JPH04123851U - バンパの取付構造 - Google Patents

バンパの取付構造

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JPH04123851U
JPH04123851U JP3893591U JP3893591U JPH04123851U JP H04123851 U JPH04123851 U JP H04123851U JP 3893591 U JP3893591 U JP 3893591U JP 3893591 U JP3893591 U JP 3893591U JP H04123851 U JPH04123851 U JP H04123851U
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JP
Japan
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bumper
body panel
bolt
mounting structure
stepped
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Pending
Application number
JP3893591U
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English (en)
Inventor
邦彦 伊藤
Original Assignee
スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパの取付作業性を向上させると共に、構
造の簡易なバンパ取付構造を提供する。 【構成】 ボディパネル1側にブラケット3を介して段
付ボルト5を上方に向けて装着し、該段付ボルト5の装
着位置に対応するバンパ10の裏面側に突出するフラン
ジ11部分に穿孔12を設け、該穿孔12に上記ボディ
パネル1側の段付ボルト5の段部8を挿入してバンパ1
0をボディパネル1に支持すると共に、上記バンパ10
を支持する段付ボルト5にナット20を螺合してバンパ
10をボディパネル1に固定する構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バンパの取付構造に関するもので、詳しくはバンパのボディパネル への仮止めと固定とを同一部品で行ない得るバンパの取付構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
自動車のバンパは、まずバンパをボディパネル側に仮止めし、次いで適宜個所 をネジ止めしてボディパネルに組付けている。
【0003】 図4及び図5は、そのようなバンパの先行する取付構造を例示したものである 。
【0004】 図4に示した例では、バンパ101の裏面側位置に爪102を一体形成すると 共に、ボディパネル103側に孔104を形成し、爪102を孔104に係止し てバンパ101をボディパネル103に支持させるようにしたものである。
【0005】 また、図5に示した例では、ボディパネル103側に上述した特別の孔104 を形成することなく、ボディパネルの開口下縁105にバンパ側に形成した爪1 02を係止し、バンパ101をボディパネル103に支持させるようにしたもの である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構造のバンパ取付構造にあっては、バンパ101に一 体形成した爪102はバンパ取付時にボディパネル103側への仮止め部材とし て作用するのみで、その後にバンパの適宜個所をスクリューによってボディパネ ルに固定する必要があり、構造的に複雑なものとなっていた。
【0007】 また、車種によってはバンパ101側に爪102を一体形成するスペース的余 裕がない場合があり、このような車種においては、上記した従来技術は利用でき ず、バンパをボディパネル側に仮止めして固定することは出来なかった。
【0008】 本考案は、上述した従来技術が有する課題に鑑みなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するため、ボディパネル側にブラケットを介してボ ルトを上方に向けて装着し、該ボルトの装着位置に対応するバンパの裏面側に突 出するフランジ部分に穿孔を設け、該穿孔に上記ボディパネル側のボルトを挿入 してバンパをボディパネルに支持させると共に、上記バンパを支持するボルトに ナットを螺合してバンパをボディパネルに固定する構造とした。
【0010】
【作 用】
本考案にかかるバンパの取付構造によれば、ボディパネル側に装着したボルト と、バンパ側に形成した穿孔とがバンパ取付け時の仮止め部材としての作用を果 すと共に、バンパを支持するボルトにナットを螺合することにより、バンパをボ ディパネルに固定する部材としての役割を果す。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、添付図面に従って詳細に説明する。
【0012】 ここで、図1は本考案に係るバンパの取付構造をもった車体の後部とリアバン パの一部を示した斜視図、図2はその取付構造を説明するための側面図、図3は バンパを取付けた状態を示す要部断面図である。
【0013】 ボディパネル1側の後面両側に存在するリアコンビランプパネル2には、上方 がL字状に折曲されたブラケット3が溶接等の手段により固定され、該ブラケッ ト3の上方折曲部4には、ボルト5がその軸部6を上方に向けた状態で溶接され ている。
