JPH04127105U - 作業機取付用ヒツチ - Google Patents

作業機取付用ヒツチ

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JPH04127105U
JPH04127105U JP3959991U JP3959991U JPH04127105U JP H04127105 U JPH04127105 U JP H04127105U JP 3959991 U JP3959991 U JP 3959991U JP 3959991 U JP3959991 U JP 3959991U JP H04127105 U JPH04127105 U JP H04127105U
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hitch
hook
mast
connection
pin
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JP3959991U
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毅 涌田
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三菱農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクター等の走行作業機の作業機5を走行
機体1に自動的に連結するヒッチの自動連結を容易且つ
確実に行わせる。 【構成】 走行機体1に取付けたヒッチ9側の連結用フ
ック14を最下限位置にして作業機5側に近接させたと
きに、連結用フック14が当接する構造及び取付位置で
あって、そのまま連結用フック14を上昇させると連結
ピン29と連結用フック14が自動的に係合連結するよ
うな位置に、連結ガイド37を作業機5側のマスト24
に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はトラクター等のように作業機を連結する走行車両の作業機取付用ヒ ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来トラクターにロータリー等の作業機を連結する機構として、走行機体後端 にヒッチ付の連結リンクを取付け、上記ヒッチと作業機側のマストとを連結する ものが知られており、さらに走行機体(車両)を後退させてヒッチ側の連結部で あるフックをマスト側のピンの下方位置に移動させ、連結リンクを上昇させるこ とによってフック内にピンを自動的に係合させて連結する自動連結式のものが使 用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし従来の自動連結式のヒッチ構造では連結部間の前後停止位置や昇降量の 調節に微調整をする必要があり、連結作業が非能率であるとともに連結の正確さ に欠けるほか、走行機体の後退時にヒッチが作業機前端に接衝し、あるいは不正 確な係合状態でのリンク上昇が行われる等によって作業機の転倒や損傷等の問題 があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題点を解決するための本考案のヒッチは、走行機体1側に取付 けたヒッチ9と作業機5側に取付けたマスト24とに付設されて互いに係脱自在 に連結されるフック14とピン29とで連結部を構成し、上記ヒッチ9をマスト 24側に接近上昇させることにより連結部を自動的に連結させる機構において、 ヒッチ9側後端部が下降下限位置で接当上昇することによりヒッチ9側連結部が マスト24側連結部に係合連結するように、ヒッチ9側後端部を当接せしめる連 結ガイド37をマスト24側に設けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】
以上のように構成される本考案のヒッチによれば、ヒッチを最限位置に下降さ せ、走行機体1を後方に正対配置した作業機5に向かって後退させて、ヒッチ9 側の後端部をマスト24側の連結ガイド37に接当させた状態でヒッチ9を上昇 させれば、ヒッチ9側とマスト24側の連結部16,29が自動的に連結され、 走行機体1への作業機5の連結が他の連結操作を要せずに行われる。
【0006】
【実施例】
図面は本考案の一実施例を示し、トラクターの走行機体1の後輪2の車軸3上 にはトランスミッション4が搭載され、該トランスミッション4の下端両側には 、ロアリンク6が、また後端面中央部上方にはリンクサポート7を介してトップ リンク8の基端部がそれぞれ揺動自在に軸支されている。上記ロアリンク6とト ップリンク8の後端には作業機連結用のヒッチ9が上下方向に連結されている。
【0007】 ヒッチ9は上下方向のステー11と、該ステー11の上下端に取付けられ且つ それぞれ取付ピン12,13によってロアリンク6及びトップリンク8と連結さ れる各2枚のプレートからなるロアフック14及びトップフック16とを備えて おり、ロアリンク6が、リフトロッド17を介してトランスミッション4側のリ フトアーム18によって昇降駆動されると、ヒッチ9全体が昇降する機構となっ ている。
【0008】 作業機5は、作業機フレームを構成するドライブケース21の両端に下向きの 駆動ケース22を介してロータリー23を軸支しており、ドライブケース21の 中央部上端には二辺が前傾(前方アーム24a)及び後傾(後方アーム24b) して突出するT字形又はL字形の左右2枚のプレートからなるトップマスト24 の下端が軸支されている。後方アーム24bの上端間には、尾輪26を調整する ハンドル27付の調節ねじ28の一端が取付けられ、前方アーム24bの上端間 にはヒッチ9との連結部を構成するトップピン29が左右方向に支持されている 。
【0009】 また前方アーム24aの中間位置とドライブケース21の前端側との間にはマ ストステー31が左右両側に連結され、これによりトップマスト24はドライブ ケース21上で固定的に支持される。そしてマストステー31の下端の連結軸3 2はヒッチ9との連結部を構成するロアピンを兼ねている。
