JPH04127185U - 魚体分離供給機 - Google Patents

魚体分離供給機

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JPH04127185U
JPH04127185U JP4253391U JP4253391U JPH04127185U JP H04127185 U JPH04127185 U JP H04127185U JP 4253391 U JP4253391 U JP 4253391U JP 4253391 U JP4253391 U JP 4253391U JP H04127185 U JPH04127185 U JP H04127185U
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JP
Japan
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fish
rollers
roller
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transfer path
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JP4253391U
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Inventor
健一 宮嶋
Original Assignee
二光電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚類の方向を横方向にそろえ1個づつ分離し
て排出できるようにした供給機を提供する。 【構成】 所定の間隔でローラー4を相互に連結してベ
ルト状にした移送帯3をそなえ、この移送帯のローラー
を機枠1の移送路15に沿って駆動させ、ローラー相互
の谷間6に魚類を保持させるようにし、各ローラーの端
部に係合輪13を設け、ローラーが移送路を通るとき
に、係合輪の上面が移送路15に沿って設けた係合レー
ル17と接触して、ローラーを移送方向と反対方向に回
転させるようにしてある。1つの谷間に複数の魚類が保
持されている場合は、後ろ側の魚類をローラーの回転に
よって後方に送り、各ローラー間に1個づつ分離して保
持させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、魚類の選別加工工程などにおいて、移送される魚類を1個づつ分離 して整列させた状態で次工程へ排出するようにした魚体分離供給機に関する。
【0002】
【従来の技術】
収穫した魚や数の子などの選別は、種別ごとにホッパーからベルトコンベヤに 排出して移送され、後段に設けた秤量装置で大小を判別して区分けされる。 このような、秤量装置としては、たとえば、順次に送られる多数の細長い受け 皿にそれぞれ魚類を供給し、各受け皿の重量を計測し、その重量によって魚類の 大きさを区別しており、秤量装置に供給される魚類は、受け皿の長手方向にそろ えて受け皿にそれぞれ1個づつ供給する必要がある。
【0003】 このため従来は、秤量装置の受け皿に直接人手によって魚類を乗せたり、秤量 装置の前段にベルトコンベヤを設け、このベルトコンベヤ上にホッパーから排出 された魚類を移送中に人手によってそろえ、あるいは、振動によってホッパーか ら1個づつ排出させてベルトコンベヤ上に一列に並べるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、魚類を人手によって秤量装置に供給するための手間が大きく、コ ンベヤを用いてもコンベヤ上の魚類の整列に手数を要している。また、振動によ って整列させる移送装置では、魚の種類によって腹部の割れなどを生じ易い欠点 があり、ししゃものように損傷し易い魚には使用できないだけでなく、魚類をホ ッパーから1個づつ排出させても、コンベヤ上に落とされた魚類は、コンベヤが 移動しているため縦方向あるいは斜め方向になり、完全に整列させるための修正 装置を必要とし、構造も複雑で、等間隔に移送させることが難しかった。
【0005】 とくに、順次に送られてくる受け皿のピッチを小さくするため、受け皿を横方 向にした秤量装置に供給するため、コンベヤから横方向にした魚類を1個づつ等 間隔に供給する移送装置がなく、どうしても人手にたよらねばならなかった。 本考案は、魚類を自動的に1個づつ横方向に等間隔で整列して移送するように した魚体分離供給機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、魚類の種別に応じた大きさのローラーを相互に連結してベルト状に 形成し、ローラー相互の谷間にローラー軸方向に沿って魚類を保持させる移送帯 を設け、移送帯を機枠の移送路に沿って移動させるようにし、各ローラーの端部 に係合輪を設けて、その上面を前記移送路に設けた係合レールに係合させ、移送 帯の移動により係合輪が係合レールに係合している期間は、各ローラーを移送方 向と反対に回転させるようにしてある。
【0007】
【作用】
したがって、ローラー相互間に供給された魚類は、ローラー相互の谷間に移送 方向に対して横方向に保持され、ローラー相互の1つの谷間に複数の魚類が供給 されると、移送中に後ろ側のローラーに接触する魚類が、ローラーの回転によっ て後方に送られ、ローラー相互間には1個の魚だけが残って送られ、移送端で1 個づつローラーピッチに応じた間隔で横方向に排出される。
【0008】
【実施例】
これを図に示す実施例について説明する。 1は機枠、2は機枠上部の両側を折り曲げたカバー、3は移送帯で、複数のロ ーラー4を相互に連結片5で連結し、ベルト状に構成している。6はローラー相 互間の谷間、7は駆動プーリでスプロケット8と駆動歯9をそなえ、機枠1に取 り付けた駆動モータ10の軸端に設けたスプロケット11によりチェーン12を 介して駆動される。13は従動プーリ、14は各ローラー4の一方の端部または 両方の端部にローラー面から突出させて設けた係合輪で、この実施例ではローラ ー端部の溝に嵌合させたOリングで構成している。
