JPH04126450A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ファクシミリ装置や電子複写装置として適用
し得る画像読取装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のファクシミリ装置においては、送信原稿のサイズ
を自動検出する機能はなく、送信時に操作者が操作パネ
ルのキー操作により原稿サイズを入力した後に、送信開
始の指示を行うようにしていた。

しかしながら、このようなファクシミリ装置によると、
操作者が原稿サイズを誤入力したり、原稿サイズの入力
を忘れたりすると、原稿に対する的確な読み取りが行え
ず、また、的確な部分の送信が行えないという問題点が
生じていた。

そこで、原稿サイズ検出用のセンサを複数設けて、いず
れのセンサに原稿の端部があるか等を検出して、原稿サ
イズを自動検出するようにしたファクシミリ装置も提供
されたが、センサが多数となって構成が複雑化する上、
センサの大きさの関係から十分な精度が得られないとい
う問題点があった。　　〔発明が解決しようとする課！
！〕上記のように、従来の画像読取装置によると、原稿
サイズの入力をオペレータが行うか、複数のセンサを設
けて、いずれのセンサで原稿の端部が検出されるかによ
って、原稿サイズを検出するようにしていた。

しカルながら、上記画像読取装置の前者のタイプによる
と、入力ミスや入力忘れにより的確な画像処理がなされ
得す、また、後者のタイプによると構成が複雑化するわ
りに精度が得られない問題があった。

本発明は、このような従来の画像読取装置の問題点を解
決せんとしてなされたもので、その目的はセットされた
原稿の原稿サイズを自動的に的確に認識することができ
、画像の読取りや送信等の画像の処理を最適に行い得る
画像読取装置を提供することである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明では、原稿が載置されることによって当該原稿の
主走査方向長と副走査方向長とに対応した部分が隠され
る原稿サイズ検出用マークが設けられた原稿台と、この
原稿台の原稿す、イズ検出用マークを読み取る読取手段
と、この読取手段により読み取られたマーク部分の画信
号に基づいて原稿サイズを検出する原稿サイズ検出手段
とを備え、この原稿サイズ検出手段が検出した原稿サイ
ズデータに基づき画像の処理を行う制御部とを備えさせ
て画像読取装置を構成した。

（作用） 上記構成によると、原稿台に原稿を載置した場合に、原
稿の主走査方向長及び副走査方向長に対応して原稿サイ
ズ検出用マークが隠されるから、読取部によってこの原
稿サイズ検出用マークの部分を読み取って画信号とする
と隠されたマーク部分が原稿のサイズに相当し、原稿サ
イズの的確な検出がなされ、この検出結果を用いて画像
の処理を行うことで処理が適切となる。

（実施例） 以下１図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は本発明の一実施例のブロック図である。同図にお
いて、２は原稿サイズ検出用マーク６ａ、６ｂが設けら
れた原稿台を示す。この原稿台２の構成について第２図
、第３図を参照して説明を行う、二こでは、画像読取装
置の例としてファクシミリ装置を説明する。ファクシミ
リ装置の筐体上面には、例えば、白色の原稿台２が設け
られ、原稿台２の手前右隅の基準点３から主走査方向に
十分長い幅ｐの主走査方向、福の検出用の原稿サイズ検
出用マーク６ａが描かれ、また基準点３から副走査方向
に十分長い幅Ｗの副走査方向幅の検出用の原稿サイズ検
出用マーク６ｂが描かれている。このような原稿台２に
原稿１が第３図に示されるように上向きに載置される。

原稿台２は、手前側が開き、向う側にヒンジが設けられ
た原稿押えガラス４で押えられるようになっている。

原稿台２の右側には原稿押えガラス４で押さえられた原
稿１の読み取りを行うイメージセンサ等を備えた読取部
５が設けられ、図示せぬタイミング歯車等を含んだ搬送
手段により第３図の矢印ａ方向に搬送され原稿１に対す
る副走査が行われる。

このような読取部５により得られた画信号は第１図に示
す画信号バッファ２１に送られて格納される。原稿サイ
ズ検出部２２には原稿サイズ検出用マーク６ａ、６ｂの
福（太さ）Ｊ！、ｗがデータとして予め与えられており
、また、第４図に示すフローチャートのプログラムに基
づき原稿サイズの検出を行う。原稿サイズデータは原稿
サイズ検出部２２から制御部２３へ与えられる。制御部
２３は例えば、マイクロコンピュータにより構成され、
操作・表示部２４からの指示及びデータ・プログラムに
より各部を制御する。操作・表示部２４には送信キーや
テンキー等の各種のキー、ＬＥＤ、ＬＣＤ等の表示器が
設けられ、制御部２３に命令・データ等が送られ、制御
部２３の制御下で必要な表示がなされる。画信号バッフ
ァ２１内の必要な画信号は送信部２５へ与えられ回線２
６を介して相手ファクシミリ装置へ送られる。

