JPH04123794A - El発光素子 - Google Patents

El発光素子

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JPH04123794A
JPH04123794A JP2241324A JP24132490A JPH04123794A JP H04123794 A JPH04123794 A JP H04123794A JP 2241324 A JP2241324 A JP 2241324A JP 24132490 A JP24132490 A JP 24132490A JP H04123794 A JPH04123794 A JP H04123794A
Authority
JP
Japan
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light emitting
layer
light
yellow
green
Prior art date
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Pending
Application number
JP2241324A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Ikeda
池田 政史
Riichiro Hayashi
理一郎 林
Chikatomo Shimizu
清水 愼智
Hideaki Mukoyama
向山 秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は分散型エレクトロルミネッセンス発光素子(以
下、EL発光素子と略す)に間し、更に詳しくは、EL
発光層の他に蛍光染料及び/又は蛍光顔料を含有する層
が設けられている、黄色ないし黄緑色に発光するEL発
光素子(本明細書に於ては、黄緑色に発光するEL発光
素子と記述する)に関する。
(従来の技術並びにその問題点) 一般にEL発光素子は、透明導電性フィルムから成る表
面電極、高誘電性バインダーと発光体微粉末とから成る
発光層、希望により設ける高誘電体物質から成る反射絶
縁層、及び裏面電極の順に積層された構成を有し、更に
この外側を透明性を有する防湿性材料で密封されたもの
であり、表面電極との間に交流電界を印加することによ
り、いわゆるエレクトロルミネツセサンス発光を与える
ものである。
従来、ブルーモードLCDのバックライト等に使用され
る黄緑色発光するEL発光素子は、単独で黄色ないし黄
緑色発光する高輝度、長寿命の発光体が存在しないため
、異色発光体の混合あるいは発光体と蛍光染料もしくは
蛍光顔料との混合によって得られていた。
しかし、二種類以上の発光体を混合使用するりイブのも
のは、各々の発光体の固有の輝度、寿命が異なるため、
使用中に各々の輝度の変化が異なり、調合された発光色
が徐々に変化するという問題かあり、また、発光体含有
層に蛍光顔料あるいは蛍光染料を添加したものは、発光
体含有層に一種の異物(蛍光染料もしくは蛍光顔料)を
添加することになり、EL発光素子の誘電特性を阻害す
ることになり、低消費電力かつ高輝度という目的には必
ずしも合致しないものであった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するため本発明は緑色発光する発光体を
使用し、これに波長変換材料である黄色ないしは黄緑色
蛍光染料及び/又は黄色ないしは黄緑色蛍光顔料を発光
層と混合することなく、別の層として設けることにより
、発光層の誘電特性を損うことなく、比視感度の高い黄
色ないしは黄緑色波長域へ波長変換することにより、消
費電力を高めることなく、高輝度かつ長寿命の黄緑色発
光EL発光素子を提供するものである。
即ち、本発明は、透明性を有する表面電極、発光層、背
面電極、防湿封止層、リード電極を必須構成とし、希望
により発光層と背面電極の間ζこ、反射絶縁層を設けた
EL発光素子ζこお0て、前工己発光層に用いる発光体
が緑色発光体であり、かつ更に黄色ないしは黄緑色蛍光
染料及び/又は黄色ないしは黄緑色蛍光顔料を含有する
層を発光層と区別して設けることを特徴とするEL発光
素子を要旨とするものである。
本発明に使用する発光体は、ZnS: Cu系発光体で
あり、Cu含有量によって発光色が緑色から青緑色に発
光することが知られており、又Cu含有量の多い緑色発
光体の方が発光効率が高く、しかも寿命が長いことが知
られている。又、本発明の主旨である黄緑色発光EL発
光素子とするに比較的少量の蛍光染料、蛍光顔料で、目
的の色調に転換できること等の理由で、本発明に於ては
、蛍光染料及び/又は蛍光顔料を有する層を設けない場
合のEL発光素子の構成で、100V、400Hz駆動
時の発光色のCIE色度図に於けるY値とY値が、各々
、概略X≧0.19、Y≧0.40のいわゆる緑色発光
色発光体を用いる。
又、本発明に於て用いられる蛍光染料及び/又は蛍光顔
料は、ZnS: Cu系発光に励起されて、EL発光素
子として結果的に100V、400H2駆動時の発光色
のCIE色度図に於けるY値とY値が、概略X≧0.2
0、Y≧0.42(7)いわゆる黄緑色発光色となるも
のであれば良く、特に限定されていない。
本発明において蛍光染料及び/又は蛍光顔料を含有する
層は、発光層と表面電極の問、背面電極が光反射性の場
合は、発光層と背面電極の間に設けても良いが、特に電
界から隔離された位置、即ち表面電極の外側に設けるこ
とが好ましい。具体的には、表面電極としてITO,P
ETを用いる場合には、PET層、PET層の上部、表
面電極層上部に設けられる補水フィルム層もしくは補水
フィルム層上部又は下部、更には、最外部の防湿封止層
もしくはその上部又は下部、或いは表面電極層上部から
防湿封止層の間に別途当該蛍光染料及び/又は蛍光顔料
を含有する新らたな層を設けても良く、特に限定される
ものではない。
即ち、蛍光染料及び/又は蛍光顔料を係るフィルム層に
染着、又は係る蛍光染料及び/又は蛍光顔料を含有する
