JPH04127031U - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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JPH04127031U
JPH04127031U JP3302891U JP3302891U JPH04127031U JP H04127031 U JPH04127031 U JP H04127031U JP 3302891 U JP3302891 U JP 3302891U JP 3302891 U JP3302891 U JP 3302891U JP H04127031 U JPH04127031 U JP H04127031U
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JP
Japan
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light
projector
spot
lamp body
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3302891U
Other languages
English (en)
Inventor
実 村田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間における車室内の装飾効果を高めて意匠
性を向上し、かつスポットランプを兼用する。 【構成】 ケース5内にシーソー状に支持した投光体6
の上端面6aと下端面6bとに、各々拡散レンズ19と
スポットレンズ20とを配置する。ケース5内に設けた
ランプ本体9の光は、投光体6を上方に切り換えたとき
には、車室内装飾用の照明光として、また下方に切り換
えたときにはスポット光として照射される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用照明装置、とりわけ、スポットライトを兼用できるものに 関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の車室内が単なる移動空間から居住空間として位置付けられてい る中で、例えば、各種内装部材の質感を高めたり、高級感を出したりする等、車 室内の意匠性を向上させる傾向がある。
【0003】 このような意匠性の向上は、とりわけ昼間における車室内を主な対象としてい たが、更に夜間における車室内を対象とするために単なる照明機能を主眼として いた照明装置を利用して装飾効果を発揮させることが検討されつつある(照明装 置としては、例えば実開昭61−196144号公報に示されたものがある)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら夜間における装飾性を高めるために車室内の内装部材に別途照明 装置を設けると、昼間においてその照明装置が車室内の外観品質を損ねてしまう 結果となりかねない。
【0005】 したがって昼間において目に付かず、夜間においては照明効果を発揮できる照 明装置が望まれてきている。
【0006】 そこでこの考案は、夜間に用いられるスポットライトに着目し、このスポット ライトとしての機能を合わせもち、夜間において装飾効果を発揮して意匠性を高 めることができる車両用照明装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 車体パネルあるいは内装部材に固定され、かつランプ本体を備えたケースに、 内装部材の表面に露出し両端に照射部を有する投光体をシーソー状に可動的に支 持し、この投光体を、その一端を起立させランプ本体の光を下方に向けるスポッ ト位置と、その他端を起立させランプ本体の光を上方に向ける照明位置と、これ らスポット位置と照明位置との中間でランプ本体を消灯するOFF位置とに切換 自在に構成してある。
【0008】
【作用】
スポットライトとして使用する場合には、OFF位置にある投光体をスポット 位置に切り換えて下方を照らすようにし、スポットライトとして使用した後は投 光体を照明位置に切り換えて上方を照らすようにして投光体を用いた間接照明に よる装飾効果によって夜間における意匠性を向上する。
【0009】 また、スポットライトと夜間の間接照明装置とを一体化することで、スポット ライトとは別に設置した場合に比較して昼間における外観品質の低下を防止する 。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
【0011】 図6に示すように自動車の車室内のフロントピラー部1には照明装置2を取り 付けてある。
【0012】 照明装置2は図1,2に示すように車体パネルとしてのピラーインナパネル3 を覆う内装部材としてのガーニッシュ4の裏側へ取り付けられるケース5とケー ス5内に支持される投光体6とで構成したシーソースイッチ形状のものである。
【0013】 ケース5は、開口部側縁にガーニッシュ4にビス7止めされる一対の取付部8 を備え、底部中央にはランプ本体9のソケット10を有する。また、ソケット1 0の上方にはランプ本体9の光を下方へ反射する反射鏡11を設けてあり、ソケ ット10の側方には上下に渡って板バネ12を設けてある。
【0014】 上記板バネ12は、アーチ状に形成してあり、後述する投光体6をケース5に 弾性的に支持するバネとしての機能と、投光体6の動きによってランプ本体9を 点滅させる接点としての機能を合わせもち、その中央部は凹状に形成したハッチ ングで示す絶縁部13となっている。
【0015】 また、ケース5の対向する側壁には投光体6のトラニオン軸14を支持する軸 孔15を形成してある。
【0016】 そして、上記ソケット10と板バネ12とをハーネス16によって接続してあ る。尚、17は板バネ12の固定用爪を示す。
【0017】 一方、投光体6は図1〜4に示すようにケース5の軸孔15に挿入支持される トラニオン軸14を備えケース5内でシーソー状に可動して上端面6aと下端面 6bとが露出する箱状のものであって、くの字状に形成された操作面18には上 端側に「SPOT」、下端側に「ROOF」の表示をしてある。
【0018】 投光体6の内部には上端側に光を拡散させる照射部としての拡散レンズ19が 、下端側にはスポットレンズ20を各々設けてあり、これら拡散レンズ19とス ポットレンズ20の各端面が投光体6の上端面6aと下端面6bに各々臨設配置 してある。
