JPH04127233A - ソフトウェア開発支援辞書システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ソフトウェア開発支援辞書システムに関し、
特に、ソフトウェア開発において、使用するデータ項目
の画面フォーマット、帳票フォーマット、レコードフォ
ーマットなどの情報を予じめデータ項目辞書として作成
しておき、ソフトウェア開発時のデータ項目入力時に、
データ項目辞書を画面に表示し検索しながら参照し、ソ
フトウェア開発に利用するソフトウェア開発支援辞書シ
ステムに関するものである。

〔従来の技術〕

現在、ソフトウェア開発において利用されているソフト
ウェア開発支援システムの１つのサブシステムとして、
プログラム開発前に使用するデータ項目の分析を行い、
その結果のデータ項目をデータ項目辞書としてシステム
内に作成するデータ項目の電子辞書システムがある。こ
のデータ項目の電子辞書システムは、システム内に１つ
作成されるだけである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述のようなソフトウェア開発に際して作成
される電子辞書システムは、データ項目を辞書項目とし
て使用するための電子辞書システムであり、辞書項目は
、具体的には、当該ソフトウェア開発における画面フォ
ーマット、４１票フォーマット、レコードフォーマット
情報などの各々のデータ項目である。このようにソフト
ウェア開発において、利用される辞書のデータ項目は、
画面フォーマット、帳票フォーマット、レコードフォー
マット情報などのデータ項目をあるまとまった単位で処
理されることが多い、このため、データ項目を辞書とし
て使用する電子辞書システムにおいては、画面フォーマ
ット、帳票フォーマット。

レコードフォーマット情報などのデータ項目をあるまと
まった単位で、辞書項目として参照できることが所望さ
れる。

しかし、現在、実用化されているソフトウェア開発支援
システムの１つのサブシステムの電子辞書システムでは
、辞書の項目の一つ一つを検索参照することはできるが
、まとまった単位で辞書の項目を検索参照することはで
きない。

更に、ソフトウェア開発においては、開発システムの設
計が進むにつれ、データ項目の辞書内容は変更されるこ
とが多い、このため、まず、データ項目の電子辞書シス
テムを作成してから、ソフトウェア開発を進める開発工
程をとる場合、各々のデータ項目の日本語名、記号名、
属性などが決まらす、データ項目の辞書の作成に時間が
かがることが多くあり、以降の作業の遅れを生じさせる
場合がある。また、電子辞書システムの辞書内には、同
じ日本語名を１つしが定義できないため、画面データ、
帳票データ、レコードデータなど、同じ名前であるが属
性の異なるデータ項目を登録する場合、また、途中で長
さが変わるデータ項目を登録する場合には、異なった名
称を付ける必要があるが、異なった名称を付けると、該
当するデータ項目の管理が煩雑となり、データ項目の電
子辞書システムを十分に有効に活用できないという問題
がある。

本発明は、これらの問題点を解決するためになされたも
のである。

本発明の目的は、辞書項目とするデータ項目を、画面フ
ォーマット、帳票フォーマット、レコードフォーマット
情報などのデータ項目をあるまとまった単位で作成し、
辞書項目として登録し利用可能とするソフトウェア開発
支援辞書システムを提供することにある。

本発明の他の目的は、まとまったデータ項目を辞書群と
して管理し、異なる辞書群に対して同−日本語名の辞書
項目を登録することができるソフトウェア開発支援辞書
システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明のソフトウェア開発支
援辞書システムは、ソフトウェア開発のための各々のデ
ータ項目を辞書項目として管理するソフトウェア開発支
援辞書システムであって、辞書項目のデータ項目にデー
タ項目キー情報を付加して管理するデータ項目管理部と
、辞書項目のデータ項目の一群のまとまった単位を辞書
群として辞書群キー情報を付加して管理する辞書群管理
部と、データ項目毎に付加されたデータ項目キー情報お
よび辞書群キー情報を合わせて、辞書項目のデータ項目
を特定して検索するデータ項目検索処理部とを備えるこ
とを特徴とする。

〔作用〕

これによれば、ソフトウェア開発支援辞書システムには
、データ項目管理部と、辞書群管理部とデータ項目検索
処理部とが備えられる。データ項目管理部は、辞書項目
のデータ項目にデータ項目キー情報を付加して管理し、
辞書群管理部が、辞書項目のデータ項目の一群のまとま
った単位を辞書群として辞書群キー情報を付加して管理
する８また、データ項目検索処理部は、データ項目毎に
付加されたデータ項目キー情報および辞書群キー情報を
合わせて、辞書項目のデータ項目を特定して検索する。

このように、画面フォーマット、帳票フォーマット、レ
コードフォーマット情報などのデータ項目の辞書項目は
、データ項目キー情報を付加して管理するが、更に、こ
れらのデータ項目に対しであるまとまった単位を辞書群
として、辞書群キー情報を付加して管理する。このため
、複数の辞書群が管理されるので、辞書群が異なれば、
データ項目として、同一の日本語名、同一の記号名がそ
のま辞書項目として登録することができる。登録された
各々のデータ項目の検索は、データ項目毎に付加された
データ項目キー情報および辞書群キー情報を合わせて、
辞書項目のデータ項目を特定して検索する。

