JPH11331419A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH11331419A JPH11331419A JP10138315A JP13831598A JPH11331419A JP H11331419 A JPH11331419 A JP H11331419A JP 10138315 A JP10138315 A JP 10138315A JP 13831598 A JP13831598 A JP 13831598A JP H11331419 A JPH11331419 A JP H11331419A
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Abstract
く指定された場合における再発呼を繰り返すことの利点
を維持しつつ、相手先ファックス番号がテンキーにより
直接入力される場合に生じがちな入力ミスに起因して相
手先電話番号が誤って宛先番号として指定された場合に
おける再発呼の繰り返しにより相手先に与える迷惑の度
合いを低減することができるファクシミリ装置を提供す
ること。 【解決手段】 テンキーにより直接入力された相手先番
号が、登録ダイヤル登録テーブルに相手先ファックス番
号として登録されていない新規の宛先番号であると判定
された場合は、再発呼回数を所定の標準再発呼回数より
も少ない制限再発呼回数に設定する一方、新規のもので
はないと判定された場合は、再発呼回数を前記標準再発
呼回数に設定することを特徴とする。
Description
に関し、特に、各登録番号のそれぞれに少なくとも相手
先ファックス番号を予め対応付けて登録した登録ダイヤ
ル登録テーブルを備え、テンキーにより相手先番号が直
接入力された場合は、その入力された相手先番号を宛先
番号とし、特定の登録番号が指定された場合は、その指
定された登録番号に前記登録ダイヤル登録テーブルにお
いて対応する相手先ファックス番号を宛先番号として、
その宛先番号に発呼して応答した相手装置との間で通信
を行うファクシミリ装置に関する。
元装置において、ユーザにより指定された宛先番号に回
線を介して発呼することにより開始される。送信元装置
が宛先番号に発呼すると、回線内の交換機が宛先番号に
対応する加入者回線に対して呼び出し信号を送出し、宛
先番号に対応する受信側装置が、回線からの呼び出し信
号に対して応答(オフフック)することにより、送信元
装置と送信先装置との間に回線が確立され、ファクシミ
リ通信が可能な状態となる。
おいてファクシミリ通信の相手となる送信先のファクシ
ミリ装置を選択するためには、当該送信先のファクシミ
リ装置のファックス番号を正確に宛先番号として指定す
る必要がある。逆にいえば、所望の送信先装置のファッ
クス番号とは違う番号を宛先番号として指定してしまう
と、所望の送信先とは無関係な、電話器等の送信元のフ
ァクシミリ装置とは通信を行うことができない装置に接
続されてしまうことになる。
は、テンキーによる直接入力により行うのが基本である
が、テンキーによる直接入力でしか宛先番号を指定でき
ないのでは宛先指定操作が煩雑である。
ゆるワンタッチダイヤル機能や短縮ダイヤル機能等の登
録ダイヤル機能を備えている。つまり、比較的しばしば
通信すると思われる通信相手先の加入者番号(相手先フ
ァックス番号)や相手先名称と、特定のワンタッチキー
の押下操作や、短縮キーの押下と特定の番号の入力操作
の組み合わせ等の相手先指定操作に対応する登録番号
(ワンタッチキー番号や短縮番号)とを予め対応付けて
登録ダイヤル登録テーブルに登録しておき、通信時に
は、ワンタッチキーを1回押すだけで、あるいは、短縮
キーの押下と桁数の少ない(例えば、2桁)番号の入力
操作だけで登録番号を指定し、その指定された登録番号
に対応する相手先ファックス番号を宛先番号として指定
して発呼することができ、通信相手先の指定を簡便かつ
正確に行なうことができる。また、指定された登録番号
に対応する通信相手先名称をディスプレイに表示するこ
とで、ユーザが登録番号で指定した相手先が、当該ユー
ザが所望した相手先であるかを確認させることもでき
る。
つ利便性の高い機能ではあるが、宛先番号の指定操作の
全てが登録ダイヤル機能により行われるわけではない。
各ワンタッチキーに対応付けて登録いた相手先を特定す
るための文字列を対応するワンタッチキーの近傍に記入
して、各ワンタッチキーに対応する相手先がわかるよう
にしているが、ワンタッチキーの配置スペースが広くは
ないために、記入できる文字列の長さには限りがあり、
また、ワンタッチキーが繰り返し押下されることで、そ
の近傍に記入された文字列が不鮮明になってしまって、
所望の相手先に対応するワンタッチキーを識別できなく
なる場合がある。
号、すなわち、短縮ダイヤルにおける登録番号のそれぞ
れに対応して登録した相手先のリスト(短縮ダイヤル登
録リスト)を、ファクシミリ装置の近辺に掲示する等し
て、所望の相手先に対応する短縮番号を識別できるよう
にする必要があるが、掲示していた短縮ダイヤル登録リ
ストを紛失してしまって、所望の相手先に対応するワン
タッチキーを識別できなくなる場合がある。
イヤルに登録済みの相手先であっても、対応する登録番
号を特定できない場合には、宛先番号をテンキーにより
直接入力しなければならない。
に登録する必要がある程頻繁にはファクシミリ通信は行
わないが、通信の必要が生じた通信相手先の宛先番号
は、当然にテンキーにより直接入力しなければならな
い。
桁数の多い番号を1桁ずつ入力する必要があるため、ワ
ンタッチダイヤルや短縮ダイヤルによる場合と比較し
て、入力ミスが発生しやすい。
力時に入力ミスが発生して、誤って指定された宛先番号
に発呼した結果、応答(オフフック)した相手先装置
が、ファクシミリ通信を行えない電話機であったという
事態が発生する場合がある。テンキーにより直接相手先
のファックス番号を入力する際には、相手先のユーザか
らもらった名刺に記されたファックス番号を参照しなが
ら行うことがよくあるが、名刺には、ファックス番号と
共に電話番号が併記されていることが多いため、相手先
のファックス番号のつもりで相手時の電話番号を間違っ
て入力してしまう形態の入力ミスが発生しがちである。
スの結果、実際にテンキーにより入力された宛先番号
が、どこかの電話機の対応する電話番号であった場合に
は、回線内の交換機から送出される呼び出し信号により
当該電話機において呼び出し音が鳴り、ハンドセットを
オフフックして人間が応答(オフフック)する。この
時、送信元はファクシミリ装置であるため、ファクシミ
リ装置特有の信号が送出されることになる。具体的に
は、送信元のファクシミリ装置がG3ファクシミリであ
る場合には発呼トーンCNG(1100Hz)が送出さ
れる。
においては、ハンドセットから発呼トーンCNGを聞く
だけでどうすることも出来ず、ハンドセットをオンフッ
クして回線を切断する以外に方法がない。しかし、この
様な操作が相手先の電話機において行われても、送信元
のファクシミリ装置においては、送信先装置により回線
