JPH04126308A - 耐塩害性配電用アルミニウム電線 - Google Patents
耐塩害性配電用アルミニウム電線Info
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- JPH04126308A JPH04126308A JP2247898A JP24789890A JPH04126308A JP H04126308 A JPH04126308 A JP H04126308A JP 2247898 A JP2247898 A JP 2247898A JP 24789890 A JP24789890 A JP 24789890A JP H04126308 A JPH04126308 A JP H04126308A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は塩害に曝されやすい臨海地区に架設される配電
用電線として好適の耐塩害性配電用アルミニウム電線に
関する。
用電線として好適の耐塩害性配電用アルミニウム電線に
関する。
[従来の技術]
従来の配電用アルミニウム電線には、電気用線Alから
なるアルミニウム素線を撚り合せ、その周囲に絶縁被覆
材を被覆したもの(EC−Aj)、又は亜鉛めっき鋼線
の周囲に電気用純A!からなるアルミニウム素線を撚り
合せ、その周囲に絶縁被覆材を被覆したもの(AC8R
)等がある。
なるアルミニウム素線を撚り合せ、その周囲に絶縁被覆
材を被覆したもの(EC−Aj)、又は亜鉛めっき鋼線
の周囲に電気用純A!からなるアルミニウム素線を撚り
合せ、その周囲に絶縁被覆材を被覆したもの(AC8R
)等がある。
これらの電線は、電線引留め部及び接続部において絶縁
被覆材を除去することにより、引留め及び接続処理を行
なっている。そして、この絶縁被覆材を除去した部分は
絶縁性のカバー又はテープにより被覆している。
被覆材を除去することにより、引留め及び接続処理を行
なっている。そして、この絶縁被覆材を除去した部分は
絶縁性のカバー又はテープにより被覆している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の電線においては、例えば臨海地帯
で長期間(約6乃至7年間)使用すると、アルミニウム
部分が腐食されるという欠点がある。
で長期間(約6乃至7年間)使用すると、アルミニウム
部分が腐食されるという欠点がある。
特に、前記電線引留め部及び接続部において絶縁被覆材
を除去した部分及びこの絶縁被覆材を除去した部分から
数cm程度の範囲の部分に腐食が発生しやすい。これは
、被覆材を除去した部分には前述の如くカバー又はテー
プにより被覆を行なうが、カバー又はテープによる被覆
では水分の侵入を十分に防止することができないためと
考えられる。
を除去した部分及びこの絶縁被覆材を除去した部分から
数cm程度の範囲の部分に腐食が発生しやすい。これは
、被覆材を除去した部分には前述の如くカバー又はテー
プにより被覆を行なうが、カバー又はテープによる被覆
では水分の侵入を十分に防止することができないためと
考えられる。
腐食が発生したアルミニウム電線を観察すると、アルミ
ニウム部分が腐食して粉末状の白色生成物が付着してい
る。そして、アルミニウム素線が完全に腐食断線し、鋼
線のみで鉄塔間に張架されていることもある。また、こ
の粉末状の白色生成物により、導体の外径が約1.5倍
程度に膨れており、被覆材が破れていることもある。
ニウム部分が腐食して粉末状の白色生成物が付着してい
る。そして、アルミニウム素線が完全に腐食断線し、鋼
線のみで鉄塔間に張架されていることもある。また、こ
の粉末状の白色生成物により、導体の外径が約1.5倍
程度に膨れており、被覆材が破れていることもある。
アルミニウム電線は下記第1乃至3式に示す反応により
腐食するものと考えられる。
腐食するものと考えられる。
Aj−+Al””+3 e−・・・(1)Aj”+ 3
C7−→A I CI−3・・・(2)A7Cf3+
3H20→ Aj (OH)3 +3H” +3Cノー・・・(3)
即ち、アルミニウム電線中のAjは塩素イオン(Cノー
)により一次腐食生成物である塩化アルミニウムになり
、この塩化アルミニウムが水分と反応して二次腐食生成
物である水酸化アルミニウムが形成される。
C7−→A I CI−3・・・(2)A7Cf3+
3H20→ Aj (OH)3 +3H” +3Cノー・・・(3)
即ち、アルミニウム電線中のAjは塩素イオン(Cノー
