JPH04125544A - カラー画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成方法及び画像形成装置

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JPH04125544A
JPH04125544A JP24608490A JP24608490A JPH04125544A JP H04125544 A JPH04125544 A JP H04125544A JP 24608490 A JP24608490 A JP 24608490A JP 24608490 A JP24608490 A JP 24608490A JP H04125544 A JPH04125544 A JP H04125544A
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JP
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color
image
photographic
density
sensitive
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Application number
JP24608490A
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English (en)
Inventor
Noboru Sasaki
登 佐々木
Takaaki Terashita
寺下 隆章
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像を鮮やかに、かつ忠実に再現するこ
とのできる画像形成法に関する。さらに人間による色の
調整を必要せず、いつも一定の仕上がりが得られる画像
形成装置(写真焼き付け装置又はディスプレー装置)に
関する。
(従来の技術) カラー写真を鮮やかかつ忠実にする目的で従来から色々
な技術が検討、開発されている。
中でも、画面全体の色を混ぜ合わせると灰色になるとい
うエバンスの研究による原理に基づき開発されたカラー
プリントにおけるカラーノーランスの調整法がよく知ら
れている。
エバンスの方法によりカラーバランスの問題はかなり解
決されたが、まだ不十分である。この方法では標準ネガ
を用い、プリントしようとするネガ濃度と前記照準ネガ
との濃度差に対してカラーのコレクションが行われる 
(たとえば特開昭64−77041号における露光量決
定式が利用できる)。しかし、この方法は種々の被写体
に対し統計的に許容できる率が高いことを特徴とするも
のであるから、例えば画面の一部に鮮やかな原色がある
と、その色の影響で画面全体がその原色の補色の色にう
つすらと染まってしまい、かえって画像の品質を落とし
てしまうことがある。例えば赤い服を着た人の顔がシア
ン色に仕上がる、あるいは緑の垣根を撮影すると道路が
マゼンタ色になる場合があるなどである(カラーコレク
ションによるカラーフエリア)。この傾向は例えばより
鮮やかな色再現を可能にするためマスキングやDIRカ
プラーによる重層効果を増大させる程顕著になる。
また撮影時の光源の色温度の違い、蛍光灯、水銀灯など
の不正なエネルギー分布の光源下での撮影などの撮影光
質の違いや感材の熱、湿度による経年変化、現像条件の
変動により色再現性のずれが生しることが知られている
が、このような色再現性のずれも上記の如き統計的な原
理の適用のみでは十分に解決することができない。
従って、これらを防止するために、フィルム画面を事前
に人間が見てカラーフエリアの発生の有無を予知して事
前に補正する、いわゆる検定作業が行われているが、人
により検定の技術に差が生じ、再プリントで色が変わっ
てしまうなどの問題を生じている。即ち、同じシーンを
撮影しても現像するカラー現像所により色味が異なる、
あるいは−度現像プリントしたカラーネガフィルムを同
じカラー現像所に再度プリント依転した場合でも同じ色
のプリントが得られない等、カラー写真の画質で最も重
要である、色の再現性に関する問題点が未だ解決されて
いない、これは開発された技術が生産現場で、つまりカ
ラー現像所で通常得られるプリントの仕上がりで得られ
ることを保証していないことによる。すなわち人間が最
新の注意を払い何度も色の調整を繰り返してベストの仕
上がりまで行えばその技術の効果が得られるが、無人運
転の自動カラープリンターでは効果が得られない場合が
あるということである。
人間が検定するのを機械で自動的に行う装置や方法が多
く開発されているが、まだ十分満足できるものではない
エバンスの方法が採用される以前は、カラープリントに
おけるカラーバランスの調整のため、現像処理前にネガ
フィルムの最後の部分に一定の標準バッチを焼き込んで
各濃度を測定し、現像処理の変動やフィルムの感度バラ
ンスを補正するような方法が採用されたこともある。し
がし、この方法では撮影光質を含んでいす、かがる補正
のみでを施したのでは実効性が低く、問題があった。
方、カメラで撮影コマと撮影コマとの間に照明光源を写
し込み、その部分が一定色になるようプリントする方式
が提案されている(例えば、特開昭52−13333号
)。しかし、写し込まれた光は照明光ではなく、被写体
の反射光であり、反射光は被写体の分光反射率と照明光
が掛は合わさった光であり、誤った補正を行うことを避
けられない。
更に近年、フィルム画像中の特定色の画像部または測光
点によって露光量を決定する方法が開示されている(例
えば、特開昭52−156624号、特開昭53−12
330号、特公昭56−15492号、特公昭59−2
9847号、特開昭59−220780号、特開昭61
−198144号公報等)。これらの方法ではフィルム
画像中の特定色、例えはグレーの被写体を見いだすため
シこ多くの工夫と複雑な方法を採用している。
しかし、昼光と異なる種類の描影光質やフィルム特性の
変動した画像においては被写体の色か光源かの区別がつ
かず、画像中よりグレーの部分を見いだすのが困難であ
り、従ってl・ずしも良質のプリントか得られない問題
をもっている。
フィルム画像をディスプレーに表示する方法として特公
昭40−6021号、特公昭・12−25220号、特
開昭53−46731号、特開昭56−62243号、
特開昭56−83733号、特開昭62−298291
号、特開昭63−48541号公報等多くある。
しかし、これらは手動で試行錯誤的に調整するか、上記
のネガフィルムの焼付け露光量に応対して色調整をする
ようになっており、上記と同し問題をもっている。
更にカラーフエリアをなくすために上記エバンスの方法
によるカラーコレクンヨンを極力少なくする方法がある
が、この場合、上記の如き、撮影時の光質の違いにより
写真の色が大幅に狂ってしまうことを防ぐことが出来ず
、同様に感材の熱、湿度による経年変化、現像条件の変
動により色が狂うことも防ぐことが出来ない。
一方、カラー怒光材料において、彩度、色相の忠実度を
上げる目的で、等色間数の負の部分を近イ9的に達成す
る重層効果のドナー層を新設する方法(特開昭61−3
4541号)、重層効果のトナー層により等色間数の負
の部分を近催し、かつ分光感度分布も等色間数の正の部
分も近づける方法(特開昭62−1.6448号)が知
られており、更に、色再現性が忠実で、且つ種々の光源
での撮影条件下で色再現性が大きく変化しない撮影感材
を提供する目的で、青、緑、赤感性ハロゲン化銀乳剤層
の分光感度分布を、分光増感色素とフィルター染料を選
び組み合わせることで、ある範囲に限定する方法(米国
特許筒3.672.898号)、撮影時の光源の色温度
変化による色再現性の変化が少なく且つ高彩度な色再現
性を有するカラー写真材料を提供する目的で、青、緑、
赤感性ハロゲン化銀乳剤層の分光分布の最大感度の巾を
規定し、且つ拡散性DIR化合物を含をさせる方法(特
開昭59−131937号)、撮影時の光源の色温痩変
化による色再現性の変化が少なく、高彩度かつ原色、中
間色が忠実に再現されるカラー写真感光材料を提供する
目的で、各乳剤層の分光感度分布及び各層間効果の大き
さを規定する方法(特開昭64−193.46号)が知
られている。
しかしながら、これらの色再現性及び/又は光源依存性
の少ないとされる公知のカラー写真宮光材料を用いて通
常の写真焼き付け操作を行っても充分満足できる合格率
でカラープリントを得ることができなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の第1の目的は、光源の違いによる色再
現性のずれ、カラーフエリアによる色再現性のずれ、更
には、感材の熱、γ温度による経年変化による色再現性
のずれ、現像変動による色再現性のずれ等を総合的によ
り良く補正して、得られるカラー画像の合格率をより向
上させることのできるカラー画像形成方法を提供するこ
とにある。
特に、これらの色再現性のずれを無人で補正してほぼ1
00パーセントの合格率で再現できるシステムは未だに
開発さていない。完全な無人化システムを達成するに当
たり、この合格率が100パーセントか否かという問題
は非常に重要である。
近年カラー処理がミニラボといわれる小型の装置で、写
真材料店の店頭で行われる場合が増加しているが、専任
の作業者がいてもカラーバランスの調整は高度な経験と
技術を必要とするため、合格率が100パーセントに達
していない状況である。
店頭処理は顧客にとってはカラープリントを早く受は取
れるメリットがあるが、このような合格率不十分の問題
に加えて、大きなカラー現像所で行われる大量処理に比
べて従業員−人当たりの住産性が低下し、カラープリン
トのコストが上がる問題がある。もし無人で100パー
セントの合格率のカラープリントが得られる方法が開発
されれば人件費が不要になり、カラープリントのコスト
が下がるのでこの効果は計り知れない。
従って、本発明の第2の目的は、得られるカラー画像の
合格率が100パーセントで再現できる、完全な無人化
システム達成可能なカラー画像形成方法を提供すること
にある。
本発明の更なる目的は、人間による色の調整を必要とせ
ず、常に一定の仕上がりで色再現のよいカラー画像を形
成するための画像形成装置を提供することにある。
更に、同様な問題は、カラーネガフィルムから直接CR
Tに表示するカラー画像形成においても存在し、従って
本発明はかかるカラー画像形成においても常に一定の仕
上りで色再現のよいカラー画像を形成する方法及びその
