JP4105449B2 - 作業用電灯 - Google Patents
作業用電灯 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4105449B2 JP4105449B2 JP2002045669A JP2002045669A JP4105449B2 JP 4105449 B2 JP4105449 B2 JP 4105449B2 JP 2002045669 A JP2002045669 A JP 2002045669A JP 2002045669 A JP2002045669 A JP 2002045669A JP 4105449 B2 JP4105449 B2 JP 4105449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support base
- present
- reflector
- fixed
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等を修理する場合等に使用される作業用電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の作業用電灯は床面に設置する電球の外周部を格子状のカバーで覆ったものや、ペンシル型の懐中電灯が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の作業用電灯ではエンジンルーム等の修理を行なう場合に、修理箇所を照明できなかったり、照明しても、片手で懐中電灯を持たなければならず、作業性が悪いという欠点があった。
また、ペンシル型の懐中電灯は棒状であるため、狭い空間では上下方向の照明しかできず、上下方向の空間から側方に入り込んだ部位の照明は不可能であるという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、狭くて入り込んだ場所でも照明することができるとともに、金属材であればどこにでも吸着固定して、作業場所を照明しながら、両手を使用しての修理作業を行なうことができる作業用電灯を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は磁力で金属面に吸着固定することができる3個の脚部材を有する支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に該支持台の磁力で回動可能に吸着固定されたほぼ半円弧状の金属材製の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置するように、該反射鏡に取付けられたバッテリーで発光体を点灯させる点灯装置とで作業用電灯を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図9に示す本発明の第1の実施の形態において、1は小型で金属部分に吸着させて作業部分等を照明することができる本発明の作業用電灯で、この作業用電灯1は直径が20mm、高さ寸法が10mmの円盤状の磁性材で形成された支持台本体2、この支持台本体2の下面に固定された半球状の3個の脚部材3、3、3と、前記支持台本体2の上面に形成された弧状の凹部4とからなる支持台5と、この支持台5の弧状の凹部4に上下方向に所定量回動可能に吸着固定される、直径が30mmのほぼ半円弧状の金属材製の反射鏡6と、この反射鏡6内に発光体7が位置するように、該反射鏡6に取付けられたバッテリー8で発光体7を点灯させる点灯装置9とで構成されている。
【0009】
前記点灯装置9は図9に示すように、前記反射鏡6の中央部に外方に突出するように固定されたケース体10と、このケース体10の反射鏡6内に位置する先端部に取付けられた電球、発光ダイオード等の発光体7と、前記ケース体10の後端部に開閉蓋11を介して収納されたボタン形状のバッテリー8と、このバッテリー8と前記発光体7とをスイッチ13を介して接続された配線14とで構成されている。
【0010】
上記構成の作業用電灯1は、点灯装置9のスイッチ13をON状態にして発光体7を点灯させ、3個の脚部材3、3、3によって金属部分に支持台5を吸着固定することができる。
この時、支持台5を水平方向に回動することにより、水平方向の照明部分を選択することができるとともに、支持台5の弧状の凹部4に吸着固定されている反射鏡6を上下方向に所定量回動させることにより、上下方向の照明部分を選択して使用することができるので、照明したい部位を確実に照明することができる。
【0011】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図10ないし図33に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0012】
図10ないし図13に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、下部側に長孔状のガイド溝15が形成された反射鏡6Aと、この反射鏡6Aを所定量上下方向に回動できるようにガイド溝15と係合する係合ピン16を支持台5に固定した点で、このように構成された作業用電灯1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、支持台5と反射鏡6Aが外れたりするのを係合ピン16によって確実に阻止することができる。
【0013】
図14ないし図16に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6内に点灯装置9Aを配置した点で、このように構成した作業用電灯1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0014】
図17ないし図19に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6の外側面に金属材製のほぼ球状の支持体17を形成するとともに、該支持体17が所定量上下方向に回動可能に吸着固定することができる弧状の凹部4Aを形成した支持台5Aを用いた点で、このように構成した作業用電灯1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0015】
図20ないし図22に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、点灯装置9のケース体10に溶接等によって固定される軸18と、支持台5Aの弧状の凹部4Aに支持される球体19とからなる支持体17Aを用いた点で、このように構成した作業用電灯1Dにしても前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0016】