【0019】 また、投光体6の開口部周縁は上下方向にカーブして形成してあり、上下方向 の一側縁は、前記ケース5の板バネ12に当接し、板バネ12の絶縁部13に整 合する凸部21を備え、この凸部21の両側にはハッチングで示す接点22を設 けてある。ここで、各接点22は投光体6を図5に示す表示「SPOT」が起立 するスポット位置(表示「ROOF」が起立する照明位置も同様)にした場合に 板バネ12の絶縁部13を跨ぐのに十分な長さを備えており、投光体6を図4に 示すように中立の位置にしたときには板バネ12が導通せずランプ本体9を消灯 させるOFF位置となるものである。
【0020】 このように構成された投光体6がケース5に組み込まれ、ケース5をガーニッ シュ4に固定すると、図1に示すガーニッシュ4の穴4aから投光体6が車室内 側に露出し、スポット位置と照明位置に切り換えた際に拡散レンズ19とスポッ トレンズ20の各端面が上方、あるいは下方に指向するようになっている。
【0021】 上記実施例構造によれば、図1に示すように投光体6の「ROOF」表示のあ る部位を押圧すると投光体6の上端面6aが起立して拡散レンズ19が露出し、 これと同時に投光体6の下側の接点22がケース5の板バネ12の絶縁部13を 跨いで板バネ12を導通させるためランプ本体9が点灯して図3に示すようにヘ ッドライニングHに照明光が当たる。したがって夜間においてこの間接照明光が 車室内に装飾効果を出し車室内の意匠性を向上させることができる。
【0022】 一方、逆に投光体6の「SPOT」表示のある部位を押圧すると、投光体6の 下端面6bが起立してスポットレンズ20が露出すると共にランプ本体9が点灯 する。するとランプ本体9の光はそれ自体でスポットレンズ20を透過するもの に反射鏡11によって反射した光が加算され好適な照度のスポット光が得られる 。
【0023】 そして、昼間においては、投光体6を中立の位置にすれば、投光体6の接点2 2間にある凸部21が板バネ12の凹状の絶縁部13に係合して板バネ12の導 通が解除されるためランプ本体9は消灯する。
【0024】 したがって、単一のランプ本体9によってスポットライトと間接照明ライトと を兼用できるのでスポットライトの他に間接照明ライトを新たに設けた場合に比 較して昼間における車室内の外観品質を高めることができると共にコストダウン を図ることができる。
【0025】 尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、例えば、ケース5はピラ ーインナパネル3に取り付けるようにしても良い。
【0026】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、投光体を照明位置に切り換えるこ とにより、夜間において上方を照らす照明光によって車室内に装飾効果を出し車 室内の意匠性を向上することができる。
【0027】 一方、投光体とスポット位置に切り換えると、今度はスポットライトとして機 能するため、単一のランプ本体によって照明ライトとスポットライトとを兼用で き、したがってスポットライトの他に照明ライトを別途設けた場合に比較して昼 間における車室内の外観品質の向上を図ることができると共に単一のランプ本体 を用いていることからもコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の取付状況を示す斜視図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】図6のA−A線に沿う断面図。
【図4】OFF位置の説明図。
【図5】スポット位置の説明図。
【図6】車室内の斜視図。
【符号の説明】
3…ピラーインナパネル(車体パネル) 4…ガーニッシュ(内装部材) 5…ケース 6…投光体 9…ランプ本体 19…照明レンズ(照射部) 20…スポットレンズ(照射部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルあるいは内装部材に固定さ
    れ、かつランプ本体を備えたケースに、内装部材の表面
    に露出し両端に照射部を有する投光体をシーソー状に可
    動的に支持し、この投光体を、その一端を起立させラン
    プ本体の光を下方に向けるスポット位置と、その他端を
    起立させランプ本体の光を上方に向ける照明位置と、こ
    れらスポット位置と照明位置との中間でランプ本体を消
    灯するOFF位置とに切換自在に構成したことを特徴と
    する車両用照明装置。
JP3302891U 1991-05-13 1991-05-13 車両用照明装置 Pending JPH04127031U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3302891U JPH04127031U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 車両用照明装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3302891U JPH04127031U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 車両用照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127031U true JPH04127031U (ja) 1992-11-19

Family

ID=31915803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3302891U Pending JPH04127031U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 車両用照明装置

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JP (1) JPH04127031U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118769A1 (ja) * 2010-03-26 2011-09-29 矢崎総業株式会社 スイッチ付き照明ユニット

Cited By (1)

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