JPH04123567A

JPH04123567A - フアクシミリ装置

Info

Publication number: JPH04123567A
Application number: JP2242591A
Authority: JP
Inventors: Kazutaka Matsueda; 一孝松枝
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-09-14
Filing date: 1990-09-14
Publication date: 1992-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明はファクシミリ装置に関し、例えばマークシート
のＯＣＲ機能を用いて通信を行うファクシミリ装置に関
するものである。

［従来の技術］従来、この種の装置を利用したファクシミリ通信は、マ
ークシートの受信側が独自に認識し、独自にサービスを
実行するように構成されている。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、上記従来例では、送信側より送られたマ
ークシートを受信側で正しく認識できたかどうかを送信
側が認識できないという欠点があった。

本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、受信側でのマークシー
トの認識状態を送信側が確認できるファクシミリ装置を
提供する点にある。

［課題を解決するための手段］上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係るファクシミリ装置は、所定のシート情報を認識して
通信を行うファクシミリ装置において、相手端末より受
信した前記所定のシート情報を認識する認識手段と、前
記認識手段での認識結果を記憶する記憶手段と、前記記
憶手段で記憶された認識結果を前記相手端末の問い合わ
せに応じて通知する通知手段とを備えることを特徴とす
る。

［作用］かかる構成によれば、認識手段は相手端末より受信した
前記所定のシート情報を認識し、記憶手段は認識手段で
の認識結果を記憶し、通知手段は記憶手段で記憶された
認識結果を相手端末の問い合わせに応じて通知する。

［実施例］以下、図面を参照して、本発明に係る一実施例について
詳細に説明する。

第１図は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図である。本実施例のファクシミリ装置は文
字認識様能を有している。

第１図において、１は本実施例のファクシミリ装置であ
り、外部の図示されないファクシミリと回線２０を介し
てＯＣＲシートによる画像データを受信し、この画像デ
ータに基づいて、文字の認識を行なっている。２は装置
全体を制御するＣＰＵ、３は第４図〜第６図に示される
フローチャートに従った制御プログラム、エラー処理プ
ログラム等を格納したＲＯＭである。４は各種プログラ
ムのワークエリア及びエラー処理時の一時退避エリアと
して用いるＲＡＭである。モして５は後述の通信制御部
１３で受信した画像データを格納したり、後述の文字認
識部８で文字認識された文字コードを配憶する画像メモ
リ、６は画像メモリ５に格納された画像データから後述
するＯＣＲシート識別マークを検出し、一般原稿と識別
するＯＣＲシート識別部である。７は受信した画像デー
タから文字を認識するための文字パターンを記憶してい
る文字パターン記憶部、８は文字パターン記憶部７に記
憶されている文字パターンに基づいて画像メモリ５に格
納されているＯＣＲシートによる画像データから文字を
認識する文字認識部である。９は文字認識部８で得られ
る認識結果を合成音声等で一時的に記憶する文字認識結
果記憶部、１０は本装置を制御する信号を入力するため
各種キーを備えたキーボード部、１１は表示部で認識さ
れた文字やオペレータの操作手順等を表示する表示部で
ある。１２は文字認識部８で認識された文字を記録紙に
印刷したり、通常の一般原稿による画像を記録紙に印刷
したりする出力部である。

１３は回線２０を介して相手端末（網）との通信を制御
する通信制御部であり、１４は本装置１内部のアドレス
、データ、制御信号を伝送するパスラインである。２０
は網に接続され、データを伝送する回線である。

