JPH04125578U - 釘の除去工具 - Google Patents

釘の除去工具

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JPH04125578U
JPH04125578U JP3054891U JP3054891U JPH04125578U JP H04125578 U JPH04125578 U JP H04125578U JP 3054891 U JP3054891 U JP 3054891U JP 3054891 U JP3054891 U JP 3054891U JP H04125578 U JPH04125578 U JP H04125578U
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nail
tip
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protruding
removal tool
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三郎 杉田
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兼松デユオフアスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釘を危険な速度で打出さないようにする釘の
除去工具を提供する。 【構成】 釘の除去工具は、釘先端を受入れる孔が形成
されたノーズピース2と、このノーズピース内を往復動
するように設けられた打込み棒状体3と、この打込み棒
状体を駆動する手段を有する工具本体4とを有し、木材
等に打込まれ先端が突き出ている釘を、その突き出た先
端側から打込んで該釘を除去する。本考案では、ノーズ
ピース2の先端13が斜めに切断されて木材等にそのノ
ーズピース先端をあてがう場合にその先端の位置を選択
することにより、あるいは、ノーズピースにその先端よ
り突出する細長い板を枢支してその板の枢動により、打
込み棒状体の突出長さを調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木材等に打込まれて先端が突き出ている釘を、突き出た先端側から 打込んで該釘を除去する釘の除去工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
木材等に打込まれて先端が突き出ている釘を、その突き出た先端側から打込ん で該釘を除去する釘の除去工具が使用されつつある。この釘の除去工具は、釘先 端を受入れる孔が形成されたノーズピースと、このノーズピース内を往復動する ように設けられた打込み棒状体と、この打込み棒状体を駆動する手段を備えた工 具本体とから成る。この釘除去工具は、従来の釘抜き工具と違って、釘先端をノ ーズピースに受入れるように案内し、トリガを引くと打込み棒状体が釘を先端側 から打込んで釘を打ち出す。すなわち、この工具は釘打機と同じように釘を打込 むものであるので、木材等に埋め込まれた釘頭部を保持する必要がなく、釘の除 去が簡単になる利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる利点のある釘除去工具においても、打込み棒状体の突出し長さ が長いと、釘を高速で打出してしまう。このように、高速で釘を打出した場合、 その釘が誤って人を傷つける惧れがあり、極めて危険である。
【0004】 従って、本考案の目的は、釘を危険な速度で打出さないようにする釘の除去工 具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本考案によれば、木材等に打込まれ先端が突き出 ている釘を、その突き出た先端側から打込んで該釘を除去するため、釘先端を受 入れる孔が形成されたノーズピースと、このノーズピース内を往復動するように 設けられた打込み棒状体と、この打込み棒状体を駆動する手段を有する工具本体 とから成る釘の除去工具であって、ノーズピースの先端が斜めに切断されて木材 等にそのノーズピース先端をあてがう場合にその先端の位置を選択することによ り、あるいは、ノーズピースにその先端より突出する細長い板を枢支してその板 の枢動により、打込み棒状体の突出長さを調整できることを特徴とする釘の除去 工具が提供される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る釘の除去工具の実施例を図面を参照して説明する。図1に は、本考案に係る釘の除去工具の全体が示されている。本考案に係る工具1は、 釘先端を受入れる孔が形成されたノーズピース2と、このノーズピース内を往復 動するように設けられた打込み棒状体3と、工具本体4とを備えている。本体4 には、周知の釘打機と同様に、加圧空気等によって動作して打込み棒状体3の駆 動手段となるピストンシリンダ装置が設けられ、トリガ5を引くと、打込み棒状 体3を打込み方向に駆動し、トリガ5を釈放すると棒状体3を後退させる。
【0007】 図2に示すように、ノーズピース2は工具本体4に対してスライド可能に取付 けられている。ノーズピース2の後端側6は、本体4の先端側7に入れ子式に入 っている。また、先端側7の外面には長手方向に延びる溝8が形成されて、溝8 にはノーズピースの後端側6から延びるピン9が嵌まっている。ピン9はOリン グ10によって保持されている。ノーズピースの後端側のフランジ11と本体4 との間にはばね12が設けられ、ノーズピース2が本体4から一定のばね力で突 出した状態で保持されている。
【0008】 本考案においては、ノーズピース2の先端13が斜めに切断されている。特に 図2の実施例では、ノーズピース先端13は直径方向に対向する2つの方向から 斜めに切断されていて、長手方向にみて、段違いの2つの先端14及び15が形 成されている。このように形成されていることによって、木材等にそのノーズピ ース先端をあてがう場合にその先端の位置を選択することにより、打込み棒状体 の突出長さを調整できる。
【0009】 図3は、図2のノーズピース2を用いて釘を打出す様子を示している。図3の (A)では、釘17が木材18及び19に打込まれてその釘の先端20が突出し た状態にある。この状態において、ノーズピース2の先端13の、先端側に突出 した先端14が木材19にあてがわれている。従って、打込み棒状体3の突出長 さは短くなり、釘の打出しの勢いは弱くなり、釘17が急速に飛び出すのを防止 できる。これに対し、図3の(B)の状態では、釘17が木材18及び19に強 固に打込まれているため、(A)の状態より強く打出す必要がある。従って、本 体側に近い先端15が木材19にあてがわれ、釘17が打込み棒状体によって打 出される。なお、図3の(C)のように、木材18から突出した釘17は、ノー ズピース2の先端側に突出した先端14があてがわれ、打込み棒状体3の突出長 さを短くして、釘の打出しの勢いを弱くし、釘17が急速に飛び出すのを防止す るのが望ましい。
【0010】 図4は本考案に係るノーズピース2の変形例を示している。この実施例では、 ノーズピース2の先端21は1つの斜めの面を形成するように切断されている。 これにより、木材等にそのノーズピース先端21をあてがう場合にその先端の位 置を選択することにより、打込み棒状体の突出長さを調整できる。例えば、図4 の(A)の状態では先端側に突出した側が木材18にあてがわれ、これにより、 打込み棒状体の突出長さを短くでき、釘の打出しの勢いは弱くして、釘17が急 速に飛び出すのを防止できる。これに対し、図4の(B)の状態では、釘17が 木材18及び19に強固に打込まれているため、(A)の状態より強く打出す必 要がある。従って、本体側に近い先端面も含めて、その斜めの先端面を木材19 に接面するようにあてがい、打込み棒状体3の突出長さを長くして、釘17を木 材18及び19から打出す。
【0011】 図5及び図6には本考案に係るノーズピース2の更に別の変形例が示されてい る。この変形例では、ノーズピース2に、その先端より突出する細長い板25が 設けられている。そして、この板25はノーズピース2に対してピン26によっ て枢支されている。板25の先端27は木材等にあてがわれ、その枢動によって 、板の先端がノーズピースより突出する長さを調整でき、これによって、打込み 棒状体3の突出長さを調整できる。なお、板25の後端側にはピン29に係止さ れたばね30が設けられ、通常時は板25をノーズピース2に平行に支持し、必 要に応じて、図5の想像線に示す位置に枢動できるようになっている。この板2 5は、ノーズピース2の先端を木材等に適正に位置決めできる機能も果たす。
【0012】 図7には、板25を使用してノーズピース2を釘31の先端にあてがう例が示 されている。図7の(A)では、型枠板のように、釘31が木材32から突出て いる。これに対して、ノーズピース2は、真っ直ぐな姿勢の板25を木材32に あてがうことによって、打込み棒状体3の突出長さを短くして、釘31の打出し の勢いを減じている。図7の(B)では、釘31が木材32及び33に強固に打 込まれているため、(A)の状態より強く打出す必要がある。そこで、板25を 枢動させて、板25の影響をなくしてノーズピース2の斜めの先端面を木材33 に接面するようにあてがい、打込み棒状体3の突出長さを長くして、釘31を木 材32及び33から打出す。
【0013】
【考案の効果】
本考案の釘除去工具によれば、ノーズピースの先端を斜めに切断して木材等に そのノーズピース先端をあてがう場合にその先端の位置を選択することにより、 あるいは、ノーズピースにその先端より突出する細長い板を枢支してその板の枢 動により、打込み棒状体の突出長さを調整できるので、打込み棒状体の釘の打出 し力が調整でき、これにより、確実に釘を打出し、しかも釘を危険な勢いで打出 すことが防止でき、釘の打出しによる人体への危険をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る釘の除去工具の全体図である。
【図2】図1の工具のノーズピースの付近の断面図であ
る。
【図3】本考案に係る釘の除去工具を用いて釘の除去の
様子を示す、ノーズピース付近の図である。
【図4】本考案の変形例に係るノーズピースを用いて釘
の除去の様子を示す図である。
【図5】本考案の別の変形例に係る、板が設けられたノ
ーズピースの平面図である。
【図6】図5のノーズピースの側面図である。
【図7】板付きのノーズピースによる、釘の除去の様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 釘の除去工具 2 ノーズピース 3 打込み棒状体 4 工具本体 5 トリガ 6 ノーズピース後端 7 本体先端 8 溝 9 ピン 10 Oリング 11 フランジ 12 ばね 13 ノーズピース先端 14 突出側の先端 15 本体側の先端 17 釘ね 18、19 木材 20 釘の先端 25 細長い板 26 ピン 30 ばね

