JPH0412398Y2 - - Google Patents

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JPH0412398Y2
JPH0412398Y2 JP10020886U JP10020886U JPH0412398Y2 JP H0412398 Y2 JPH0412398 Y2 JP H0412398Y2 JP 10020886 U JP10020886 U JP 10020886U JP 10020886 U JP10020886 U JP 10020886U JP H0412398 Y2 JPH0412398 Y2 JP H0412398Y2
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circuit
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、飛翔中に流入する空気により機械的
な振動を生じさせ、この振動を電気的エネルギー
に変換し、その電気出力を電源として電気式着発
センサを駆動する電気式着発信管に関する。
従来の技術 従来、この種の信管において使用される電源装
置として、飛翔中に流入する空気により振動部材
に機械的な振動を生じさせ、この振動を機械−電
気変換機構によつて電気的エネルギーに変換する
ものは公知である。
また、電気式着発センサとして、本出願人ら
は、直列または並列共振回路方式によるものを既
に提案している(特願昭59−173572号(特開昭61
−52600号公報))。これは、信管に、互いに絶縁
された2個の電極と、LCR直列共振または並列
共振回路とを設ける。そして、一方の電極が目標
物に接触して対地間合成容量が変化すると、共振
回路の同調がくずれてその出力電圧が降下または
上昇し、この降下または上昇を検波回路で検波し
てレベル検出回路から着発信号を出力するもので
ある。
考案が解決しようとする問題点 このように電源装置および電気式着発センサと
しては個別には技術が確立されているものの、前
者によつて後者を駆動する具体的な技術は、次の
ような問題があつたため未だ提案されていない。
すなわち、前者に後者を接続すると、前者の振
動部材において発生したノイズが、信管の筐体を
通つて後者の共振回路に入り込み、該回路に誤動
作を起こさせるため、そのままでは実用に供する
ことができなかつた。
そこで、本考案は、このようなノイズを除去す
ることにより、前記のような電源回路と電気式着
発センサとの結合を可能にしようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案では、第1図に例示するように電源装置
10の振動部材12と電気式着発センサ11のグ
ランドとの間にコンデンサ33を接続する。
作 用 摺動部材12の振動に基づくノイズはコンデン
サ33によつてグランドに漏洩し、共振回路23
までは至らない。
実施例 つぎに、本考案を第1図に示す第1実施例と第
2図に示す第2実施例について説明する。
第1図において、本考案による電気式着発信管
は電源装置10と電気式着発センサ11とからな
る。
電源装置10は、信管の飛翔中に流入する空気
により振動を生じる音管(図示せず)を有すると
ともに、この音管の共鳴作用によつて振動する振
動部材12を該音管の底部に配置している。そし
て、振動部材12の機械−電気変換作用によつて
発生した交流発電出力を、トランス13を介して
整流回路14に入力して整流した後、平滑回路1
5と定電圧回路16によつて直流定電圧にし、次
段の電気式着発センサ11に印加する。
着発センサ11は、弾体17の先端に取り付け
られた信管筐体18に、互いに絶縁された第1お
よび第2の2個の電極19,20を形成してい
る。したがつて、第1の電極19と目標物との
間、第2の電極20と目標物との間、両電極1
9,20間には、それぞれ電気容量C1,C2,C3
が生じる。
第1の電極19にはインダクタンス21が、第
2の電極20には抵抗22がそれぞれ接続され、
これらインダクタンス21と抵抗22とは電気容
量C1,C2,C3の合成容量と相俟つてLCR直列共
振回路23を構成する。インダクタンス21には
増幅回路24が接続されている。この増幅回路2
4は、水晶振動子やセラミツク発振子等の圧電素
子を用いた発振回路25の発振出力を増幅して共
振回路23に印加し同調をとる。一方、抵抗22
には、ダイオード26と抵抗27とコンデンサ2
8とで構成された検波回路29が接続されてい
る。
よつて、弾体17が目標物に接触して電気容量
C1,C2が変化し、共振回路23において同調が
ずれると、共振回路23の抵抗22の両端間の電
圧が降下し、検波回路29によつて検波される。
検波回路29の出力電圧は、発振周波数のリツプ
ルを除去するためのフイルタ回路30を通過した
後、増幅回路31で反転増幅され、その電圧変化
が設定電圧以上のときレベル検出回路32より弾
着信号が出力される。
前記振動部材12と接地間、つまり着発センサ
11のグランドとの間にはコンデンサ33が接続
され、振動部材12の振動に基づくノイズはグラ
ンドに漏洩し、共振回路23に入力するのを防止
される。
第2図の第2実施例は、第1および第2の電極
19,20間の電気容量C1,C2,C3の合成容量
とインダクタンス21と抵抗22とでLCR並列
共振回路23aを構成している。この場合、同調
がずれると、抵抗22の両端間の電圧は上昇し、
その電圧上昇が設定電圧以上になつたことを第1
実施例と同様に検出する。
考案の効果 以上のとおり本考案によれば、電源装置の振動
部材の振動に基づくノイズをコンデンサによつて
除去し、共振回路に入力するのを防止できる。し
たがつて、信管の電極と目標物との容量変化を共
振回路における同調のずれとして検出する電気式
着発センサと、空気による機械的振動を電気的エ
ネルギーに変換して電源電圧を得る電源装置との
結合が可能であり、これらを結合して弾着信号を
的確に発生し得る電気式着発信管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の電気回路図、第
2図は第2実施例の電気回路図である。 10……電源装置、11……電気式着発セン
サ、12……振動部材、13……トランス、14
……整流回路、15……平滑回路、16……定電
圧回路、17……弾体、18……信管筐体、19
……第1の電極、20……第2の電極、21……
インダクタンス、22,27……抵抗、23……
LCR直列共振回路、23a……LCR並列共振回
路、24,31……増幅回路、25……発振回
路、26……ダイオード、28,33……コンデ
ンサ、29……検波回路、30……フイルタ回
路、32……レベル検出回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 飛翔中に流入する空気により振動部材に機械的
    な振動を生じさせ、この振動を機械−電気変換機
    構によつて電気的エネルギーに変換する電源装置
    と、その電気的出力を電源とする電気式着発セン
    サとを備えた電気式着発信管において、 前記着発センサが、目標物との間でそれぞれ電
    気容量が生じるように互いに絶縁して弾体に設け
    られた第1と第2の2つの電極と、これら電極間
    に生じる電気容量と相俟つて共振回路を構成する
    抵抗およびインダクタンスと、圧電素子を用いた
    発振回路と、この発振回路の発振出力を増幅して
    前記共振回路に印加する増幅回路と、共振回路の
    同調出力を検出する検出回路を備えていること、 前記振動部材と前記着発センサのグランドとの
    間にコンデンサを接続したこと、 を特徴とする電気式着発信管。
JP10020886U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0412398Y2 (ja)

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