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) これらの課題は (1)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
乳削層を有するカラー撮影材料を用いて撮影、現像し、
写真焼き付け装置を用いて支持体上にシアン、マゼンタ
、イエロー色素を形成するカラープリント材料にプリン
トするカラー画像形成方法において、その色再現の彩度
再現指数が70パーセント以上、ビゼッキー指数が10
以下であって、該写真焼き付け装置が、前記撮影材料の
撮影画面を測定する測定手段と、測定した画面濃度に基
づき画面を低いカラーコレクションで露光決定する手段
と、決定した露光量に基づき前記カラープリント材料に
焼き付ける露光制御手段を有することを特徴とするカラ
ー画像形成方法。
(2)該カラー撮影材料の撮影画面外の一部または全部
に盪影前または撮影とほぼ同時に基準画像が記録されて
おり、該写真焼き付け装置が、該撮影材料の撮影画面及
び基準画像濃度を測定する測定手段と、測定した撮影画
面濃度に基づき露光量を及び基準画面濃度に基づきカラ
ーフィルター濃度を決定する手段と、決定した露光量に
基づき前記カラープリント材料に焼き付ける露光制御手
段を有することを特徴とする上記(1)記載のカラー画
像形成方法。
(3)該写真焼き付け装置が、更に撮影画面の特定色濃
度を検出測定する手段と、測定した撮影画面濃度と特定
色濃度に基づき露光量を決定する手段と、決定した露光
量に基づき前記カラープリント材料に焼き付ける露光制
御手段を有することを特徴とする上記(1)又は(2)
記載のカラー画像形成方法。
(4)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
乳剤層を有するカラー撮影材料の撮影画面外の一部また
は全部に描影前または撮影とほぼ同時に記録される基準
画像の濃度と該撮影材料の撮影画面とを測定する測定手
段と、測定した撮影画面濃度に基づき露光量を及び基準
画面濃度に基づきカラーフィルター濃度を決定する手段
と、決定した露光量に基づき前記カラープリント材料に
焼き付ける露光制御手段を有することを特徴とする写真
焼付け装置。
(5)支持体上に赤感性、緑感性、青感性八〇ゲン化銀
乳剤層を有するカラー撮影材料を用いて撮影、現像処理
し、カラーディスプレイ上に再現するカラー画像形成方
法において、その色再現の彩度再現指数が70パーセン
ト以上であり、ビゼンキー指数が10以下であり、かつ
撮影材料の画面外の一部あるいは全部に標準の灰色画像
が記録されており、ディスプレー上でこの記録画像が灰
色になるような条件を選び、この条件で撮影画像をディ
スプレー上に再現することを特徴とするカラー画像形成
方法 (6)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ノ\ロゲン化
銀乳剤層を有するカラー撮影材料の撮影画面外の一部ま
たは全部に撮影前または撮影とほぼ同時に記録された標
準の灰色画像が灰色になるような条件を選び、この条件
で撮影画像をディスプレー上に再現することを特徴とす
るディスプレー装置。
で解決される。
即ち、本発明によれば、第1に、上記(1)に記載の如
く、カラーフィルム/写真焼き付け装置/カラープリン
トシステムにおいて、下記に定義の通りの彩度再現指数
及びビゼンキー指数をそれぞれ70パーセント以上及び
10以下に設定した場合に、低いカラーコレクシジンで
、好ましくはノーコレクションでカラー画像形成するこ
とにより、前記の如き色再現性のずれ、特に光源の違い
による色再現性のずれ、カラーフエリアによる色再現性
のずれを解消できることが見出されたものである。
換言すれば、本発明に従うカラー画像形成ノステムを設
定すれば、種々の光源で及び/又は種々の被写体を撮影
しても、充分満足できる色再現性を有するカラープリン
トを高い合格率で得られることが見出されたものである
上記彩度再現指数は好ましくは75パーセント以上、特
に好ましくは80パーセント以上であり、また上記ビゼ
ッキー指数は好ましくは8以下、特に好ましくは5以下
である。
彩度再現指数が70%以下であると青、緑、赤などの原
色の色再現が悪化するばかりでなく、カラー写真にとっ
て最も重要な色である肌色の再現が極端に悪くなり、画
質を劣化させる。
ビゼッキー指数が10を越えると照明光源の種類、特に
近年ニーズの多様化に伴い数多く開発されている各種蛍
光灯、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、
高圧水銀ランプ等のHIDランプなどで照明された被写
体を撮影する場合の色再現の忠実度が著しく1員われる
。また、太陽光でも日向、日陰、撮影時間等による色温
度の影響が著しくなる。
ここでいう彩度再現指数とはマクヘス社のカラーチャー
トの18色を標準白色光源、適性露出で撮影し、次いで
プリント材料で指定された標準処理に従いプリント材料
に再現し、オリジナルと再現をa*l)*平面上に再現
し、再現された18色で囲まれた面積のオリジナル面積
に対する割合をパーセント表示したものである。これが
100パーセントに近いほど彩度再現に優れていること
を意味する。
ここでいうビゼッキー指数とはJ I 528719に
示されるビゼッキーの12種類のメタマーの分光エネル
ギー分布を有する中性色物体を亨叢影し、12色が灰色
を中心としてばらつくようにプリントし、再現された1
2色をa*b*平面上に再現し、12色の標準偏差を表
す0式で表すと となる。
また、ディスプレー上にカラー画像を形成する場合にお
ける上記両指数も、ディスプレー上に再現された色に基
づき、同様に定義される。
上記定義の彩度再現指数とビゼンキー指数が上記の値を
共に満足するようカラー画像形成システムを設定すると
なぜ太陽光、蛍光灯、水銀灯、白熱電球、ストロボ光な
どの種々の照明で撮影された写真が優れた色再現性でし
かも高い合格率で得られるのかは必ずしも明らかでない
しかしながら、本発明においては、光源依存性が少ない
ことにより、カラー画像形成システムにおけるカラーコ
レクション係数CJの値を従来の約0.8〜1.0から
0.0〜0.5まで小さくでき、更にこれにより、カラ
ーフエリアの発生を完全に除くことができるものである
彩度再現指数とビゼッキー指数の値を共に満足するため
の方法が鋭意検討の結果導かれた。両者を満足する方法
は以下の技術l)〜3)のうちの少なくとも2以上の組
み合わせでなければ得られないことが判った。
1)カラー写真感光材料の各感光性層の分光感度分布と
、各感光性層相瓦間の眉間抑制効果の大きさを特定の範
囲に規定する技術、即ち、青感性ハロゲン化銀乳剤層の
分光感度分布S、(λ)において、 (イ)sm(λ)の最大となる波長λ:1mが406n
m≦ λ:lIX≦ 475nm(ロ)S、(λ)がs
m(λ:1)の80%となる波長λ1・が 395rv≦ λ10≦485ns (ハ) (ニ) がss(λ:”)(7)60%となる波長sm(λ) λ60が si(λ) ス40が 388n■≦ λ二0≦ 435rHI466n−≦λ
40≦500ns 2n−≦λh0≦440ns 10−≦ λ−O≦ 495ns がSa(λ:&X)の40%となる波長であり、 緑感性ハロゲン化銀乳剤層の分光感度分布SG(λ)に
おいて、 (イ)S、(λ)の最大となる波長λ:・8が527n
m≦ λ:ax≦ 580nm(ロ)S9(λ)がSG
(λ:al+)の80%となる波長λ:0が 5 1 5n−≦ λ:O≦ 545ns、551n−
≦λ:O≦590rv (ハ)S、(λ)がss(λ:′″X)の40%となる
波長λ:0が 488n−≦λ:O≦532nm。
568n−≦ λ40≦ 605ng+であり、 赤悪性ハロゲン化銀乳荊層の分光感度分布S++(λ)
において、 (イ)8つ(λ)の最大となる波長λ:1菖が594n
−≦ λ−a糞≦ 639rv(ロ)sI(λ)がsm
(λ:M11)の80%となる波長λ:@が 572n−≦ λ−0≦ 608rv、614n−≦ 
λ;0≦ 645nm (ハ)Sl(λ)がsm(λ:”)(7)40%となる
波長λ二eが 498n−≦ λ=0≦ 5921鴎、6280−≦ 
λ二0≦ 668na であり、かつ 眉間効果の大きさを、 −0,15≦D璽/D、≦+0.20 −〇、70≦D、/DI≦ 0.00 −0.50≦D 、/ D、≦ 0.00−0.10≦
D寓/ D a≦−0,100,45≦DG/DI≦−
0,05 0,05≦Da/Da≦+0.35 (ただし、Dm/D++は赤感性層から青感性層、D、
/Daは赤感性層から緑感性層、D++/Dcは緑感性
層から青感性層、D、/D、は緑感性層から赤感性層、
Da/Daは青感性層から緑感性層、DI/D、は青感
性層から赤感性層への眉間効果の大きさをそれぞれ表す
) とする。
詳しくは特開昭64−19346号公報に記載されてお
り、ここにおける眉間効果とは、次のようにして求めら
れる。たとえば緑感性層から赤感性層への層間効果(、
DI/DG)は、まず緑色光(富士フィルター:BPN
−55)にて段階的に露光を与えた後、赤色光(富士フ
ィルター:5C−60)にて−様に露光を与えて得られ
た特性曲線において、かぶり濃度と、これを与える露光
量PからlogEで1.5大きい露光量Qにおける濃度
とのマゼンタ濃度差(Δy)と、露光量Pにおけるシア
ン濃度と露光量Qにおけるシアン濃度とのシアン濃度差
(ΔX)を求め、ΔX/Δyを、緑感性層から赤感性層
への眉間効果(DI/DG)の大きさの尺度とする。青
怒性層から赤感性層への眉間効果は、青色光(富士フィ
ルター・BPN45)を用いて、同様に求めることがで
きる。
ΔXが負の値の場合、層間抑制効果が効いており、層間
抑制効果を負の値で表す。またΔXが正の値の場合、眉
間抑制効果は効いておらず(濁っており)、その大きさ
を正の値で表す。
ここで青悪性層、緑感性層、赤感性層の分光感度分布は
、例えば以下に示される構造式をもつ分光増感色素を適
宜組み合せて用いることにより得られる。
また、眉間効果の達成については、拡散性DIR化合物
は青感層、緑感層、赤感層のうち一層にだけ含有させて
も効果はあるが、より良い色再現を得るには2層以上に
含有させることが好ましい。
またカラー現像時に他層から拡散してきたカラー現像主
薬の酸化体と実質的にカップリング反応を起こして離脱
基が放出されるならば、それ自身にハロゲン化銀を含ま
ない、あるいは感色性を持たない層に含有させてもよい
またある感色性の層を2つ以上の層に分け、そのうちの