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材等に打込まれ先端が突き出ている釘
    を、その突き出た先端側から打込んで該釘を除去するた
    め、釘先端を受入れる孔が形成されたノーズピースと、
    このノーズピース内を往復動するように設けられた打込
    み棒状体と、この打込み棒状体を駆動する手段を有する
    工具本体とから成る釘の除去工具において、ノーズピー
    スの先端が斜めに切断され、木材等にそのノーズピース
    先端をあてがう場合にその先端の位置を選択することに
    より、打込み棒状体の突出長さを調整できることを特徴
    とする釘の除去工具。
  2. 【請求項2】 ノーズピース先端は、2つの方向から斜
    めに切断されていて先端が段違いに形成されている請求
    項1に記載の釘の除去工具。
  3. 【請求項3】 木材等に打込まれ先端が突き出ている釘
    を、その突き出た先端側から打込んで該釘を除去するた
    め、釘先端を受入れる孔が形成されたノーズピースと、
    このノーズピース内を往復動するように設けられた打込
    み棒状体と、この打込み棒状体を駆動する手段を有する
    工具本体とから成る釘の除去工具において、ノーズピー
    スには、その先端より突出する細長い板が設けられ、こ
    の板はノーズピースに対して枢支されて、板の先端がノ
    ーズピースより突出する長さを調整できることを特徴と
    する釘の除去工具。
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