が切断されたとしか認識できず、送信先のファクシミリ
装置に何らかの受信障害が発生して回線が切断された場
合等と区別できない。
いわゆる再発呼機能を備え、最初の宛先番号への発呼で
通信が失敗に終わった場合に、予め設定された再発呼回
数を限度として、通信が成功するまで当該宛先番号に再
発呼を繰り返した場合に問題が生じる。
ルや短縮ダイヤルなどの登録ダイヤルにより確実に指定
された相手先ファックス番号であれば、再発呼を繰り返
しても、応答するのは確実にファクシミリ装置であるた
め、相手先のユーザに迷惑がかかることはなく、再発呼
を繰り返すうちに相手先のファクシミリ装置が受信可能
な状態に復帰すれば、ファクシミリ通信を失敗させない
で済む利点がある一方、宛先番号がテンキーにより誤入
力された相手先電話番号であれば、相手先が電話機であ
るために、通信が成功することがないため、必ず設定回
数分の再発呼が繰り返され、相手先の電話機のユーザに
繰り返し発呼トーンを聞かせてしまうという迷惑をかけ
てしまうばかりでなく、ファクシミリ通信を行えない相
手先の電話機との間に繰り返し無駄な回線が確立されて
しまって、無駄な通信費がかかってしまうという問題点
があった。
あり、相手先ファックス番号が宛先番号として正しく指
定された場合における再発呼を繰り返すことの利点を維
持しつつ、相手先ファックス番号がテンキーにより直接
入力される場合に生じがちな入力ミスに起因して相手先
電話番号が誤って宛先番号として指定された場合におけ
る再発呼の繰り返しにより相手先に与える迷惑の度合い
を低減することができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、各登録番号の
それぞれに少なくとも相手先ファックス番号を予め対応
付けて登録した登録ダイヤル登録テーブルを備え、テン
キーにより相手先番号が直接入力された場合は、その入
力された相手先番号を宛先番号とし、特定の登録番号が
指定された場合は、その指定された登録番号に前記登録
ダイヤル登録テーブルにおいて対応する相手先ファック
ス番号を宛先番号として、その宛先番号に発呼して応答
した相手装置との間で通信を行うファクシミリ装置にお
いて、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
は、当該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと
照合し、一致する相手先ファックス番号が登録されてい
ない新規の宛先番号であるか否かを判定する新規宛先判
定手段と、前記テンキーにより直接入力された相手先番
号が、前記新規宛先判定手段により新規の宛先番号であ
ると判定された場合は、再発呼回数を所定の標準再発呼
回数よりも少ない制限再発呼回数に設定する一方、新規
のものではないと判定された場合は、再発呼回数を前記
標準再発呼回数に設定する再発呼回数設定手段と、宛先
番号に最初に発呼して行った通信が成功しなかった場合
は、前記再発呼回数設定手段により設定された再発呼回
数を限度として通信が成功するまで当該宛先番号に再発
呼して通信を試みる通信制御手段とを備えたことを特徴
とする。
録番号のそれぞれに少なくとも相手先ファックス番号を
予め対応付けて登録した登録ダイヤル登録テーブルを備
え、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
は、その入力された相手先番号を宛先番号とし、特定の
登録番号が指定された場合は、その指定された登録番号
に前記登録ダイヤル登録テーブルにおいて対応する相手
先ファックス番号を宛先番号として、その宛先番号に発
呼して応答した相手装置との間で通信を行うファクシミ
リ装置において、マニュアルダイヤル登録テーブルと、
テンキーにより相手先番号が直接入力された場合は、当
該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブル及び前記
マニュアルダイヤル登録テーブルと照合し、一致する相
手先ファックス番号が登録されていない新規の宛先番号
であるか否かを判定する新規宛先判定手段と、前記テン
キーにより直接入力された相手先番号が、前記新規宛先
判定手段により新規の宛先番号であると判定された場合
は、再発呼回数を所定の標準再発呼回数よりも少ない制
限再発呼回数に設定する一方、新規のものではないと判
定された場合は、再発呼回数を前記標準再発呼回数に設
定する再発呼回数設定手段と、宛先番号に最初に発呼し
て行った通信が成功しなかった場合は、前記再発呼回数
設定手段により設定された再発呼回数を限度として通信
が成功するまで当該宛先番号に再発呼して通信を試みる
通信制御手段と、前記テンキーにより直接入力され前記
新規宛先判定手段により新規の宛先番号であると判定さ
れた宛先番号に最初に発呼して行われた通信が成功した
場合、または、前記再発呼回数設定手段により設定され
た再発呼回数の範囲内の再発呼で通信が成功した場合
は、当該宛先番号を、通信可能な相手先ファックス番号
として前記マニュアルダイヤル登録テーブルに登録する
通信可能宛先登録手段とを備えたことを特徴とする。
録番号のそれぞれに少なくとも相手先ファックス番号を
予め対応付けて登録した登録ダイヤル登録テーブルを備
え、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
は、その入力された相手先番号を宛先番号とし、特定の
登録番号が指定された場合は、その指定された登録番号
に前記登録ダイヤル登録テーブルにおいて対応する相手
先ファックス番号を宛先番号として、その宛先番号に発
呼して応答した相手装置との間で通信を行うファクシミ
リ装置において、前記登録ダイヤル登録テーブルは、各
登録番号のそれぞれに少なくとも、相手先ファックス番
号に加えて相手先電話番号をもを予め対応付けて登録し
たものである一方、テンキーにより相手先番号が直接入
力された場合に、当該相手先番号を前記登録ダイヤル登
録テーブルと照合して、一致する相手先電話番号が登録
されている場合は、当該一致する相手先電話番号に対応
する相手先ファックス番号を宛先番号とする宛先修正手
段と、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
は、当該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと
照合し、一致する相手先ファックス番号または相手先電
話番号が登録されていない新規の宛先番号であるか否か
を判定する新規宛先判定手段と、前記テンキーにより直
接入力された相手先番号が、前記新規宛先判定手段によ
り新規の宛先番号であると判定された場合は、再発呼回
数を所定の標準再発呼回数よりも少ない制限再発呼回数
に設定する一方、新規のものではないと判定された場合
は、再発呼回数を、前記標準再発呼回数に設定する再発
呼回数設定手段と、宛先番号に最初に発呼して行った通
信が成功しなかった場合は、前記再発呼回数設定手段に
