JPH04125248U - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH04125248U
JPH04125248U JP2967291U JP2967291U JPH04125248U JP H04125248 U JPH04125248 U JP H04125248U JP 2967291 U JP2967291 U JP 2967291U JP 2967291 U JP2967291 U JP 2967291U JP H04125248 U JPH04125248 U JP H04125248U
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JP
Japan
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floating body
frame
permanent magnets
floating
pair
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Application number
JP2967291U
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English (en)
Inventor
芳正 小田
Original Assignee
セイコー精機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浮上体を永久磁石及び磁気軸受部で支持するこ
とにより、浮上体の位置制御を簡単にし、かつ装置の小
型化及び装置構造の簡略化を図る。 【構成】フレーム21の浮上体20側に一対の第1永久
磁石22,22を設ける。各第1永久磁石22はフレー
ム21の長手方向に沿って設置する。一方、浮上体20
のフレーム21側に一対の第2永久磁石23,23を配
設する。第2永久磁石23は第1永久磁石22に対向す
るように設置し、かつ第1永久磁石に対して反発するよ
うに設ける。また、フレーム21の浮上体20側に2つ
の傾斜面24,25を形成する。各傾斜面24,25は
一対の第1永久磁石間22,22に位置し、かつ互いに
向かい合うように設ける。一方、浮上体20のフレーム
21側に4つの磁気軸受部26〜29を設ける。磁気軸
受部26,27は傾斜面24に対向するように、磁気軸
受部28,29は傾斜面25に対向するように設置す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、真空チャンバ内等に設置される搬送装置に関し、特に浮上体を永 久磁石及び磁気軸受部により支持するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搬送装置は図4及び図5に示す如く、ワーク搬送部1と一体に 浮上体2が設けられており、ワーク搬送部1は断面T型に形成されている。浮上 体2は断面四角型に形成され、かつ中空状フレーム3の内部に載置されている。
【0003】 また、上記浮上体2には図6に示す如く8つの磁気軸受部4〜11が設けられ ており、このうち磁気軸受部4,5はX1 軸線上に、磁気軸受部6,7はX2 軸 線上にそれぞれ設置されている。一方、磁気軸受部8〜11はY1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 軸線上にそれぞれ配設されている。
【0004】 なお、上記各磁気軸受部4〜11は、図4及び図5に示す如く電磁石12及び センサ部13をそれぞれ備え、センサ部13は浮上体2の浮上位置を検出し、電 磁石12はセンサ部13から出力される検出値を基に励磁されるよう構成されて いる。
【0005】 そして、このような搬送装置は、各磁気軸受部4〜11を起動させると、各磁 気軸受部4〜11のセンサ部13が浮上体1の浮上位置を検出し、このセンサ部 13から出力される検出値を基に電磁石12が励磁される。その結果、図6に示 す如く上記6つのX1 ,X2 ,Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 軸線上にて浮上体2の位 置制御がなされ、これにより浮上体2が所定の位置に支持される。
【0006】 また、従来よりこの種の装置では、図6に示すようなX1 ,X2 軸線上に配設 された4つの磁気軸受部4〜7に代えて、図7に示す如くX0 軸線上に2つの磁 気軸受部14,15を設けることも提案されている。
【0007】 すなわち、このような装置は6つの磁気軸受部8〜11,14,15を有し、 かつ5つのX0 ,Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 軸線上にて浮上体2の位置制御がなさ れる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の搬送装置にあっては、上記の如く浮上体2を 所定の位置に支持する際、6つのX1 ,X2 ,Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 軸線上、 又は5つのX0 ,Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 軸線上にて浮上体2の位置制御がなさ れるため、軸数が多いので位置制御が複雑であった。
【0009】 しかも、このような装置では、上記のように浮上体2を支持するにあたり、8 つの磁気軸受部4〜11、又は6つの磁気軸受部8〜11,14,15を具備す るため、装置が大型化しかつ装置構造が複雑になる等の問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは浮 上体の位置制御を簡単にし、かつ装置の小型化及び装置構造の簡略化を図ること にあり、上記目的を達成するために、この考案は浮上体と、浮上体に対向して配 設されたフレームと、フレームの浮上体側に設けた一対の第1永久磁石と、上記 浮上体のフレーム側に設置され、かつ上記各第1永久磁石に対して反発する一対 の第2永久磁石と、上記フレームの浮上体側に形成されるとともに、上記一対の 第1永久磁石間に位置する2つの傾斜面と、上記浮上体のフレーム側に配設され るとともに、上記傾斜面に対向する磁気軸受部とを具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】
この考案によれば、浮上体が第1及び第2永久磁石の反発力で浮上するととも に、磁気軸受部により浮上体が傾斜面側に引き寄せられる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案に係る搬送装置の一実施例について、図1ないし図3を用いて 詳細に説明する。
