JPH0412567Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412567Y2 JPH0412567Y2 JP1986096370U JP9637086U JPH0412567Y2 JP H0412567 Y2 JPH0412567 Y2 JP H0412567Y2 JP 1986096370 U JP1986096370 U JP 1986096370U JP 9637086 U JP9637086 U JP 9637086U JP H0412567 Y2 JPH0412567 Y2 JP H0412567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- panel
- lower edge
- fixture
- clean room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は照明器具に関する。
(従来の技術)
周知のようにクリーンルームにおいては、ルー
ム内から塵埃を除くため、機械的、静電的に漏過
し、また化学的に乾燥した空気を層流として上方
から下方に流すようにしている。その場合作業
者、装置などによつて気流の乱れが生じないよう
な対策が考慮されている。そのためこのようなク
リーンルームに使用する照明器具においても、こ
れが気流の乱れを生じさせないような構成が要求
されるようになる。
ム内から塵埃を除くため、機械的、静電的に漏過
し、また化学的に乾燥した空気を層流として上方
から下方に流すようにしている。その場合作業
者、装置などによつて気流の乱れが生じないよう
な対策が考慮されている。そのためこのようなク
リーンルームに使用する照明器具においても、こ
れが気流の乱れを生じさせないような構成が要求
されるようになる。
従来ではこの種照明器具として、側面形状を縦
長の方形状としたものを使用しているが、これに
よるとその底面と正面とが作る角度が、ほぼ直角
に近いため、上方からの気流がこの正面に沿つて
流れてきたとき、その底面の下部においてその気
流に乱れが生じやすくなる欠点があつた。
長の方形状としたものを使用しているが、これに
よるとその底面と正面とが作る角度が、ほぼ直角
に近いため、上方からの気流がこの正面に沿つて
流れてきたとき、その底面の下部においてその気
流に乱れが生じやすくなる欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は上方からの流れてくる空気の層流
に、乱れが生ずることのない照明器具を提案する
ことを目的とする。
に、乱れが生ずることのない照明器具を提案する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この考案は放電灯を正面で横長に支持する器具
本体と、この器具本体の正面を覆う透光性のパネ
ルと、このパネルが取付けられてあるカバーとを
備えた照明器具において、前記カバーの側面形状
を、その下部において、下方に向かうほど次第に
細幅としてなり、前記カバーの下部端縁を上方に
屈曲して差込部を形成し、前記差込部を前記器具
本体の下部端縁に設けた溝に差し込むとともに、
前記カバーの上部を前記器具本体の上部に固定し
たことを特徴とする。
本体と、この器具本体の正面を覆う透光性のパネ
ルと、このパネルが取付けられてあるカバーとを
備えた照明器具において、前記カバーの側面形状
を、その下部において、下方に向かうほど次第に
細幅としてなり、前記カバーの下部端縁を上方に
屈曲して差込部を形成し、前記差込部を前記器具
本体の下部端縁に設けた溝に差し込むとともに、
前記カバーの上部を前記器具本体の上部に固定し
たことを特徴とする。
(実施例)
この考案の実施例を図によつて説明する。1は
放電灯2を正面で横長に支持する器具本体、3は
反射板、4はソケツト台である。5は器具本体1
の正面を覆う透光性のパネルで、このパネル5は
その周縁がカバー6によつて支持されることによ
つて取付けられてある。
放電灯2を正面で横長に支持する器具本体、3は
反射板、4はソケツト台である。5は器具本体1
の正面を覆う透光性のパネルで、このパネル5は
その周縁がカバー6によつて支持されることによ
つて取付けられてある。
この考案にしたがいカバー6としてその側面7
の形状を、第5図に拡大して示してあるように、
その下部において、下方に向かうほど次第に細幅
となるようにしてある。そしてこのカバー6の下
部縁端にはこれを上方に屈曲して差込部8が形成
してあり、この差込部8は器具本体1の下部端縁
に、その下部端縁とガイド板9との間に設けた、
下方に向かつて開口する溝10に、下方から差し
込み自在としてある。
の形状を、第5図に拡大して示してあるように、
その下部において、下方に向かうほど次第に細幅
となるようにしてある。そしてこのカバー6の下
部縁端にはこれを上方に屈曲して差込部8が形成
してあり、この差込部8は器具本体1の下部端縁
に、その下部端縁とガイド板9との間に設けた、
下方に向かつて開口する溝10に、下方から差し
込み自在としてある。
カバー6の上部は器具本体1の上部における正
面壁11に当接され、その当接位置においてビス
12により固定されるようになつている。したが
つてパネル5を支持したカバー6を器具本体1に
取り付けるには、最初にカバー6の差込部8を溝
10にその下方から差し込み、そのあとカバー6
の上部を器具本体1の正面壁11にビス12で固
定すればよい。
面壁11に当接され、その当接位置においてビス
12により固定されるようになつている。したが
つてパネル5を支持したカバー6を器具本体1に
取り付けるには、最初にカバー6の差込部8を溝
10にその下方から差し込み、そのあとカバー6
の上部を器具本体1の正面壁11にビス12で固
