JPH04126568A - 塗膜形成方法 - Google Patents

塗膜形成方法

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JPH04126568A
JPH04126568A JP24523190A JP24523190A JPH04126568A JP H04126568 A JPH04126568 A JP H04126568A JP 24523190 A JP24523190 A JP 24523190A JP 24523190 A JP24523190 A JP 24523190A JP H04126568 A JPH04126568 A JP H04126568A
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JP
Japan
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resin
groups
group
coat
coating
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Application number
JP24523190A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kasa
加佐 利章
Akira Tominaga
章 冨永
Reijiro Nishida
礼二郎 西田
Hiroshi Igarashi
浩史 五十嵐
Toru Ozaki
透 尾崎
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な塗膜形成方法に関する。
[従来の技術及びその課題] 従来、上塗り塗膜、特に自動車外板用上塗り塗膜におい
て、仕上り外し、塗膜性能等の向上に対する要求がある
。また、エネルギーコストの低減の目的や鋼板基材とプ
ラスチック基材が一体となった自動車外板において、同
一塗料で一体塗装を可能とすることを目的として、低温
硬化性塗膜の開発に対する強い要求がある。
自動車用上塗り塗料として、現在主流を占める塗料は熱
硬化性アクリル樹脂/メラミン樹脂系及び熱硬化ポリエ
ステル樹脂/メラミン樹脂系等であるが、これらの塗料
は高度平滑性において限界に近く、また、各種塗膜性能
の改善の余地もある。また、低温硬化性も十分でないと
いう問題点がある。
本出願人は、低温硬化性に優れた塗料として、特開平2
−160879号公報に自動車用塗料組成物を提案した
。該塗料はシラノール基及び/又はアルコキシシラン基
含有ポリシロキサン系マクロモノマーとオキシラン基含
有ビニル千ツマ−を単量体成分とする共重合体に金属キ
レート化合物を配合してなるシリコーン系塗料組成物で
あるが、このものをメタリックベースコート(塗料にア
ルミニウムフレーク顔料を配合したもの)/クリヤート
ップコートの両者に通用し、2コート・1べ〜り方式で
塗装仕上げを行なったものはメタリックベースコートが
クリヤートップコートによって冒されアルミニウムフレ
ーク顔料の配向が変化しアルミニウム光沢(キラリ感が
あり、白いもの)のある塗膜が得られないという欠点が
あり、また、メタリックベースコートとして熱硬化性ア
クリル樹脂又は熱硬化性ポリエステル樹脂/メラミン樹
脂系のものを用いたものは、該メタリックベースコート
の硬化が始まる前にクリヤートップコートの硬化が始ま
り、その結果塗膜にワキ、チヂミなどの欠陥を生じると
いう欠点があった。
また、仕上げ塗膜に欠陥を生した場合、欠陥部を補修す
るために、通常、同種のメタリックベースコート及びク
リヤートップコートがリコートされるが、上記シリコー
ン系塗料組成物を用いたものは 該塗膜相互間(トップ
クリヤーコートとリコートされるメタリックベースコー
ト)での3着性が十分でないという問題も残されていた
[問題を解決するための手段〕 本発明者等は、上記した欠点を解消するために鋭意研究
を重ねた結果、特定の着色ベースコートにクリヤートッ
プコートを形成させることにより、仕上り性、リコート
性などに優れた塗膜が提供できることを見い出し、本発
明を完成するに到った。
即ち、本発明は素材に着色ベースコート及びクリヤート
ップコートを順次形成させてなる上塗り複層塗膜におい
て、 着色ベースコートを下記成分 (1)水酸基及びカルボキシル基含有基体樹脂(2)脂
環族ポリエポキシド架橋剤 (3)金属・β−ジケトンキレート触媒 及び(4)金
属フレーク粉末及び/又はマイカ粉末を必須成分とする
塗料組成物で形成させ、かつ、クリヤートップコートを
下記成分 (1)シラノール基及び珪素原子に直接結合した加水分
解性基から選ばれる少なくとも1種の基、水酸基及びエ
ポキシ基とを含有する基体樹脂及び (2)硬化触媒 を必須成分とする塗料組成物で形成させることを特徴と
する塗膜形成方法に関する。
次に、本発明方法について具体的に説明する。