より設定された再発呼回数を限度として通信が成功する
まで当該宛先番号に再発呼して通信を試みる通信制御手
段とを備えたことを特徴とする。
録番号のそれぞれに少なくとも相手先ファックス番号を
予め対応付けて登録した登録ダイヤル登録テーブルを備
え、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
は、その入力された相手先番号を宛先番号とし、特定の
登録番号が指定された場合は、その指定された登録番号
に前記登録ダイヤル登録テーブルにおいて対応する相手
先ファックス番号を宛先番号として、その宛先番号に発
呼して応答した相手装置との間で通信を行うファクシミ
リ装置において、前記登録ダイヤル登録テーブルは、各
登録番号のそれぞれに少なくとも、相手先ファックス番
号に加えて相手先電話番号をもを予め対応付けて登録し
たものである一方、マニュアルダイヤル登録テーブル
と、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
に、当該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと
照合して、一致する相手先電話番号が登録されている場
合は、当該一致する相手先電話番号に対応する相手先フ
ァックス番号を宛先番号とする宛先修正手段と、テンキ
ーにより相手先番号が直接入力された場合は、当該相手
先番号を前記登録ダイヤル登録テーブル及び前記マニュ
アルダイヤル登録テーブルと照合し、一致する相手先フ
ァックス番号または相手先電話番号が登録されていない
新規の宛先番号であるか否かを判定する新規宛先判定手
段と、前記テンキーにより直接入力された相手先番号
が、前記新規宛先判定手段により新規の宛先番号である
と判定された場合は、再発呼回数を所定の標準再発呼回
数よりも少ない制限再発呼回数に設定する一方、新規の
ものではないと判定された場合は、再発呼回数を、前記
標準再発呼回数に設定する再発呼回数設定手段と、宛先
番号に最初に発呼して行った通信が成功しなかった場合
は、前記再発呼回数設定手段により設定された再発呼回
数を限度として通信が成功するまで当該宛先番号に再発
呼して通信を試みる通信制御手段と、前記テンキーによ
り直接入力され前記新規宛先判定手段により新規の宛先
番号であると判定された宛先番号に最初に発呼して行わ
れた通信が成功した場合、または、前記再発呼回数設定
手段により設定された再発呼回数の範囲内の再発呼で通
信が成功した場合は、当該宛先番号を、通信可能な相手
先ファックス番号として前記マニュアルダイヤル登録テ
ーブルに登録する通信可能宛先登録手段とを備えたこと
を特徴とする。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、通信制御部10、網制御部11、及び、システム
バス12により構成されている。
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュー
タである。
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。なお、RAM4は、図示しないバックアップ
用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時
にも記憶内容は保持される。
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
画情報を、メモリ送信するために一時的にファイルとし
て蓄積したり、受信した画情報を、プロッタ6により記
録するまでファイルとして一時的に蓄積したり、通信管
理レポート等の各種レポートの画情報やワンタッチダイ
ヤル登録リストや短縮ダイヤル登録リストの画情報をフ
ォント展開して作成するための一時的な記憶領域として
も使用される。
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したり、短縮ダイヤルで指定した
りするため等に用いられるものである。[スタート]キ
ー9bは、ファクシミリ送信動作の開始や、コピー動作
の開始を指示するためのものである。[ストップ]キー
9cは、各種動作の強制的な停止を指示するためのもの
である。[Yes]キー9d及び[No]キー9eは、
ユーザに決定または取消の各種選択をさせるためのキー
である。[ファンクション]キー9fは、ワンタッチダ
イヤルの登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユーザパ
ラメータの設定機能や、ファクシミリ装置1の標準的な
ファクシミリ装置としての機能以外の、時刻指定送信、
部門コード指定送信等の拡張的な機能を呼び出すための
もので、この[ファンクション]キー9fを押下して、
テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入力する
ことで、各機能を呼び出して実行することができる。
ためのもので、[短縮]キー9gの押下操作と、テンキ
ー9aによる数桁(本実施の形態では01から99の2
桁であるとする)の番号の入力操作の組合せで、短縮ダ
イヤルの登録番号を指定するためのものである。
ヤル機能のためのもので、番号「01」ないし「32」
までの各番号にそれぞれ対応するキーにより構成され、
いずれかのワンタッチキーの押下操作により、ワンタッ
チダイヤルの登録番号を指定するためのものである。
チダイヤルや短縮ダイヤルの登録の際に相手先名称文字
列を入力する場合等の、装置が文字入力モードにあると
きには、図3に示すように、番号「01」ないし「3
2」の各キーのうちの「01」ないし「26」はそれぞ
れアルファベットに対応し、番号「27」のキーは、漢
字変換機能に対応し、番号「28」のキーは、無変換機
能に対応し、番号「29」のキーは、ひらがな変換機能
に対応し、番号「30」のキーは、スペース文字に対応
し、番号「31」は、記号入力機能に対応し、番号「3
2」は、モード切換機能に対応している。ここで、漢字
変換機能は、ローマ字入力された文字列を漢字に変換す
る機能であり、無変換機能は、入力された文字列を漢字
に変換しないでそのまま受け入れる機能であり、ひなが
な変換は、ローマ字入力された文字列をひらがなに変換
する機能であり、スペース文字は、文字通り、空白文字
であり、記号入力機能は、記号をテンキー9aにより文
字コード指定により入力する機能であり、モード切換機
能は、文字入力モード時に、表示器9jに表示される、
ローマ字入力された文字列を、アルファベットのまま表
示するか、カナ文字に変換して表示するかのモードを切
り換える機能である。
は、番号「F1」ないし「F4」の各番号にそれぞれ対
応するキーにより構成され、いずれかのファンクション
キーの押下操作により、対応して登録されている機能が
実行されるものである。
の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
ァクシミリモデム機能を備え、網制御部11を制御して