辞書群に付加する辞書群キー情報、データ項目に付加す
るデータ項目キー情報などの検索用キー情報は、ユーザ
側で特に管理する必要はないので。

システムが自動的に生成して付加するようにすると、ユ
ーザ側の管理の負荷はなく、有効に各々のデータ項目の
辞書システムを構築できる。

これにより、画面フォーマット、帳票フォーマット、レ
コードフォーマットなどのデータ項目に対して、まとま
った単位（辞書群）で辞書が作成できるため、画面フォ
ーマット、帳票フォーマット、レコードフォーマットの
各データ項目の設計作業をまとめて行う場合に、同時に
、各データ項目の辞書の作成ができるようになる。した
がって、各々のデータ項目の個別の辞書の作成という作
業が不要になる。また、辞書群毎の検索用の辞書群キー
情報が付加するため、同一の日本語名であっても、別デ
ータ項目として登録することができ、検索して参照する
ことできる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例にかかるソフトウェア開発
支援辞書システムのシステム構成の要部を示すブロック
図である。第１！！Ｉのシステムのブロック図は、ソフ
トウェア開発支援辞書システムを、ソフトウェア開発の
ための開発支援ツールと共に実際に適用した場合の辞書
群管理モジュールを中心とした他の電子辞書サブシステ
ムのモジュールとの関係を示している。

第１図において、１はデータ項目辞書システム、２はデ
ータ項目管理モジュール、３は辞書群管理モジュール、
４はデータ項目検索処理モジュールである。５は開発支
援ツール、６は辞書である。

辞書６には、複数個の辞書群１１が設けられる。

各々の辞書群１１には辞書群名称１２と辞書群キー情報
１３が付加される。辞書群管理モジュール３には、辞書
群管理テーブル１４が設けられ、各々の辞書群１１を管
理する。また、データ項目検索処理モジュール４には、
辞書群管理モジュールからの受は取りエリア１５が設け
られており、辞書群１１のデータ項目を一括して受は取
り、開発支援ツール５に対して供給する。

開発支援ツール５は、データ項目検索処理モジュール４
を介して辞書群管理モジュール３に対して参照のための
データ項目要求をセットし、辞書群管理モジュール３を
使用して、辞書情報の各々のデータ項目を参照する。こ
の場合、−覧表表示モジュール群１６に設けられている
辞書群−覧表示モジュール１７およびデータ項目−覧表
示モジュール１８を用いて、表示装置の表示画面１９上
に、辞書群−覧およびデータ項目−覧を表示して。

参照するデータ項目のまとまった単位の一覧を表示し、
まとまった単位でデータ項目を参照して、開発支援ツー
ル５を用いて、ソフトウェア開発を進める。

次に、ソフトウェア開発支援システムにおいて開発支援
ツールがデータ項目辞書システムを用いてデータ項目を
参照する場合の処理を説明する。

第２図は、ソフトウェア開発支援システムにおいてデー
タ項目辞書システムを用いてデータ項目参照する処理手
順を示すフローチャートである。

第３図は、開発支援ツールの画面上に開いた辞書群−覧
ウインドの画面例を示す図であり、第４図は、開発支援
ツールの画面上に開いたデータ項目−覧ウインドの画面
例を示す図である。また、第５図は、辞書システムの内
部メモリにおける辞書情報の記録状態を説明する図であ
る。

第２図のフローチャートを参照して説明する。

開発支援ツール５から辞書群管理モジュール３に対して
、データ項目の辞書入力要求を行うと、ここでの処理が
開始される。まず、ステップ２１において、辞書群−覧
表示モジュール１７が起動され、辞書群−覧表示モジュ
ール１７は辞書群管理モジュール３の辞書群管理テーブ
ル１４を参照して辞書６から各々の辞書群名称を読み出
し、辞書群の一覧を表示画面のウィンドに表示する。

これにより、第３図に示すように、ワークステーション
表示画面３０における開発支援ツール入力画面３１上に
開らかれた辞書群−覧表示ウインド３２上に、辞書に辞
書群として登録されている内容３３が表示される。

このように、表示画面上に辞書群の一覧が表示されるの
で、ユーザはポインティングデバイスを用いて、表示画
面において希望する辞書群を選択指示する０次に、ステ
ップ２２において、選択指示された辞書群の辞書群キー
情報を、辞書群管理モジュール３の辞書群管理テーブル
１４を用いて求める１次に、ステップ２３において、求
めた辞書群キー情報を用いて、辞書６内の辞書群を検索
し、該当する辞書群における各々データ項目を、データ
項目−覧表示モジュール１８を用いて表示画面に表示す
る。

これにより、第４図に示すように、ワークステージ目ン
表示画面３０における開発支援ツール入力画面３１上に
別に開らかれたデータ項目−覧表示ウインド４１上に、
当該辞書群内のデータ項目として登録されている内容４
２が表示される。

