JPH04126637U - シ−ソ−型スイツチの誤操作防止構造 - Google Patents

シ−ソ−型スイツチの誤操作防止構造

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Publication number
JPH04126637U
JPH04126637U JP4180191U JP4180191U JPH04126637U JP H04126637 U JPH04126637 U JP H04126637U JP 4180191 U JP4180191 U JP 4180191U JP 4180191 U JP4180191 U JP 4180191U JP H04126637 U JPH04126637 U JP H04126637U
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JP
Japan
Prior art keywords
type switch
seesaw type
piece
erroneous operation
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4180191U
Other languages
English (en)
Inventor
夏樹 萩原
Original Assignee
日通工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日通工株式会社 filed Critical 日通工株式会社
Priority to JP4180191U priority Critical patent/JPH04126637U/ja
Publication of JPH04126637U publication Critical patent/JPH04126637U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路が遮断されるOFF側の誤操作が生じる
ことがないようにするほか、接続のための操作は容易に
行うことができるようにすることである。 【構成】 シ−ソ−型スイッチにおける操作片の遮断用
操作部の両側に限りこの操作部の突出寸法よりも外方に
張り出す突起部を設けたことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シ−ソ−型の操作片により開閉されるいわゆるシ−ソ−型スイッチ を誤操作により回路が不用意に遮断されることのないようにした誤操作防止構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シ−ソ−型スイッチは操作部の突出量が少ないにも拘らず電流容量が比較的大 きい関係上、電気機器の電源スイッチ等に多用されている。
【0003】 設置対象としての電気機器が、例えば事務機あるいはPOS端末機その他のコ ンピュ−タ内臓型機器のように、電源スイッチに対する不用意な誤操作により電 源が遮断され、記憶デ−タが消失あるいは破壊されるおそれがある電気機器であ る場合には、スイッチの誤操作を防止して電源が遮断されることのないようにす ることが極めて重要である。
【0004】 従来のこの種のスイッチの誤操作防止構造としては、スイッチの取り付け位置 を機器における手の触れ難い側部あるいは背部に選定し、あるいはスイッチ部に 格別のカバ−を付設し、あるいは機器の外壁に狭少な凹部を形成して操作部が常 時壁面からは突出しないように埋め込み状態に取り付けるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術においては、何れも操作が比較的困難であると言う欠点がある ほか、カバ−を付設する場合には製作コストが高価となる不利がある。 そこで本考案の目的は、簡単な構成のもとに、回路が遮断されるOFF側の誤 操作が生じることがないようにするほか、接続のための操作は容易に行うことが できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、シ−ソ−型スイッチにおける操作片の遮 断用操作部の両側に限りこの操作部の突出寸法よりも外方に張り出す突起部を設 けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
スイッチのOFF状態においては操作片の接続用操作部が突出しており、その 突出状態の接続用操作部が押圧されるとON状態となり、このON状態において 遮断用操作部はその両側に特設された突起部よりも内方に位置しており、外方か らの不用意な押圧は妨げられる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の誤操作防止構造を、図示の実施例について詳細に説明する。
【0009】 本考案の適用対象としてのシ−ソ−型スイッチ1としては、例えば図1および 図2のように接続用操作部2と遮断用操作部3とがあるシ−ソ−型の操作片4を その中央付近が軸線となる状態のもとに主体5に搖動可能に取り付けたまま、接 続用操作部2と遮断用操作部3とが主体5の前面において選択的に突出または没 入するように設け、このシ−ソ−型の操作片4に対する押圧操作により、回路を 開閉するようにした型式を採択する。
【0010】 本考案の特殊構成としては、図1および図2の実施例の場合、電気機器のキャ ビネット6の例えば前面の壁体7における垂直部分に前記シ−ソ−型スイッチ1 を取り付けると共に、その操作片4における遮断用操作部3に近くその左右両側 方に、ON状態の遮断用操作部3の突出量と同等もしくはそれよりも外方へ張り 出す突起部8,8を下部に向かい漸次突出量が増加するように斜め上向きに設け る。
【0011】 上記構成により、OFF状態においては図1の実線のように接続用操作部2を 突起部8,8よりも外方に突出させて、電源接続に当たっての操作を容易にする ことができるようにするほか、ON状態においては同図1の鎖線のように遮断用 操作部3が突出するにも拘らず、両側方の突起部8,8よりも突出することなく 、スイッチ付近を不用意に接触することがあっても、突起部8,8に妨げられて 遮断用操作部3を押圧することが防止される。
【0012】 遮断用操作部3の両側方に設ける突起部8,8については、図3のように操作 片4の中央付近から遮断用操作部3側だけに設けてもよいのである。
【0013】 また、図4あるいは図5のように、キャビネット6の前面の壁体7が斜め下向 きである場合には、両突起部8,8をその正面が垂直となる状態に設けることが できる。
【0014】 なお、上記実施例においては、突起部8,8をキャビネット6の壁体7から突 出形成しているが、これとは異なりシ−ソ−型スイッチ1の主体5から突出形成 してもよいこと当然である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、シ−ソ−型スイッチの操作片における 遮断用操作部の両側に限りこの操作部の突出寸法よりも外方に張り出す突起部を 設けたから、スイッチのOFF状態においては接続用操作部が突起部よりも外方 に突出し、電源接続に当たっての操作を容易にすることができるほか、スイッチ のON状態においては遮断用操作部は両側方の突起部よりも突出することなく、 スイッチ付近を不用意に接触することがあっても、突起部に妨げられて遮断用操 作部を押圧することが防止され、従ってスイッチの接続操作性を損なうことなく 、誤操作による不用意な回路遮断を確実に防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における誤操作防止構造を示
す一部破断側面図である。
【図2】本考案の一実施例における誤操作防止構造を示
す正面図である。
【図3】他の実施例を示す一部破断側面図である。
【図4】他の実施例を示す一部破断側面図である。
【図5】他の実施例を示す一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 シ−ソ−型スイッチ 2 接続用操作部 3 遮断用操作部 4 操作片 5 主体 8 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続用操作部(2)と遮断用操作部(3)
    とがあるシ−ソ−型の操作片(4)をその中央付近が軸
    線となる状態のもとに主体(5)に搖動可能に取り付け
    たまま、接続用操作部(2)と遮断用操作部(3)とが
    主体(5)の前面において選択的に突出または没入する
    ように設け、この操作片(4)に対する押圧操作によ
    り、回路を開閉するようにした型式のシ−ソ−型スイッ
    チ(1)を採択すると共に、上記操作片(4)の遮断用
    操作部(3)に近くその両側方に限りON状態における
    遮断用操作部(2)の突出寸法よりも外方に張り出す突
    起部(8),(8)を設けたことを特徴とするシ−ソ−
    型スイッチの誤操作防止構造。
JP4180191U 1991-05-10 1991-05-10 シ−ソ−型スイツチの誤操作防止構造 Pending JPH04126637U (ja)

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JPH04126637U true JPH04126637U (ja) 1992-11-18

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JP (1) JPH04126637U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008282627A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Yamaha Corp 電子機器
JP2011150855A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Nec Corp スイッチの誤操作防止機構
JP2012059711A (ja) * 2011-11-17 2012-03-22 Yamaha Corp 電子機器

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