)により一次腐食生成物である塩化アルミニウムになり
、この塩化アルミニウムが水分と反応して二次腐食生成
物である水酸化アルミニウムが形成される。
また、AC8Rの場合は、アルミニウム素線と亜鉛めっ
き皮膜とが直接接触しているため、このAC8Rに塩水
等の電解液が付着すると局部電池が形成される。これに
より、先ず、電極電位が低い亜鉛が侵食されて鋼線のめ
っき皮膜が消滅し、次いで、アルミニウム素線と鋼線と
が接触して電極電位が低いアルミニウムの腐食が促進さ
れる。
き皮膜とが直接接触しているため、このAC8Rに塩水
等の電解液が付着すると局部電池が形成される。これに
より、先ず、電極電位が低い亜鉛が侵食されて鋼線のめ
っき皮膜が消滅し、次いで、アルミニウム素線と鋼線と
が接触して電極電位が低いアルミニウムの腐食が促進さ
れる。
アルミニウム電線の腐食を防止するためには、アルミニ
ウム素線と鋼線との間にコンパウンドを充填し、これに
より素線と鋼線との間を水密化して局部電池が形成され
ることを回避することが考えられる。また、鋼線のめっ
き皮膜を亜鉛に替えてアルミニウムで形成することによ
り、局部電池が形成されることを回避することも考えら
れる。
ウム素線と鋼線との間にコンパウンドを充填し、これに
より素線と鋼線との間を水密化して局部電池が形成され
ることを回避することが考えられる。また、鋼線のめっ
き皮膜を亜鉛に替えてアルミニウムで形成することによ
り、局部電池が形成されることを回避することも考えら
れる。
しかし、これらの方法たけで−は塩害防止上十分でな(
、このためアルミニウム素線自体の耐塩害性を高めるこ
とが要望されている。
、このためアルミニウム素線自体の耐塩害性を高めるこ
とが要望されている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
アルミニウム素線の耐塩害性が優れており、臨海地帯等
においても配電用アルミニウム電線の腐食を防止するこ
とができる耐塩害性配電用アルミニウム電線を提供する
ことを目的とする。
アルミニウム素線の耐塩害性が優れており、臨海地帯等
においても配電用アルミニウム電線の腐食を防止するこ
とができる耐塩害性配電用アルミニウム電線を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る耐塩害性配電用アルミニウム電線は、o、
ooe乃至1.0重量%のMgを含有し、残部がAj及
び不可避的不純物からなる素線を複数本撚り合せてなる
撚り線と、この撚り線の周囲を被覆する絶縁被覆材とを
有することを特徴とする。
ooe乃至1.0重量%のMgを含有し、残部がAj及
び不可避的不純物からなる素線を複数本撚り合せてなる
撚り線と、この撚り線の周囲を被覆する絶縁被覆材とを
有することを特徴とする。
[作用コ
本願発明者等は、耐塩害性が優れたアルミニウム素線を
得るべく、種々実験研究を行なった。その結果、電気用
線A)に所定量のMgを添加して得たアルミニウム合金
は、耐塩害性が優れていると共に、電気抵抗が低いこと
を見出した。本発明はこのような実験結果に基づいてな
されたものである。
得るべく、種々実験研究を行なった。その結果、電気用
線A)に所定量のMgを添加して得たアルミニウム合金
は、耐塩害性が優れていると共に、電気抵抗が低いこと
を見出した。本発明はこのような実験結果に基づいてな
されたものである。
本発明においては、所定量のMgを含有するアルミニウ
ム素線を複数本撚り合せて撚り線とする。
ム素線を複数本撚り合せて撚り線とする。
この場合に、前記アルミニウム素線を中心にしてこのア
ルミニウム素線の周囲に他のアルミニウム素線を撚り合
せてもよいし、亜鉛めっき鋼線又はアルミニウム被覆鋼
線を中心にしてこの亜鉛めっき鋼線又はアルミニウム被
覆鋼線の周囲に前記アルミニウム素線を撚り合せてもよ
い。そして、このアルミニウム撚り線を、例えば塩化ビ
ニル及びポリエチレン等の絶縁性プラスチックで被覆す
る。
ルミニウム素線の周囲に他のアルミニウム素線を撚り合
せてもよいし、亜鉛めっき鋼線又はアルミニウム被覆鋼
線を中心にしてこの亜鉛めっき鋼線又はアルミニウム被
覆鋼線の周囲に前記アルミニウム素線を撚り合せてもよ
い。そして、このアルミニウム撚り線を、例えば塩化ビ
ニル及びポリエチレン等の絶縁性プラスチックで被覆す
る。
これにより、耐塩害性が優れたアルミニウム電線を得る
ことができる。
ことができる。
アルミニウム素線のMg含有量はo、ooe乃至1.0
