JPH04125224A - 浮上式搬送装置の分岐装置 - Google Patents

浮上式搬送装置の分岐装置

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JPH04125224A
JPH04125224A JP24778290A JP24778290A JPH04125224A JP H04125224 A JPH04125224 A JP H04125224A JP 24778290 A JP24778290 A JP 24778290A JP 24778290 A JP24778290 A JP 24778290A JP H04125224 A JPH04125224 A JP H04125224A
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JP
Japan
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path
traveling magnetic
magnetic field
branching
branch
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Pending
Application number
JP24778290A
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English (en)
Inventor
Atsuji Karita
充二 苅田
Masanao Murata
正直 村田
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、台車が搬送路に沿って浮上した状態で走行
して、物品等の搬送を行う浮上式搬送装置の分岐装置に
関する。
「従来の技術」 近年、半導体集積回路の高集積化、極微細化に伴い、そ
れを製造するクリーンルームには高クリーン度が要求さ
れている。このようなりリーンルーム内において、シリ
コンウェハ等を搬送する搬送装置には、塵埃の発生を極
力抑える必要上、台車が搬送路上を浮上した状態で、す
なわち非接触で走行する磁気浮上式搬送装置が理想的で
あるとして、注目を集めている。
第3図〜第5図は、従来の磁気浮上式搬送装置の一例を
示す図である。これらの図において、lは搬送路に沿っ
て設けられた箱状のフレームであり、その上面には、搬
送路に沿って延びる開口部laが形成されている。この
フレームlの天井面には、鋼材によって構成された1対
の浮上用レール2L、2Rが搬送路に沿って各々架設さ
れており、また、同様にフレームlの左右の内側面にも
、鋼材によって構成されたl対の案内用レール3L。
3Rが各々架設されている。5は搬送路上を走行する台
車であり;この台車5には、浮上用レール2L、2Hの
各下面と各々対向する4個の浮上用電磁石7a〜7dと
、案内用レール3L、3Rの各側面と各々対向する4個
の案内用電磁石8a〜8dとか設けられている。さらに
、図示しないか、充電式のバッテリと、浮上用電磁石7
8〜7dと浮上用レール2L、2Rの各下面との間の垂
直ギャップGv、および案内用電磁石88〜8dと案内
用レール3L  3Rの各側面との間の水平ギャップc
hを各々検出するギャップセンサと、これらのギャップ
センサの検出信号に基づいて、バッテリーから浮上用電
磁石78〜7dおよび案内用電磁石88〜8dに各々供
給される励磁電流を制御し、垂直ギャップGvおよび水
平ギャップGhを常に一定とする電流制御回路とが設け
られている。
ここで、浮上用電磁石7aは、第6図に示すように、コ
字状の一次側コア7Aと、このコア7Aの各磁極7 A
 1.7 A tに各々巻回されたコイル7B  7C
とによって構成されており、一対の磁極7 A + 、
 7 A tを台車5の幅方向に一致させた状態で配設
されている。また、その他の浮上用電磁石7b〜7dも
同様に構成されている。このような浮上用電磁石78〜
7dか浮上用レール2L、2Rの下面を磁気的に吸引す
ることにより、台車5が浮上し、さらに、浮上用レール
2L、2Rの幅寸法の範囲内で、その幅方向への移動が
緩やかに規制される。さらに、案内用電磁石8a〜8d
が、案内用レール3L、3Rの各側面を磁気的に吸引す
ることにより台車5の幅方向の移動が、強固に規制され
る。
また、フレーム1の内底面にはリニアインダクションモ
ータの一次側コイル15.15・・が所定間隔を隔てて
取り付けられており、台車5には一次側コイル15と所
定のギャップを隔てて上下に対向する二次側導体16が
取り付けられている。
この場合、二次側導体16としては鉄心を有する場合と
有しない場合がある。さらに、台車5の上面には、支柱
17を介して荷台18が取り付けられ、この荷台17上
に荷物19が積載される。
この上うな構成において、浮上用電磁石73〜7dおよ
び案内用電磁石8a〜8dに対して励磁電流が供給され
ると、台車5が浮上し、一方、リニアインダクンヨンモ
ータの一次側コイル15に交流電流が供給されると、こ
の一次側コイル15上に図に矢印で示す直進方向Fへの
進行磁界が発生し、これにより、台車5が一次側コイル
15の上方を通過する毎に直進方向Fへ加速され、その