第２図は本実施例の文字認識シートを示す概略上面図で
ある。以下、第２図のＯＣＲシート例について説明する
。第２図において、１００は本実施例に用いる文字認識
装置を示すＯＣＲシートであり、図示面が文字を書き込
んで記録する記録面である。１０１及び１０１’は主走
査方向での文字の記録開始位置及び記録終了位置をそれ
ぞれ示す文字の書込み指示マークであり、画像データの
傾きを検出するためにも用いている。１０２は一文字分
の書込み位置を示す位置決めマークでありこの位置決め
マーク１０２の右下に文字の書込みエリアがある。１０
３はＯＣＲシートであることを示すＯＣＲシート識別マ
ークであり、１０４は文字情報を書込んで記録するデー
タ領域である第２図で示したＯＣＲシートを回ｌ！２０
を介して受信した本発明によるファクシミリ装置１は一
旦画像メモリ５ヘデータを蓄積し、次に受信したデータ
がＯＣＲシートであるか否かをＯＣＲシート識別部６に
より行なう、ＯＣＲシートであると識別した後は、文字
認識部８により１文字分毎のデータを切り出し、文字パ
ターン記憶部７のデータと比較することにより、何の文
字であるかの識別を行なう。その認識処理を記入された
文字分繰り返すことにより１合成音声メモリである文字
認識結果記憶部９へ蓄積される。本発明では、この文字
認識結果９に蓄積された合成音声からなる認識結果をフ
ァクシミリ装置１に付属の電話を発呼する際、又はＯＣ
Ｒシートの送信側の電話の着呼により、ＯＣＲシートの
送信側へ通知するものである。

第３図（Ａ）〜（Ｄ）は以上の概略説明におけるＯＣＲ
結果通知における送信側及び受信側端末のシーケンス図
である。

第３図（Ａ）〜（Ｄ）において、３−１はＯＣＲシート
送信側のファクシミリ装置（以下、［ＦＡＸＪ　という
）、３−２はＯＣＲシート受信側のＦＡＸである。ＦＡ
Ｘ３−１及び３−２は１通常のＦＡＸと同様に電話機能
も付加されている。また、ＦＡＸ３−２には、第１図で
説明した文字認識結果記憶部９が存在する。

第３図（Ａ）は、ＯＣＲシートを送信している状態を示
している。回線２０上のＯＣＲシートデータは、通常の
ファクシミリ通信の画像データと同様の画像圧縮法で送
信されている。同図（Ｂ）はＦＡＸ３−２がＯＣＲシー
トデータな受信終了し、文字認識及び文字認識結果記憶
部９へ結果を格納している状態である。同図（Ｃ）はＦ
ＡＸ３−１の送信側端末装置の電話の発呼により、ＦＡ
Ｘ３−２に格納さねている文字認識結果を聞きだす状態
であり、（Ｄ）はＦＡＸ３−２で保持している結果をＦ
ＡＸ３−１へ音声で通知している状態である。

以上の構成を備える本実施例の通信制御の詳細を説明す
る。

第４図は本実施例によるＯＣＲ受信の手順を説明するフ
ローチャートであり、第５図は本実施例による文字認識
結果の通知手順を説明するフローチャートである。

まず、送信手順の第４図において、外部のファクシミリ
等から回線２０を介して着呼があると、データ受信を開
始し、受信した画像データをすべて、画像メモリ５に格
納する（ステップ３４１〜ステツプ５４３）。そして画
像メモリ５に格納されている画像データから前述したＯ
ＣＲシート識別マーク１０３の検出を行い、このマーク
が検圧できない場合には、一般原稿による画像データと
して、出力部１２で記録紙に印刷し、またマークを検出
できた場合には、ＯＣＲシートによる画像データとして
、処理を行う（ステップ５４４）。

そこで画像メモリ５に格納されている画像データより、
ＯＣＲシート１００（７）データ領域１０４に該当する
部分を位置決めマーク１０２に基づいて文字ずつ読み出
し、文字認識部８において文字パターン記憶部７に記憶
されている文字パターンと比較しながら、１ペ一ジ分の
文字を認識する。