−層以上に拡散性DIR化合物を含有させ、残りの層に
は含有させなくてもよい、そのときそれらの複数層の感
度はいわゆる高感度層と低感度層のように感度が異なっ
てもよく、また相互に感色性が全く同しでなくともよい
、。
更に眉間抑制効果の程度を任意に変更するために乳剤の
ヨード含量を適宜変化させるか、カラードカプラーを添
加して発色色素の不要な吸収をマスキングする方法を用
いても良く、又該感色性と異なる発色色素を意図的に混
入せしめ、色濁りを増加して眉間抑制効果を相殺するよ
うな方法を用いても良い。
ここで用いられる発色現像主薬との力・ノブリング時に
拡散性現像抑制剤または拡散性現像抑制剤プレカーサー
を放出する化合物は下記式(I)で表わされるものであ
り、具体的には前記公報に記載されている。
一般式(1) %式%) (式中Jはカプラー成分を表わし、hは1または2を表
わし、Yはカプラー成分Jのカップリング位と結合しカ
ラー現像主薬の酸化体との反応により離脱する基で拡散
性の大きい現像抑制剤もしくは現像抑制剤を放出できる
化合物を表わす。)2)カラー写真怒光材料において、
等色関数の負の部分を近似的に達成する重層効果のドナ
ー層を新設し、更に好ましくは、分光感度分布も等色関
数の正の部分も近づける技術、即ち、緑感性層の分光感
度分布の重心感度波長(ズ、)を520nll≦Σ6≦
58on−とし、かつ少なくとも1つのシアン発色する
赤感性ハロゲン化銀乳剤層が500tvから60on−
の範囲で他の層より受ける重層効果の大きさの分布の重
心波長(L、)を500nm<’)−、≦560amと
し、かつX、−Σ−1≧5rvとし、更に好ましくは該
重層効果の大きさの分布S1(λ)において、 (イ) (ロ) (ハ) S−a(λ)の最大となる波長λ:=8を490nm≦
λ:=x≦560nm s−a(λ)が5−a(λ?;”:M17)80%とな
る波長λ::を 450nm≦λ奪≦534n転 512n端≦ λ!:≦ 566r+m5−a(λ)が
5−1(λ=;X)の40%となる波長λ二;を 400n−≦λ40≦512ns、 523 ロー≦ λ二:≦ 578n糟とする。
詳しくは、特開昭61−34541号及び同62−16
0448号に記載されている。
ここで赤感性ハロゲン化銀乳則層が500nmから60
0n+sの範囲で他の層から受ける重層効果の大きさの
波長分布の重心波長Lllは、次のようにして求めるこ
とができる。
(1)  まず、600n−以上の波長でシアン発色す
る赤感層が感光し、他の層が感光されないよう特定の波
長以上を透過する赤色フィルターまたは、特定の波長の
みを透過する干渉フィルターを用いて均一な露光を与え
てシアン発色する赤感層を適当な値に一様にかぶらせる
(2)次にスペクトル露光を与えると青感層、緑感層か
ら前記かぶり乳剤に現像抑制の重層効果が働き反転像を
与える。
(3)  この反転像より、反転感材としての分光感度
分布5−a(λ)を求める。
(4)次の式で重層効果の重心波長(L、)を計算する
また、ここで言う重心感度波長り は次式で与 えられる。
S、(λ)は緑感層の分光感度分布曲線であり、特定の
λにおけるS e (λ)は相対値として求められる。
同様にして適当な干渉フィルターを選択し、あらかじめ
青感層、緑感層をかふらせておき等エネルギースペクト
ル光を与えることによりS−、(λ)。
5−G(λ)分布を得ることができる。
これらの分光感度分布を得るためには公知の技術例えば
適当な増感色素の選択やイエローフィルター、紫外線吸
収フィルター、紫外線吸収フィルター等の固定染料ある
いは拡散性染料を用いても良い、また上層の光吸収によ
って分光感度分布が歪むことを補正するため同一感色性
(例えば赤感層)で感度の異なる層の分光感度分布を若
干変えても良い0重層効果の大きさの分布を変えるには
マスキングカプラーや、DIR化合物、吸着性のかぶり
防止剤の添加量や添加層を適宜選択すればよい、また重
層効果を受は易い層構成、例えば銀/カプラー比を下げ
ることや低発色性カプラーを用いる等の工夫をしてもよ
い。
3)カラーペーパーとして色再現域の広い、副吸収の少
ないカプラーを用いる0例えばピラゾロアゾール系マゼ
ンタカプラーがあり、このピラゾロアゾール系カプラー
の中でも発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅
牢性の点で米国特許第4.500,630号に記載のイ
ミダゾ(1,2−b)ピラゾール類が好ましく、米国特
許第4.540.654号に記載のピラゾロ(1,5−
b)(1,2,4)トリアゾールが特に好ましい、その
他、特開昭61−65245号に記載されたような分岐
アルキル基がピラゾロトリアゾール環の2.3又は6位
に直結したピラゾロトリアゾールカプラー、特開昭61
65246号に記載されたような分子内にスルホンアミ
(基を含んだピラゾロアゾールカプラー、特開昭61−
147254号に記載されたようなアルコキシフェニル
スルホンアミドバラスト基をもつピラゾロトリアゾール
カプラーや欧州特許(公開)第226.849号や同第
294.785号に記載されたような6位にアルコキシ
基やアリーロキシ基をもつピラゾロトリアゾールカプラ
ーの使用が好ましい。
また、副吸収の少ないシアンカプラーを用いてもよく、
具体的には特開昭63−264753号、同64552
号、同64−554号、同64−555号、同64−5
56号などに記載されたものを用いることができる。
また、短波化したイエローカプラーを用いることもでき
る。具体的には特開昭63−123047号、同63−
231451号に記載されたものを用いることもできる
本発明者は種々検討の結果、以上1)〜3)の技術のう
ち1つのみでは上記彩度再現指数とビゼッキー指数を共
に本発明に従う値に設定することができず、これらを組
み合わせて、更に上記の条件を満たすための分光感度分
布の形、重層効果の方向と大きさ、ドナー層の分光感度
分布、ドナー層からの重層効果の大きさを精密な実験か
ら求めることにより得られることが判った。彩度再現指
数とビゼンキー指数を共に満足するカラー画像形成シス
テムにおいて、上記の条件の1つでも動かすと直ちに2
つの指数の少な(ともいずれか一方を満足しなくなるこ
とがあり、また、それぞれの条件は相互に関連し合うの
で、それぞれを独立に決定することが出来ない、しかし
ながら、上記指数を共に満足するよう当業者は上記技術
における各条件を容易に設定することができる。そして
、2つの指数が共に上記値を満足するよう設定すれば、
例えば、上記技術を適宜組み合わせて上記指数を満足す
るカラー撮影材料及びカラープリント材料を設定すれば
、低いカラーコレクションにより、撮影条件に依存せず
に一定の仕上がりで色再現性のよいカラー画像を形成す
ることができる。
次に本発明における露光量の決定について述べる。本発
明のカラー画像形成方法では、ビゼンキー指数が10以
下であって光源変動(色温度、光源種〕による↑脹影画
像への影響は非常に小さいため、撮影材料の撮影画面を
測定し、測定した画像a度〔色情報)に基づき、低いカ
ラーコレクションで、好ましくはノーコレクションで露
光決定することにより、高い合格率でカラー画像を得る
ことができる。
更に、製造時にあるいは撮影時にカメラ内の基準露光装
置により第2図のような基準画像(バッチ)12bを焼
込んであることにより、その画像を測光することによっ
て製造ロント特性差、フィルム現像の性能変動、フィル
ム現像までの経時によるフィルム特性変動等の影響を措
影画像と同じように受けた灰色被写体を得ることができ
る。この撮影画面外の基準画像濃度(赤色、緑色、青色
濃度)に基づきカラーフィルター濃度を求めることによ
り、更に窓材の熱、湿度による経年変化による色再現性
のずれ、現像変動による色再現性のずれを自動的に補正
することができる。ここで、露光量は撮影画面濃度に基
づいて求めることができる。
このように、製造時基準色の画像を焼き込んでお(と、
現像後の前記画像はフィルム現像や、現像までの経時を
含んだフィルムの特性が示す基準色を表わすことになる
この基準画像をカラープリント材料において又はディス
プレー上で忠実に基準色に再現させることによって適正
な色調整が非常に簡単になり、また色調整の自動化が可
能となる。適正な色調整により、得られたカラー画像は
鮮やかで、かつ忠実な再現が常に得られる。特に、この
方法により、色再現の合格率100パーセントでカラー
画像を得ることができ、完全無人化システムの達成も可
能となる。
なお、フィルムの性能バラツキ、性能変化が少ないとき
、基準画像12bは焼込む必要のないことは当然である
また上記変動分は、プリントしようとするフィルムの基
準画像(バッチ)12bと予めプリンターに設定された
基準画像(バンチ)との濃度差に相当する値でカラーバ
ランス値F、を修正することによって補正することがで
きる。設定された基準画像濃度はプリンター条件の設定
時に数値又は供給される基準フィルムを測光してメモリ
するようにすればよい。この基準画像濃度は1本のフィ
ルム当り共通の値であってもよい。従ってフィルムのト
ップ又はラストに焼込まれているようにしてもよい。
別の方法として、基準フィルム濃度D58に前記基準画
像12b゛の濃度を用いる。この場合基準画像12bは
灰色又は多数コマの平均的色濃度をもつ。
例えば灰色画像が灰色にプリントできるようカラーバラ
ンス値F、を設定しておくことによって、プリントしよ
うとするフィルムの基準画像12bの濃度を測定し、こ
の濃度に基づき露光量を決定する。これにより前記プリ
ントしようとするフィルムの基準画像12bは灰色にプ
リントされる。この場合、基準画像12bは橿影画像中
の灰色被写体に相当する色濃度をもっていることより、
撮影画像も適切にプリントされる。
更に別の方去として基準画像12bの測定値による別の
露光量決定法として、特開昭61〜198144号、同
61−223731号公報等の方法が適用できる。
本発明による灰色(ポジ面像で)の基準画像12bは露
光制御に用いる測定点の選択の基準とする。
この方法では容易にかつ正確にグレイが定まり、従来の
プリンタのように?j!Hな機構や操作が必要なく、ま
た得られるプリントの色のバランスも良好なものである
以上はカラーフィルムの色バランスを良好に決定する本
発明の方法を述べたものである。
次に本発明におけるプリント濃度のコントロール法にお
いて、本発明の更に好ましい態様について述べる。上記
基準画像12bによる焼付露光コントロールだけでは濃
さのコントロールが不十分である。被写体に対する照明