マスターバッチペレットから当該フィルムを得たり、或
いは当該各種フィルム上に塗工もしくはラミネートによ
り、新らしい層を形成することができ、何ら本発明を制
限するものではないが、−船釣には当該各種フィルム上
に塗工もしくはラミネートすることにより、新しい層を
設ける方法が、簡易的かつ実用的である。
本発明において蛍光染料及び/又は蛍光顔料を含有する
新規の層を塗工もしくはラミネートにより設ける為に用
いられるバインダーとしては、透明性がすぐれた樹脂が
好ましく、例えばポリビニルアルコール系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂などが例示
されるが、これらに限定されるものではない。
尚、塗工法としては、スクリーン印刷法、ドクターブレ
ード法、ロールコータ−法等公知の塗布方法で充分であ
る。
(実施例) 次に実施例並びに比較例をもって本発明をより詳細に説
明するが、その主旨を超えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
実施例1及び比較例1 電導面倒にリード線を付した透明導電性フィルムから成
る表面電極層、硫化亜鉛に銅を付活剤として注入した緑
色発光体とシアノエチルセルロースを混練したものから
なる発光層、BaTi2O3とシアノエチルセルロース
を混練したものから成る反射絶縁層及びリード線を付し
たアルミニウム箔を用いた裏面電極をラミネートし、さ
らに上部に蛍光顔料層を設けた貯水ナイロンフィルムを
前記ラミネート品表面に、反り対策としてのナイロンフ
ィルムを裏面に貼付し、これを防湿封止層としてのPC
TFEで封じ込み、EL発光素子本体を作製し実施例1
とした。
顔料層の蛍光顔料は、シンロイヒ社製黄色蛍光顔料(商
品名FAOO5)を用いた。また、樹脂は、水可溶性ナ
イロンCM4000 (東し■製)を用いた。ナイロン
溶液は15wt%とし、この溶液100部に対し、黄色
蛍光顔料15部添加、分散したペーストを調整した。顔
料層は、このペーストをEL発光素子本体の貯水ナイロ
ンフィルムの上部に、ドクターブレード法によって乾燥
厚みが50μとなるように塗布した。
また、比較例1として、上記黄緑発光EL発光素子の蛍
光顔料層のないものを作製した。性能比較結果を第1表
及び第1図、第2図に示す。
第1表から明らかなように、本発明の蛍光顔料層を設け
たEL発光素子は、比較例1と比較し、消費電力、静電
容量、損失係数がほぼ同一であるが、輝度は30%高く
なり、本発明の効果は極めて著しいものであることが判
る。又、駆動条件での素子特性比較を第1図及び第2図
に示すが本発明の優位性は明瞭である。
すなわち、駆動条件を変化させても、消費電流値は、実
施例1、比較例1共にほぼ同一(第2図参pりであるが
、輝度は高くなる(第1図参照)。
比較例2及び比較例3 電導面倒にリード線を付した透明電極性フィルムから成
る表面電極層、硫化亜鉛に銅と付活性として注入した実
施例1と同じ緑色発光する発光体とシアノエチルセルロ
ースを混練し、これに実施例1と同じシンロイヒ社製黄
色蛍光顔料を2.4−1%添加したものからなる発光層
、BaTi2O3とシアノエチルセルロースを混練した
ものからなる反射絶縁層及びリード線を付したアルミニ
ウム箔を用いた裏面電極、貯水ナイロンフィルム層、防
湿封止層の構成からなるEL発光素子を比較例2として
作製した。
比較例2のEL発光素子の貯水ナイロンフィルム上部に
黄色蛍光顔料層を設けたEL発光素子を作製し、比較例
3とした。
実施例1と比較例2.3のEL発光素子の性能比較結果
を第2表、第3図に示す。
[以下、余白] 本発明の蛍光顔料層を、貯水ナイロンフィルム上部に設
けたEL発光素子(実施例1)は、比較例2及び3に比
へ輝度が40%程高く、かつ、寿命については比較例2
の寿命が650h rに対し、実施例1は1500hr
と、長寿命であり、本発明の効果は明らかである。
(発明の効果) 本発明の黄緑色発光EL発光素子は、従来品に比へ消費
電力を高めることなく高輝度であり、かつ長寿命である
【図面の簡単な説明】
第1図はB−V−Fカーブ、第2図はI−V−Fカーブ
、第3図は寿命特性を示す図である。 第4図は本発明の実施例1て作製した素子の断面の説明
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも透明性を有する表面電極、発光層、背
    面電極、防湿性封止材料から成る分散型エレクトロルミ
    ネッセンス発光素子に於て、前記発光層に用いる蛍光体
    が緑色発光体であり、かつ黄色ないしは黄緑色蛍光染料
    及び/又は黄色ないしは黄緑色蛍光顔料を含有する層を
    発光層と区別して設けることを特徴とするEL発光素子
  2. (2)蛍光染料及び/又は蛍光顔料を有する層を表面電
    極より外側に設けることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項のEL発光素子。
JP2241324A 1990-09-13 1990-09-13 El発光素子 Pending JPH04123794A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06163159A (ja) * 1992-06-30 1994-06-10 Nec Kansai Ltd 電界発光灯およびその製造方法
WO2010114160A1 (en) * 2009-03-31 2010-10-07 Fujifilm Corporation Dispersion-type electroluminescence device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06163159A (ja) * 1992-06-30 1994-06-10 Nec Kansai Ltd 電界発光灯およびその製造方法
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