このように、表示画面上にデータ項目−覧が表示される
ので、ユーザはポインティングデバイスを用いて、表示
画面において希望するデータ項目を選択指示する０次に
、ステップ２４において。

選択指示されたデータ項目を辞書項目とするデータ項目
キー情報を得て、データ項目キー情報から、当該データ
項目の辞書情報およびキー情報を得る。

辞書情報は１日本語名、記号名、属性などの当該データ
項目を辞書項目とする情報であり、キー情報は、当該デ
ータ項目を特定して取得するためのデータ項目キー情報
および辞書群キー情報を合せた辞書キーとなる。

最後に、ステップ２５において、データ項目検索処理モ
ジュール４により、辞書群管理モジュール３を介して、
受は取りエリア１５に求められた情報（辞書群キー情報
、データ項目キー情報、存在場所、および辞書情報）を
セットし、開発支援ツール５に制御を渡す、開発支援ツ
ール５は、例えば、第５図に示すように、辞書群キー情
報５１とデータ項目キー情報５２とを合せたものを辞書
キー５３として、当該データ項目の辞書情報の内容とリ
ンクさせて、内部メモリ５０の所定領域に記憶する。

また、データ項目検索処理モジュール４は、別の形態の
データ項目の辞書検索機能が備えられている。受は取り
エリア１５に辞書群キー情報とデータ項目キー情報が指
定されて、辞書群管理モジュール３を介して、検索要求
が発行された場合には、−覧表表示モジュール群１６を
使用せず、指定された辞書群キー情報とデータ項目キー
情報とを合せて検索し、検索した結果の辞書情報を受は
取りエリア１５にセットする。したがって１表示画面１
９上には、−覧画面を表示せず、開発支援ツール５で辞
書情報を使用することができる。

このように、本実施例によれば、辞書群管理モジュール
を用いることにより、一つの辞書内に複数の辞書群を作
成することが可能となり、辞書群が異なれば、同じ日本
語名、記号名の辞書情報を登録することができる。した
がって、画面フォーマット、帳票フォーマット、レコー
ドフオーマツトにおける各々のデータ項目をそのまま辞
書として使用することができる。

以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、ソフトウェア
開発支援辞書システムの辞書内に複数の辞書群を作成す
ることができ、辞書群が異なれば、同じ日本語者、記号
名の辞書情報を登録することができる。したがって、画
面フォーマット、帳票フォーマット、レコードフォーマ
ットなどのデータ項目をそのまま辞書として使用するこ
とができ、辞書の作成時間を短縮することできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例にかかるソフトウェア開発
支援辞書システムのシステム構成の要部を示すブロック
図、 第２図は、ソフトウェア開発支援システムにおいてデー
タ項目辞書システムを用いてデータ項目参照する処理手
順を示すフローチャート。 第３図は、開発支援ツールの画面上に開いた辞書群−覧
ウインドの画面例を示す図、 第４図は、開発支援ツールの画面上に開いたデータ項目
−覧ウインドの画面例を示す図、第５図は、辞書システ
ムの内部メモリにおける辞書情報の記録状態を説明する
図である。 図中、１・・・データ項目辞書システム、２・・・デー
タ項目管理モジュール、３・・・辞書群管理モジュール
、４・・・データ項目検索処理モジュール、５・・・開
発支援ツール、６・・・辞書、１１・・・辞書群、１２
・・・辞書群名称、１３・・・辞書群キー情報、１４・
・・辞書群管理テーブル、１５・・・受は取りエリア、
１６・・・−覧表表示モジュール群、１７・・・辞書群
−覧表示モジュール、１８・・・データ項目−覧表示モ
ジュール、１９・・・表示画面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ソフトウェア開発のための各々のデータ項目を辞書
   項目として管理するソフトウェア開発支援辞書システム
   であって、辞書項目のデータ項目にデータ項目キー情報
   を付加して管理するデータ項目管理部と、辞書項目のデ
   ータ項目の一群のまとまった単位を辞書群として辞書群
   キー情報を付加して管理する辞書群管理部と、データ項
   目毎に付加されたデータ項目キー情報および辞書群キー
   情報を合わせて、辞書項目のデータ項目を特定して検索
   するデータ項目検索処理部とを備えることを特徴とする
   ソフトウェア開発支援辞書システム。 ２、データ項目キー情報を付加して管理するデータ項目
   の辞書項目は、辞書群が異なる場合に、同一の日本語名
   の辞書項目に同一のデータ項目キー情報を付加して管理
   することを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア開
   発支援辞書システム。 ３、データ項目キー情報を付加して管理するデータ項目
   の辞書項目は、辞書群が異なる場合に、同一の記号名の
   辞書項目に同一のデータ項目キー情報を付加して管理す
   ることを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア開発
   支援辞書システム。 ４、辞書項目のデータ項目は、画面フォーマット、帳票
   フォーマット、およびレコードフォーマット情報である
   ことを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア開発支
   援辞書システム。