導き、糸継ぎノズル1に
おいては第1ブラスト6から供給される圧縮空気によって2本の糸端4,5の撚
りを戻しつつ絡み合わせて再撚し、糸継ぎを行っている。また、糸継ぎ時に、親
糸7から突出した角状部10,11の巻き付けを行うため、補助ノズル2,3の
第2ブラスト12及び第3ブラスト13の各補助ブラストに圧縮空気を供給し、
角状部10,11に回転を与えて親糸7に巻き付かせる。なお、各ノズルにおい
ては第2図に示すように、糸継ぎノズル1では2本の糸端4,5の中間に圧縮空
気を吹きつけ、2本の糸を逆方向に回転させて、それぞれの糸の撚りをほぐしつ
つ再撚して糸継ぎを行う。また上部の補助ノズル2では糸の撚り方向に圧縮空気
を供給し、角状部を親糸周りに回転させて巻き付けを行い、下部の補助ノズル3
では角状部を逆方向に回転させる圧縮空気により親糸周りに回転させて巻き付け
を行う。
【0009】
各ノズルに供給する圧縮空気供給路は、第3図に示すようにメイン供給路15
から第1供給路16と第2供給路17とに分岐し、第1供給路16には作動レバ
ー18によってその位置を切替えられる開閉弁20を備え、糸継ぎノズル1の第
1ブラスト6に連通している。第2供給路17は空気圧作動室21に作用する圧
縮空気によって、その位置を切替えられる開閉弁19を備え、その下流では補助
ノズルの第2ブラスト12及び第3ブラスト13に対して分岐して連通している
。第1供給路には連通路22が接続し、連通路22には可変絞り23とチェック
弁24との並設部を介して開閉弁19の空気圧作動室21に接続している。
【0010】
上記構成においてスプライサーの作動時には、メイン供給路15から第1供給
路16に供給されている圧縮空気は、作動レバー18の押し込みによって開閉弁
20の図示の閉弁位置から開弁位置に切替えられ、圧縮空気を糸継ぎノズル1内
の第1ブラスト6に供給し糸継ぎを行う。第1供給路16に供給される圧縮空気
は連通路22にも供給され、遅れを与えられて空気圧作動室21に供給されるこ
とにより、開閉弁19は図示の閉弁位置から開弁位置に切替えられ、絞り23に
よって調整される。それにより、補助ノズルの第2ブラスト12と第3ブラスト
13に圧縮空気が供給され、糸継ノズルにおいて糸継ぎ作業がほぼ終了し、糸端
の角状部が突出している部分に作用して角状部を回転させ、角状部を親糸に巻き
付かせて毛羽伏せを行う。
【0011】
糸継ぎ作業終了後は、作動レバー18を元に戻すことにより、開閉弁20は閉
弁し、第1供給路16が低圧になることによってチェック弁24が作動し、空気
圧作動室21内の圧縮空気を第1供給路16に逃がし、開閉弁19をスプリング
25の力によって閉弁位置とする。
【0012】
上記補助ノズルへの圧縮空気の供給を糸継ぎノズルへの圧縮空気の供給から遅
らせる時間は、第4図に示すつまみ30を回動することにより任意に変更可能で
ある。また上記実施例において、第1ブラストへの圧縮空気の供給、遮断を行う
開閉弁は、第1供給路に設けているが、メイン供給路中に設けても良い。
【0013】
本考案は、上記のように構成し作用するので、糸継ぎを行うノズルへの圧縮空
気の供給後、正確な所定の時間経過後に補助ノズルへの圧縮空気の供給ができる
ので、糸継ぎ時に生じる糸端が親糸から突出した角状部を親糸に巻き付けを正確
に行うことができる。
【図1】本考案が適用されるスプライサーのノズル部分
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】第1図の各ノズルの横断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す空気圧回路図である。
【図4】本考案が適用されるスプライサーの斜視図であ
る。
る。
1 糸継ぎノズル
2 補助ノズル
3 補助ノズル
4 糸端
5 糸端
6 第1ブラスト
7 親糸
10 角状部
11 角状部
12 第2ブラスト
13 第3ブラスト
15 メイン供給路
16 第1供給路
17 第2供給路
19 開閉弁
20 開閉弁
21 空気圧作動室
22 連通路
23 絞り
24 チェック弁
Claims (1)
- 【請求項1】 第1供給路からの圧縮空気により糸継ぎ
を行う糸継ノズル、第2供給路からの圧縮空気により糸
端の巻き付けを行う補助ノズル、第2供給路に設けられ
た空気圧作動室を有する開閉弁、該空気圧作動室と第1
供給路間を連通ししぼりを備えた連通路とからなること
を特徴とするスプライサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4009091U JPH04127280U (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | スプライサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4009091U JPH04127280U (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | スプライサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127280U true JPH04127280U (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=31921221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4009091U Pending JPH04127280U (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | スプライサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127280U (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8977008B2 (en) | 2004-09-30 | 2015-03-10 | Donnelly Corporation | Driver assistance system for vehicle |
US9014904B2 (en) | 2004-12-23 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
US9041806B2 (en) | 2009-09-01 | 2015-05-26 | Magna Electronics Inc. | Imaging and display system for vehicle |
US9245448B2 (en) | 2001-07-31 | 2016-01-26 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for a vehicle |
US9264672B2 (en) | 2010-12-22 | 2016-02-16 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Vision display system for vehicle |
US9440535B2 (en) | 2006-08-11 | 2016-09-13 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
US9555803B2 (en) | 2002-05-03 | 2017-01-31 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
US11847836B2 (en) | 2004-04-15 | 2023-12-19 | Magna Electronics Inc. | Vehicular control system with road curvature determination |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP4009091U patent/JPH04127280U/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9245448B2 (en) | 2001-07-31 | 2016-01-26 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for a vehicle |
US9463744B2 (en) | 2001-07-31 | 2016-10-11 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for a vehicle |
US9555803B2 (en) | 2002-05-03 | 2017-01-31 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
US11847836B2 (en) | 2004-04-15 | 2023-12-19 | Magna Electronics Inc. | Vehicular control system with road curvature determination |
US8977008B2 (en) | 2004-09-30 | 2015-03-10 | Donnelly Corporation | Driver assistance system for vehicle |
US9014904B2 (en) | 2004-12-23 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
US9440535B2 (en) | 2006-08-11 | 2016-09-13 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
US9041806B2 (en) | 2009-09-01 | 2015-05-26 | Magna Electronics Inc. | Imaging and display system for vehicle |
US9264672B2 (en) | 2010-12-22 | 2016-02-16 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Vision display system for vehicle |
US9469250B2 (en) | 2010-12-22 | 2016-10-18 | Magna Electronics Inc. | Vision display system for vehicle |
US9598014B2 (en) | 2010-12-22 | 2017-03-21 | Magna Electronics Inc. | Vision display system for vehicle |
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