JPH04123155U - オ−プンシヨ−ケ−スの鏡付側板 - Google Patents

オ−プンシヨ−ケ−スの鏡付側板

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Publication number
JPH04123155U
JPH04123155U JP2885391U JP2885391U JPH04123155U JP H04123155 U JPH04123155 U JP H04123155U JP 2885391 U JP2885391 U JP 2885391U JP 2885391 U JP2885391 U JP 2885391U JP H04123155 U JPH04123155 U JP H04123155U
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
plate
side plate
inner plate
foaming agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP2885391U
Other languages
English (en)
Inventor
賢一 実川
Original Assignee
日本建鐵株式会社
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本建鐵株式会社, 三菱電機株式会社 filed Critical 日本建鐵株式会社
Priority to JP2885391U priority Critical patent/JPH04123155U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のオ−プンショ−ケ−スの鏡付側板はウ
レタン発泡剤の流出を防ぐため鏡の4辺に鏡枠が設置さ
れた。そのため鏡の上に内側板の一部が配置され、鏡を
側板の上端にまで延ばすことができず、意匠上好ましく
なかった。本考案は鏡の上端を側板の上端にまで延ば
し、意匠効果を高め、且つ構造を単純化したものであ
る。 【構成】 本考案の鏡付側板では鏡の上端を該側板の上
端にまで延ばすと共に、鏡の裏面に鏡裏板22を設置
し、且つ該鏡裏板の上部および前面側の側部に沿ってフ
ランジ部22a、22bを設け、それらのフランジ部で
従来の鏡枠の役割を果すようにした。それにより鏡を上
方に延ばし上端を側板の上端に揃えることが可能にな
り、且つ鏡枠は鏡の下辺と背面側の側部の2辺に設ける
のみであるため構造が単純化される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は前面に商品取り出し用の開口部を有する断熱壁からなるオ−プンショ −ケ−スに関し、とくにその鏡付側板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オ−プンショ−ケ−スの鏡付側板として、例えば図5に示すものが知ら れている。この種のオ−プンショ−ケ−スの側板10は断熱壁としての側壁を構 成するため図6ないし図8に示すように外側板11とそれに対し適当な間隔で配 置される内側板12およびその間に発泡充填される発泡剤13からなり、内側板 には図8に示すようにコ字形の切欠き区域14が設けられて、そこに鏡2が設置 されたため、図5に見られるように鏡はその上下両端において鏡押え3によって 固定された。
【0003】 従来の構造では図6ないし図8に示すように、鏡2の厚さ分の段差の付いた鏡 枠15が内側板の切欠き区域14に取付けられ、即ち、鏡枠の差込み部15aで 切欠き区域14の縁に取付けられ、且つ切欠き区域14の高さと同じ長さの前部 鏡枠16が鏡枠15の奥側差込み部15bに係止された。さらに図9に示すよう に、鏡枠15および前部鏡枠16で画成される開口部をビニ−ルシ−ト17で覆 った上、テ−プ18等で内側板12の内面に貼付けられた。
【0004】 次いで外側板と内側板の対向するフランジ部11a、11bおよび12a、1 2bを組合せ、その組合せ体の上、下、前部に断面コ字形の飾り枠前19、飾り 枠上20、飾り枠下21を組付けてウレタン注入発泡剤の流出を防止し、さらに 切欠き区域14に鏡と同寸法のベニヤ板をはめ込み、発泡圧力で変形しないよう に治具に入れた後、飾り枠下21に設けた注入口より発泡剤を注入し、側板10 内の空間に充填していた。最後に鏡枠15と前部鏡枠16で形成される凹部に鏡 2がはめ込まれ、鏡押え3で固定された。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来の構造では内側板がコ字形に切欠かれて鏡2が設置され、 且つ発泡剤の流出を防止するため鏡の上端にも鏡枠15が取付けられたため、鏡 2の上に内側板12が在り、鏡の上端と内側板の境に鏡押え3を設けなくてはな らず、その境およびその上の内側板の部分も視界に入り、意匠上好ましくない。 さらに鏡の4辺に鏡枠が取付けられるので構造が複雑であり、製作工数も多く要 する等の問題点があった。
【0006】 本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消することであって、それ故、意匠 上好ましく、且つ比較的単純な構成を有するオ−プンショ−ケ−スの鏡付側板を 提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によるオ−プショ−ケ−スの鏡付側板は外側板と内側板およびその間に 充填される発泡剤からなり、且つ内側板に鏡が設けられるものにおいて、内側板 の切欠かれた区域は内側板の上端にまで延び、従って鏡の上端は内側板の上端と 同じ高さ位置に在り、鏡の裏面には上端と前面側の側部にフランジ部が備えられ た鏡裏板が設置されることを特徴としている。
【0008】
【作用】
鏡裏板のフランジ部によって上部および前面側における発泡剤の流出を防ぎ、 鏡は内側板の上端まで延びているので、鏡の上端に内側板との境はなく、従って 鏡の上端に鏡押えを取付ける必要もなく、意匠上好ましいものになっている。ま た鏡裏板にフランジ部を備えることによって鏡枠の取付箇所を少なくし構造が単 純化される。
【0009】
【実施例】