G3ファクシミリ通信を行うもので、網制御部11を介
して公衆網に送信するデータを変調する一方、網制御部
11を介して公衆網から受信する信号を復調する。ま
た、通信制御部10は、宛先番号に対応したDTMF信
号の送出も行う。通信制御部10は、システム制御部2
からの送信命令があると、その送信命令と合わせてシス
テム制御部2から渡される宛先番号に発呼して、G3フ
ァクシミリ送信処理を開始する。
信制御部10による制御により回線の直流ループの閉結
・解放や、回線の極性反転の検出、回線解放の検出、発
信音の検出、ビジートーン(話し中)等のトーン信号の
検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御や、ダイヤ
ルパルスの生成を行うものである。システムバス12
は、上記各部がデータをやり取りするための信号ライン
である。
1は、本発明に係る記憶内容として、図4に示すよう
に、RAM4に、ダイヤル登録テーブル、標準再発呼回
数Cs、及び、制限再発呼回数Clのための記憶領域4
a、4b及び4cを確保している。
発呼回数が予め設定され、制限再発呼回数Clとして
は、標準再発呼回数Csよりも少ない回数が予め設定さ
れる。その設定は、ROM3に予め標準再発呼回数Cs
及び標準再発呼回数Csの既定値を記憶しておいて、ユ
ーザによる設定操作が行われない場合には、その規定知
をRAM4の各記憶領域に複写することで設定し、ユー
ザによる標準及び制限再発呼回数の設定操作が行われた
場合は、その設定操作により入力された回数に書き換え
ることで設定する。
な内容について示す。
は、短縮ダイヤル登録テーブル、ワンタッチダイヤルダ
イヤル登録テーブル、マニュアルダイヤル登録テーブル
の各部分テーブルが複合したテーブルとして構成されて
いる。また、各部分テーブルの登録番号により特定され
る、各レコードは、相手先ファックス番号のフィールド
と、相手先名称のフィールドと、相手先電話番号のフィ
ールドとにより構成されている。
は、相手先のファクシミリ装置に公衆網から割り当てら
れた加入者番号である。相手先名称のフィールドの内容
は、相手先の名称の文字列で、送信操作時に表示器9j
に表示して、ユーザによる送信宛先の確認を容易にする
ため等に使用されるものである。相手先電話番号のフィ
ールドの内容は、相手先の電話機に公衆網から割り当て
られた加入者番号である。
は、相手先のユーザからもらった名刺の併記されたファ
ックス番号及び相手先番号を参照する等して後述する登
録処理手順により登録される。
「01」ないし「99」に対応した99個のレコードに
より構成されている。その登録は、後述する図6に示す
短縮登録処理手順により行われる。
番号「01」ないし「32」に対応した32個のレコー
ドにより構成されている。その登録は、後述する図6に
示す短縮登録処理手順と同様の手順により、ダイヤル表
示器9jを使用して、対話的に行われる。すなわち、登
録するワンタッチキーを押下することで対応する登録番
号を指定して、各フィールドの内容を入力することで登
録される。
録番号に対応したレコードにより構成されている。その
登録は、後述する図10に示す送信制御手順において行
われる。なお、マニュアルダイヤル登録テーブルでは、
相手先名称及び相手先電話番号は登録されない。
て、図6を参照して説明する。
ンクションキー9fの押下を監視し(判断101のNo
ループ)、押下されると(判断101のYes)、短縮
ダイヤル利登録機能に対応する番号「32」がテンキー
9aにより入力されるか、または、その他の番号が入力
されるのを監視し(判断102のNo、判断103のN
oループ)、その他の番号が入力された場合には(判断
103のYes)、入力された番号に対応するその他の
処理を行うが(処理404)、番号「32」が入力され
た場合には(判断102のYes)、表示器9jに、
「登録する短縮番号を入力して下さい。」とのメッセー
ジを表示し(処理105)、入力が完了するまで待つ
(判断106のNoループ)。
力が完了すると(判断106のYes)、表示器9j
に、「相手先ファックス番号を入力して下さい。」との
メッセージを表示し(処理107)、入力が完了するま
で待ち(判断108のNoープ)、相手先ファックス番
号のテンキー9aによる入力が完了すると(判断108
のYes)、表示器9jに、「相手先名称を入力して下
さい。」とのメッセージを表示し(処理109)、入力
が完了するまで待ち(判断110のNoループ)、文字
入力モードとなったワンタッチキー群9hによる相手先
名称の入力が完了すると(判断110のYes)、表示
器9jに、「相手先電話番号を入力して下さい。」との
メッセージを表示し(処理111)、入力が完了するま
で待ち(判断112のNoープ)、相手先電話番号のテ
ンキー9aによる入力が完了すると(判断112のYe
s)、入力された相手先ファックス番号、相手先名称、
及び、相手先電話番号を、判断106で入力された短縮
番号に対応する、ダイヤル登録テーブル4a中の短縮ダ
イヤル登録テーブルのレコードの各フィールドに対応付
けて登録する(処理113)。
短縮ダイヤル登録処理手順における処理102でワンタ
ッチダイヤル登録機能に対応する所定の番号(例えば
「33」)の入力を監視する一方、処理105で、「登
録するワンタッチキーを押して下さい。」とのメッセー
ジを表示して、登録するワンタッチキーに対応する登録
番号を指定させることで、短縮ダイヤル登録の場合と同
様に行うことができる。
御手順について図7、図8,図9及び図10を参照して
説明する。
は、スキャナ5に原稿がセットされるのを監視していて
(判断201のNoループ)、原稿がセットされると
(判断201、表示器9jに、「宛先を指定して下さ
い。」とのメッセージを表示して(処理202)、[短
縮]キー9gが押下されるか、ワンタッチキー群9hの
うちのいずれかのキーが押下されるか、または、テンキ
ー9aによるマニュアルダイヤルの入力があるかを監視
する(判断203のNo、判断204のNo、判断20
5のNoループ)。
場合(判断204のYes)、または、[短縮]キー9
gが押下されると共に、短縮番号がテンキー9aにより
入力された場合は(判断206のYes)、押下された
ワンタッチキーに対応する登録番号、または、指定され
た短縮キーの押下に続いて入力された番号に対応する登
録番号に対応する相手先ファックス番号を、ダイヤル登
録テーブルの短縮対応する登録テーブルまたはワンタッ
チダイヤル登録テーブルから読み出す(処理207)。
ト]キー9bが押下されるのを監視し(判断208のN
oループ)、[スタート]キー9bが押下されると(判
断208のYes)、標準際発呼回数CsをRAM4の
記憶領域4bから読み出して、再発呼設定値Pに代入す
ると共に(処理209)、処理207で読み出した相手
先ファックス番号をそのまま宛先番号として(処理21
0)、図10の処理501に移行する。
ルダイヤルの入力があった場合は(判断205のYe
s)、図8の判断301に移行する。
る、[スタート]キー9bが押下されるのを監視し(判