他の区間においては惰性により走行する。この結果、台
車5は浮上した状態で加速と惰性走行を交互に繰り返し
ながら連続的に走行する。
また、このような磁気浮上式搬送装置においては、自動
移載装置による荷物19の積み下ろしや、自動充電装置
によるバッテリの充電等を行うために、搬送路に沿って
複数のステーションが設けられている。この場合、策7
図に示すように、ループ状の主搬送路Mの側方に複数の
ステーションST+−5Tnを配設し、これらの各ステ
ーションST、−5Tnと主搬送路Mとの間を分岐路B
、〜Bnで接続し、主搬送路M上を循環走行している台
車5を、必要に応じて各ステーションST、〜STnに
分岐させるようになっている。
ここで、主搬送路Mから各分岐路Bl−Bnが直角に分
岐する分岐点には、従来、第8図に示すような分岐装置
が設けられていた。この分岐装置には、直進方向Fへ進
行磁界を発生する直進用一次側コイル15aと、直進方
向Fと直交する分岐方向Bへ進行磁界を発生する分岐用
一次側コイル15b、15cとが設けられている。そし
て、台車5を分岐させる場合は、この分岐点の手前の一
次側コイル15を逆相で励磁して直進方向Fと逆方向の
進行磁界を発生させ、これにより台車5を充分に減速さ
せた後、分岐装置に設けられた位置決め停止用電磁石(
図示路)に励磁電流を供給し、台車5を停止させる。次
に、直進用レール12aに代えて、図に2点鎖線で示す
分岐用レール12b、12cを設置した後、位置決め停
止用電磁石に対する励磁電流の供給を止め、分岐用一次
側コイル15b、15cを励磁して、分岐方向臼への進
行磁界を発生させて、同方向に台車・5を走行させる。
「発明が解決しようとする課!iJ ところで、上述した従来の分岐装置においては、台車5
を直進方向Fへ移動させるための直進用−次01’lコ
イル+5aと、この直進方向Fと直交する分岐方向Bへ
移動させるための分岐用一次側コイル15b、15cを
各々設置しなければならなかった。このような3台のリ
ニアインダクンヨンモータの一次側コイル15a=r5
cを、搬送路の分岐点の限られた設置空間内に設置する
ためには、個々の一次側コイル15a−15cの外形寸
法が極め制限され、したがって、一次側コイル15a=
15cとしては小型のものを設置する他なく、直進方向
Fもしくは分岐方向Bの2方向に対して各々十分な推力
が得られないという問題があった。さらに、上述した浮
上式搬送装置をクリーンルーム内の天井直下に吊り下げ
て設置する場合、従来の分岐装置では、3台の一次側コ
イル15a〜15cを設けなければならないため必然的
に重−が大となり、したがって、その重量を支えるため
に、十分な剛性を有する支柱や支持フレーム等を用いな
ければならず、これにより占有空間が大となって、クリ
ーンルーム内の限られた空間内を有効利用する事ができ
ないという問題もあった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、搬送
路に沿う直進方向もしくは分岐路に沿う分岐方向の2方
向に対して各々十分な推力を得ることができると共に、
省スペース化を図り、搬送路の分岐点の限られた設置空
間内にも設置することができる浮上式搬送装置の分岐装
置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、搬送路に、該搬送路に沿って進行磁界を発
生する一次側進行磁界発生手段を設ける一方、前記搬送
路上を浮上した状態で走行する台車には前記一次側進行
磁界発生手段とギャップを隔てて対句する二次側導体を
設けてなる浮上式搬送装置において、前記搬送路から略
直角に分岐する分岐路が設けられた分岐点に、訂記搬送
路に沿う直進方向と、前記分岐路に沿う分岐方向の2方
向の内の任意の方向の進行磁界を発生する2方向進行磁
界発生手段を設けたことを特徴としている。
1作用」 上述した構成によれば、1台の2方向進行磁界発生手段
によって、搬送路に沿う直進方向と、分岐路に沿う分岐
方向の2方向の内の任意の方向の進行磁界を発生するこ
とかて゛きるので、直進方向もしくは分岐方何の2方向
に対して各々十分な推力が得られ、さらに省スペース化
が図られ、搬送路の分岐点の限られた設置空間内にも設
置することが可能となる。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例の外観構成を示す一部切欠
平面図である。この図において、32L。
32Rは搬送路の分岐点に設けられた旋回レールであり
、これら旋回レール32L、32Rは、旋回駆動装置3
3L、33Rによって、各々浮上用レール2L、2Hの
架設面と同じ水平面内において旋回自在に支持され、そ
れらの旋回中心は浮上用レール2L、2Rの延長線上で
あって、台車5の浮上用電磁石7c、7bの停止位置P
 c;P bに各々位置している。そして、これら旋回
レール32L。
32Rは、浮上用レール2L、2Rと各々平行な位置か
ら、図に2点鎖線によって示すように、分岐方向日に沿
って架設された分岐レール32Lb。
32Rbと各々平行となる位置まで旋回駆動される。
また、上記搬送路の分岐点には、2方向進行磁界発生装
置20が設置されている。この2方向進行磁界発生装置
20は、第2図(イ)および(ロ)に示すように、格子
状のスロットを形成する上部一次側鉄心21及び下部一