図23ないし図25に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、点灯装置9のケース体10Aを金属材製の球状に形成して、支持台5Aの弧状の凹部4Aに所定量回動可能に吸着固定できるようにした点で、このように構成された作業用電灯1Eにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】
図26ないし図28に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6内に点灯装置9Bを配置し、反射鏡6の下部前面部位に固定された支持体17Bで支持した点で、このように構成した作業用電灯1Fにしても、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】
図29ないし図31に示す本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6内に点灯装置9Bが位置するように支持軸20を用いて固定した点で、このように構成した作業用電灯1Gにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0019】
図32に示す本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6内に発光体7が位置するように取付け、コード21を介してバッテリー12Aに接続された点灯装置9Cを用いた点で、このような点灯装置9Cを用いて構成した作業用電灯1Hにしても、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図33に示す本発明の第10の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、反射鏡6内に発光体7が位置するように取付け、コード21を介して商業電源22に接続された点灯装置9Dを用いた点で、このような点灯装置9Dを用いて構成した作業用電灯1Iにしても、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】
(1)磁力で金属面に吸着固定することができる3個の脚部材を有する支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に該支持台の磁力で回動可能に吸着固定されたほぼ半円弧状の金属材製の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置するように、該反射鏡に取付けられたバッテリーで発光体を点灯させる点灯装置とで構成されているので、金属面に挟着固定させて照明することができる。
したがって、両手で作業を行なうことができるとともに、設置場所を比較的自由に設定することができる。
【0023】
(2)前記(1)によって、支持台を水平方向に回動させるとともに、反射鏡を上下方向に所定量回動させることにより、照明したい部位にピンポイント状態で確実に照明することができる。
【0024】
(3)前記(1)によって、小型コンパクトに形成することができるので、狭い場所にでも挿入して作業場所を照明することができる。
【0025】
(4)前記(1)によって、支持台の磁力によって、任意の位置への設置と反射鏡の固定を行なうことができる。
したがって、構造が簡単で、安価に製造することができる。
【0026】
(5)請求項2、3、4も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の支持台の説明図。
【図7】図9の7−7線に沿う断面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の動作説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の点灯装置の回路図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の反射鏡の説明図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の支持台の説明図。
【図13】本発明の第2の一部破断拡大側面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の背面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図18】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の背面図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の正面図。
【図21】本発明の第5の実施の形態の側面図。
【図22】本発明の第5の実施の形態の背面図。
【図23】本発明の第6の実施の形態の正面図。
【図24】本発明の第6の実施の形態の側面図。
【図25】本発明の第6の実施の形態の背面図。
【図26】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図27】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図28】本発明の第7の実施の形態の背面図。
【図29】本発明の第8の実施の形態の正面図。
【図30】本発明の第8の実施の形態の側面図。
【図31】本発明の第8の実施の形態の背面図。
【図32】本発明の第9の実施の形態の側面図。
【図33】本発明の第10の実施の形態の側面図。
【符号の説明】
1、1A〜1I:作業用電灯、
2:支持台本体、 3:脚部材、
4、4A:弧状の凹部、 5、5A:支持台、
6、6A:反射鏡、 7:発光体、
8:バッテリー、
9、9A、9B、9C、9D:点灯装置、
10、10A:ケース体、
11:開閉蓋、 12、12A:バッテリー、
13:スイッチ、 14:配線、
15:ガイド溝、 16:係合ピン、
17、17A、17B:支持体、
18:軸、
19:球体、
20:支持軸、 21:コード、
22:商業電源。
Claims (4)
- 磁力で金属面に吸着固定することができる3個の脚部材を有する支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に該支持台の磁力で回動可能に吸着固定されたほぼ半円弧状の金属材製の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置するように、該反射鏡に取付けられたバッテリーで発光体を点灯させる点灯装置とからなることを特徴とする作業用電灯。