本発明において、着色ベースコートは、水酸基及びカル
ボキシル基含有基体樹脂、脂環族ポリエポキシド架橋剤
、金属・β−ジケトンキレート触媒及び金属フレーク顔
料又はマイカ粉末を必須成分として含有する着色ベース
塗料組成物で形成したものである。
該着色ベース塗料組成物で使用する水酸基及びカルボキ
シル基含有基体樹脂としては、特に制限なしに、従来か
ら公知の樹脂が使用できる。該基体樹脂は数平均分子量
的1.000〜100.000、水酸基当量的200〜
2.000、軟化点約120℃以下であるのが好ましい
基体樹脂中のカルボキシル基は前記した反応系の触媒と
して作用するのに必要な量、また水性化に必要な量であ
れば、特に、制限されないが、酸価的5〜100になる
ように含有させることが好tしい、また、該基体樹脂は
水酸基、カルボキシル基以外にフェノール性もしくはシ
ラノール性水酸基を有することができる。
該基体樹脂としては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリカプロラク
トンジオールモノ(メタ)アクリレート、ボリ才キシエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレートなどの水酸
基含有モノマー; (メタ)アクリル酸、カルボキシエ
チルアクリレート、イクコン酸などのカルボキシル基含
有モノマー二更に必要に応じてメチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、l−プロピル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、アクリロニ
トリル、アクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、
酢酸ビニル、i−プロピルビニルエーテル、n−ブチル
ビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテルなどの
水酸基及びカルボキシル基と反応を生じる官能基を有し
ないラジカル重合性不飽和基含有モノマーとを共重合反
応させることによって得たものが使用できる。
該共重合反応は公知の溶液重合、分散重合いずれの方法
でも行なうことができる。溶液重合では溶剤として高沸
点アルコールは硬化性を阻害するので使用しない方が好
ましい。
基体樹脂として、上記した以外にもトリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1.3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1.6−ヘキサンジオールなどのポリオール成分
と(無水)フタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸、(無水)ト
リメリット酸などのポリカルボン酸成分との重縮合によ
り得られるポリエステル樹脂;該ポリエステル樹脂を脂
肪酸又はエポキシ樹脂で変性したもの及びアクリルグラ
フトした変性ポリエステル樹脂:ビスフェノール・エピ
クロルヒドリン型エポキシ樹脂のエステル化物又はエー
テル化物に酸無水物を付加して得られる変性エポキシ樹
脂などが使用できる。
本発明において美粧性、耐候性などに優れた塗膜が得ら
れることから水酸基含有上ツマ−、カルボキシル基含有
モノマー及び必要に応じてその他のモノマーを共重合さ
せた特にアクリル系共重合体を用いることが好ましい。
上記基体樹脂に併用して、ポリテトラメチレングリコー
ル、ビスフェノールA・エチレンオキシド付加物、ポリ
カプロラクトンポリオール、ポリカーボネートジオール
、ボリウレクンボリオール、ビニルアルコール(共)重
合体、スチレン−アリルアルコール共重合体などのカル
ボキシル基を含まないポリオール樹脂も使用できる。
着色ベース塗料組成物で使用する脂環族ポリエポキシド
架橋剤としては1分子当り2ヶ以上の脂肪環に直接結合
したエポキシ基を有する化合物が使用される。該脂肪環
に直接結合したエポキシ基及び脂肪族環に結合したエポ
キシ基 均分子量200〜20,000、エポキシ当量的100
〜1,000、融点約120℃以下のものが好適に使用
できる。また、工業的に入手可能なものの具体例として
は下記のものを例示しつる。
例えば などの化合物や [上記式中、 0O −O−C−C)I 、、−〇−R1 RはC+−ssの炭化水素基、nは0〜100、mは5
〜100、pは2〜100の整数を示す、] などの単位を含む化合物が使用できる。
上記架橋剤以外にエピクロルヒドリン型エポキシド、脂
肪族内部二ポキシドも併用できるが、水性塗料での安定
性や、硬化性、仕上り性が劣るので架橋剤中に25重量
%とするのが好ましい。
該架橋剤の使用量は、特に限定されないが、組成物(基
体樹脂、架橋剤、触媒)巾約16〜50重量%及び(基
体樹脂の水酸基及びカルボキシル基の合計)/(架橋剤