図1ないし図4は本考案の一実施例を示すものであって、図示のように、この オ−プンショ−ケ−スの側板10も外側板11と、内側板12およびその間の空 間に充填された発泡剤13、および内側板の切欠き区域14にはめ込まれた鏡2 によって構成される。発泡剤13としては通常、ウレタン発泡剤が用いられる。
【0010】 この考案による側板10の特徴は図2および図4に示すように、鏡2がはめ込 まれるため内側板12に形成される切欠き区域14は従来のようにコ字形ではな く、直角状に形成され、その切欠き区域は内側板12の上端にまで達している。 従って、切欠き区域14に設置される鏡の上端は内側板12の上端と同じ高さ位 置になっている。
【0011】 このように切欠き区域14を内側板12の上端に達するように設けるため、発 泡剤13の流出を防ぐために鏡2の裏面に鏡裏板22が設置され、その鏡裏板の 上端および前面側の側部にフランジ部22a、22bが備えられ、それらのフラ ンジ部は好ましくは鏡裏板と一体に設けられる。従って、鏡裏板22は鏡2とほ ぼ同じ面積を有する。これらの鏡裏板のフランジ部は図2および図3に見られる ように、鏡裏板22が所定位置に設置された際に鏡裏板と外側板11の間の空間 の上部および前面側の側部を閉塞するように構成されている。
【0012】 なお、内側板12の切欠き区域14における上辺および前面側の側部以外の他 の2辺には従来と同様に、鏡の厚さ分の段差の付いた鏡枠15が設置される。さ らに外側板11の両側にフランジ部11a、11bが、また内側板12の両側に フランジ部12a、12bがそれぞれ備えられる。そして側板10の前面側は飾 り枠前19で、上部は飾り枠上20で、下部は飾り枠下21によって構成される 。飾り枠前19は化粧用の役割も兼ねている。
【0013】 このオ−プンショ−ケ−スの鏡付側板10を構成するには、内側板12の切欠 き区域の2辺に鏡枠15をその差込み部15aにより取付け、且つ鏡枠の他の差 込み部15bにより切欠き区域14に鏡裏板22を取付ける。次いで外側板と内 側板の対向するフランジ部11a、11bおよび12a、12bを組合せた上、 その上部、下部、前部に対応の飾り枠を取付ける。
【0014】 従って側板10の前面は外側板のフランジ部11aと鏡裏板22のフランジ部 22bおよび飾り枠前19により、背面は外側板のフランジ部11bおよび内側 板12のフランジ部12bにより、上面は鏡裏板のフランジ部22aおよび飾り 枠上20により、および下面は飾り枠下21によってそれぞれ閉塞される。この ように組立てられた状態では注入発泡剤の流出が防止され、その状態で発泡剤が 注入される。
【0015】 このように、本考案の鏡付側板では内側板12の上端まで切欠き区域、即ち鏡 取付用の凹部が形成され、従ってその凹部に鏡2が収められるので、内側板の上 端まで鏡面になっている。
【0016】
【考案の効果】
上記のように、本考案によれば、内側板の上端まで鏡面になっているため、従 来のように鏡の上端に鏡押えを設置する必要はなく、且つまた鏡の上に内側板の 部分が現われることもない。そのため意匠上好ましく、ショ−ケ−スのイメ−ジ を好適にする。さらに、鏡枠の所要数を少なくし、構造が単純化され、工数の低 減をもたらすので、コストの節減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるオ−プンショ−ケ−スの鏡付側板
を内側から見た斜視図である。
【図2】同鏡付側板の縦断面図である。
【図3】同鏡付側板の横断面図である。
【図4】同鏡付側板の分解斜視図である。
【図5】従来のオ−プンショ−ケ−スの鏡付側板を内側
から見た斜視図である。
【図6】従来の鏡付側板の縦断面図である。
【図7】従来の鏡付側板の横断面図である。
【図8】従来の鏡付側板の分解斜視図である。
【図9】従来の鏡付側板の内側板の内面を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 鏡 10 鏡付側板 11 外側板 12 内側板 13 発泡剤 22 鏡裏板 22a フランジ部 22b フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オ−プンショ−ケ−スの側壁を構成する
    ため外側板と、前記外側板に対し適当な間隔を保って向
    き合う内側板と、前記内側板の切欠かれた区域に設置さ
    れる鏡と、前記外側板と前記内側板の間に充填される発
    泡剤からなるオ−プンショ−ケ−スの側板において、前
    記内側板の前記切欠かれた区域は前記内側板の上端にま
    で延びて前記鏡の上端は前記内側板の上端と同じ高さ位
    置に在り、前記鏡の裏面には前記発泡剤の流出を防ぐた
    め鏡裏板が設置され、前記鏡裏板の上端および前面側の
    側部にはフランジ部が備えられていることを特徴とする
    オ−プンショ−ケ−スの鏡付側板。
JP2885391U 1991-04-24 1991-04-24 オ−プンシヨ−ケ−スの鏡付側板 Pending JPH04123155U (ja)

Priority Applications (1)

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ID=31912863

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JP2885391U Pending JPH04123155U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 オ−プンシヨ−ケ−スの鏡付側板

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JP (1) JPH04123155U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455620Y1 (ko) * 2008-11-28 2011-09-16 롯데알미늄 주식회사 거울이 구비된 쇼케이스용 측판

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455620Y1 (ko) * 2008-11-28 2011-09-16 롯데알미늄 주식회사 거울이 구비된 쇼케이스용 측판

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