光の強さやカメラの露出条件のために移された被写体、
とくに主要被写体は一定濃度ではないことによる。
しかし高精度の露出機構を有するカメラでは主要被写体
に対する露出が一定で、このため、主要被写体、例えば
人の顯濃度は一定となる。この場合、一定の焼付露光量
を与えることで、所定のプリント濃度を得ることができ
る。このような方法は、オートフォーカス機構を組合せ
て常に主要被写封部に対する露出量の決定が行なわれる
ようなカメラにおいて有効である。
一般の多くのカメラでは露出量は主要被写体に対し、適
正に決定されているわけではない、このためフィルム画
像中の主要被写体濃度(例えば肌濃度)は大きくバララ
イでいる。主要被写体の多く(約80%)は人物である
。人物の肌や顔を抽出して、焼付露光量を決定すること
によって、人物を含む画像を高品質、高得率プリントす
ることが可能である。従来顔や肌は、フィルムや照明光
や他のバラツキ要因のため正確にフィルム画像中から抽
出することができなかった。本発明のフィルムは基準画
像12bを有し、また光源依存性の少ないフィルムであ
ることより、肌色の抽出が従来より高い精度で可能とな
る。従来誤認の原因であったフィルム特性の変動は基準
画像12bの測定から防止できる。また光源依存性が少
いことより、昼光以外の異種光源や、朝夕、曇天等光源
色湿炭変化における誤認も大きく防止できる。
このような肌色を利用した露光量の決定方法の例として
特開昭52−156624号、同52−156625号
、同53−145620号公報等が知られている。
肌以外の被写体はプリント品質の許容範囲が広く、肌色
のない画像のみを抽出して、直面全体が適正にプリント
できるような露光量を決定することで更に高い合格率を
得ることができる。このような本発明の方法により10
0%に近いプリント合格率が達成できる。
なお本発明に通用可能な測光部はCCD等のエリアセン
サによる静止型スキャナでもフィルムを駆動させながら
スキャニングするラインセンサーでも、穴の開いた回転
ディスクによるスキャナーでもフライングスポットスキ
ャナー、レーザースキャナーでもよい。
基準画像の読み取りは撮影画像とは別の専用の読み取り
装置であってもよい。フィルムのトップ又はラストに基
準画像が填込まれている時、特別な読み取り装置は必要
なく、その画像コマのみプリントしないように制御すれ
ばよい、各コマと対応して基準画像がある場合、静止型
スキャナでは第6図のようなフィルムキャリアを用い撮
影画像部以外も同時に測定可能にしておき、それぞれの
領域に対し測光値を分けて演算処理をすればよい。
このようなフィルムは4コマや6コマに切断されたピー
スフィルムや、再注文、大伸し等の複数のフィルムコマ
中から選択してプリントする場合に便利である。
本発明の効果をより確かなものとするために、ここで用
いられる感材はカラープリント工程以外の工程での変動
は少ないほうが好ましい。具体的には感材を製造してか
ら現像処理するまでの時間変化で、あるいは感材を露光
してから現像処理するまでの時間変化で、あるいは感材
の処理液を製造してから現像処理するまでの時間変化で
性能が動かないことが好ましい。
本発明の無人でも非常に高率の、例えば100パーセン
トの合格率でカラー画像が得られるシステムを供給する
ものであるから、これにより店頭で自動販売機のような
装置でカラープリントを得られるシステムを可能にする
。従ってもし現像処理が迅速であるならば即座にプリン
トを返却できるので、このシステムの効果は増大するで
あろう。
ここに用いられる処理液の量、廃液の量は少ないほうが
好ましい。
ここに用いられるカラープリントは省スペースのために
薄くて軽いことが好ましい。
ここに用いられるカラー処理は外界の温度などの気象条
件で変動しないことが好ましい。
ここに用いられるカラー窓材の形態は無人で処理するた
めにハンドリングが簡単な構造であることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はメンテナンス
のための情報が外部に取り出せるようになっていること
が好ましい。コンビニエンスストアの店頭に設置する場
合はPOSシステムと連結することができる。ここで必
要な情報は例えば処理の補充液の残像量、カラーペーパ
ーの残存量、釣り銭の量、廃液量、廃材量、電球切れ、
フィルム在庫量などである。
ここで用いられる自動処理プリント装置はフィルムの販
売機を兼ねることもできる。
フィルムの販売機はフィルムの経年変化を防ぐために冷
蔵機能を有していることが好ましい。この冷却機からの
放熱を処理液の保温に用いることができる。
自動処理プリント装置に用いられるプリント用光源は電
圧変動、温度変動、経年変化などで分光エネルギー分布
に差がないことが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はピンボケなど
プリントに値しないカラー画像を検出してプリントを省
くことができることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はプリント枚数
を数えて料金を表示できることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置は複数の顧客の
オーダーを一致させるために受付け票を発行し、これと
表示された料金とを投入することにより該当するお客の
プリントを返却することが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置は投入されたフ
ィルムが問題なく現像できるかどうかを事前に判断して
、問題ある場合には投入前の状態に復帰してお客に返却
できることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はフィルムが1
本投入されてプリントが出来上がるまでの時間が短いこ
とが好ましいが、連続投入れた場合にも遅滞なく次のプ
リントが出てくることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はハンドリング
中に感材の表面を擦り、傷を発生させないことが好まし
い。そのためにはフィルムをなるべく動かさずに処理、
プリントすることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置は有害なガスを
発生しないことは熱論のこと、臭気がないこととが好ま
しい。
ここで用いられる処理剤はカラーふガフィルムとカラー
ペーパーシステムで可能な限り共用できることが好まし
い。
場合によっては一方で使用済みの処理液をもう一方で用
いることができる。
ここで用いられる乾燥方式は迅速乾燥できるものが好ま
しい。感材表面の水滴を熱風で吹き飛ばす、マイクロ波
で加熱しながら乾燥するなどが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置は自己診断装置
を有していることが好ましい。
ここで用いられる自動処理プリント装置は停電時の対策
が自動でなされることが好ましい。
自動処理プリント装置から得られるプリントは1画面毎
に裁断あるいは折り畳まれていることが好ましい。
プリンートは自動プリント装置内の省スペースのため、
持ち運びの便利のため薄手のペーパーであることが好ま
しい。
ここで用いられる自動処理プリント装置はレンズ付きフ
ィルム、「いわゆる使い捨てカメラ」の投入により自動
的に処理プリントされるものであることができる。
この場合レンズ付きフィルムは処理プリントが自動的に
できるように、フィルムが引き出しやすい形態であるこ
とが好ましい。
場合によってレンズ付きフィルムはそのままの形態で処
理できることが好ましい。
以下、本発明を更に具体的に説明する。
カラーフィルム上に設は得る焼き込み画像について説明
する。
焼き込み位置はフィルム1本のトップまたはラストに撮
影不能な画像の焼き込みエリアを設け、製造時基準のパ
ターンや画像を焼き込む、これらは所定エリアに関し一
定濃度を有し、1つの濃度レベル複数段の濃度であって
もよい。
または各コマ毎または一定間隔毎に設けてもよい。更に
また撮影画像部を除くすべてのエリアであってもよい。
焼き込む色は1種でも複数種でもよい、1種・の場合、
灰色か肌色が望ましい、複数の場合、灰色と他の色、例
えば、肌色やタングステン灯下の灰色であってもよい。
(実施例) 先ず、本発明に従うカラー画像形成方法において、カラ
ー撮影材料の撮影画面外の一部または全部に標準の灰色
画像を記録しておき、この灰色画像を記録した撮影画像
をディスプレー上に再現する方法について具体的に例示
説明する。
第1図は本発明のカラーネガフィルムをディスプレーす
る表示装置を示すものである。
白色光源110から放出された照明光は、拡散筒111
で充分拡散されてから、本発明のカラーネガフィルム1
2を背後から照明する。このカラー7ガフイルム12に
は撮影画像12aと基準画像12bとからなり第1図に
示すように写っているカラーネガ像は、カラーTVカメ
ラ113で描像され、赤色ビデオ信号R2緑色ビデオ信
号G、青ビデオ信号Bに変換される。これらのビデオ信
号は、γ補正回路114でγ補正されてから、ネガ・ポ
ジ変換回路115でポジ像に変換されて増幅回路116
に送られる。この増幅回路116は、CPU26で演算
したフィルム画像濃度にもとづき増幅率が調節されてい
る。増幅回路116で色毎に増幅されたビデオ信号は、
加算機117〜119でメモリ色信号と加算されてから
、ドライバ120に送られる。このドライバ120は、
カラーCRT 121を駆動して、メモリ色の枠にポジ
像をはめ込んだ合成画像又はポジ像の近傍にメモリ色を
配置した合成画像をCRT121の表示面に表示する。
システムバス125に、CPU126 、ROM127
、RAM12B、I10ポー)129、CRTコントロ
ーラ130とが接続されている。I10ポート129に
は、キーボード131が接続されており、このキーボー
ド131には各種の操作指令を入力するためのキーが設
けられている。また、I10ボート129に増幅回路1
16が接続されており、CPU126で演算した焼付露
光量に応じて各色の増幅率を調節する。
赤色用ビデオRA M137a、緑色用ビデオRAM1
37b、青色用ビデオRAM137cは、例えばグレイ
を構成する色成分のメモリ色データを記憶している。こ
のメモリ色データは、1画素に対して8ビツトが当てら
れており、それにより各色について256ステツプの階
調を表現することができる。
前記CRTコントローラ130は、カラーTVカメラ1