のエポキシ基)の当量比が約05〜15の範囲にあるこ
とが好ましい。当量比が約05を下回るとエポキシドの
単独重合物が多くなり、他方当量比が約15を上回ると
塗膜の親水基が強くなって、耐水性などの性能が劣るの
で好ましくない。
着色ベース塗料組成物で使用する金属・β−ジケトンキ
レート触媒としては、Af2、T1、■、Fe、Zn、
Zr、Snなどの金属とアセト酢酸エチル、トルフルオ
ロアセチルアセトン、ベンゾイルアセチルアセトン、ジ
ベンゾイルアセチルアセトンなどのβ−ジケトンとのキ
レート化物が挙げられる。この中でトリス(アセチルア
セトナート)アルミニウムが量も好ましい。該触媒の使
用量は所望する硬化速度に応じて可変であるが、−般に
組成物巾約0.1〜5重量%の範囲が望ましい。
着色ベース塗料組成物で使用する金属フレーク粉末とし
ては、アルミニウムフレーク、二・ンケルフレーク、銅
フレーク、真鍮フレーク及びクロムフレークなどが挙げ
られ、また、マイカ粉末としてはパールマイカ、着色パ
ールマイカなどが挙げられる。これらの粉末の使用量は
要求される用途に応じて適宜選択できるが、基体樹脂及
び架橋剤の総合計100重量部に対して、通常、1〜3
0重量部、好ましくは2〜20重量部配合できる。
着色ベース塗料組成物は、通常、有機溶液型、水性型で
使用される。有機溶液型で使用される有機溶剤としては
、前記基体樹脂、架橋剤、触媒などの成分と実質的に不
活性な溶剤、例えばエステル系、アルコール系、エーテ
ル系、芳香族系、脂肪族炭化水素系などのものが使用で
きる。また、水性型のものは基体樹脂用のカルボキシル
基を塩基性化合物で中和し水中に分散することによって
得ることができる。該塩基性化合物としてはアンモニア
、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどが好適であ
る。
また、着色ベース塗料組成物には、上記した以外にも着
色顔料(例えばカーボンブラック、フクロシアニンブル
ー、フクロシアニングリーン、キナクリドンレッド、酸
化チタン)、体質顔料(例えばシリカ、バリク、タルク
、重合体微粒子)、セルロースアセテート、各種塗料用
添加剤などが使用できる。
本発明において、クリヤートップコートはシラノール基
及び/又は珪素原子に直接結合した加水分解性基、水酸
基及びエポキシ基とを含有する基体樹脂(以下、「トッ
プコート用基体樹脂」と略す。)及び硬化触媒を必須成
分として含有するクリヤー塗料組成物で形成したもので
ある。
上記トップコート用基体樹脂が有する加水分解性基は、
水の存在下で加水分解してヒドロキシシラン基を生成す
る残基であり、例えば01〜.のアルコキシ基:フェノ
キシ基・トリルオキシ基、パラメトキシフェノキシ基、
バラニトロフェノキシ基、ベンジルオキシ基などのアリ
ールオキシ基。
アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブクノイルオキ
シ基、ベンゾイルオキシ基、フェニルアセトキシ基、ホ
ルミルオキシ基などのアシロキシ基及び−N (R,1
2、−ON (R,+2、−0N=C(R,1,、−N
R,C0R1(式中、それぞれRoは同一もしくは異な
って01〜8のアルキル基、アリール基、アラルキル基
を示し、R2はH,C,〜8のアルキル基を示す。)で
表わされる残基などがある。
トップコート用基体樹脂としては、例えば、■ 水酸基
含有樹脂(A)、エポキシ基含有樹脂CB)、シラノー
ル基及び/又は珪素原子に直接結合した加水分解性基を
含有する樹脂(C)の3成分を含有する樹脂混合物(以
下、「樹脂■」と略す、)、 ■ エポキシ基含有樹脂(B)、シラノール基及び/又
は珪素原子に直接結合した加水分解性基を含有する樹脂
(C)の2成分の樹脂混合物であって、かつ樹脂(B)
及び樹脂(C)のいずれか一方もしくは両方に水酸基を
含有する樹脂混合物(以下、「樹脂■」と略す。)、 ■ 水酸基、エポキシ基、シラノール基及び/又は珪素
原子に直接結合した加水分解性基を含有する樹脂(以下
、「樹脂■」と略す、)などが挙げられる。
樹脂■: 水酸基含有樹脂(A)としては、1分子中に平均2個以
上の水酸基を有し、好ましくは数平均分子量が1,00
0〜200.000、好ましくは3.000〜80.0
00(7)ものが使用できる。
水酸基が平均2個より少ないと硬化性(ゲル分率)が劣
るものとなるので好ましくない、水酸基の数は、仕上り
性、耐水性などの観点がら、平均400個以下であるこ
とが好ましい、数平均分子量が1.000未満では物性
(耐衝撃性)、耐水性等が劣るものとなり、一方200
.000を上回ると他の成分との相溶性が低下して、そ
の結果、硬化が不均一で仕上りが劣るものとなるので好
ましくない。
水酸基含有樹脂(A)としては、従来から公知の樹脂が
使用できるが、特に耐候性、仕上り性などの観点からビ
ニル系重合体を用いることが好ましい。
該ビニル系重合体としては、例えば下記水酸基含有重合