- 磁力で金属面に吸着固定することができる3個の脚部材を有する支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に、該支持台の磁力で回動可能に吸着固定される金属材製のほぼ球状の支持体が外側面に形成された、ほぼ半円弧形状の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置するように、該反射鏡に取付けられたバッテリーで発光体を点灯させる点灯装置とからなることを特徴とする作業用電灯。
- 磁力で金属面に吸着固定することができる底面に3個の脚部材を有し、上面に弧状の凹部が形成された円盤状の支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に、該支持台の磁力で回動可能に吸着固定される金属材製で支持台の直径よりも大きい直径のほぼ半円弧形状の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置するように、該反射鏡に取付けられたバッテリーで発光体を点灯させる点灯装置とからなることを特徴とする作業用電灯。
- 磁力で金属面に吸着固定することができる3個の脚部材を有する支持台と、この支持台の上面に形成された弧状の凹部に該支持台の磁力で回動可能に吸着固定されたほぼ半円弧状の金属材製の反射鏡と、この反射鏡内に発光体が位置しコードを介してバッテリーや商業電源に接続させることにより発光体を点灯させる点灯装置とからなることを特徴とする作業用電灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045669A JP4105449B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 作業用電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045669A JP4105449B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 作業用電灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003249116A JP2003249116A (ja) | 2003-09-05 |
JP4105449B2 true JP4105449B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=28659389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002045669A Expired - Fee Related JP4105449B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 作業用電灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4105449B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102333989B (zh) * | 2009-02-24 | 2014-04-02 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 用于光发射器的可定向的磁性支架,光源,基座和照明系统 |
FR2972165A1 (fr) * | 2011-03-03 | 2012-09-07 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'aide aux interventions a l'interieur d'une partie arriere d'un bloc optique de vehicule |
JP5416239B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2014-02-12 | 邦明 辰己 | 携帯用電燈 |
JP6500804B2 (ja) * | 2016-02-24 | 2019-04-17 | 三菱電機株式会社 | 照明装置 |
-
2002
- 2002-02-22 JP JP2002045669A patent/JP4105449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003249116A (ja) | 2003-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9029720B2 (en) | Illuminated wall switch | |
JP4389795B2 (ja) | 照明装置 | |
US6877880B2 (en) | Electric light for work | |
JP4105449B2 (ja) | 作業用電灯 | |
JP5057738B2 (ja) | ドライバ用照明装置 | |
US20050111224A1 (en) | Swing lamp adapted to show flickering light and shade | |
JP3067915U (ja) | ゴルフ場表示具 | |
JP2020194750A (ja) | 照明具及び什器 | |
KR20060108571A (ko) | 램프커버 회전형 직간접 조명기구 | |
JP4104030B2 (ja) | 蛍光灯照明器具 | |
TWI822625B (zh) | 照明裝置 | |
JP2004235074A (ja) | 作業用電灯 | |
JP6940082B1 (ja) | 行灯 | |
JP3168966U (ja) | 電気スタンド | |
CN210035135U (zh) | 一种手提灯 | |
CN100424408C (zh) | 作业用电光源 | |
AU2005100137A4 (en) | Barbeques | |
KR200221689Y1 (ko) | 독립된 전원공급부와 램프를 탑재한 발광받침대 | |
TWM646835U (zh) | 桌燈 | |
KR200283983Y1 (ko) | 컴퓨터의 전원을 이용한 전등 | |
JPS6327383Y2 (ja) | ||
JP3031177U (ja) | 電気スタンドのスイッチ紐摘み照光装置 | |
JP3021147U (ja) | ランタン | |
JPH0646005Y2 (ja) | 屋外競技場用照明器具 | |
JP3106862U (ja) | Led照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |