JPH04126599A - 汚泥消臭剤 - Google Patents
汚泥消臭剤Info
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- JPH04126599A JPH04126599A JP24794990A JP24794990A JPH04126599A JP H04126599 A JPH04126599 A JP H04126599A JP 24794990 A JP24794990 A JP 24794990A JP 24794990 A JP24794990 A JP 24794990A JP H04126599 A JPH04126599 A JP H04126599A
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は新規な汚泥消臭剤、さらに詳しくは、し尿や下
水、あるいは有機性産業排水などの処理において生しる
各種汚泥から発生する臭気を効果的に抑制しうる汚泥消
臭剤に関するものである。
水、あるいは有機性産業排水などの処理において生しる
各種汚泥から発生する臭気を効果的に抑制しうる汚泥消
臭剤に関するものである。
[従来の技術J
下水処理工程やし泳処理工程、あるいは食品工場、紙パ
ルプ工場なとからの有機性産業排水の処理工程などにお
いては、各種の汚泥が発生しており、そしてこれらの汚
泥は、通常遠心分離機やフィルタープレスなどの脱水機
で脱水され、発生した脱水ケーキは焼却処分や埋立処分
されている。
ルプ工場なとからの有機性産業排水の処理工程などにお
いては、各種の汚泥が発生しており、そしてこれらの汚
泥は、通常遠心分離機やフィルタープレスなどの脱水機
で脱水され、発生した脱水ケーキは焼却処分や埋立処分
されている。
このような脱水ケーキは、最終処分されるまでの貯留、
運搬時に発生する悪臭が作業環境の悪化をもたらしたり
、あるいは、最終埋立地に8いても発生臭気が拡散し、
付近住民に不快な環境を与えるなど、好ましくない事態
を招来する。したがって、このような問題を解決するた
めに、従来臭気を吸引して吸着剤で処理したり、発生す
る臭気を芳香剤や香料などでマスキング処理するなどの
方法かとられていた。
運搬時に発生する悪臭が作業環境の悪化をもたらしたり
、あるいは、最終埋立地に8いても発生臭気が拡散し、
付近住民に不快な環境を与えるなど、好ましくない事態
を招来する。したがって、このような問題を解決するた
めに、従来臭気を吸引して吸着剤で処理したり、発生す
る臭気を芳香剤や香料などでマスキング処理するなどの
方法かとられていた。
しかしながら、臭気を吸引して、吸着剤で処理する方法
は、大型の設備を必要とする上、処理費用が嵩むなどの
欠点があるし、一方、マスキング剤を用いる方法におい
ては、美質は改善されるものの、悪臭成分そのものは変
わらず、臭気濃度は低くならないので、臭気か周辺に拡
散するのを免れないという欠点かある。特に脱水ケーキ
は、運搬したり、貯留しても一時的であるため、別途臭
気を吸引したり、搬送時にマスキングするのは困難であ
るという問題を有している。そこで、悪臭の発生を元か
ら断つ技術、すなわち脱水ケーキの表面や内部から発生
する臭気そのものを抑制する技術の開発が強く望まれて
いた。
は、大型の設備を必要とする上、処理費用が嵩むなどの
欠点があるし、一方、マスキング剤を用いる方法におい
ては、美質は改善されるものの、悪臭成分そのものは変
わらず、臭気濃度は低くならないので、臭気か周辺に拡
散するのを免れないという欠点かある。特に脱水ケーキ
は、運搬したり、貯留しても一時的であるため、別途臭
気を吸引したり、搬送時にマスキングするのは困難であ
るという問題を有している。そこで、悪臭の発生を元か
ら断つ技術、すなわち脱水ケーキの表面や内部から発生
する臭気そのものを抑制する技術の開発が強く望まれて
いた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、このような要望にこたえ、し尿や下水、ある
いは有機性産業排水などの処理において生じる各種汚泥
から発生する臭気を効果的に抑制しうる汚泥消臭剤を提
供することを目的としてなされたものである。
いは有機性産業排水などの処理において生じる各種汚泥
から発生する臭気を効果的に抑制しうる汚泥消臭剤を提
供することを目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、前記の好ましい性質を有する汚泥消臭剤
を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のチウラム系
化合物を有効成分として含有するものにより、その目的
を達成しうろことを見い出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至つt二。
を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のチウラム系
化合物を有効成分として含有するものにより、その目的
を達成しうろことを見い出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至つt二。
すなわち、本発明は、−量大
%式%()
(式中のR1、R2、R3及びR1は、それぞれメチル
基、エチル基又はピペリジノ基であって、それらは同一
であってもよいし、たがいに異なっていてもよく、Xは
1.2又は4である) で表されるチウラム系化合物を有効成分として含有する
汚泥消臭剤を提供するものである。
基、エチル基又はピペリジノ基であって、それらは同一
であってもよいし、たがいに異なっていてもよく、Xは
1.2又は4である) で表されるチウラム系化合物を有効成分として含有する
汚泥消臭剤を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の汚泥消臭剤には、−量大
%式%(1)
で表されるチウラム系化合物が用いられる。
前記−量大(I)におけるR1、R2、R3及びR4は
メチル基、エチル基又はピペリジノ基であって、それら
は同一であってもよいし、たがいに異なっていてもよい
が、R1、R2、R3及びR4がすべて同一のものが入
手の容易さの点で好ましく、またXは1,2又は4であ
る。前記−量大(I)で表されるチウラム系化合物の具
体例としては、ビス(ジメチルチオカルバモイル)スル
フィド、ビス(ジエチルチオカルバモイル)スルフィド
、ビス(ジピペリジノチオ力ルバモイル)スルフィド、
ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィド(−量
化チウラム)、ビス(ジエチルチオカルバモイル)ジス
ルフィド、ビス(ジピペリジノチオ力ルバモイル)ジス
ルフィド、ビス(ジメチルジチオカルバメイト)ジスル
フィド、ビス(ジエチルジチオカルバメイト)ジスルフ
ィド、ビス(ジピペリジノジチオ力ルバメイト)ジスル
フィド、ヒス(N−メチル−N−エチルチオカルバモイ
ル)スルフィド、ビス(N−メチル−N−ピペリジノチ
オカルバモイル)スルフィド、ビス(N−エチル−N−
ピペリジノチオカル/くモイル)スルフィド、ビス(N
−メチル−N−エチルチオカルバモイル)ジスルフィド
、ビス(N−メチル−N−ピペリジノチオカルバモイル
)ジスルフィド、ビス(N−エチル−N−ピペリジノチ
オカルバモイル)ジスルフィド、ビス(N−メチル−N
−エチルジチオカルバメイト)ジスルフィド、ビス(N
−メチル−N−ピペリジノジチオカルバメイト)ジスル
フィド、ビス(N−エチル−N−ピペリジノジチオカル
バメイト)ジスルフィドなどが挙げられる。これらのチ
ウラム系化合物は1種用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
メチル基、エチル基又はピペリジノ基であって、それら
は同一であってもよいし、たがいに異なっていてもよい
が、R1、R2、R3及びR4がすべて同一のものが入
手の容易さの点で好ましく、またXは1,2又は4であ
る。前記−量大(I)で表されるチウラム系化合物の具
体例としては、ビス(ジメチルチオカルバモイル)スル
フィド、ビス(ジエチルチオカルバモイル)スルフィド
、ビス(ジピペリジノチオ力ルバモイル)スルフィド、
ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィド(−量
化チウラム)、ビス(ジエチルチオカルバモイル)ジス
ルフィド、ビス(ジピペリジノチオ力ルバモイル)ジス
ルフィド、ビス(ジメチルジチオカルバメイト)ジスル
フィド、ビス(ジエチルジチオカルバメイト)ジスルフ
ィド、ビス(ジピペリジノジチオ力ルバメイト)ジスル
フィド、ヒス(N−メチル−N−エチルチオカルバモイ
ル)スルフィド、ビス(N−メチル−N−ピペリジノチ
オカルバモイル)スルフィド、ビス(N−エチル−N−
ピペリジノチオカル/くモイル)スルフィド、ビス(N
−メチル−N−エチルチオカルバモイル)ジスルフィド
、ビス(N−メチル−N−ピペリジノチオカルバモイル
)ジスルフィド、ビス(N−エチル−N−ピペリジノチ
オカルバモイル)ジスルフィド、ビス(N−メチル−N
−エチルジチオカルバメイト)ジスルフィド、ビス(N
−メチル−N−ピペリジノジチオカルバメイト)ジスル
フィド、ビス(N−エチル−N−ピペリジノジチオカル
バメイト)ジスルフィドなどが挙げられる。これらのチ