断301のNoループ)、[スタート]キー9bが押下
されると(判断301のYes)、判断205でテンキ
ー9aにより直接入力された相手先番号がダイヤル登録
テーブル4a中の短縮またはワンタッチダイヤル登録テ
ーブルに相手先ファックス番号として登録されている
か、すなわち、テンキー9aにより入力された相手先番
号が、相手先のファクシミリ装置が公衆網から割り当て
られた加入者番号であることが確実であるかを確認する
(処理303)。
繁にファクシミリ通信を行う相手先のファックス番号が
登録されるため、登録されている相手先ファックス番号
が、相手先のファクシミリ装置が公衆網から割り当てら
れた加入者番号ではないようなことはほとんどあり得な
いため、テンキー9aにより直接入力された相手先番号
が、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤルに相手先ファッ
クス番号として登録されていれば、それは、確実に相手
先ファクシミリ装置に割り当てられた加入者番号である
といえる。
る場合は(判断303のYes)、標準再発呼回数Cs
をRAM4の記憶領域4bから読み出して、再発呼設定
値Pに代入すると共に(処理306)、判断205でテ
ンキー入力された相手先番号をそのまま宛先番号として
(処理307)、図10の処理501に移行する。
ない場合は(判断303のNo)、更に、判断205で
テンキー9aにより直接入力された相手先番号がダイヤ
ル登録テーブル4a中のマニュアルダイヤル登録テーブ
ルに相手先ファックス番号として登録されているか、す
なわち、テンキー9aにより入力された相手先番号が、
短縮ダイヤル登録テーブルやワンタッチダイヤル登録テ
ーブルに相手先ファックス番号として登録されてはいな
いが、過去に宛先番号として発呼してファクシミリ通信
を試みた結果、ファクシミリ通信を正常に行えて、後述
する処理によりマニュアルダイヤル登録テーブルに相手
先ファックス番号として登録された、相手先のファクシ
ミリ装置が公衆網から割り当てられた加入者番号である
ことが確実であるかを確認する(処理304)。
る場合は(判断305のYes)、標準再発呼回数Cs
をRAM4の記憶領域4bから読み出して、再発呼設定
値Pに代入すると共に(処理306)、判断205でテ
ンキー入力された相手先番号をそのまま宛先番号として
(処理307)、図10の処理501に移行する。
ない場合は(判断305のNo)、図9の処理401に
移行する。
キー9aにより直接入力された相手先番号がダイヤル登
録テーブル4a中の短縮ダイヤル登録テーブルまたはワ
ンタッチダイヤル登録テーブルに相手先電話番号番号と
して登録されているか、すなわち、テンキー9aにより
入力された相手先番号が、相手先のユーザからもらっ
た、相手先ファックス番号と相手先電話番号とが併記さ
れた名刺を見誤って誤入力される等して、短縮ダイヤル
登録テーブルやワンタッチダイヤル登録テーブルに登録
されている相手先ファックス番号に対応して登録された
相手先電話番号であるかを確認する。
号として登録されている場合には(判断402のYe
s)、標準再発呼回数CsをRAM4の記憶領域4bか
ら読み出して、再発呼設定値Pに代入すると共に(処理
403)、処理401で登録を確認した相手先電話番号
に対応して登録されている相手先ファックス番号を宛先
番号として(処理404)、図10の処理501に移行
する。
号として登録されていない場合には(判断402のN
o)、制限再発呼回数ClをRAM4の記憶領域4cか
ら読み出して、再発呼設定値Pに代入すると共に(処理
405)、判断205でテンキー入力された相手先番号
をそのまま宛先番号として(処理406)、図10の処
理501に移行する。
力された相手先番号が、ダイヤル登録テーブル4aの短
縮、ワンタッチ及びマニュアルダイヤル登録テーブルに
相手先ファックス番号として未登録で、かつ、短縮及び
ワンタッチダイヤル登録テーブルに相手先電話番号とし
て未登録の場合には、テンキー入力された相手先番号
が、確実に、相手先のファクシミリ装置が公衆網から割
り当てられた加入者番号、または、当該相手先ファクシ
ミリ装置の加入者番号に対応する相手先電話機の加入者
番号であるとは断定できず、相手先が電話機である可能
性が否定できないため、再発呼設定値Pを、標準再発呼
回数Csよりも少ない、制限再発呼回数Clに設定し
て、発呼した相手先が実際に電話機であった場合に、間
違い再発呼が多数回繰り返されてしまって相手先のユー
ザに迷惑をかけてしまうこがないようにすることを優先
する。
手先番号が、ダイヤル登録テーブル4aの短縮、ワンタ
ッチまたはマニュアルダイヤル登録テーブルに相手先フ
ァックス番号として登録されているか、または、短縮ま
たはワンタッチダイヤル登録テーブルに相手先電話番号
として登録されている場合には、テンキー入力された相
手先番号が、確実に、相手先のファクシミリ装置が公衆
網から割り当てられた加入者番号、または、当該相手先
ファクシミリ装置の加入者番号に対応する相手先電話機
の加入者番号であると断定できるため、相手先が電話機
である可能性はなく、再発呼設定値Pを、標準再発呼回
数Csに設定して、ファクシミリ装置への再発呼を多数
回繰り返して、できるだけファクシミリ通信が成功する
ようにする、再発呼を多数回繰り返すことの利点を優先
する。
1でスキャナ5にセットされた原稿の画情報をスキャナ
5で読み取って、画像メモリ7に蓄積する。そして、シ
ステム制御部2は、再発呼回数カウンタCに再発呼設定
値Pを代入すると共に(処理502)、処理210、処
理307、処理404、または、処理406で確定した
宛先番号を通信制御部10に渡して送信命令を発行する
(処理503)。
信処理手順を実行する。
テム制御部2からの送信命令があるかを監視し(判断6
01のNoループ)、図10の処理503に対応して送
信命令があると(判断601のYes)、送信命令に併
せて渡された宛先番号に発呼し(処理602)、図10
の処理501で画像メモリに蓄積された、当該宛先番号
宛の画像を、G3ファクシミリプロトコルに基づく制御
信号を相手先装置との間でやりとりしつファクシミリメ
ッセージとして送信する、ファクシミリ送信処理を行う
(処理603)。
呼した宛先番号に対応する相手先装置が、ファクシミリ
装置1とファクシミリ通信が可能なG3ファクシミリ装
置であれば、その相手先のファクシミリ装置が通信中で
なく、受信機能が正常であれば、正常に終了することに
なる。
装置が、G3ファクシミリ装置であっても、通信中であ
ったり、用紙切れ等のために受信機能が異常であると、
処理603のファクシミリ送信処理は、正常には終了し
ないことになる。しかし、その場合、再発呼を繰り返せ
ば、通信中であった相手先のG3ファクシミリ装置の通
信が終了して応答可能となり、用紙切れ等に起因する受
信機能の異常も復旧して応答可能となる場合もある。
先装置が電話機であれば、相手先のユーザが電話機のハ
ンドセットをオフフックすることで応答しても、ファク
シミリ装置1が送出する発呼トーンCNGに対して被呼