性不飽和単量体(a)及び必要に応じてその他の重合性
不飽和単量体(b)をラジカル重合して得られる(共)
重合体が使用できる。
水酸基含有重合性不飽和単量体(a)としては、例えば
(a、−1)〜(a−5)が挙げられる。
(a−1)ヒドロキシアルキルビニルエーテル:ヒドロ
キシブチルビニルエーテルなど、(a−2)アリルアル
コール及びメタリルアルコール、 (a−3)(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエ
ステル:ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレートなど、 (a−4)(ポ1月アルキレングリコールモノアクリレ
ート:エチレングリコールモノアクリレート、ポリエチ
レングリコールモノアクリレートなど、 (a−5)  (a−1) 〜(a−4)とラクトン便
(例えばε−カプロラクトン、γ−バレロラクトン)と
Φ付加物など。
また、その他の重合性不飽和単量体(b)としては、例
えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル〔メ
タ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレートなどの如き(メタ)アクリル酸のC3〜2
4個のアルキル又はシクロアルキルエステル類;スチレ
ン、ビニルトルエンなどの如きビニル芳香族化合物類:
パーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パー
フルオロイソノニルエチル(メタ)アクリレート、パー
フルオロオクチルエチル(メり)アクリレートなどの如
きパーフルオロアルキル(メタ)アクリレート類及び(
メタ)アクリロニトリル類、オレフィン類、フルオロオ
レフィン類、ビニルエステル類、シクロヘキシル又はア
ルキルビニルエーテル類、アリールエーテル類などが挙
げられる。
エポキシ基含有樹脂(B)は、1分子中に平均2個〜3
00個のエポキシ基を有し、好ましくは数平均分子量が
120〜200.000、好ましくは240〜so、o
ooのものである。エポキシ基の数が平均2個より少な
いと硬化性、耐衝撃性が劣るものとなるので好ましくな
い、数平均分子量が120未満の化合物を得ることは困
難であり、一方、数平均分子量が200.000を上回
ると他の成分との相溶性が劣り、その結果得られる塗膜
の耐候性、仕上り性などが低下するので好ましくない。
エポキシ基含有樹脂(B)としては、前記脂環族ポリエ
ポキシド架橋剤、オキシラン基含有重合性不飽和単量体
(C)(例えば特開平2−160879号公報に記載さ
れる一般式(4)〜(18)の脂環族ビニルモノマーな
ど)の単独重合体もしくは前記その他の重合性不飽和単
量体(b)との共重合体などが好適に使用できる。
シラノール基及び/又は珪素原子に直接結合した加水分
解性基を含有する樹脂(C)としては、例えばγ−(メ
タ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ(メ
タ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ(メ
タ)アクリロキシプロピルトリシラノール、γ−(メタ
)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、2
−スチリルエチルトリメトキシシラン、アリルトリエト
キシシランなどの如きシラン化合物(d−1):該シラ
ン化合物(d−1)及びトリアルコキシ又はトリヒドロ
キシシラン化合物(例えばメチルトリメトキシシラン、
フェニルトリメトキシシラン、メチルトリシラノール)
との反応物(d−2)(例えば特開平2−160879
号公報に記載されるポリシロキサン系マクロモノマー)
の単独重合体もしくはその他の重合性不飽和単量体(b
)との共重合体などが好適に使用できる。
上記樹脂(A)、(B)及び(C)の配合割合は、これ
ら3成分の総合計量で樹脂(A)5〜95重量%、好ま
しくは20〜80重量%、樹脂(B)9’5〜5重量%
、好ましくは80〜20重量%、樹脂(C)0.1〜8
0重量%、好ましくは1〜20重量%の範囲が硬化性及
び塗膜仕上り性などの点から好ましい。
樹脂■: エポキシ基含有樹脂(B)、シラノール基及び/又は珪
素原子に直接結合した加水分解性基を含有する樹脂(C
)としては前記と同様のものが使用できる。
また、樹脂■においては、樹脂(B)及び樹脂(C)の
いずれが一方もしくは両方に水酸基を有するが、該樹脂
(B)及び樹脂(C)中に水酸基を導入する方法として
は、例えば単量体成分として前記水酸基含有重合性不飽
和重量体(a)を必須単量体成分として用いることによ
り行なえる。
この場合の水酸基の数は、1分子中に平均1個以上、好
ましくは平均400個以下含有させるのが好ましい、ま
た水酸基を導入した樹脂の数平均分子量はそれぞれ1.