13からの同期信号からアドレス信号を作成し、ビデオ
RA M137a=137cに送る。メモリ色データは
、色毎に設けたシフトレジスタ141a〜141cに送
られる。各シフトレジスタ141a”141cは、8個
の出力端子を備え、複数の走査線に乗る枠データが書き
込まれる。この各色の枠データは、1!ii素を構成す
る8ビツトが並列に出力され、色毎に設けたD/A変換
器142a=142cに送られてアナログ信号に変換さ
れる。各色のアナログ信号は、前述した加算器117〜
119にそれぞれ送られ、各色のビデオ信号と加算され
、画像合成が行われる。
次に、上記実施例の作用について説明する。まず、CP
U126は、ROM127から標準サイズ及びメモリ色
データを読み出し、これを各ビデオRA M137a=
137cに書き込む、他方、カラーTVカメラ113は
、白色光で照明されたカラーネガ像12を撮影し、各色
のビデオ信号を発生する。このビデオ信号は、γ補正、
ネガ・ポジ変換、焼付露光量に応じた輝度調節の処理を
受けてから、加算回路117〜119を介してドライバ
120に送られる。
このドライバ120は、カラーCRT121を駆動して
、ポジとなったカラーネガ像をCRT121に表示する
CRTコントローラ130は、カラーTVカメラ113
の同期信号からアドレス信号を作成し、このアドレス信
号でメモリ色ビデオRA M 137a〜137cに記
憶されたグレーデータを読み出し、これをシフトレジス
タ141a〜141Cに送る。このシフトレジスタ14
1a〜141cは、8ビツトの信号を並列に読み出し、
これをD/A変換器142a〜142cに送る。このア
ナログ変換された枠信号は、加算器117〜119に送
られて画像合成される。
第3図に示すように、カラーCRT121には、メモリ
色のグレーと並べて基準画像を同時にはめ込んだ状態の
ポジ画像が表示される。このポジ画像を観察して、メモ
リ色の例えばグレー像145と、表示されたフィルムの
基準画像(グレイ)146の色とが一致しているかどう
かを比較検討する。もし、両者が不一致の場合には、キ
ーボード131を操作して、二つの画像の色濃度が一致
するよう入力する。この補正データが入力されると、C
PU126は補正データに応じて増幅回路116の増幅
率を色毎に算出し、これを増幅回路116に送る。この
増幅回路116は、各色のビデオ信号を新しい増幅率で
増幅するため、カラーCRT121に表示されるカラー
ネガ像の色及び輝度が変化する。こうして、カラー7ガ
の表示基準画像146をメモリ色145の色濃度に一致
させる。この両画像の一致により撮影画像のポジ画像(
デイスプレィ画像)は適正に表示される。
メモリ色145はディスプレー画像を取り囲むように表
示しても、ディスプレー画像の外側またはディスプレー
画像の内側の一部に、好ましくは表示基準画像146に
接して色評価可能な小さな面積で表示してもよい。
基準画像12bが各コマの撮影画像12aに隣接して焼
き込まれていない場合、基準画像12bを撮像してその
画像信号をA/D変換し、データ告別のビデオRAM 
(表示せず)にメモリしておく。撮影画像12aを表示
するとき、前記データをビデオRAM (表示せず)よ
り読みだしD/A変換してメモリ色145と合成して所
定の場所に基準画像146を表示すればよい。
またメモリ色145を形成するビデオRAMデータとフ
ィルム上の基準画像12bの撮影ビデオ信号とが一致す
るように増幅回路116の増幅率を自動的に調節するよ
うにしてもよい。
この場合メモリ色145及び基準画像146をディスプ
レー上に必ずしも表示する必要はない。
メモリ色145及び基準画像146をディスプレー上に
表示して、自動調節後、色や濃度の好みに合わせるよう
キーボード131を操作してもよい。
また、メモリ色145を表示しない場合、ビデオRA 
M 137a〜137cのかわりに、ROM127にメ
モリ色データをメモリするようにしてもよい。
メモリ色145と基準画像146の色濃度をディスプレ
ー上で一致させた場合、ディスプレー画像が適正に表示
されるようにメモリ色145とフィルム上の基準画像1
2bの色濃度を予め決定しておく必要がある。
メモリ色145 と基準画像146の色は一定であれば
どのような色であってもよいが、視覚的に違いがよく分
かる色、即ち灰色や肌色が好ましい。
ディスプレー画像はそれ自体カラーフィルムの九賞用と
して利用することができ、フィルムコマ毎にディスプレ
ー画像を調整する必要がない。
また、プリントに際しフィルムコマを選択したり、トリ
ミングのための構図を決定することができる。さらにま
た、ネガフィルムの写真焼付け装置における露光量の決
定に有効に利用することができる。
次いで、本発明に従うカラー画像形成方法において、カ
ラー撮影材料の邊影画面外の一部又は全部に基準画像を
記録しておき、この基準画像をカラープリント材料にプ
リントする方法について具体的に例示説明する。
第4図はカラー画像形成装置の例としてカラーペーパー
用プリンタプロセサーの概略を示すものである。本体1
0の左上部にマガジン11が着脱自在に装填されており
、このマガジン11内にカラーペーパー19が収納され
ている。このカラーペーパー19は、引出しローラー1
3で1コマずつ間欠的に引き出されて露光室14内に入
り、ベーパーマスク15と圧板16との間に形成された
露光値1に送られる。
前記露光位置に対向してネガキャリア18が配置されて
おり、本発明に用いられる時には各コマに対応して基準
画像12bを有するカラーネガフィルム12がセットさ
れる。ネガキャリアの構造は第4図のようになっており
、フィルム画像12aの測光と同時に基準画像12bの
測光も可能なようになっている。
測光系は、受光器52、A/D変換器56、対数変換器
57、演算器(図示せず)とから構成されており、前記
受光器52がスキャナーで構成されている場合は、基準
画像12bと撮影画像12aの各点について、赤色、緑
色、青色の濃度(または濃度に比例した値)を求め、こ
れらを算術平均することで、赤色、緑色、青色の平均濃
度をそれぞれ算出する。得られた基準画像12bの平均
濃度DJNメモリ63に記憶され、撮影画像12aの赤
色、緑色、青色の平均濃度DJもメモリ部63に記憶さ
れる。
前記キーボード30には、基準露光条件データを入力す
るための英字キー、プリントを開始させるためのプリン
トキーが設けられている。
演算部87は、前述した各記憶部に記憶されたデータを
用い、次式から露光量を色毎に算出する。
これらのネガフィルムを照明するためにランプ20が設
けられており、これから放出された光がシアンフィルタ
21、マゼンタフィルタ22、イエローフィルタ23で
三色光成分が調節される。この色フィルタ21〜23で
光質が調節された焼付光は、拡散箱24で充分にミック
スされてから、ネガフィルムを下から照明する。カラー
ネガフィルム19を透過した光は、焼付レンズ25、シ
ャ・ン夕26を経てから露光位置に達する。
前記露光位置の右側には、露光済みカラーペーパー19
を所望時に一定長以上に切断するためのカッター32と
、一対のローラ33が配置されている。
このローラ対33は、露光済みカラーペーパー19をス
トンクするストック室34に給送する。このストック室
には、ローラ対35.36が配!され、2つのループを
形成している。
前記ストック室34の右側には、写真現像処理部37が
形成されている。この写真現像処理部37は、発色現像
槽38、漂白定着槽39.3個の水洗槽40〜42から
構成されている。一連のカラーペーパー19は、多数の
搬送ローラにより一定速度で移送されて各処理槽を順次
浸漬され、それにより発色現像、漂白定着、水洗処理が
施される。この写真現像処理部37の右側には、乾燥ド
ラム46、カッター47が配置されており、写真現像さ
れたカラーペーパー19を乾燥処理してから、カッター
47で1コマずつに分離し、ソーター(図示せず)等に
排出する。
第5図は制御系を示すものである。前記ネガキャリア1
8は、プレート50とマスク51とから構成されており
、プリント時にはこれらの間でカラーネガフィルム12
を保持する。このカラーネガフィルム12の三色濃度を
測定するために、受光器52が設けられており、写真焼
付の直前に画像読取りを行い、撮影画像12aと基準画
像12bの三色信号を時系列信号として出力する。この
受光器52は、赤色センサー53、緑色センサー54、
青色センサー55とから構成されている。
それぞれデジタル信号に変換されてから、対数変換器5
7に送られる。この対数変換器57は、人力信号を対数
変換することで近位的な濃度信号に変換する。この濃度
信号に変換されたデータは、コンピュータ60に送られ
る。このコンビニ−タロ0は、I10ボート61、CP
U62、メモリ63とから構成されており、濃度データ
の取込み、露光量の演算の他に、フィルタ調節部67お
よびシャ・ンタ駆動部68の制御等を行なう。
log EJt・Ca ・5J (Da−DJ、I)十F、 + d、  ・・・(4)
ただし、 EJI:  露光量 FJ : カラーバランス値、基準フィルムを所定の色
濃度にプリントするための定数であってカラーペーパー
、自動カラー写真焼付装置によって定まる dJd:  画像内容に基づく露光補正量D JM :
  基準フィルム濃度 iフィルムコマの露光コントロール用 濃度値 カラーコレクション係数 C1: DJI: j:R,C,Bのうちの1つ i  : フィルムコマ SJ : スロープコントロール係数 (・0.5〜2.0) DJIDJON<Oのときアンダー スロープコントール係数 DJIDJ。、≧0のときオーバー・ スロープコントール係数 具体的には、上記(4)式は次の(5)弐のようになる
・・・(5) 実施例I 1、カラーネガフィルムの作製 以下のように9種類のフィルム101〜109を作成し
た。
試料101の作製 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料101を作製した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/s”単位で表した量を、またカプラー添加剤および
ゼラチンについてはg/■2単位で表した量を、また増
悪色素については同一層内のハロゲン化銀1モルあたり
のモル数で示した。なお、添加物を示す記号は下記に示
す意味を有する。ただし、複数の効用を有する場合はそ
のうちの一つを代表して載せた。
Uv;紫外線9収剤、5olv;高沸点有機溶剤、Ex
F ;染料、E x S ;増感色素、ExC;シアン