ウラム系化合物は1種用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
本発明の汚泥消臭剤は、前記のチウラム系化合物を有効
成分として含有するものであるが、本発明の目的を損な
わない範囲で、所望に応じ、従来公知の汚泥消臭剤を含
有することができる。
成分として含有するものであるが、本発明の目的を損な
わない範囲で、所望に応じ、従来公知の汚泥消臭剤を含
有することができる。
本発明の汚泥消臭剤の添加方法については特C;制限は
なく、粉末状で添加してもよいし、水なと゛の溶媒に懸
濁させた状態で添加してもよ(/1し、適当な溶媒に溶
解して溶液の形で添加してもよい。
なく、粉末状で添加してもよいし、水なと゛の溶媒に懸
濁させた状態で添加してもよ(/1し、適当な溶媒に溶
解して溶液の形で添加してもよい。
また添加場所についても特に制限はなく、汚泥処理系の
凝集処理工程前から脱水工程後までの任意の場所に添加
することができ、凝集工程に使用する凝集剤の添加前、
添加後、又は同時に添加してもよいし、予め、凝集剤と
混合しておいて添加してもよい。また凝集脱水設備か密
閉されていて、凝集処理工程や脱水工程で臭気の拡散の
おそれかない場合には、脱水後の脱水ケーキに添加して
混合してもよい。
凝集処理工程前から脱水工程後までの任意の場所に添加
することができ、凝集工程に使用する凝集剤の添加前、
添加後、又は同時に添加してもよいし、予め、凝集剤と
混合しておいて添加してもよい。また凝集脱水設備か密
閉されていて、凝集処理工程や脱水工程で臭気の拡散の
おそれかない場合には、脱水後の脱水ケーキに添加して
混合してもよい。
第1図は、汚泥処理系における本発明の汚泥消臭剤の添
加場所の1例を示す説明図であって、該汚泥消臭剤は、
汚泥貯槽1、給泥ライン2、脱水機3、脱水ケーキ搬送
コンベア4、ケーキホッパー5のいずれに添加してもよ
い。
加場所の1例を示す説明図であって、該汚泥消臭剤は、
汚泥貯槽1、給泥ライン2、脱水機3、脱水ケーキ搬送
コンベア4、ケーキホッパー5のいずれに添加してもよ
い。
本発明の汚泥消臭剤の添加量は、通常該汚泥消臭剤中の
前記チウラム系化合物の量が、被処理物1α当たり1〜
2,000mg程度になるように選ばれる。
前記チウラム系化合物の量が、被処理物1α当たり1〜
2,000mg程度になるように選ばれる。
前記チウラム系化合物の消臭作用機構については必ずし
も明確ではないが、次のようなことが考えられる。すな
わち、該チウラム系化合物を脱水前の汚泥や脱水ケーキ
に添加すると、該化合物が脱水ケーキ中の硫酸塩還元菌
なとの腐敗菌に作用して、その強い抑制力により、脱水
ケーキ中の有機物が硫化水素やメチルメルカプタンなと
に分解することを防止するものと考えられる。
も明確ではないが、次のようなことが考えられる。すな
わち、該チウラム系化合物を脱水前の汚泥や脱水ケーキ
に添加すると、該化合物が脱水ケーキ中の硫酸塩還元菌
なとの腐敗菌に作用して、その強い抑制力により、脱水
ケーキ中の有機物が硫化水素やメチルメルカプタンなと
に分解することを防止するものと考えられる。
本発明の汚泥消臭剤が適用される汚泥については特に制
限はないか、例えば最初沈殿池汚泥、余剰汚泥及びこれ
らを含有する汚泥が好ましく、また、pHが4.5〜8
.5の範囲にあるものが好適である。
限はないか、例えば最初沈殿池汚泥、余剰汚泥及びこれ
らを含有する汚泥が好ましく、また、pHが4.5〜8
.5の範囲にあるものが好適である。
[実施例]
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1,2 比較例1〜6
下水処理場混合生汚泥(pH5,1、電気伝導度255
0ps/cm、TS2.7%、SS2.6%、VTS7
6.8%/TS、VSS78.4%/S S。
0ps/cm、TS2.7%、SS2.6%、VTS7
6.8%/TS、VSS78.4%/S S。
繊維分20.1%/S S)に、第1表に示す種類と量
の消臭剤を添加し、スパーチルで20〜30秒間撹拌し
たのち、高分子凝集剤1100ppを添加し、脱水して
ケーキを得た。
の消臭剤を添加し、スパーチルで20〜30秒間撹拌し
たのち、高分子凝集剤1100ppを添加し、脱水して
ケーキを得た。
次に、このケーキをテトラ−バッグ内に封入し、空気を
ケーキ1gに対し25mQの割合で入れ、30℃に保管
して、24.48時間後のバッグ内の臭気成分を測定し
た。その結果を第1表に示す。
ケーキ1gに対し25mQの割合で入れ、30℃に保管
して、24.48時間後のバッグ内の臭気成分を測定し
た。その結果を第1表に示す。
なお、ブランクとして、消臭剤を添加しないものについ