重量%である。Mg含有量が0.00G重量%未溝の場
合は、Mgの添加により塩害を防止する効果が少なく、
アルミニウム素線の耐塩害性が十分ではない。また、M
g含有量が1.0重量%を超えると、アルミニウム素線
の導電率が低下してしまう。従って、アルミニウム素線
のMg含有量はo 、ooe乃至1.0重量%とする。
重量%である。Mg含有量が0.00G重量%未溝の場
合は、Mgの添加により塩害を防止する効果が少なく、
アルミニウム素線の耐塩害性が十分ではない。また、M
g含有量が1.0重量%を超えると、アルミニウム素線
の導電率が低下してしまう。従って、アルミニウム素線
のMg含有量はo 、ooe乃至1.0重量%とする。
[実施例コ
次に、本発明の実施例について、その特許請求の範囲か
ら外れる比較例と比較して説明する。
ら外れる比較例と比較して説明する。
第1図に示すように、アルミニウム素線1、中心素線2
及び絶縁被覆材3により構成された実施例及び比較例の
アルミニウム電線を形成した。実施例及び比較例の素線
1、中心素線2及び絶縁被覆材3の材質を下記第1表に
示す。なお、実施例1乃至4において、中心素線2の組
成はアルミニラム素線1と同一である。また、各アルミ
ニウム電線におけるA1部分の断面積も第1表に併せて
示す。
及び絶縁被覆材3により構成された実施例及び比較例の
アルミニウム電線を形成した。実施例及び比較例の素線
1、中心素線2及び絶縁被覆材3の材質を下記第1表に
示す。なお、実施例1乃至4において、中心素線2の組
成はアルミニラム素線1と同一である。また、各アルミ
ニウム電線におけるA1部分の断面積も第1表に併せて
示す。
これらのアルミニウム電線は、以下に示す方法により製
造した。即ち、先ず、電気用線Aノに所定量のMgを添
加して得たA1合金又は電気用線Aノの溶湯を通常のプ
ロベルチー法による連続鋳造圧延技術により鋳造し、直
径が9.5mmの荒引線を得た。次いで、この荒引線に
連続伸線加工を施して所定の線径のアルミニウム素線1
を得た。その後、アルミニウム線、亜鉛めっき鋼線又は
アルミ+−ウム被覆鋼線を中心素線2とし、この中心素
線2の周囲にアルミニウム素線1を撚って撚り線を形成
し、この撚り線を塩化ビニル又はポリエチレンからなる
被覆材3で絶縁被覆した。これにより、実施例及び比較
例の各アルミニウム電線を得た。
造した。即ち、先ず、電気用線Aノに所定量のMgを添
加して得たA1合金又は電気用線Aノの溶湯を通常のプ
ロベルチー法による連続鋳造圧延技術により鋳造し、直
径が9.5mmの荒引線を得た。次いで、この荒引線に
連続伸線加工を施して所定の線径のアルミニウム素線1
を得た。その後、アルミニウム線、亜鉛めっき鋼線又は
アルミ+−ウム被覆鋼線を中心素線2とし、この中心素
線2の周囲にアルミニウム素線1を撚って撚り線を形成
し、この撚り線を塩化ビニル又はポリエチレンからなる
被覆材3で絶縁被覆した。これにより、実施例及び比較
例の各アルミニウム電線を得た。
第
表
これらのアルミニウム電線を切断して長さが30cmの
試料を得た。そして、第2図に示すように、これらの実
施例及び比較例の試料の端部の絶縁被覆材3を剥離して
、先端から10cmの範囲のアルミニウム素線1を露出
させた。そして、これらの試料に対して、塩水噴霧試験
(JIS Z 2374)を2000時間行なった後、
各試料の腐食の程度を調べた。
試料を得た。そして、第2図に示すように、これらの実
施例及び比較例の試料の端部の絶縁被覆材3を剥離して
、先端から10cmの範囲のアルミニウム素線1を露出
させた。そして、これらの試料に対して、塩水噴霧試験
(JIS Z 2374)を2000時間行なった後、
各試料の腐食の程度を調べた。
その結果を下記第2表に示す。
この第2表から明らかなように、本発明に係る実施例1
乃至4の試料には腐食が全く発生しなかった。また、実
施例5,6においては、僅かに腐食がみられたものの、
腐食の程度は極めて軽いものであった。一方、素線を電
気用線Aノにより形成した比較例1乃至5は、いずれも
素線が激しく腐食されていた。
乃至4の試料には腐食が全く発生しなかった。また、実
施例5,6においては、僅かに腐食がみられたものの、
腐食の程度は極めて軽いものであった。一方、素線を電
気用線Aノにより形成した比較例1乃至5は、いずれも
素線が激しく腐食されていた。
第
表
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、素線が所定量のM
gを含有するAlにより形成されているから、素線自体