定すればよい。
なおパネル5をカバー6に支持させるには、そ
の上部において支持片13を、また下部において
取付片14によつて固定されてある支持片15に
より、それぞれ差し込むようにして支持すればよ
い。
の上部において支持片13を、また下部において
取付片14によつて固定されてある支持片15に
より、それぞれ差し込むようにして支持すればよ
い。
この照明器具は第1図に示すようにその正面が
天井16に接するように、クリーンルームの上部
に取り付けられる。また背面はルームの側壁に接
するようにするか、あるいは第1図に示すように
側壁に接することなく、宙吊りに設置されて使用
される。
天井16に接するように、クリーンルームの上部
に取り付けられる。また背面はルームの側壁に接
するようにするか、あるいは第1図に示すように
側壁に接することなく、宙吊りに設置されて使用
される。
前記のように取り付けられた照明器具に対し
て、その上部より表面に沿つて空気が流下してき
ても、側面形状が下方に向かつて細幅とされてい
るため、第5図中の矢印のように、空気はそのま
ま下方に向かつて、なんらのよどみも発生するこ
となく流れ去つていく。したがつてこの照明器具
の付近では、空気の流れに乱れは全く生じない。
て、その上部より表面に沿つて空気が流下してき
ても、側面形状が下方に向かつて細幅とされてい
るため、第5図中の矢印のように、空気はそのま
ま下方に向かつて、なんらのよどみも発生するこ
となく流れ去つていく。したがつてこの照明器具
の付近では、空気の流れに乱れは全く生じない。
特に器具本体1の下部では、カバー6の下部端
縁を、器具本体1とガイド板9との間に設けた溝
10に差し込むことによつて、カバー6を支持す
るようにしており、その支持固定にはビスその他
の突起物はなんら存在していない。これによつて
上部から下部に到達した空気は、この下部におい
て突起物のためにその流れに乱れが生ずるといつ
たことは、これをもつて確実に防止することがで
きる。
縁を、器具本体1とガイド板9との間に設けた溝
10に差し込むことによつて、カバー6を支持す
るようにしており、その支持固定にはビスその他
の突起物はなんら存在していない。これによつて
上部から下部に到達した空気は、この下部におい
て突起物のためにその流れに乱れが生ずるといつ
たことは、これをもつて確実に防止することがで
きる。
(考案の効果)
以上詳述したようにこの考案によれば、上部に
設置される照明器具であつても、上方から流れて
くる空気の層流に、乱れを与えるようなことは、
簡単にしかも確実に防止できるといつた効果を奏
する。
設置される照明器具であつても、上方から流れて
くる空気の層流に、乱れを与えるようなことは、
簡単にしかも確実に防止できるといつた効果を奏
する。
第1図はこの考案の実施例を示す斜面図、第2
図は同分解斜視図、第3図は上部の断面図、第4
図は下部の断面図、第5図は拡大側面図である。 1……器具本体、5……パネル、6……カバ
ー、7……側面、8……差込片、9……ガイド
板、10……溝、12……ビス。
図は同分解斜視図、第3図は上部の断面図、第4
図は下部の断面図、第5図は拡大側面図である。 1……器具本体、5……パネル、6……カバ
ー、7……側面、8……差込片、9……ガイド
板、10……溝、12……ビス。
Claims (1)
- 上面が天井に接するように取付けられるように
してあつて、放電灯を正面で横長に支持する器具
本体と、この器具本体の正面を覆う透光性のパネ
ルと、このパネルが取付けられてあるカバーとを
備えたクリーンルーム用照明器具において、前記
カバーの側面形状を、その下部において、下方に
向かうほど次第に細幅としてなり、前記カバーの
下部端縁を上方に屈曲して差込部を形成し、前記
差込部を前記器具本体の下部端縁に、下方に向か
つて開口して設けた溝に、下方から差し込むとと
もに、前記カバーの上部を前記器具本体の上部に
固定してなるクリーンルーム用照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986096370U JPH0412567Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986096370U JPH0412567Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632307U JPS632307U (ja) | 1988-01-08 |
JPH0412567Y2 true JPH0412567Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=30962039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986096370U Expired JPH0412567Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412567Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652919U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP1986096370U patent/JPH0412567Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652919U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632307U (ja) | 1988-01-08 |
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