この認識結果においては、文字認識結果記憶部９に合成
音声のデータとして格納する（ステップ８４５〜５４．
６　）　。

続いて、文字認識の結果を電話で通知する送信側の動作
を示す第５図において、送信側は、ステップＳ５１で電
話による発信要求があるが否かを調べ、交信要求がなけ
ればステップＳ５４で回線より、電話の着呼があるかを
調べる。そして被呼もなければステップＳ５１へ戻り、
要求及び被呼をまつ。ステップＳ５２に進むと、通常の
電話の発呼処理が行われ、本装置を被呼側の電話と接続
させる。モして被呼側の電話にデータが転送開始される
（ステップ５５３）。またステップＳ５４で電話による
着呼が確認されると、回線２０が接続される（ステップ
５５５）。

続いて、ステップＳ５６では、発呼した相手及び着呼を
受けつけた相手が、ＯＣＲシートの送信側のダイヤルと
一致したならば、ステップ３５８へ進み、そこでステッ
プＳ４６で格納した結果を相手に通知する。そして次の
ステップＳ５９において、ステップ３４６で格納した認
識結果を消去する処理が行われる。このステップＳ５９
は常にここにある必要はなく、自動的に消去されないで
、ユーザのキー人力、一定時間後の消去、電源オフ時の
消去等実現は可能である。さらにプロトコルにより交信
が終了しくステップ５６０）、回線復旧処理が行われる
（ステップ５６１）。次のステップＳ６２は、再び発呼
ないし着呼を待つステータスである。

第６図は本実施例によるＯＣＲシート送信局から結果問
い合わせの電話着呼があった際の異常シーケンス図であ
る。

第５図のステップＳ５４以降において、ステップＳ５６
で異常を検知した場合、ステップ５６０１以降の異常シ
ーケンスが開始される。ステップ５６０１ではＯＣＲ送
信側から認識要求があったＯＣＲシートの認識処理が終
了したか否かの判定が行われ、その結果、認識処理が終
了していない場合には、処理は５６０２へ進む。ステッ
プ５６０２ではＯＣＲシート送信局へ対して、ｒＯｃＲ
シート認識未終了」のメツセージが合成音声にて通知さ
れる。この後、処理はステップＳ６０に戻る。

第７図及び第８図は文字認識結果記憶部９内のメモリ管
理を示す概略図である。第７図において、７−１で示さ
れるシーケンス番号欄には固定シーケンス番号が割り当
てられており、各番号は第８図の８−１で示す欄の番号
に対応している。

シーケンス番号欄７−１中の各番号にＯＣＲシート送信
局が１つづつ割り当てられる。７−２は合成音声メモリ
として機能する文字認識結果記憶部９内に記憶されてい
る内容部を示している。この内容部７−２に８いては、
シーケンス番号欄７−１の“０１”という送信局に対し
て、“認識結果は７５６５９３２ヘシンテンソウシン”
という認識結果を通知用に保持されている。シーケンス
番号欄７−１の“０２”に対しては、認識不能を意味す
る”認識できませんでした”というメツセージがそれぞ
れ入っている。シーケンス番号欄７−１の０３″には、
第６図で示した様にＯＣＲ認識が未終了である意味の“
認識未終了”というメツセージが入っている。またシー
ケンス番号欄７−１の“１５”にはＯＣＲ要求が発生し
ていないため登録無しである。

第８図はシーケンス番号７−１とＯＣＲ送信側を示すア
ドレスとが格納されているメモリテーブルを示す図であ
る。同図の８−１で示されるシーケンス番号欄にはシー
ケンス番号が割り当てられており、８−２はＯＣＲ送信
側のダイヤル番号を登録するダイヤル番号欄である。同
図において、シーケンス番号欄８−１の“０１”はダイ
ヤル番号欄８−２の“７５６５２３８”というダイヤル
番号に対応し、シーケンス番号”０２”はダイヤル番号
“７５８２１１１″′、シーケンス番号“０３”はダイ
ヤル番号”７５６２１１１”に対応し、第７図に示す合
成音声メモリ、即ち、文字認識結果記憶部９の管理を合
理化している。またシーケンス番号“１５”には、まだ
ＯＣＲ要求がないためダイヤルの登録は行なわれていな
い。ダイヤル“７５６５２３８”の電話より着呼がある
と、第７図“０１”に対応するメツセージを合成音声に
て、通知するものである。