カプラー、ExM;マゼンタカプラーExY;イエロー
カプラー、CpD;添加剤第1層(ハレーション防止層
) 黒色コロイド銀          0.15ゼラチン
            2.33ExM−60,11 UV−13,0xlO UV−26,OXl。
UV−37,OXl0 3olv−10,16 S o l v−20,10 ExF−11,0X10 ExF−24,0X10 ExF−35,0xlO Cpd−61,0XlO 第211(低悪度赤怒乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag14.0モル%、 均−Agl型、球相当径0.4g、 球相当径の変動係数30%、 板状粒子、直径/厚み比3.0) 塗布銀量  0.35 沃臭化銀乳剤(Ag16.0モル%、 コアシェル比1:2の内部高 Agl型、球相当径0.45虜、 球相当径の変動係数23%、 板状粒子、直径/厚み比2.0) 塗布銀1  0.18 ゼラチン            o、77ExS−1
2,4XlO ExS−21,4xt。
ExS−52,3X10 ExS−74,I Xl0 ExC−10,17 ExC−24,OXl0 ExC−38,0xlO 第3層(中感度赤怒乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag 1 6.0モル%、コアシェル比
1:2の内部高 Agl型、球相当径0.65μ、 球相当径の変動係数23%、 板状粒子、直径/厚み比2.0) 塗布銀量  0.80 ゼラチン           1.46ExS−12
,4Xl0−’ ExS−21,4Xl0−’ ExS−52,4Xl0−’ ExS−74,3XIF’ E x C−10,38 ExC−22,OXl0−” E x S −30,12 E x M −73,OX10−” U V−25,7Xl0−” U V −35,7xlo−” 第4層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl9.3モル%、 コアシェル比3:4:2の多重 構造粒子、Agl含有量内部から 24.0.6モル%、球相当径Q、754゜球相当径の
変動係数23%、 板状粒子、直径/厚み比2.5) 塗布銀量  1.49 ゼラチン           1.38E x S 
−12,Oxto−’ ExS−21,I  Xl0−’ ExS−51,9xio−’ ExS−71,4Xl0−5 E x C−18,OXl0−” ExC−49,OXl0−” 5olv−10,20 Solv−20,53 第5層(中間層) ゼラチン            0.62Cp d 
−10,13 ポリエチルアクリレートラテツクス8.OxlO5o 
1v−18,OxlO 第6層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl  4.0モル%、均−Agl型
、球相当径0.33m、 球相当径の変動係数37%、 板状粒子、直径/厚み比2.0) 塗布銀量  0.19 ゼラチン            0,44ExS−3
1,5Xl0−’ ExS−44,4Xl0−’ ExS−59,2Xl0−’ ExM−50,17 E x M −73,OXl0−” S o I v −10,13 S o l v−41,OXl0−” 第7層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl  4.0モル%、均−Agl型
、球相当径0.55m、 球相当径の変動係数15%、 板状粒子、直径/厚み比4.0) 塗布銀量  0.24 ゼラチン            0.54ExS−3
2,I Xl0−’ ExS−46,3Xl0−’ ExS−51,3Xl0−’ ExM−50,15 ExM−74,Oxio−” E x Y −83,OXl0−” 5olv−10,13 S o  I v−41,0Xl0−”第8層(高感度
緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl  8.8モル%、銀量比3:4
:2の多重構造粒子、 Agl含有量内部から24.0.3モル%、球相当径0
.75m、球相当径の変動係数23%、板状粒子、直径
/厚み比1.6)塗布銀量  0.49 ゼラチン            0.61Eχ3−4
          4.3 Xl0−’ExS−58
,6Xl0−’ ExS−82,8Xl0−’ E x M −58,OXl0−” E x M −63,OxlO−” ExY−83,OXl0−” E x C−11,OXl0−” ExC−41,OXl0−” 5olv−10,23 So 1v−25,OXl0−! So  ]  v−41,OXl0− 5pd−81,OXl0−” 第9層(中間層) ゼラチン            0.56Cp d 
−14,OXl0−” ポリエチルアクリレートラテックス s、o xio−” So l v−13,OXl0−2 U V−43,Oxlo−” U V −54,OXl0−” 第10層(赤感層に対する重層効果のドナー層)沃臭化
銀乳剤(Agl  3.Qモル%、コアノニル比1;2
の内部高Agl型、球相当径0.65a、球相当径の変
動係数25%、板状粒子、直径/厚み比2.0)塗布銀
量  0.67 沃臭化銀乳剤(Agl  4.0モル%、均−Agl型
、球相当径0.4μ、 球相当径の変動係数 30%、 板状粒子、直径/厚み比3.0) 塗布銀量  0.20 ゼラチン           087E x S−3
6,7Xl0−’ E x M−100,16 Solv−10,30 So Iv−63,0Xl0−” 第11層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀        9.0 Xl0−”ゼ
ラチン           o、84Cpd−20,
13 Solv−10,13 Cp d −18,OXl0−” Cpd−62,OXl0−3 H−10,25 第12層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI  4.5モル%、均−A、gl
型、球相当径0.74 球相当径の変動係数15%、 板状粒子、直径/厚み比7.0) 塗布銀量  050 沃臭化銀乳剤(Agl  3.−0モル%、均−Agl
型、球相当径0.34、 球相当径の変動係数 30%、 板状粒子、直径/厚み比7.0) 塗布i!i!景  0.30 ゼラチン            2.18ExS−6
9,0×10 ExC−10,14 ExY−90,17 E x Y−11109 Solv−10,54 第13層(中間層) ゼラチン            0.40E x Y
 −120,19 Solv−10,19 第14層(高怒度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag110.0モル%、内部高Agl型
、球相当径1.04 球相当径の変動係数25%、 多重双晶板状粒子、直径/厚み比2.0)塗布銀量  
0.40 ゼラチン            0.49E x S
−62,6Xl0−’ E x Y −91,0Xl0−” E x Y−110,20 E x C−11,OX10−” So 1v−19,OXl0−2 第15層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤(Ag1 2.0モル%、均−Ag
l型、球相当径0.07− 塗布銀量  0.12 ゼラチン            0.63U V −
40,11 1JV−50,18 So I v−52,OXIO”” Cpd−50,10 ポリエチルアクリレートラテンクス 9.0X10−” 第16層(第2保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤(Ag1 2.0モル%、均−Ag
l型、球相当径0.07− 塗布銀量  0.36 ゼラチン           0.85B−1(直径
1.5m)      8.OXl0−’B−2(直径
1.5m>      8.OXl0−”B−32,O
xlO−” W−42,0Xl0−” H−10,18 こうして作成した試料には、上記の他に、1.2−、ベ
ンズイソチアゾリン−3−オン(ゼラチンに対して平均
200ppm)、n−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエ
ート(間約1,000ppm) 、および2−フェノキ
シエタノール(間約10.0OOpp■)が添加された
。さらにB−4、B−5、F−1、F−2、F−3、F
−4、F−5、F−6、F−7、F−8、F−9: F
−10,F−11SF−12、F−13および鉄塩、鉛
塩、金塩、白金塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有さ
れている。
各層には上記の成分の他に、界面活性剤W−1、W−2
、W−3を塗布助剤や乳化分散剤として添加した。
V V (t)CJw V−3 (t)CJq V−4 V−5 V−6 olv−1 リン酸トリクレジル olv−2 フタル酸ジブチル olv−4 olv−5 リン酸トリヘキシル xF N(しtns)z xF N(CzHs)z xF−3 CH3 1□□5 xC CH (i)CJqOCNH xC−2 xC CH CH。
xC EχM CH xM xM ExM −10 ExY−8 α CHz ExY CHz ExY −12 CH3 pd−1 pa−2 C,H,3 pd−8 CH coz、c。
Sow−CHz−CONH−CHz CH!=Cl 5O□−CH。
C0NH−CH2 −t zHs (n)C4H@CHCH2COOC1(z(n)CnH
wCHCHzCOOCHSOJaClH。
BF 、SO□N (C3HT) CH2C00KxS−1 xS−2 xS−3 xS xS−5 xS−6 xS xS ■ 0ONa ■ C21(S F H CH3 Hff −←CH2 C÷rイCHz −Cf x/y=10/90 0OII 0OCH3 CH。
CH3 +cut−cテ[餐C1!!−C→7−X/y・40/
60 0OH COOCII z CH。
CH。
(CI+3) 5sio (Si−OhT−十Si−O
hTSi (CHり s0sNa 試料102の作製 試料101の第10層(重層効果のドナー層)を除去、
減少する赤感層への重層効果を補正するために、第6層
、第7層にDIRカプラーExM−10をそれぞれ0.