ても同様なテストを行い、その結果も第1表に示した。
ても同様なテストを行い、その結果も第1表に示した。
(以下余白)
[発明の効果]
本発明の汚泥消臭剤は、チウラム系化合物を盲動成分と
して含有するものであって、し厚や下水、あるいは有機
性産業排水なとの処理において生しる各種汚泥から発生
する臭気を極めて効果的に抑制しうるので、該汚泥消臭
剤を汚泥処理系に添加することにより、汚泥脱水ケーキ
ホッパー内の臭気や、運搬時、埋立時などの臭気を除去
する装置が不要となる上、運搬時や埋立時における消臭
剤やマスキング剤の散布量が少量又は不要となる。
して含有するものであって、し厚や下水、あるいは有機
性産業排水なとの処理において生しる各種汚泥から発生
する臭気を極めて効果的に抑制しうるので、該汚泥消臭
剤を汚泥処理系に添加することにより、汚泥脱水ケーキ
ホッパー内の臭気や、運搬時、埋立時などの臭気を除去
する装置が不要となる上、運搬時や埋立時における消臭
剤やマスキング剤の散布量が少量又は不要となる。
第1図は、汚泥処理系における本発明の汚泥消臭剤の添
加場所の1例を示す説明図であり、図中符号1は汚泥貯
槽、2は給泥ライン、3は脱水機、4は脱水ケーキ搬送
コンベア、5はケーキホッパーである。
加場所の1例を示す説明図であり、図中符号1は汚泥貯
槽、2は給泥ライン、3は脱水機、4は脱水ケーキ搬送
コンベア、5はケーキホッパーである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1、R^2、R^3及びR^4は、それぞ
れメチル基、エチル基又はピペリジノ基であって、それ
らは同一であってもよいし、たがいに異なっていてもよ
く、xは1、2又は4である) で表されるチウラム系化合物を有効成分として含有する
汚泥消臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24794990A JPH04126599A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 汚泥消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24794990A JPH04126599A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 汚泥消臭剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126599A true JPH04126599A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17170946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24794990A Pending JPH04126599A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 汚泥消臭剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04126599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523698A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Ebara Infilco Co Ltd | 汚泥用消臭剤及び消臭方法 |
JP2003010889A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-14 | Kurita Water Ind Ltd | 汚泥脱水ケーキの臭気発生防止方法 |
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1990
- 1990-09-18 JP JP24794990A patent/JPH04126599A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523698A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Ebara Infilco Co Ltd | 汚泥用消臭剤及び消臭方法 |
JP2003010889A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-14 | Kurita Water Ind Ltd | 汚泥脱水ケーキの臭気発生防止方法 |
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