000〜200.000、好ましくは3.000〜so
、oooOものが望ましい。
また、上記樹脂(B)及び(C)の配合割合は、これら
2成分の総合計量で樹脂(B)5〜95重量%、好まし
くは20〜80重量%、樹脂(C)95〜5重量%、好
ましくは80〜20重量%の範囲が硬化性及び塗膜仕上
り性などの点から好ましい。
樹脂■には必要に応じて前記水酸基含有樹脂(A)を配
合することができる。
樹脂■: 該樹脂■は、1分子中に平均1個以上、好ましくは平均
2〜40個のシラノール基及び/又は珪素原子に直接結
合した加水分解性基、1分子中に平均1個以上、好まし
くは2〜40個のエポキシ基及び1分子中に平均2〜2
00個の水酸基を有することが、硬化性及び塗膜仕上り
性などの点から好ましい。
樹脂■は例えば前配水酸基含有重合性不飽和単量体(a
)、前記オキシラン基含有重合性不飽和単量体(C)、
前記シラン化合物(d−1)及び/又は反応物(d−2
)、必要に応じてその他の重合性不飽和単量体(b)と
の共重合体が好適に使用できる。
該単量体(a)〜(d−2)の配合割合は、樹脂中の官
能基が前記範囲内に入るように配合すればよい。
また樹脂■の数平均分子量は1.000〜200,00
0、好ましくは3.000〜so、oooのものが望ま
しい。
樹脂■には必要に応じて前記水酸基含有樹脂(A)を配
合することができる。
上記基体樹脂は、例えばトルエン、キシレン等の炭化水
素系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル系溶剤、ジオキサン、エチレングリコールジエチル
エーテル等のエーテル系溶剤、ブタノール、プロパツー
ル等のアルコール系溶剤、ペンタン、ヘキサン、ペンタ
ン等の脂肪族系炭化水素等に、溶解又は分散した溶液型
、分散型、非水分散型などの形態で使用される。
該非水分散型の基体樹脂組成物は、前記樹脂を分散安定
剤とし、該分散安定剤の存在下に、1種以上のラジカル
重合性不飽和単量体と重合開始剤とを該単量体と分散安
定剤とは溶解するが、その単量体から得られる重合体粒
子は溶解しない有機溶剤中に添加し、重合反応を行なわ
せるこ”とにより非水分散液を製造することができる。
非水分散液の粒子成分となるポリマーを形成するのに用
い得る単量体の種類としては既に記載したすべての単量
体を使用することができる。好ましくは粒子成分となる
ポリマーは使用している有機溶剤に溶解してはならない
ので、高極性の単量体を多く含む共重合体である。すな
わちメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリロニトリル、2−ヒドロキシ
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、 (メタ)アクリルアミド、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、スチレン、ビニルトルエン
、α−メチルスチレン、N−メチロール(メタ)アクリ
ルアミドなどのモノマーを多く含んでいることが好まし
い、又、非水分散液の粒子は必要に応じ架橋させておく
ことができる0粒子内部を架橋させる方法の一例として
はジビニルベンゼンやエチレングリコールジメタクリレ
ート等の多官能モノマーを共重合することによって行な
える。
非水分散液に用いる有機溶剤には該重合により生成する
分散重合体粒子は実質的に溶解しないが、上記分散安定
剤及びラジカル重合性不飽和単量体に対しては、良溶媒
となるものが包含される。一般には、脂肪族炭化水素を
主体とし、これに適宜芳香族炭化水素や上記の如きアル
コール系、エーテル系、エステル系またはケトン系溶剤
を組合わせたものが好適に使用される。さらに、トリク
ロロトリフルオロエタン、メタキシレンヘキサフルオラ
イド、テトラクロロヘキサフルオロブタンなども必要に
より使用できる。
上記単量体の重合はラジカル重合開始剤を用いて行なわ
れる。使用可能なラジカル重合開始剤としては、例えば
、2.2′−アゾイソブチロニトリル、2,2′−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ系開
始剤:ベンゾイルパーオキシド、ラウリルパーオキシド
、tert−ブチルパーオクトエートなどの過酸化物系
開始剤が挙げ5られ、これら重合開始剤は一般に、重合
に供される単量体100重量部当り0.2〜10重量部
範囲内で使用することができる。上記重合の際に存在さ
せる分散安定剤樹脂の使用配合は、該樹脂の種類に応じ