局識別信号CEDを返送してくることはなく、G3ファ
クシミリプロトコルがそれから先に進まず、処理603
のファクシミリ送信処理は、何回再発呼しても正常には
終了しないことになる。
を行った後に、処理603のファクシミリ送信処理が正
常に終了したか否かを判断し(判断604)、正常に終
了した場合には(判断604のYes)、システム制御
部2に、「OK」を通知する一方(処理605)、正常
に終了しなかった場合には(判断604のNo)、シス
テム制御部2に、「NG」を通知する(処理606)
503で宛先番号を通信制御部10に渡して送信命令を
発行した後、通信制御部10から「OK」または「N
G」の通知があるかを監視し(判断504のNo、判断
505のNoループ)、「NG」の通知があった場合
(判断505のYes)、すなわち、処理503で発行
した送信命令により通信制御部10が行ったファクシミ
リ送信処理が失敗に終わった場合には、再発呼回数カウ
ンタCをデクリメントして(処理506)、再発呼回数
カウンタCが0になったか、すなわち、発呼及び再発呼
の回数が再発呼設定値Pに達したかを判断し(判断50
7)、達した場合には(判断507のYes)、送信エ
ラーレポートをプロッタ6により記録出力する(処理5
08)。達していない場合には(判断507のNo)、
処理503に戻り、通信制御部10に再度送信命令を発
呼して、同一宛先番号へ再発呼させてファクシミリ送信
を再度試みらせる。
出力は、短縮、ワンタッチ及びマニュアルダイヤル登録
テーブルに未登録の新規の宛先番号へ発呼する場合に
は、標準再発呼回数Csよりも少ない制限再発呼回数C
l分の発呼及び再発呼の後に行われるため、対応する相
手先装置が電話機であるおそれがある、新規の宛先番号
に発呼する場合には、宛先番号の誤入力のために送信結
果が「NG」となった可能性があることをユーザにいち
早く知らせることができる。
合、すなわち、発呼及び再発呼の回数が再発呼設定値に
達する前にファクシミリ送信が成功した場合には(判断
504のYes)、再発呼設定値Pが、制限再発呼回数
Clと等しいか、すなわち、宛先番号が、テンキー9a
により直接入力されたものであり、かつ、短縮、ワンタ
ッチ、及び、マニュアルダイヤルのずれにも、相手先フ
ァックス番号または相手先電話番号として登録されてい
なかったものである場合には(判断509のYes)、
宛先番号をダイヤル登録テーブル4aのマニュアルダイ
ヤル登録テーブルに、通信可能な相手先ファックス番号
として登録する(処理510)。既に登録されていたも
のである場合には(判断509のNo)、何もしないで
処理を終了する。
登録テーブルに未登録の宛先番号で、対応する相手先装
置が確実にファクシミリ装置であるとは断定できなかっ
た場合でも、実際に通信を行ってみて正常に通信を行
え、対応する相手先装置が確実にファクシミリ装置であ
ると判明した場合には、それ以後に当該宛先番号が再度
された際に再発呼設定値Pとして標準再発呼回数Csが
設定され、再発呼回数が制限されることがない。
は、本発明をG3ファクシミリ装置にに適用したが、本
発明は、それに限らず、その他のファクシミリプロトコ
ルに従うファクシミリ装置に対しても同様に適用可能な
ものであり、ファクシミリ装置以外の、非電話機の各種
通信端末装置に対しても同様に適用可能なものである。
により相手先番号が直接入力された場合に当該相手先番
号と一致する相手先ファックス番号が前記登録ダイヤル
登録テーブルに登録されていない新規の宛先番号である
場合には、再発呼回数が所定の標準再発呼回数よりも少
ない制限再発呼回数に設定される一方、新規の宛先番号
でない場合には、再発呼回数が前記標準再発呼回数に設
定される。そして、宛先番号に最初に発呼して行った通
信が成功しなかった場合は、設定された再発呼回数を限
度として通信が成功するまで当該宛先番号に再発呼して
通信が試みられる。したがって、テンキーにより直接入
力された相手先番号が、前記登録ダイヤル登録テーブル
に相手先ファックス番号として登録済みの、相手先ファ
ックス番号として正しく指定されたものである場合に
は、再発呼は最大前記標準再発呼回数だけ繰り返され、
相手先ファックス番号が宛先番号として正しく指定され
た場合における再発呼を繰り返すことの利点は維持され
る一方、テンキーにより直接入力された相手先番号が、
前記登録ダイヤル登録テーブルに相手先ファックス番号
として未登録の、相手先ファックス番号として正しく指
定されたものではないおそれがある場合には、再発呼は
最大前記標準再発呼回数よりも少ない前記制限再発呼回
数だけしか繰り返されず、相手先ファックス番号がテン
キーにより直接入力される場合に生じがちな入力ミスに
起因して相手先電話番号が誤って宛先番号として指定さ
れた場合における再発呼の繰り返しにより相手先に与え
る迷惑の度合いを低減することが可能となる効果が得ら
れる。
より相手先番号が直接入力された場合に当該相手先番号
と一致する相手先ファックス番号が前記登録ダイヤル登
録テーブルまたは前記マニュアルダイヤル登録テーブル
に登録されていない新規の宛先番号である場合には、再
発呼回数が所定の標準再発呼回数よりも少ない制限再発
呼回数に設定される一方、新規の宛先番号でない場合に
は、再発呼回数が前記標準再発呼回数に設定される。そ
して、宛先番号に最初に発呼して行った通信が成功しな
かった場合は、設定された再発呼回数を限度として通信
が成功するまで当該宛先番号に再発呼して通信が試みら
れる。したがって、テンキーにより直接入力された相手
先番号が、前記登録ダイヤル登録テーブルまたはマニュ
アルダイヤル登録テーブルに相手先ファックス番号とし
て登録済みの、相手先ファックス番号として正しく指定
されたものである場合には、再発呼は最大前記標準再発
呼回数だけ繰り返され、相手先ファックス番号が宛先番
号として正しく指定された場合における再発呼を繰り返
すことの利点は維持される一方、テンキーにより直接入
力された相手先番号が、前記登録ダイヤル登録テーブル
またはマニュアルダイヤル登録テーブルに相手先ファッ
クス番号として未登録の、相手先ファックス番号として
正しく指定されたものではないおそれがある場合には、
再発呼は最大前記標準再発呼回数よりも少ない前記制限
再発呼回数だけしか繰り返されず、相手先ファックス番
号がテンキーにより直接入力される場合に生じがちな入
力ミスに起因して相手先電話番号が誤って宛先番号とし
て指定された場合における再発呼の繰り返しにより相手
先に与える迷惑の度合いを低減することが可能となる効
果が得られる。そして、前記テンキーにより直接入力さ
れ前記新規宛先判定手段により新規の宛先番号であると
判定された宛先番号に最初に発呼して行われた通信が成
功した場合、または、前記再発呼回数設定手段により設
定された再発呼回数の範囲内の再発呼で通信が成功した
場合は、当該宛先番号が、通信可能な相手先ファックス
番号として前記マニュアルダイヤル登録テーブルに登録
されるため、前記テンキーにより直接入力された相手先
番号であって前記登録ダイヤル登録テーブルに相手先フ