【0009】 15は機枠1の移送路で、図の実施例では上部に両側のカバー2を、下側の一 部に移送帯3のローラー4を支える摺動路16を設けている。17は前記移送路 15のカバー2の下面に、前記ローラーの係合輪14の上面と接触するように設 けた係合レールで、ゴム板で構成されている。18は魚類受け、19は移送路1 5上に設けたスクレーパーで、たとえばゴム板などで形成され、移送路15の適 宜位置に魚の厚さより小さい間隔でローラーの上面に設けられている。20・2 1・22は移送される魚を示している。
【0010】 駆動モータ10を起動し、スプロケット11、チェーン12を介してスプロケ ット8により駆動プーリ7が回転すると、駆動歯9で移送帯3が駆動プーリ7の 回転方向により矢印Aの方向に送られる。この移動によって従動プーリ13から 移送路15に送られたローラー4は、ローラーの係合輪14が移送路上側のカバ ー2の下面に設けられた係合レール17と接触し、その摩擦力によってローラー 4が移送方向とは反対の矢印B方向(図2参照)に回転しながら送られる。
【0011】 魚類受け18に投入された魚類が移送帯3上に乗ると、ローラー相互の谷間6 に落ち込んで保持され、ローラー軸方向に並べられるが、図2に示すように同一 の谷間6aに2個の魚20・21が保持されると、移送路15における各ローラ ー4が矢印B方向に回転しているため、前側の魚20は谷間6aに押し込まれる が、後ろ側の魚21は後ろ側のローラー4bのみに接触してローラー4b後方の 谷間6bに送られ、ローラー4a・4b相互の谷間6aには1個の魚20だけが 残されて移送される。
【0012】 ローラー4bの回転によって、後ろの谷間6bに送られた魚21は、この谷間 6bにすでに魚22がある場合は、前述と同様につぎのローラー4cの回転によ って魚22が後方に送られる。
【0013】 魚類受け18から移送帯3上に乗った魚が、斜め方向になってローラー4相互 の谷間6に落ちないときは、スクレーパー19に当たってローラー軸方向に修正 され、ローラー相互の谷間6に落とされる。
【0014】 なお、ローラー4の径および相互の間隔は、移送する魚類の大きさによって適 当に選べば良く、係合輪と係合レールは、図に示すような摩擦による接触に限ら れず、他の係合機構たとえば歯車とラックなどを用いてローラーを回転させ、あ るいは、係合輪を凹溝とし、係合レールをこれに嵌合する突条に形成するなどの 構成にしても良い。
【0015】
【考案の効果】
このように本考案は、移送する魚類に応じた大きさのローラーをベルト状に形 成した移送帯を設け、ローラー相互の谷間に魚類を保持して送るようにし、各ロ ーラーの端部に設けた係合輪を移送路の係合レールに係合させ、ローラーを移送 方向に対して反対方向に回転させるようにしてあるから、ローラー相互間の谷間 に複数の魚類が入ると、ローラーの回転によって後方の魚類がローラー後方に送 られ、人手を要しないで各ローラー相互間に1個づつの魚類が分離して保持され た状態で移送され、次工程に魚類の方向を横方向にそろえて1個づつ等間隔で排 出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の内部構造を示す側面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大図である。
【図3】図1の一部を示す上面図で、機枠の一部を切り
欠いである。
【図4】図3のX−X線に沿う部分断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 カバー 3 移送帯 4 ローラー 5 連結片 6 谷間 7 駆動プーリ 8 スプロケット 9 駆動歯 10 駆動モータ 11 スプロケット 12 チェーン 13 係合輪 14 従動プーリ 15 移送路 16 摺動路 17 係合レール 18 魚類受け 19 スクレーパー 20・21・22

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔で魚類の種別に応じた大きさ
    のローラーを順次に連結してベルト状に形成し、前記ロ
    ーラー相互間に魚類を保持させる移送帯と、前記移送帯
    を機枠の移送路に沿って移動させる駆動装置をそなえ、
    各ローラーの端部に設けた係合輪と、前記移送路の少な
    くとも一部に、前記係合輪の上面に係合してローラーを
    移送方向と反対に回転させる係合レールをそなえたこと
    を特徴とする魚体分離供給機。
  2. 【請求項2】 前記係合輪が、ローラー面から突出させ
    たOリングで形成され、係合レールが移送路に沿って設
    け前記Oリングに接触するゴム板である請求項1記載の
    魚体分離供給機。
JP4253391U 1991-05-10 1991-05-10 魚体分離供給機 Expired - Lifetime JP2531660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253391U JP2531660Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 魚体分離供給機

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JP4253391U JP2531660Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 魚体分離供給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04127185U true JPH04127185U (ja) 1992-11-19
JP2531660Y2 JP2531660Y2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=31923005

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JP4253391U Expired - Lifetime JP2531660Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 魚体分離供給機

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