て広い範囲から選択できるが、−般には該樹脂1OOl
量部に対してラジカル重合性不飽和単量体を3〜240
重量NI程度、好ましくは5〜82重量部とするのが適
当である。
本発明においては、分散安定剤樹脂と重合体粒子とを結
合させることもてきる。
上記した非水分散液の樹脂組成物は有機溶剤に分散安定
剤樹脂が溶解した液相中にラジカル重合性不飽和単量体
が重合した重合体粒子である同相が安定に分散した非水
分散液であって、塗装時の固形分を大幅に上昇させるこ
とができ、しかも塗装後の粘度が高くなるためにタレ、
流れ等のない仕上り外観に優れた膜が形成できる。更に
その形成された被膜は、被膜の連続相が有機シラン基を
有する光、化学的に安定な被膜であり、更に該被膜中の
重合体粒子成分が該連続相により安定化されているとと
もに被膜が粒子成分により補強されているめで、耐衝撃
性等の機械的特性に優れた被膜が形成できる。
クリヤー塗料組成物で用いる硬化触媒は樹脂中のシラン
基、エポキシ基、水酸基の反応を促進するために使用す
るものであって、例えばアルミニウム、チタニウム、ジ
ルコニウム、カルシウム、バリウムなどの金属類にアル
コキシ基が結合した金属アルコキシド類、該金属アルコ
キシド類にケト・エノール互変異性体を構成し得るキレ
ート化合物が配位した金属キレート化合物類。
AβCβ3、A E (C2Ha)z C看、TiC(
2,、Z r Cf24、S n C(24、F e 
C(24、BF、、BF、:(○C2H,]2などの如
きルイス酸類。
有機プロトン酸(メタスルホン酸、ベンゼンスルホン酸
、p−トルエンスルホン酸など)、無機プロトン酸(リ
ン酸、亜リン酸、ホスフィン酸、硫酸など)のプロトン
酸類、ケイ酸アルミニウムなどの如き5i−0−Aj2
結合を有する化合物などが好適に使用できる。上記した
中でも金属キレート化合物が好ましく、更にはジイソプ
ロポキシエチルアセトアセテートアルミニウム、トリス
(エチルアセトアセテート)アルミニウム、インプロポ
キシ・ビス(エチルアセトアセテート)アルミニウム、
モノアセチルアセトナート・ビス(二チルアセトアセテ
ート)アルミニウム、トリス(n−プロピルアセトアセ
テート)アルミニウム、トリス(n−ブチルアセトアセ
テート)アルミニウム、モノエチルアセトアセテート・
ビス(アセチルアセトナート)アルミニウム、トリス(
アセチルアセトナート)アルミニウム、トリス(プロピ
オニルアセトナート)アルミニウム、アセチルアセトナ
ート・ビス(プロピオニルアセトナート)アルミニウム
などの如きアルミニウムキレート化合物類ニジイソプロ
ポキシ・ビス(エチルアセトアセテートチタニウム、ジ
イソプロポキシ・ビス(アセチルアセトナート)チタニ
ウムなどの如きチタニウムキレート化合物類:テトラキ
ス(n−プロピルアセトアセテート)ジルコニウム、テ
トラキス(アセチルアセトナート)ジルコニウム、テト
ラキス(エチルアセトアセテート)ジルコニウムなどの
如きジルコニウムキレート化合物類などが好適である。
硬化触媒の配合割合は前記樹脂100重量部に対して、
0.01〜30重量部、好ましくは01〜10重量部と
する。硬化触媒が0.01重量部未満では硬化性が低下
し、30重量部を上回ると塗膜の耐水性が低下するので
好ましくない。
クリヤー塗料組成物には、必要に応じて、紫外線吸収剤
、酸化防止剤、光安定剤、その他各種塗料用添加剤など
が配合できる。
本発明方法は、例えば化成処理した鋼板に電看塗料を塗
装し、中塗り塗料(省略する場合もある)を塗装した塗
膜及び各種プラスチック素材に適したプライマーを塗装
し、中塗り塗料(省略する場合もある)を塗装した塗膜
を素材として、着色ベース塗料組成物を塗装し、次いで
トップクリヤー塗料組成物を塗装することにより実施で
きる。上記ii@塗料及び中塗り塗料は、塗料のタイプ
によっても異なるが、通常、140−190’Cで30
〜90分間焼付けられる0着色ベース及びトップクリヤ
ー塗料組成物の塗装は、通常の塗装方式、例えば静電塗
装もしくは非静ii塗装機を用いて行なえる。また、着
色ベースコートの膜厚は10〜50F+程度(硬化後)
が好ましい、該塗料を塗装後、数分間室温に放置するが
、50〜80℃位で数分間強制乾燥するが、又は加熱(
加熱は120℃で60分間〜180℃で10分間程度で
良い、)硬化後、クリヤー塗料組成物を塗装する。クリ
ヤー塗膜の厚さは20〜100戸(硬化後)が好ましい
6次いで、被塗物を60〜170°C程度で10〜90
分間程度加熱して硬化せしめることができる。