05g/%、O,11g/rl(添加した。
試料103の作製 試料101の第2層、第3層、第4層の増感色素の添加
量(ハロゲン化銀1モル当りのモル数で示す。以下同様
)を以下のように変更し、分光感度分布を長波長にシフ
トした。
第2層   第3層  第4層 ExS−10,7xlO−’  0.7 xlO−’ 
 0.6X10−’ExS−24,7xto−’  4
.7 Xl0−’  3.8xlO−’ExS−50,
7Xl0−’  0.7 Xl0−’  0.6X10
−’ExS−74,1xto−″ 4.I Xl0−’
  1.4X10−’試料104の作製 試料101の第10層(重層効果のドナー層)を除去、
減少する赤感層への重層効果を補正するために、第6層
、第7層にDIRカプラーExM−10をそれぞれ0.
05g/ボ、0.−11g/rrr添加し、第6層、第
7層、第8層の増感色素の添加量を以下のように変更し
、分光感度分布の長波長側をカフ)した。
第6層   第7層  第8層 ExS−31,5xlo−’  2.I Xl0−’ 
 1.4X10−’ExS−44,4xto−’  6
.3 xio−’  4.3X10−’ExS−50,
00,00,0 ExS−80,00,00,0 試料105の作製 試料101の第2層及び第311iのカプラーを以下の
ように変更し、また、第6層及び第7層における各塗布
量をそれぞれ一律に0゜7倍(第6層)及び0.5倍(
第7Ji)にして、RからGへの重層効果をなくした。
第2層  第3層 ExC−10,170,38 ExC−20,00,0 ExC−30,00,0 試料106の作製 試$4101の第12層のカプラーを以下のように変更
し、また、第6層及び第7層における各塗布量をそれぞ
れ−律に0.7倍(第6層)及び0.5倍(第7層)に
して、BからGへの重層効果をなくした。
第12N ExC−10,0 EXC−90,0 Ex’/−111,09 試料107の作製 試#J101の第12層のカプラー、第2層、第3層の
塗布量を以下のように変更し、BからRへの重層効果を
増した。
第12層のEXC−1を除去、第2層、第3層の塗布量
をそれぞれ1.3倍、1.5倍とした。
試料108の作製 試料101の第6層、第7層、第8層の増悪色素の添加
量を以下のように変更し、分光感度分布を長波長、短波
長両側に広げた。
第6層  第7層  第8N EWS−33,0Xl0−’  4.2 Xl0−’ 
 3.0X10−’ExS−42,9Xl0−’  4
.2 X1’O−’  4.3X10−’ExS−50
,2Xl0−’  0.3 Xl0−’  0.3X1
0−’ExS−80,00,00,0 試料1090作製 試料101の第2層、第3層のカプラーを以下のように
変更し、RからGへの重層効果をなくし、その代わりに
第1層と第2層の間に緑怒層への重層効果のドナー層を
新たに設ける。
第2層  第3層 ExC−10,170,38 EXC−20,00,0 ExL3  1.09   0.0 緑感層への重層効果のドナー層 沃臭化銀乳剤(Ag+  4.0モル%、均−Agl型
、球相当径0.33a、 球相当径の変動係数37%、 板状粒子、直径/厚み比2,0) 塗布銀量 0.19 沃臭化銀乳剤(Ag+  9.3モル%、コアンエル比
3:4:2の多重構造粒子、Ag+含有量内部から24
.0.6モル%、球相当径0.75−1球相当径の変動
係数23%、板状粒子、直径/厚み比2.5)塗布銀量
 1.49 ゼラチン              1.38ExS
−21,1xto−’ E x S −71,4xlO−’ EχC−23,OXl0−” ExC−30,15 Solv−10,20 Solv−20,53 上記の各カラーネガフィルムを下記表1に示す現像処理
を行なった後、プリント材料としてフジカラースーパー
FAペーパー〔富士写真フィルム■製〕とを用いて、本
発明に従う彩度再現指数及びビゼッキー指数を求めた。
表1 紺L1 工程  処理時間 処理温度 補充量 タンク容量発色
現像  1分   45°Cl0d2リツトル漂 白■
  40秒   43°C5d  lリットル■  2
0秒 定   着   40秒          30− 
 lリ ノトル水   洗   20秒       
    30dl  リ ノ トル乾   @   4
0秒    70°C* 補充量は35mm巾1m当た
りの量処理には超小型のノネ式自現機を用い、各処理浴
槽への補充量の累積値がタンク容量の2.5倍になるま
で処理を継続した。
光1−U1痕 ジエチレントリアミン五酢酸 1−ヒドロキシエチリデン−1 ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム 母液 2.2g 3、0g g 補充液 2.2g 3.2g 4.9g 炭酸カリウム             38g   
40gヨウ化カリウム            1.3
mgヒドロキシルアミン硫酸塩2.4g  3.3g2
−メチル−4−〔N−エチル−N (β−ヒドロキシエチル)アミノ)  13.8g  
17.0gアニリン硫酸塩 2−メチル−イミダゾール 5−ニトロヘンズイミダソ゛−ル    30餉g  
31mg1−フェニル−4−メチル−4 ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン50mg  50
+mg水を加えて            1000d
 1000 119H (25°C)        
       10.30 10.511n瓜 L3−ジアミノプロパン四酢酸 第二鉄アンモニウム・1水塩 臭化アンモニウム 硝酸アンモニウム 酢酸(90χ) 水を加えて Ml  、UiJ 144g   206g 80g   114g 15g    21.4g 42g   60g 100(ld  1000  m 4、5    4.5 立」L夜 チオ[1アンモニウム(70χ) エチレンジアミン四酢酸 イミダゾール 亜硫酸アンモニウム 水を加えて H 母液、補充液、共通 80 m 0g 28、5g 8g 000 m 7、80 また、露光したカラーペーパーは、下記の工程で富士写
真フィルム■のカラーペーパー用処El 剤であるCP
−43FA(カラー現像液、漂白定着液)を用いて処理
を行なった。なお、リンスには脱イオンした水を用いた
カラー現像  38℃  45秒 漂白定着   35°C   45秒 リンス■   35℃  30秒 リンス■   35°C   30秒 リンス■   35℃  30秒 乾  燥    80℃   60秒 それらの結果を表2に示す。
表2 作成されたカラーネガフィルム ■.撮影及びプリント (If−1) 試料101〜109を用い、前記表1に示される現像処
理を行った後、標準光源として標準白色光源を用いてマ
クベスカラーチエッカ−の白と同じ反射スペクトルを有
する壁紙の前に配されたマネキン人形を1150秒で適
正露光で撮影し、プリントがオリジナルに最も近くなる
ようにフィルム毎にカラーフィルターを選択した。ここ
でプリント材料としてはフジカラースーパーFAペーパ
ー(富士写真フィルム■製)を用いた。
この条件で試料101〜109をそれぞれ表3に示す各
撮影条件(4x4x2=32条件)で撮影し、上記各フ
ィルム毎にに選択したと同じフィルターを用いてプリン
トし、各々の評価を行った。ここで、カラーコレクショ
ン係数C,は、0.0とした。
結果を表4,に示す。
表3 条件1 照明光; 標準白色光源、白色蛍光灯、3波長型蛍光灯、タングス
テン電球の4条件 条件2 被写体; マクヘスカラーチエッカ−の白、青、緑、赤と同じ反射
スペクトルをそれぞれ有する壁紙の前に配されるマネキ
ン人形の4条件 条件3 撮影条件; 50分の1秒露光−で行い、露出は適正露出、1絞り過
剰露出の2条件 表 表4に示す合格率は写真に関してアマチュアのパネラ−
10名の視覚判定による。不合格とはアマチュアの撮影
者が観察に耐えずDPE受付けに再プリントを依願する
レベルをいう。
したがって100パーセントの合格率とはアマチュアの
撮影者が人物のスナンブ写真を撮影し、スベてのプリン
トが受は取れるレベルに仕上がっていると言う事ができ
る。
表4から比較例は本発明に比べて合格率が悪く、いずれ
かの光源で許容できないプリントとなり完全に無人のシ
ステムを作ることが不可能であることが明らかとなった
一方本発明に従えば、カラーフィターを最適に選べばあ
らゆる光源下で撮影したフィルムも同しフィルター条件
でプリントでき、無人プリンターを作ることが可能であ
る。
以上により本発明の効果は明らかである。
1:I[−2) 試料101〜〕09を用い、表3の条件1に示す各照明
光(4条件)で表3の条件2に示す各被写体(4条件)
を撮影し、かつ画面外にC光源により緑感層の現像濃度
がかふり+0.5になるように露光を与え、表1に示さ
れる現像処理を行った後、フィルム毎に画面外の露光部
分が灰色になるようにカラーフィルターを選び、その後
露光照度のみの変更で各画面のプリン1−を行い、上記
と同様にして評価を行ったゆ その結果を表5に示す。
表5から本発明外の比較例はいずれかの光源で許容でき
ないプリントとなり、完全に無人のシステムを作ること
が不可能であることが明らかとなった。
一方本発明のフィルムはカラーフィルターを画面外の露
光部分が灰色になるようにカラーフィルターを選べばあ
らゆる光源下で撮影したフィルムも同しフィルター条件
でプリントでき、無人プリンターを作ることが可能であ
る。以上により本発明の効果は明らかである。
([−3) (II−2)と同様、試料101〜109を用い表3の
条件1に示す各照明光(4条件)で表3の条件2に示す
各被写体(4条件)を撮影し、か一つ画面外にC光源に
より緑感層の現像濃度がかふり+05になるように露光
を与えたフィルムを下記a −fの保存条件下で各6本
ずつ作製した。これらのフィルムを下記プリント条件に
従いそれぞれプリントした。
(保存条件) a;(II−2)の繰り返しくフィルムをほぼ理想的に
保存、現像処理したことに相当)b;撮影後のフィルム
を50°C80%の環境に1週間保存し現像、以下aと
同し C;撮影後のフィルムを50°C20%の環境に1週間
保存し現像、以下aと同じ d;撮影前のフィルムを50°C80%の環境シュ1週
間保存した後を最影し、以下aと同し e;現像温度を3°C下げた以外はaと同しf;現像温
度を3°C上げた以外はaと同じ(プリント条件) 方法1 ; a−fすべてをaと同じフィルターでプリ