【0013】 この搬送装置は図1に示す如く浮上体20に対向してフレーム21が配設され ており、浮上体20及びフレーム21は略直方体状に形成されている。
【0014】 また、上記フレーム21の浮上体20側には一対の第1永久磁石22,22が 設けられており、各第1永久磁石22,22はフレーム21の長手方向に沿り、 かつ互いに平行に設置されている。
【0015】 一方、上記浮上体20のフレーム21側には一対の第2永久磁石23,23が 配設されており(図2参照)、各第2永久磁石23,23は上記各第1永久磁石 22,22に対向するように設置され、かつ各第1永久磁石22,22に対して 反発するように設けられている。
【0016】 すなわち、上記のような第1及び第2永久磁石22,23は互いに反発して浮 上体20を浮上させるように構成されている。
【0017】 また、上記フレーム21の浮上体20側には2つの傾斜面24,25が形成さ れており、各傾斜面24,25は上記一対の第1永久磁石22,22間に位置し 、かつ互いに向かい合うように設けられているとともに、フレーム21の長手方 向に亘って形成されている。
【0018】 さらに、上記浮上体20のフレーム21側には図3に示す如く4つの磁気軸受 部26〜29を有し、このうち磁気軸受部26はV1 軸線上にて上記傾斜面24 に対向し、磁気軸受部27はV2 軸線上にて上記傾斜面24に対向するように設 置されている。一方、磁気軸受部28はW1 軸線上にて上記傾斜面25に対向し 、磁気軸受部29はW2 軸線上にて傾斜面25に対向するように配設されている 。
【0019】 なお、V2 軸線及びW2 軸線はV1 軸線及びW1 軸線を浮上体20の長手方向 に沿って平行移動したものであり、また、上記各磁気軸受部26〜29は電磁石 30及びセンサ部31をそれぞれ備え(図1及び図2参照)、センサ部31は浮 上体20の浮上位置を検出する。電磁石30は傾斜面に臨むようにそれぞれ設置 され、かつセンサ部31から出力される検出値を基に励磁されるよう構成されて いる。
【0020】 また、このような搬送装置は浮上体20を往復移動せしめるために、非接触駆 動モータ部としてリニアモータが設けられており、リニアモータはモータ2次導 体32及びこれに対向する図示しないリニアモータコイルを有するもので、モー タ2次導体32は浮上体20側に設けられ、かつ一対の第2永久磁石23,23 間に配設されている。図示しないリニアモータコイルはフレーム21側に設けら れ、かつ一対の第1永久磁石22,22間に配設されている。
【0021】 次に、上記の如く構成された搬送装置の動作について図3を用いて説明する。
【0022】 この搬送装置によれば、第1及び第2永久磁石22,23の反発力で浮上体2 0がフレーム21から浮上する。これと同時に、4つの磁気軸受部26〜29を 起動すると、各磁気軸受部26〜29のセンサ部31が浮上体20の浮上位置を 検出し、このセンサ部31から出力される検出値を基に電磁石30が励磁され、 その電磁石30の吸引力により浮上体20が傾斜面24,25側に引き寄せられ る。その結果、浮上体20は4つのV1 ,W1 ,V2 ,W2 軸線上にて位置決め かつ支持される。
【0023】 すなわち、浮上体20は上記のような吸引力及び反発力の合力により安定に支 持される。
【0024】 また、この状態でリニアモータの図示しないリニアモータコイルを励磁するこ とにより、浮上体20がフレーム21の長手方向に往復移動して、浮上体20に 載置したワーク等が搬送される。
【0025】 したがって、上記のような装置によれば、一対の第1永久磁石及び第2永久磁 石の反発力で浮上体をフレームから浮上させる一方、4つの磁気軸受部により4 つの軸線上にて浮上体を位置決めするので、その浮上体の位置制御が簡単になり 、かつ装置の小型化を図れる。
【0026】
【考案の効果】
この考案に係る搬送装置は、上記の如く一対の第1永久磁石及び第2永久磁石 の反発力で浮上体をフレームから浮上させる一方、フレームに2つの傾斜面を形 成し、かつ傾斜面に対向する磁気軸受部を浮上体に配設したため、このような磁 気軸受部を4つ設け、その内の2つを一方の傾斜面へ、他の2つを他方の傾斜面 へ対向させれば、各磁気軸受部により4つの軸線上にて浮上体を位置決めできる ので、浮上体の位置制御が簡単になり、かつ装置の小型化及び装置構造の簡略化 を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る搬送装置の説明用断面図。
【図2】図1に示す浮上体の下面図。
【図3】本装置における浮上体の支持状態を説明する斜
視図。
【図4】従来の搬送装置の説明用断面図。
【図5】図4に示す搬送装置の一部破断側面図。
【図6】従来の装置における浮上体の支持状態を説明す
る斜視図。
【図7】従来の装置における浮上体の支持状態を説明す
る斜視図。
【符号の説明】
20 浮上体 21 フレーム 22 第1永久磁石 23 第2永久磁石 24,25 傾斜面 26〜29 磁気軸受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮上体と、浮上体に対向して配設されたフ
    レームと、フレームの浮上体側に設けた一対の第1永久
    磁石と、上記浮上体のフレーム側に設置され、かつ上記
    各第1永久磁石に対して反発する一対の第2永久磁石
    と、上記フレームの浮上体側に形成されるとともに、上
    記一対の第1永久磁石間に位置する2つの傾斜面と、上
    記浮上体のフレーム側に配設されるとともに、上記傾斜
    面に対向する磁気軸受部とを具備することを特徴とする
    搬送装置。
JP2967291U 1991-04-26 1991-04-26 搬送装置 Withdrawn JPH04125248U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113098330A (zh) * 2021-05-21 2021-07-09 上海隐冠半导体技术有限公司 位移装置
JP2023058000A (ja) * 2021-10-12 2023-04-24 セメス株式会社 基板移送装置および方法

Cited By (3)

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CN113098330A (zh) * 2021-05-21 2021-07-09 上海隐冠半导体技术有限公司 位移装置
CN113098330B (zh) * 2021-05-21 2022-06-07 上海隐冠半导体技术有限公司 位移装置
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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713