の耐塩害性が極めて優れており、耐塩害性が高いアルミ
ニウム電線を得ることができる。これにより、塩害が激
しい地域においてもアルミニウム電線の腐食が抑制され
、電線の信頼性が著しく向上するという効果を奏する。
gを含有するAlにより形成されているから、素線自体
の耐塩害性が極めて優れており、耐塩害性が高いアルミ
ニウム電線を得ることができる。これにより、塩害が激
しい地域においてもアルミニウム電線の腐食が抑制され
、電線の信頼性が著しく向上するという効果を奏する。
第1図は本発明の実施例及び比較例のアルミニウム電線
を示す断面図、第2図は腐食試験に供した試料を示す平
面図である。 1ニアルミニウム素線、2;中心素線、3;被覆材
を示す断面図、第2図は腐食試験に供した試料を示す平
面図である。 1ニアルミニウム素線、2;中心素線、3;被覆材
Claims (1)
- (1)0.006乃至1.0重量%のMgを含有し、残
部がAl及び不可避的不純物からなる素線を複数本撚り
合せてなる撚り線と、この撚り線の周囲を被覆する絶縁
被覆材とを有することを特徴とする耐塩害性配電用アル
ミニウム電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247898A JPH04126308A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 耐塩害性配電用アルミニウム電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247898A JPH04126308A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 耐塩害性配電用アルミニウム電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126308A true JPH04126308A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17170206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247898A Pending JPH04126308A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 耐塩害性配電用アルミニウム電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04126308A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2418524A (en) * | 2004-08-26 | 2006-03-29 | Daniel Gable | Multi stranded conductor core with a dual insulation system. |
CN103474156A (zh) * | 2013-09-04 | 2013-12-25 | 远程电缆股份有限公司 | 一种防腐抗拉型架空绝缘电缆 |
CN110444324A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-12 | 广州南洋电缆有限公司 | 一种电动汽车内部用耐弯折动力电缆 |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP2247898A patent/JPH04126308A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2418524A (en) * | 2004-08-26 | 2006-03-29 | Daniel Gable | Multi stranded conductor core with a dual insulation system. |
CN103474156A (zh) * | 2013-09-04 | 2013-12-25 | 远程电缆股份有限公司 | 一种防腐抗拉型架空绝缘电缆 |
CN110444324A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-12 | 广州南洋电缆有限公司 | 一种电动汽车内部用耐弯折动力电缆 |
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