[発明の効果] 本発明は、特定組成物からなる塗膜を着色ベースコート
とするので次の如き優れた効果を発揮することができる
(1)2コート・1ベ一ク塗装方式において、クリヤー
塗料により、着色ベースコート中の金属フレーク又はマ
イカ粉末のバタンコントロールを変化(メタリックのも
とりムラなと)させる恐れがないので美粧性に優れた上
塗り複層塗膜が形成できる。
(2)着色ベースコートとクリヤートツブコーl トとの相・密着性が優れる。このためにリコート性及び
2コート・2ベ一ク塗装方式などに適した塗膜が形成で
きる。
[実施例] 次に、実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、本発
明はそれらに限定されるものではない。
実施例及び比較例中の「部」及び「%」は重量基準であ
る。
着色ベースコート用(I) 樹脂組成物(I−1) 4つロフラスコにイソプロピルアルコール45部を仕込
み、80℃に加熱する。これにアクリル酸5部、アクリ
ル酸ヒドロキシエチル25部、アクリル酸エチル10部
、アクリル酸ブチル30部、スチレン30部の混合物と
2.2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル
)1部とイソプロピルアルコール3部の混合物を、窒素
雰囲気下3時間かけて併行滴下する6滴下終了後1.5
時間熟成し、2.2′−アゾビス(−2,4−ジメチル
バレロニトリル0.5部、イソプロピルアルコール2部
の混合物を1時間かけて滴下する。更に1.5時間熟成
して、酸価40、水酸基価121、数平均分子量約30
.000の基体樹脂を得た。これに3.4−エポキシシ
クロへキシルカルボキシルメチルシクロヘキセンオキシ
ド30部を加え、樹脂組成物(I−1)を得た。
樹脂組成物(I−2) 樹脂組成物(I−1)と同様な条件で、メタクリル酸7
部、メタクリル酸ヒドロキシエチル20部、及びそのカ
プロラクトン5モル付加物20部、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル7部、メタクリル酸メチル46部のモノマ
ー組成のアクリル樹脂を合成し、このものに樹脂組成物
(I−1)と同様の硬化剤を同量配合して、樹脂組成物
(I−2)を得た。
樹脂組成物(1−3) 樹脂組成物(I−2)と同じアクリル樹脂にグイセル化
学工業■製EHPE−3150(エポキシ化ポリビニル
シクロヘキサンオキシド:エポキシ当量190、数平均
分子量約1.500)40部を加えて、樹脂組成物(I
−3)を得た。
クリヤートップコート用(II) 樹脂組成物(II−1) (部) メチルトリメトキシシラン     2720γ ・−メタクリロキシプロビル トリメトキシシラン        256脱イオン水
            113430%塩酸    
          2ハイドロキノン       
      lこれ等の混合物を80℃、5時間反応さ
せてポリシロキサン系マクロモノマーを得た。該マクロ
モノマーの数平均分子量は2.000、平均的に1分子
当り1個のビニル基(重合性不飽和結合)と4個の水酸
基を有していた。
(部) ポリシロキサン系マクロモノマー   100メタクリ
レート           2002−エチルへキシ
ルメタクリレート  500スチレン        
      100アゾビスイソブチロニトリル   
   50の混合物をブタノールとキシレンの等重量混
合物1.000部中に120℃で滴下して樹脂組成物(
II−1)を得た。該樹脂の数平均分子量は約10、O
○0であった。
樹脂組成物(II −2) (部) γ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン        1002−エチル
へキシルメタクリレート  500スチレン     
         100アゾビスイソブチロニトリル
      50の混合物をブタノールとキシレンの等
重量混合物1.000部中に120℃で滴下して、樹脂
組成物(II−2)を得た。樹脂の数平均分子量は約9
.000であった。
樹脂組成物(II −3) (部) 前記ポリシロキサン系マクロモノマー 2002−ヒド
ロキシエチルアクリレート  1002−エチルへキシ
ルメタクリレート  500スチレン        
      200アゾビスイソブチロニトリル   
   50の混合物をブタノールとキシレンの等重量混
合物1.000部中に120℃で滴下して、樹脂組成物
(II−3)を得た。該樹脂の数平均分子量は約10.