【0014】 上記ボルト5は、図2及び図3に示すようにその軸部6の先端が先細のテーパ ー7に形成され、軸部6の基部には段部8が形成されている。
【0015】 一方、上記ボディパネル1に設置されるリアバンパ10には、その左右上方に 存在するフランジ11部分に穿孔12が形成され、該穿孔12の内径は上記ボデ ィパネル側に装着された段付ボルト5の段部8の外径より若干大きく形成されて いる。
【0016】 また、上記段付ボルト5のブラケット3より上方に突出する段部8の高さは、 前記バンパの穿孔12が形成されたフランジ11部分の肉厚と略同一に形成され ている。
【0017】 上述したように構成されたリアバンパ10と、ボディパネル1とは以下によう にして取付けられる。
【0018】 まず、バンパ10側に形成された穿孔12にボディパネル1側に装着されたボ ルト5の段部8を挿入することにより、バンパ10をボディパネル1に引掛け仮 止めする。
【0019】 この際、ボディパネル1側のボルト5の先端はテーパー7に形成されているた め、バンパ10側の穿孔12への挿入にはスムースに行なわれる。
【0020】 上記仮止め状態にあるバンパ10は、図2に二点鎖線で示したように上方の穿 孔12とボルト5との会合部を中心として引上げることができ、それによって拡 げられたバンパ10とボディパネル1との間隙からランプ類の結線作業等が行え る。
【0021】 次いで、仮止め状態にバンパ10を支持する上記ボルト5にナット20を螺合 し、バンパ10をボディパネル1に固定する。
【0022】 この際、ボルト5に形成された段部8の存在により、固定されるバンパ10の ガタ付きと、バンパ10に必要以上の締付け力が作用するのを防止する。
【0023】 つぎに、バンパ10の適宜個所に形成された穿孔30,30にボルト31,3 1を挿通し、ボディパネル1側の図示しないナットに螺合させ、バンパ10をボ ディパネル1に完全に固定する。
【0024】 以上、本考案の一実施例につき説明したが、本考案は既述の実施例に限定され るものではなく、本考案の技術的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能で ある。
【0025】 例えば、上記実施例では、リアバンパ10について開示したが、本考案はフロ ントバンパの取付にも適用できる構造である。
【0026】 また、ボルトの装着位置及び穿孔の形成位置は何ら上記実施例に限定されるも のではなく、取付けるバンパの支持と、固定とが良好に行なわれる個所であれば 、その位置は問わない。
【0027】
【考案の効果】
本考案に係るバンパの取付構造によれば、バンパの仮止めと固定とが同一部品 (ボディパネル側に装着したボルト)により行なうことができ、仮止めだけの部 品や構造を作る必要がないことから、コスト及び構造上有利なバンパの取付構造 となる。
【0028】 また、仮止めと固定とが同一位置で行われることとなるため、仮止め後の微調 整が不要となり、取付け作業性が良好なバンパの取付構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバンパの取付構造をもった車体の
後部とリアバンパの一部を示した分解斜視図である。
【図2】本考案に係るバンパの取付構造を示す概念的な
側面図である。
【図3】本考案に係るバンパの取付構造によってバンパ
を取付けた状態を示す要部断面図である。
【図4】従来のバンパの取付構造を示す要部断面図であ
る。
【図5】従来のバンパの取付構造を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボディパネル 3 ブラケット 5 段付ボルト 8 段部 10 リアバンパ 11 フランジ 12 穿孔 20 ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディパネル側にブラケットを介してボ
    ルトを上方に向けて装着し、該ボルトの装着位置に対応
    するバンパの裏面側に突出するフランジ部分に穿孔を設
    け、該穿孔に上記ボディパネル側のボルトを挿入してバ
    ンパをボディパネルに支持させると共に、上記バンパを
    支持するボルトにナットを螺合してバンパをボディパネ
    ルに固定したことを特徴とするバンパの取付構造。
  2. 【請求項2】 ボディパネル側に装着されたボルトが、
    上記穿孔が設けられたバンパのフランジ部分の肉厚と略
    同一の高さの段部を有する段付ボルトであることを特徴
    とする請求項1記載のバンパの取付け構造。
JP3893591U 1991-04-26 1991-04-26 バンパの取付構造 Pending JPH04123851U (ja)

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JP (1) JPH04123851U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166622A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd リヤバンパの取付構造及び取付方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166622A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd リヤバンパの取付構造及び取付方法

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