【0010】 一方、ロアフック14とトップフック16にはそれぞれ後向きのトップピン係 合用の凹部14aと上向きのトップピン係合用の凹部16aとが形成されており 、さらにロアフック14の両側には、上記凹部14aにロアピン32を収容され た状態で自動的にロックするセット用フック34が揺動自在に軸支されている。 36は下端を上記セット用フック34の揺動端に連結し、上端をトップフック1 6側の長孔16bにおいて連結するロッドで、トップフック16内にトップピン 29を収容した状態でヒッチ9を上昇させると、ロアピン32が凹部16a内に 収容され且つ上記ロッド36の押下げによりセット用フック34が下方回動して ロアピン32の係合状態をロックする構造となっている。
【0011】 上記連結は、ヒッチ9を最下限位置に下降させ且つ作業機5を走行機体1の後 方に対置させて、走行機体1を後方の定位置に移動させた後、ヒッチ9を上昇さ せることによって行うが、このときヒッチ9におけるトップフック16の凹部1 6aの上昇軌跡とトップピン29の位置がずれるとトップフック16とトップピ ン29の連結が行われない。
【0012】 このためトップフック16の凹部16aの上部を図示するように幅広に形成し ておくほか、トップマスト24の前方アーム24a内には、上下逆向きのL字形 断面を有するプレートからなる連結ガイド37が、トップマスト24の左右のプ レート間を溶着固定するように補強板を兼ねて左右方向に設けられている。該連 結ガイド37はヒッチ9を最下限位置に下降して作業機5に対して走行機体1を 後退させたときにトップフック14の後端がL字形断面の縦方向の面の正面側に 接当する位置に設けられ、しかもこの位置は上記接当停止後ヒッチ9をそのまま 上昇させると、トップピン29がトップフック16の凹部16aの上昇軌跡内に あって掬い上げられるようにして自動的に係合する位置となっている。そしてさ らにヒッチ9の上昇を行うと作業機5全体が吊り上げられるとともに、重量バラ ンスにより作業機5後傾方向に揺動し、ロアピン32がロアフック16の凹部1 6aに収容して係合される。なお前記連結部を構成するトップフック14とトッ プピン29はトップフック14を上下逆向きにして作業機側に取付け、同様にト ップピン29をヒッチ9側に取付けることも可能である。
【0013】 38はトランスミッション4側の出力軸39と作業機5側の入力軸を連結する 連結軸(いずれも図示しない)をカバーするヨークで、上記作業機5の連結に際 して前後端を各入出力軸に連結するものである。
【0014】
【考案の効果】
以上のように構成される本考案のヒッチによれば、ヒッチを最限位置に下降さ せ、走行機体を後方に正対配置した作業機に向かって後退させて、ヒッチ側の後 端部をマスト側の連結ガイドに接当させた状態でヒッチを上昇させれば、ヒッチ 側とマスト側の連結部が自動的に連結され、走行機体への作業機の連結が他の連 結操作を要せずに行われる。
【0015】 その結果ヒッチ側の昇降位置を微調節する必要もなく、連結操作も簡単,迅速 且つ正確に行えるとともに、ヒッチの作業機側の不特定個所への衝突や昇降によ る作業の転倒等のトラブルも防止される。 また上記連結ガイドは連結用マストの補強リブを兼用させることが可能で、こ の部分のマスト補強を不要化することが可能である等の利点を生じるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒッチの連結前の状態を示す側面図で
ある。
【図2】本考案のヒッチの連結状態を示す側面図であ
る。
【図3】ヒッチの連結ガイドの詳細を示す拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
1 走行機体 5 作業機 9 ヒッチ 14 フック(トップフック) 24 マスト 29 ピン(トップピン) 37 連結ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60D 1/26

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(1)側に取付けたヒッチ
    (9)と作業機(5)側に取付けたマスト(24)とに
    付設されて互いに係脱自在に連結されるフック(14)
    とピン(29)とで連結部を構成し、上記ヒッチ(9)
    をマスト(24)側に接近上昇させることにより連結部
    を自動的に連結させる機構において、ヒッチ(9)側後
    端部が下降下限位置で接当上昇することによりヒッチ
    (9)側連結部がマスト(24)側連結部に係合連結す
    るように、ヒッチ(9)側後端部を当接せしめる連結ガ
    イド(37)をマスト(24)側に設けてなる作業機取
    付用ヒッチ。
JP1991039599U 1991-04-30 1991-04-30 作業機取付用ヒッチ Expired - Fee Related JP2556053Y2 (ja)

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JPH04127105U true JPH04127105U (ja) 1992-11-19
JP2556053Y2 JP2556053Y2 (ja) 1997-12-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116175125A (zh) * 2023-02-23 2023-05-30 重庆工商大学 一种能够实现底座检测上料的挂钩组装设备

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CN116175125B (zh) * 2023-02-23 2024-03-29 重庆工商大学 一种能够实现底座检测上料的挂钩组装设备

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