ァックス番号として未登録のものであっても、宛先番号
として発呼して通信を行った結果、通信を正常に行え
た、実績のある宛先番号については、再発呼回数が前記
標準再発呼回数に設定され、相手先ファックス番号が宛
先番号として正しく指定された場合における再発呼を繰
り返すことの利点を享受することができる効果が得られ
る。
係る発明と同様の効果に加えて、前記テンキーにより直
接入力された相手先番号が、前記登録ダイヤル登録テー
ブルに相手先電話番号として登録済みの場合は、当該相
手先電話番号に対応して登録されている相手先ファック
ス番号を、テンキーにより直接入力された相手先番号に
代えて宛先番号とするため、名刺に併記された相手先フ
ァックス番号と相手先電話番号とを見間違えて相手先電
話番号がテンキーにより入力されてしまった場合でも、
正しい相手先ファックス番号を宛先番号として発呼する
ことが可能となる効果が得られる。また、前記テンキー
により直接入力された相手先番号が、前記登録ダイヤル
登録テーブルに相手先電話番号として登録済みの場合
は、当該テンキーにより直接入力された相手先番号が、
実質的に前記登録ダイヤル登録テーブルに相手先ファッ
クス番号として登録済みの、相手先ファックス番号とし
て正しく指定されたものであるとみなされて、再発呼は
最大前記標準再発呼回数だけ繰り返される。したがっ
て、相手先ファックス番号が宛先番号として正しく指定
された場合における再発呼を繰り返すことの利点を享受
することができる効果が得られる。
係る発明と同様の効果に加えて、前記テンキーにより直
接入力された相手先番号が、前記登録ダイヤル登録テー
ブルに相手先電話番号として登録済みの場合は、当該相
手先電話番号に対応して登録されている相手先ファック
ス番号を、テンキーにより直接入力された相手先番号に
代えて宛先番号とするため、名刺に併記された相手先フ
ァックス番号と相手先電話番号とを見間違えて相手先電
話番号がテンキーにより入力されてしまった場合でも、
正しい相手先ファックス番号を宛先番号として発呼する
ことが可能となる効果が得られる。また、前記テンキー
により直接入力された相手先番号が、前記登録ダイヤル
登録テーブルに相手先電話番号として登録済みの場合
は、当該テンキーにより直接入力された相手先番号が、
実質的に前記登録ダイヤル登録テーブルに相手先ファッ
クス番号として登録済みの、相手先ファックス番号とし
て正しく指定されたものであるとみなされて、再発呼は
最大前記標準再発呼回数だけ繰り返される。したがっ
て、相手先ファックス番号が宛先番号として正しく指定
された場合における再発呼を繰り返すことの利点を享受
することができる効果が得られる。
ブロック構成を示す図である。
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
み替えについて示す図である。
おいてRAMに記憶される内容について示す図である。
RAMに記憶されるダイヤル登録テーブルの具体的な登
録内容について示す図である。
おける短縮ダイヤル登録処理手順について示すフローチ
ャートである。
システム制御部が行う送信制御手順について示すフロー
チャートである。
シミリ装置のシステム制御部が行う送信制御手順につい
て示すフローチャートである。
るファクシミリ装置のシステム制御部が行う送信制御手
順について示すフローチャートである。
形態に係るファクシミリ装置のシステム制御部が行う送
信制御手順について示すフローチャートである。
の通信制御部が行う送信処理手順について示すフローチ
ャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 各登録番号のそれぞれに少なくとも相手
先ファックス番号を予め対応付けて登録した登録ダイヤ
ル登録テーブルを備え、テンキーにより相手先番号が直
接入力された場合は、その入力された相手先番号を宛先
番号とし、特定の登録番号が指定された場合は、その指
定された登録番号に前記登録ダイヤル登録テーブルにお
いて対応する相手先ファックス番号を宛先番号として、
その宛先番号に発呼して応答した相手装置との間で通信
を行うファクシミリ装置において、 テンキーにより相手先番号が直接入力された場合は、当
該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと照合
し、一致する相手先ファックス番号が登録されていない
新規の宛先番号であるか否かを判定する新規宛先判定手
段と、前記テンキーにより直接入力された相手先番号
が、前記新規宛先判定手段により新規の宛先番号である
と判定された場合は、再発呼回数を所定の標準再発呼回
数よりも少ない制限再発呼回数に設定する一方、新規の
ものではないと判定された場合は、再発呼回数を前記標
準再発呼回数に設定する再発呼回数設定手段と、宛先番
号に最初に発呼して行った通信が成功しなかった場合
は、前記再発呼回数設定手段により設定された再発呼回
数を限度として通信が成功するまで当該宛先番号に再発
呼して通信を試みる通信制御手段とを備えたことを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 各登録番号のそれぞれに少なくとも相手
先ファックス番号を予め対応付けて登録した登録ダイヤ
ル登録テーブルを備え、テンキーにより相手先番号が直
接入力された場合は、その入力された相手先番号を宛先
番号とし、特定の登録番号が指定された場合は、その指
定された登録番号に前記登録ダイヤル登録テーブルにお
いて対応する相手先ファックス番号を宛先番号として、
その宛先番号に発呼して応答した相手装置との間で通信
を行うファクシミリ装置において、 マニュアルダイヤル登録テーブルと、テンキーにより相
手先番号が直接入力された場合は、当該相手先番号を前
記登録ダイヤル登録テーブル及び前記マニュアルダイヤ
ル登録テーブルと照合し、一致する相手先ファックス番
号が登録されていない新規の宛先番号であるか否かを判
定する新規宛先判定手段と、前記テンキーにより直接入
力された相手先番号が、前記新規宛先判定手段により新
規の宛先番号であると判定された場合は、再発呼回数を
所定の標準再発呼回数よりも少ない制限再発呼回数に設
定する一方、新規のものではないと判定された場合は、
再発呼回数を前記標準再発呼回数に設定する再発呼回数
設定手段と、宛先番号に最初に発呼して行った通信が成
功しなかった場合は、前記再発呼回数設定手段により設
定された再発呼回数を限度として通信が成功するまで当
該宛先番号に再発呼して通信を試みる通信制御手段と、
前記テンキーにより直接入力され前記新規宛先判定手段
により新規の宛先番号であると判定された宛先番号に最
初に発呼して行われた通信が成功した場合、または、前
記再発呼回数設定手段により設定された再発呼回数の範
囲内の再発呼で通信が成功した場合は、当該宛先番号
を、通信可能な相手先ファックス番号として前記マニュ
アルダイヤル登録テーブルに登録する通信可能宛先登録