次側鉄心22と、スロット内に配置され、矢印F方向と
平行なX軸方向に進行磁界を発生するX方向巻線23と
、矢印B方向と平行なY軸方向に進行磁界を発生す柩Y
軸カ向巻線24とから構成されている。この場合、X軸
方向巻線23及びX軸方向巻線24はスロット内で直交
するように配置され、スロット内においては、X軸方向
巻線23が上層に、Y軸方向巻線24が下層に位置して
いる。また、上部一次側鉄心21及び下部一次側鉄心2
2は共に電気鉄板を積層して構成され、上部一次側鉄心
21の積層方向はX軸に平行で、下部一次側鉄心22は
Y軸に平行となっている。
このような構成において、台車5を直進させる場合は、
2方向進行磁界発生装置20の上方に台車5が到来した
時点で、そのX軸方向巻線23に3相交流を供給する。
すると、台車5の下面に取り付けられた二次側導体16
(第3図参照)に対して矢印F方向の推力が与えられ、
これにより台車5が直進走行する。
一方、台車5を分岐させる場合は、まず、この分岐装置
の手前に設けられた一次側コイル15を逆相で励磁して
矢印Fと逆方向の進行磁界を発生させ、これにより台車
5を充分に減速させた後、この分岐装置に設けられた位
置決め停止用電磁石(図示路)に励磁電流を供給し、台
車5を位置決め停止させる。この場合、台車5の各浮上
用電磁石78〜7dが第1図に示す停止位置Pa−Pd
に各々位置する状態で、台車5を位置決め停止させる。
次に、旋回駆動装置33L、33Rによって、旋回レー
ル32L、32Rを図に示す矢印R方向へ各々旋回駆動
し、これら旋回レール32L  32Rを、図に2点鎖
線で示すように、分岐方向Bに沿って架設された分岐レ
ール22 Lb、22 Rbと各々平行となる位置で停
止させる。その後、位置決め停止用電磁石に対する励磁
電流の供給を止め、2方向進行磁界発生装置20のY方
向巻線24に3相交流を供給する。すると、台車5の二
次側導体16に対して矢印B方向の推力が与えられ、こ
れにより、台車5が分岐方向Bへ送り出される。
なお、上述した一実施例においては、磁気浮上式搬送装
置に適用した場合を例に説明したが、空気圧で台車5を
浮上させる空気浮上式搬送装置に適用しても勿論構わな
い。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、1台の2方向
進行磁界発生手段によって、搬送路に沿う直進方向と、
分岐路に沿う分岐方向の2方向の内の任意の方向の進行
磁界を発生することができるので、直進方向もしくは分
岐方向の2方向に対して各l十分な推力を得ることがで
き、また、省スペース化が図られ、搬送路の分岐点の限
られた設置空間内にも十分に設置することができ、さら
に、装置全体を小型かつ軽量に構成することができるの
で、特にクリーンルームの天井直下に設置する場合に顕
著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の外観構成を示す一部切欠
平面図、第2図(イ)および(ロ)は同実施例の要部の
構成を示す平面図および正面図、第3図は従来の磁気浮
上式搬送装置の外観構成を示す一部切欠側面図、第4図
は同磁気浮上式搬送装置の外観構成を示す平面図、第5
図は同磁気浮上式搬送装置の外観構成を示す正断面図、
第6図は同磁気浮上式搬送装置の浮上用電磁石の構成を
示す正断面図、第7図は同磁気浮上式搬送装置の搬送ル
ートの一例を示す図、第8図は同磁気浮上式搬送装置の
分岐装置の構成を示す一部切欠平面図である。 5・・・・・台車、 15・・・・・一次側コイル (一次側進行磁界発生手段)、 16・・・・・−二次側導体、 20・・・・・・2方向進行磁界発生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 搬送路に、該搬送路に沿って進行磁界を発生する一次側
    進行磁界発生手段を設ける一方、前記搬送路上を浮上し
    た状態で走行する台車には前記一次側進行磁界発生手段
    とギャップを隔てて対向する二次側導体を設けてなる浮
    上式搬送装置において、 前記搬送路から略直角に分岐する分岐路が設けられた分
    岐点に、前記搬送路に沿う直進方向と、前記分岐路に沿
    う分岐方向の2方向の内の任意の方向の進行磁界を発生
    する2方向進行磁界発生手段を設けたことを特徴とする
    浮上式搬送装置の分岐装置。
JP24778290A 1990-09-18 1990-09-18 浮上式搬送装置の分岐装置 Pending JPH04125224A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62225110A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 Toshiba Corp 浮上式搬送装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62225110A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 Toshiba Corp 浮上式搬送装置

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