以上のように構成されたファクシミリ装置の動作を説明
する。原稿１が第３図に示すように原稿台２の基準点３
１に角を揃えて上向きで載置され、原稿押えガラス４が
被せられる。次にオペレータにより操作・表示部２４の
宛先指定のキー操作がなされ、送信キーが操作されると
、制御部２３は読取部５、原稿サイズ検出部２２を起動
する。読取部５は第３図のａ方向に副走査を行いながら
原稿台２上のイメージを当初においては全て読み取り画
信号バ・ソファ２１内に格納する。ここで、原稿サイズ
検出部２２は第４図のフローチャートに示すようにスタ
ートとなり、原稿サイズ検出用マーク６ａの検出に入る
。同マーク６ａに相当して主走査毎に黒の所定長の画信
号が副走査方向に次々に到来するので、原稿サイズ検出
部２２は、このマークの幅（太さ）の検出を行い（４０
１＞、その太さがｐであるかを調べる（４０２＞。所定
長の黒の画信号が副走査方向に１だけ続いたところで終
わると、原稿サイズ検出部２２は原稿サイズ検出用マー
ク６ａであるとして、原稿１で隠れた部分の（基準点３
から白画素部分の）長さＷを検出する（４０Ｂ＞。この
長さは読取部５に用いられているイメージセンサの主走
査方向の画素数と１画素により占められる距離により求
められ、検出結果であるＷは制御部２３へ与えられる。

このＷに基づき、制御部２３は読取部うに対し、例えば
、主走査方向にＷにマージン（△Ｗ）を加えただけ読み
取りを行うように指示を与える。

原稿サイズ検出部２２は副走査方向に延びる原稿サイズ
検出用マーク６ｂの検出に移る（４０４　）。

即ち、主走査方向にＷの長さの黒画素を左端に有するラ
インが副走査方向に所定ライン以上続くかを検出しく４
０５）、原稿サイズ検出用マーク６ｂの検出を行う。上
記ステップ４０５の条件が満たされると、原稿１で隠れ
た部分の（基準点３から黒画素を左端に有する上記ライ
ンが最初に検出されるまでの部分の）長さしを検出する
（４０６）。

この長さは読み取りの線密度とライン数とにより求めら
れ、検出結果であるＬは制御部２３へ与えられる。この
とき、制御部２３は読取部５へ指示を与えて読み取りを
終了させる。また制御部２３は入力された宛先情報に基
づいて送信部２５を制御して発呼させ、所定の伝送制御
手順による制御信号の送受を行わせ、画信号バッファ２
１から原稿１に相当するＷｘＬのサイズで画信号を読み
出し送信部２５へ与えて送信させる。なお、送信部２５
にはプロトコル制御部やコープ什ツク、モデム、ＮＣＵ
が含まれるものとする。

以上は、原稿１を上向きに載置するタイプを示したが、
原稿１を下向きに載置するタイプでもよい。第５図乃至
第７図には原稿１を下向きに載置するタイプのファクシ
ミリ装置が示されている。

第６図は第５図のＡＡ断面図、第７図は第５図のＢＢ断
面図を示し、第２図、第３図と同一の構成要素には同一
の符号を付す。本実施例では、原稿台として、原稿ガラ
ス台７が筐体の上面に設けられ下部に図示せぬが読取部
５が設けられる。この原稿ガラス台７が取り付けられた
壁部９には、原稿ガラス台７の手前側と右端側とに沿っ
て、原稿ガラス台７の表面と原稿１が入るだけの間隙を
持って原稿サイズ検出用マーク６ａ、６ｂが設けられる
。この間隙に基準点３に角を揃えて原稿１が載置される
。従って、原稿１が載置されたとき、原稿サイズ検出用
マーク６ａ、６ｂはそのサイズに対応して隠れることに
なる。８は蓋であって底面が例えば白色とされる。池の
構成は第１図と同様である。このようなファクシミリ装
置では、下向きの原稿１を既述のように処理する。

なお、実施例ではファクシミリ装置を示したが、電子複
写装置でもよく、第１図の送信部２５を複写部とし、必
要範囲の読み取りと複写とを行うようにして対応できる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、原稿台に原稿を
載置した場合に原稿の主走査方向共及び副走査方向長に
対応して原稿サイズ検出用マークが隠されるから、読取
部によってこの原稿サイズ検出用マークの部分を読み取
って画信号とすると隠されたマーク部分が原稿サイズに
相当し、原稿サイズの的確な検出がなされる。従って、
この検出結果を用いて画像の処理を適切に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は本発明の
一実施例の斜視図、第３図は第２図の一実施例の平面図
、第４図は本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャート、第５図は本発明の他の実施例の斜視図、第６図
は第５図の実施例のＡＡ断面図、第７図は第５図の実施
例のＢＢ断面図である。 １・・・原稿　　　　　　２・・・原稿台３・・・基準
点　　　　　４・・・原稿押えガラス５・・・読取部 ６ａ、６ｂ・・・原稿サイズ検出用マーク７・・・原稿
ガラス台　　８・・・蓋 ９・・・壁　　　　　　　２１・・・画信号バッファ２
２・・・原稿サイズ検出部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿が載置されることによって当該原稿の主走査方向長
   と副走査方向長とに対応した部分が隠される原稿サイズ
   検出用マークが設けられた原稿台と、この原稿台の原稿
   サイズ検出用マークを読み取る読取手段と、この読取手
   段により読み取られたマーク部分の画信号に基づいて原
   稿サイズを検出する原稿サイズ検出手段とを備え、この
   原稿サイズ検出手段が検出した原稿サイズデータに基づ
   き画像の処理を行う制御部とを備えたことを特徴とする
   画像読取装置。