手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 各登録番号のそれぞれに少なくとも相手
先ファックス番号を予め対応付けて登録した登録ダイヤ
ル登録テーブルを備え、テンキーにより相手先番号が直
接入力された場合は、その入力された相手先番号を宛先
番号とし、特定の登録番号が指定された場合は、その指
定された登録番号に前記登録ダイヤル登録テーブルにお
いて対応する相手先ファックス番号を宛先番号として、
その宛先番号に発呼して応答した相手装置との間で通信
を行うファクシミリ装置において、 前記登録ダイヤル登録テーブルは、各登録番号のそれぞ
れに少なくとも、相手先ファックス番号に加えて相手先
電話番号をもを予め対応付けて登録したものである一
方、テンキーにより相手先番号が直接入力された場合
に、当該相手先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと
照合して、一致する相手先電話番号が登録されている場
合は、当該一致する相手先電話番号に対応する相手先フ
ァックス番号を宛先番号とする宛先修正手段と、テンキ
ーにより相手先番号が直接入力された場合は、当該相手
先番号を前記登録ダイヤル登録テーブルと照合し、一致
する相手先ファックス番号または相手先電話番号が登録
されていない新規の宛先番号であるか否かを判定する新
規宛先判定手段と、前記テンキーにより直接入力された
相手先番号が、前記新規宛先判定手段により新規の宛先
番号であると判定された場合は、再発呼回数を所定の標
準再発呼回数よりも少ない制限再発呼回数に設定する一
方、新規のものではないと判定された場合は、再発呼回
数を、前記標準再発呼回数に設定する再発呼回数設定手
段と、宛先番号に最初に発呼して行った通信が成功しな
かった場合は、前記再発呼回数設定手段により設定され
た再発呼回数を限度として通信が成功するまで当該宛先
番号に再発呼して通信を試みる通信制御手段とを備えた
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 各登録番号のそれぞれに少なくとも相手
先ファックス番号を予め対応付けて登録した登録ダイヤ
ル登録テーブルを備え、テンキーにより相手先番号が直
接入力された場合は、その入力された相手先番号を宛先
番号とし、特定の登録番号が指定された場合は、その指
定された登録番号に前記登録ダイヤル登録テーブルにお
いて対応する相手先ファックス番号を宛先番号として、
その宛先番号に発呼して応答した相手装置との間で通信
を行うファクシミリ装置において、 前記登録ダイヤル登録テーブルは、各登録番号のそれぞ
れに少なくとも、相手先ファックス番号に加えて相手先
電話番号をもを予め対応付けて登録したものである一
方、マニュアルダイヤル登録テーブルと、テンキーによ
り相手先番号が直接入力された場合に、当該相手先番号
を前記登録ダイヤル登録テーブルと照合して、一致する
相手先電話番号が登録されている場合は、当該一致する
相手先電話番号に対応する相手先ファックス番号を宛先
番号とする宛先修正手段と、テンキーにより相手先番号
が直接入力された場合は、当該相手先番号を前記登録ダ
イヤル登録テーブル及び前記マニュアルダイヤル登録テ
ーブルと照合し、一致する相手先ファックス番号または
相手先電話番号が登録されていない新規の宛先番号であ
るか否かを判定する新規宛先判定手段と、前記テンキー
により直接入力された相手先番号が、前記新規宛先判定
手段により新規の宛先番号であると判定された場合は、
再発呼回数を所定の標準再発呼回数よりも少ない制限再
発呼回数に設定する一方、新規のものではないと判定さ
れた場合は、再発呼回数を、前記標準再発呼回数に設定
する再発呼回数設定手段と、宛先番号に最初に発呼して
行った通信が成功しなかった場合は、前記再発呼回数設
定手段により設定された再発呼回数を限度として通信が
成功するまで当該宛先番号に再発呼して通信を試みる通
信制御手段と、前記テンキーにより直接入力され前記新
規宛先判定手段により新規の宛先番号であると判定され
た宛先番号に最初に発呼して行われた通信が成功した場
合、または、前記再発呼回数設定手段により設定された
再発呼回数の範囲内の再発呼で通信が成功した場合は、
当該宛先番号を、通信可能な相手先ファックス番号とし
て前記マニュアルダイヤル登録テーブルに登録する通信
可能宛先登録手段とを備えたことを特徴とするファクシ
ミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13831598A JP3691248B2 (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13831598A JP3691248B2 (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
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JPH11331419A true JPH11331419A (ja) | 1999-11-30 |
JP3691248B2 JP3691248B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=15219029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13831598A Expired - Fee Related JP3691248B2 (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3691248B2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2007129350A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Murata Mach Ltd | 通信端末装置 |
JP2007129351A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Murata Mach Ltd | 通信端末装置 |
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1998
- 1998-05-20 JP JP13831598A patent/JP3691248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4591314B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2010-12-01 | 村田機械株式会社 | 通信端末装置 |
JP4655888B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-03-23 | 村田機械株式会社 | 通信端末装置 |
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