第９図（Ａ）、（Ｂ）は認識結果記憶部９内に特に合成
音声をもたないでＯＣＲシヘト送信側へ認識結果を通知
する例を示す図である。同図（Ａ）、（Ｂ）において、
９−１はＯＣＲシート送信側のＦＡＸ、９−２は文字認
識機能付きの本実施例によるＦＡＸである。同図（Ａ）
でＦＡＸ９−２はＯＣＲ要求をうけ、同図（Ｂ）でＦＡ
Ｘ９−１へ対する結果通知を電話の鳴動回数又は鳴開時
間により、予め決められたＮＧ又はＯＫの通知をするも
のである。

以上説明したように、本実施例によれば、ＯＣＲ解析結
実用の合成音声メモリを設けることにより、ＯＣＲシー
ト送信局へ認識の結果を通知できる効果がある。

さて、上述した実施例では、ＯＣＲシート送信局へ認識
の結果をＯＫやＮＧを音声で通知したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、認識結果そのままをファク
シミリ（メツセージ）で通知しても良い。

また、音声の認識結果を一定時間、ユーザのキー人力ま
で保持しても良い。

［発明の効果コ以上説明したように、ＯＣＲシート送信局へ認識の結果
を通知できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は本実施例の文字認識シートを示す概略上面図、第３図（Ａ）〜（Ｄ）は以上の概略説明におけるＯＣＲ
結果通知における送信側及び受信側端末のシーケンス図
、第４図は本実施例によるＯＣＲ受信の手順を説明するフ
ローチャート、第５図は本実施例による文字認識結果の通知手順を説明
するフローチャート、第６図は本実施例によるＯＣＲシート送信局から結果問
い合わせの電話着呼があった際の異常シーケンス図、第７図及び第８図は文字認識結果記憶部９内のメモリ管
理を示す概略図、第９図（Ａ）、（Ｂ）は認識結果記憶部９内に特に合成
音声をもたないでＯＣＲシート送信側へ認識結果を通知
する例を示す図である。図中、１．３−１．３−２．９−１゜９−２・・・ＦＡＸ、２・・・ＣＰＵ、３・・・ＲＯＭ
、４・・・ＲＡＭ、５・・・画像メモリ、６・・・ＯＣ
Ｒシート識別部、７・・・文字パターン記憶部、７−１
゜８−１・・・シーケンス番号欄、７−２．８−２・・
・ダイヤル番号欄、７８・・・文字認識部、９・・・文
字認識結果記憶部、１０・・・キーボード部、１１・・
・表示部、１２・・・出力部、１３・・・通信制御部、
１４・・・パスライン、２０・・・回線、１００・・・
記録面、１０１１０１゛・・・書込み指示マーク、１０
２・・・位置決めｖ−１，１０３・ＯＣＲｍ別ｖ−り、
１０４・・・データ領域である。１−　ミー− −二ｊ− 第２１、’１第３図第４第６図第７図第８図へ第９に

Claims

【特許請求の範囲】

（１）所定のシート情報を認識して通信を行うファクシ
ミリ装置において、相手端末より受信した前記所定のシート情報を認識する
認識手段と、前記認識手段での認識結果を記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶された認識結果を前記相手端末の問
い合わせに応じて通知する通知手段とを備えることを特
徴とするファクシミリ装置。
（２）前記認識結果を音声情報としたことを特徴とする
請求項第１項記載のファクシミリ装置。
（３）前記認識結果をメッセージとしたことを特徴とす
る請求項第１項記載のファクシミリ装置。
（４）さらに、前記問い合わせが前記認識手段による認
識終了前の場合には、認識中の旨を通知する手段を備え
ることを特徴とする請求項第１項記載のファクシミリ装
置。