ント 方法2;a−f各々が画面外の露光部分が灰色になるよ
うにカラーフィルターを選びプリント方法1および2で
得られた結果を表6に示す。
(以下余白) 表 表6から、本発明に従い、彩度再現指数及びビゼンキー
指数の両者を満足する場合には、得られるプリントの合
格率が確実に上昇することが判る(方法1)、更に、方
法2から、画面外の露光部分を灰色にプリントするカラ
ーフィルターを選び画像部分をプリントする方法を通用
すれば、フィルムが撮影される前、損影後に性能が変化
する、あるいは現像条件が変動して写真性能が変化する
場合にも合格率が100%のプリントが得られることが
判り、本発明の効果は明らかである。特に、合格率が1
00%となることにより、無人プリンターの達成が可能
になる。
同様な原理で、観察される再現画像がCRTなどのディ
スプレーであっても本発明の範囲の撮影材料を画面外の
露光部分が灰色になるように再現すれば満足できる色再
現となることが明らかである。
実施例2 実施例1と同し現像済みのa −fの各条件で得られた
各フィルムを次に述べる方法で自動プリントした。
方法I;自動カラープリンターF A P 3500(
FIIJIFIIJ社製)でハイコレクンヨンでプリン
ト方法■;自動カラープリンター(同上)でローワード
コレクションでプリント 方法m;a−fで得られたフィルムの各々が画面外の露
光部分が灰色になるようにカラーフィルターを選びプリ
ント 以上の結果を表7に示す。
表 101;本発明  25%    70%   100
%102;比較明  216o85 103;比較例  23     63     90
104;比較明  24     67     95
105:比較明  20     56     80
106;比較例  19     53     75
107;比較明  23     63     90
108;本発明  25     70    100
109;本発明  25     70    100
方法Iは白の壁紙の前に配された人物のコマはa−fの
各条件とも許容される仕上がりとなったが、青、緑、赤
の壁紙の前に配された人物の顔がそれぞれ黄色、マゼン
タ、シアン色に仕上がり許容されず、100%の合格率
は不可能であった。
方法■はa−fの各条件におけるフィルム間の色再現の
ばらつきはまだ大きいが、本発明に従えば合格率の上昇
は明らかである。
方法■はa〜「の各条件においてすべてのコマが許容で
きる仕上がりとなり100%の合格率になった。
以上により本発明に従えば、良好な結果を得ることがで
き、特に、方法■に従えば、100%の合格率のブI/
ントが得られることが示され、完全無人化システムの達
成も可能である。
実施例3 実施例1と同し現像済みのa−1の各保存条件下にて得
られたフィルムをチャンピオン23VE(富士フィルム
@製ミニラボプリンタープロセサー)のV−Accsモ
ニターに表示した。外周部が基準の灰色となるようメモ
リ色データを設定した。V−Accsモニターにフィル
ム画面外に作成した灰色画像を表示させモニターの表示
画像の外周部と同し色になるように操作部で色調整して
後、その条件でフィルム画像を表示した。その結果本発
明のフィルム画像は全て適切な色濃度で表示できること
が確認できた。比較例では蛍光灯の写真等で不十分な結
果となり、本発明の効果が明らかであった。
(発明の効果) 本発明シュよれば、光源の違い3二よる色再現性のずれ
、カラーフエリアによる色再現性のずれ等を総合的によ
り良く補正して、得られるカラー画像の合格率をより向
上させることができる。
更に、本発明によれば、特に撮影画面外に基準画像を記
録させる方法を用いることによって、得られるカラー画
像の合格率が100パーセントで再現でき、完全な無人
化システムが達成可能となる。
更に、本発明では、人間による色の調整をl・要とせず
、常に一定の仕上がりで色再現のよいカラー画像を形成
するための画像形成装置を得るこ占ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うカラーネガフィルムをディスプ
レーする表示装置を示す図である。 第20は、逼影画明外に基準画像を有するカラー撮影材
料を示す図である。 第3図は、カラーCRTに表示されるポジ画像を示す図
である。 第4図は、カラーペーパー用ブJンタブロセサーの概略
を示す図であり、第5図は、その制御系を示す図である
。 第6図は、フィルムキャリアを示す図である。 10・・・本体、   11・・・マガジン、12・・
・カラー7ガフイルム、12a・・・撮影画像、12b
・・・基準ii!i像、  14・・・露光室、18・
・・ネガキャリア、  19・・・カラーペーパー20
・・・ランプ、    21 =−・シアンフィルタ、
22・・・マゼンタフィルタ、 23・・・イエローフィルタ、  25・・・焼付レン
ズ、26・・・シャッタ、  3o・・・キーボード、
37・・・写真現像処理部、 5o・・・プレート、5
1・・・マスク、     52・・・受光器、53・
・・赤色センサー  54・・・緑色センサー55・・
・青色センサー  56・・・A/Di換1.57・・
・対数変換器、  60 用コンピュータ、63・・・
メモリ部、    67・・・フィルタ調節部、68・
・・シャンク駆動部、87・・・演算部、110・・・
白色光沢、 113・・・カラーTVカメラ、114・
・・γ補正回路、 115・・・ネガ−ポジ変換回路、 11.6・・増幅
回路、117〜119  ・・加算機、 120・・・
ドライバ、125・・・システムハス、 126・・・
CPU、127 ・・・ROM、      128−
RA M、129  ・・I10ボート、 130・・・CF7Tコントローラ、 131  ・・キーボード、 137a=137cmビデオRAM、 141a〜141c・・・ソフトレジスタ、142a 
〜142c −D / A変m器、145・・・メモリ
色、 146・・・表示基準画像。 (ほか3名) 第 5図 手 続 主用 正 書 平成2年12月 日 特 許 庁 長 官 殿 事件の表示 平成2年特許願第2 084号 発明の名称 カラー画像形成方法及び画像形成装置 3゜ 補正をする者 事件との関係:特許出願人 名称(520)富士写真フィルム株式会社4゜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するカラー撮影材料を用いて撮影、現像し、
    写真焼き付け装置を用いて支持体上にシアン、マゼンタ
    、イエロー色素を形成するカラープリント材料にプリン
    トするカラー画像形成方法において、その色再現の彩度
    再現指数が70パーセント以上、ビゼッキー指数が10
    以下であって、該写真焼き付け装置が、前記撮影材料の
    撮影画面を測定する測定手段と、測定した画面濃度に基
    づき画面を低いカラーコレクションで露光決定する手段
    と、決定した露光量に基づき前記カラープリント材料に
    焼き付ける露光制御手段を有することを特徴とするカラ
    ー画像形成方法。
  2. (2)該カラー撮影材料の撮影画面外の一部または全部
    に撮影前または撮影とほぼ同時に基準画像が記録されて
    おり、該写真焼き付け装置が、該撮影材料の撮影画面及
    び基準画像濃度を測定する測定手段と、測定した撮影画
    面濃度に基づき露光量を及び基準画面濃度に基づきカラ
    ーフィルター濃度を決定する手段と、決定した露光量に
    基づき前記カラープリント材料に焼き付ける露光制御手
    段を有することを特徴とする請求項(1)記載のカラー
    画像形成方法。
  3. (3)該写真焼き付け装置が、更に撮影画面の特定色濃
    度を検出測定する手段と、測定した撮影画面濃度と特定
    色濃度に基づき露光量を決定する手段と、決定した露光
    量に基づき前記カラープリント材料に焼き付ける露光制
    御手段を有することを特徴とする請求項(1)又は(2
    )記載のカラー画像形成方法。
  4. (4)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するカラー撮影材料の撮影画面外の一部また
    は全部に撮影前または撮影とほぼ同時に記録される基準
    画像の濃度と該撮影材料の撮影画面とを測定する測定手
    段と、測定した撮影画面濃度に基づき露光量を及び基準
    画面濃度に基づきカラーフィルター濃度を決定する手段
    と、決定した露光量に基づき前記カラープリント材料に
    焼き付ける露光制御手段を有することを特徴とする写真
    焼付け装置。
  5. (5)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するカラー撮影材料を用いて撮影、現像処理
    し、カラーディスプレイ上に再現するカラー画像形成方
    法において、その色再現の彩度再現指数が70パーセン
    ト以上であり、ビゼッキー指数が10以下であり、かつ
    撮影材料の画面外の一部あるいは全部に標準の灰色画像
    が記録されており、ディスプレー上でこの記録画像が灰
    色になるような条件を選び、この条件で撮影画像をディ
    スプレー上に再現することを特徴とするカラー画像形成
    方法
  6. (6)支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀
    乳剤層を有するカラー撮影材料の撮影画面外の一部また
    は全部に撮影前または撮影とほぼ同時に記録された標準
    の灰色画像が灰色になるような条件を選び、この条件で
    撮影画像をディスプレー上に再現することを特徴とする
    ディスプレー装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110829A (en) * 1978-01-26 1979-08-30 Agfa Gevaert Ag Method and apparatus for determining exposure amount to copy color original
JPS635333A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−画像の解析条件設定方法

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