000であった。
樹脂組成物(IT −4) (部) γ−メタクリロキシブロビル トリメトキシシラン        2002−ヒドロ
キシエチルメタクリレート 1002−エチルへキシル
メタクリレート  500スチレン         
     200アゾビスイソブチロニトリル    
  50の混合物をブタノールとキシレンの等重量混合
物1.000部中に120℃で滴下して、樹脂組成物(
II−4)を得た。該樹脂の数平均分子量は約9.00
0であった。
樹脂組成物(II−5) 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 1002−エチ
ルへキシルメタクリレート  400スチレン    
          100アゾビスイソブチロニトリ
ル      50の混合物をブタノールとキシレンの
等重量混合物1.000部中に120°Cで滴下して、
樹脂組成物(H−5)を得た。該樹脂の数平均分子量は
約9.000であった。
塗料の調製 表−1に記載した配合で着色ベース塗料及びクリヤー塗
料を調製した。
樹脂組成物(II−6) C部) 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 1002−エチ
ルへキシルメタクリレート  400スチレン    
          100メチルメタクリレート  
      400アゾビスイソブチロニトリル   
   50の混合物をブタノールとキシレンの等重量混
合物1.000部中に120℃で滴下して、樹脂組成物
(II−6)を得た。該樹脂の数平均分子量は約9.0
00であった。
塗板の作成 タル鋼板(化成処理)にエポキシ樹脂系カチオン電着塗
料を塗装しく25P)、170℃で30分加熱硬化させ
た後、中塗として、ルーガベークAM(商標品、関西ペ
イント■製、ポリエステル樹脂/メラミン樹脂系の自動
車用塗料)を乾燥膜厚が30Fになるように塗装し、1
40℃で30分間焼付けた0次で#400サンドペーパ
ーで塗面を水研し、水切り乾燥し石油ベンジンで塗面を
拭いたものを素材とした。
塗料はエアースプレー塗装により2CIEメタリツクの
場合は2CIB用ベースコートを塗装後3分置いて直ち
に2CIB用クリアーコートを塗装した。膜厚は乾燥膜
厚で各々15〜20pmと35〜45Fとした0次いで
室温で10分間放置して100℃で30分間(ただし、
リコート性は140℃で30分間)焼付を行なった。塗
膜性能及び外観を第2表に示す。
表−2 着色ベース塗料5:マジクロン#1000ベースコート
(シルバー)(商品名、関西ペイント眺製、アクリルメ
ラミン樹脂系) 試験方法 (*2)外観:塗膜のワキ、チヂミを調べた。
0異常なし、O若干認められる、×多く認められる。
(*3)鮮映性:写像性測定器(IMAGE CLAR
ITYMETER、スガ試験機■製)で測定した。
表中の数字はICM値で0−100%の範囲の値をとり
、数値の大きい方が鮮映性(写像性)が良く、ICM値
が80以上であれば鮮映性が極めて優れていることを示
す。
(*4)メタリック感:正面から見たメタルのキラリ感
及び白さを目視により評価した。
0キラリ惑があり、白いもの、△キラリ感がなく、白さ
に劣る、×キラリ感が全くなく、白さが全くない。
(*5)耐水性:40℃の温水に試料塗板を240時間
浸漬後塗面のフクレの状態を目視により評価した。0異
常なし、△少し認められる、X著しく認められる。
(*6)リコート性 塗膜表面に実施例及び比較例と同
様のベース塗料及びクリヤー塗料を塗り重ね、120°
C×30分間焼付けて塗膜を得た。得られた塗膜にカッ
ターナイフでクロスカットを入れその塗面にセロハンテ
ープを貼着しそれを急激に剥し1回目と2回目の塗膜間
(クリヤー塗膜/ベース塗膜)での付着性を評価し た。0全く剥離が認められない、△わずかに剥離が認め
られる、×著しい剥離が認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、素材に着色ベースコート及びクリヤートップコート
    を順次形成させてなる上塗り複層塗膜において、 着色ベースコートを下記成分 (1)水酸基及びカルボキシル基含有基体樹脂 (2)脂環族ポリエポキシド架橋剤 (3)金属・β−ジケトンキレート触媒及び (4)金属フレーク粉末及び/又はマイカ粉末を必須成
    分とする塗料組成物で形成させ、かつ、クリヤートップ
    コートを下記成分(1)シラノール基及び珪素原子に直
    接結合した加水分解性基から選ばれる少なくとも1種の
    基、水酸基及びエポキシ基とを含有する基体樹脂及び (2)硬化触媒 を必須成分とする塗料組成物で形成させることを特徴と
    する塗膜形成方法。
JP24523190A 1989-12-29 1990-09-14 塗膜形成方法 Pending JPH04126568A (ja)

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