JPH04123052U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH04123052U
JPH04123052U JP2018491U JP2018491U JPH04123052U JP H04123052 U JPH04123052 U JP H04123052U JP 2018491 U JP2018491 U JP 2018491U JP 2018491 U JP2018491 U JP 2018491U JP H04123052 U JPH04123052 U JP H04123052U
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JP
Japan
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armature
coil
state
contact
movable contact
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Pending
Application number
JP2018491U
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English (en)
Inventor
都彦 坂上
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP2018491U priority Critical patent/JPH04123052U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間オフ状態において、振動や衝撃で可動接
点が固定接点に接触することがない電磁継電器の提供。 【構成】 動作方向に応じて可動接点4 が固定接点5 の
いずれか一方に接触し、コイル2 が無通電のとき可動接
点4 がいずれの固定接点5 にも非接触である中間オフ状
態をとる接極子3 が、中間オフ状態のときその位置を規
制され、コイル2を通電したときその規制を解除される
規制部材6 を設けた構成にすることにより、接極子3
は、規制部材6 により、中間オフ状態のときその位置を
規制され、コイル2 を通電したときその規制を解除され
て動作できるようになるから、中間オフ状態において、
振動や衝撃が加わった場合でも、接極子3 は動作方向に
動くことがなく、従って、可動接点4 が固定接点5 に接
触することがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可動接点の両側に固定接点を設け、コイルが無通電のとき可動接点 がいずれの固定接点にも非接触である中間オフ状態をとる電磁継電器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電磁継電器として図4のものが存在する。
【0003】 1 は鉄芯で、基端を略コ字状の継鉄1aの中央片に固着されている。 2 はコイルで、コイルボビン2aを介して鉄芯1 に巻装されている。
【0004】 3 は接極子で、2枚の接極板3a,3b で永久磁石3cを両側から挟着して略コ字状 に形成され、接極板3a,3b をそれぞれ鉄芯1 の先端1bの両側面に対向して配置さ れている。この接極子3 には、両端部にスリット3e,3f を設けたカード3dが固着 されている。
【0005】 4 は可動接点で、中央部をカード3dのスリット3e,3f に介装するよう基端を固 定された2枚の可動ばね4aの先端にそれぞれ固着されている。
【0006】 5 は固定接点で、それぞれの可動接点4 の両側に所定のギャップを有し対向し て配置されている。
【0007】 次に、この電磁継電器の動作を説明する。いま、図4はコイル2 が無通電の状 態であり、2枚の可動ばね4aがカード3dのスリット3e,3f により押圧されておら ず自由な状態にあり、しかも可動接点4 は両側のいずれの固定接点5 にも非接触 となっており、いわゆる中間オフ状態をとっている。
【0008】 ここで、コイル2 を指定方向に通電して鉄芯1 の先端1bがS極になるようにす ると、接極子3 の接極板3a,3b が永久磁石3cによりそれぞれN極及びS極になっ ているので、接極子3 は接極板3bを鉄芯1 に吸引される方向に動作し、またコイ ル2 を逆方向に通電すると、逆極性になって接極子3 も上記とは逆方向に反転し て動作する。この接極子3 の動作に応じて、接極子3 に固着したカード3dのスリ ット3e,3f が2枚の可動ばね4aをそれぞれ駆動し、可動接点4 は固定接点5 のい ずれか一方に接触する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の電磁継電器にあっては、コイル2 が無通電の状態で可動接点4 が中間オフ状態にあるとき、接極子3 は、永久磁石3cの磁束が接極板3a,3b と鉄 芯1 と継鉄1aとの間で閉磁路を形成するよう動作方向のいずれかに動き得る不安 定な状態にあり、従って、振動や衝撃が加わってどちらかの方向へ移動されると 、永久磁石3cの磁力により可動ばね4aが駆動され、可動接点4 が固定接点5 のい ずれか一方に接触するという問題があった。
【0010】 本考案は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、中間オ フ状態において、振動や衝撃で可動接点が固定接点に接触することがない電磁継 電器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本考案の電磁継電器は、鉄芯と、鉄芯に巻装 したコイルと、コイルの通電方向によって動作方向が反転するよう永久磁石を有 して形成された接極子と、可動接点の両側に配置した固定接点と、を備え、接極 子の動作方向に応じて可動接点が固定接点のいずれか一方に接触し、コイルが無 通電のとき可動接点がいずれの固定接点にも非接触である中間オフ状態をとる電 磁継電器において、前記接極子が、中間オフ状態のときその位置を規制され、コ イルを通電したときその規制を解除される規制部材を設けた構成にしている。
【0012】
【作用】
本考案の電磁継電器によれば、接極子は、規制部材により、中間オフ状態のと きその位置を規制され、コイルを通電したときその規制を解除されて動作できる ようになっているから、中間オフ状態において、振動や衝撃が加わった場合でも 、接極子は動作方向に動くことがなく、従って、可動接点が固定接点に接触する ことがなくなる。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて以下に説明する。なお、従来例の ものと実質的に同一の部材には同一の符号を付し、従来例のものと異なるところ 、つまり規制部材6 を設けた構成についてのみ説明する。
【0014】 規制部材6 は、図2に示すように、略中央を鈍角に屈曲させた板ばね6aの先端 に規制部6bを固着して形成されている。この規制部6bは、電磁軟鉄等の磁性材料 により、板ばね6aの両面にそれぞれ設けた係止片6c及び吸着片6dからなる。そし て、この規制部材6 は、板ばね6aの長手方向を鉄芯1 の軸線上に一致させ、係止 片6cを鉄芯1 の先端1bの近傍において接極子3 の接極板3a,3b の間に位置するよ う配設される。このとき、係止片6cの板ばね6aの幅方向の長さは、接極板3a,3b の間隔よりも若干短い寸法になっており、接極子3 は規制部材6 の係止片6cによ り動作方向に動けないように規制されていることになる。
【0015】 また、鉄芯1 の先端1bからは、規制部6bの吸着片6dに対面する磁極片1cが延出 されている。
【0016】 そして、コイル2 が無通電で中間オフ状態にあるとき、上述のように、接極子 3 は規制部材6 の係止片6cにより規制されて図2の状態にあり、ここで、コイル 2 をいずれかの方向に通電すると、図3に示すように、コイル2 の磁束により規 制部材6 は、板ばね6aが撓んで吸着片6dが鉄芯1 の磁極片1cに吸着されることに より、係止片6cが接極板3a,3b の間から外れ、接極子3 はその規制を解除される とともに、動作方向に動くのである。
【0017】 かかる電磁継電器にあっては、上述したのように、接極子3 は、規制部材6 に より、中間オフ状態のときその位置を規制され、コイル2 を通電したときその規 制を解除されて動作できるようになっているから、中間オフ状態において、振動 や衝撃が加わった場合でも、接極子3 は動作方向に動くことがなく、従って、可 動接点4 が固定接点5 に接触することがなくなり、安定した中間オフ状態を保つ ことができるものとなる。
【0018】 なお、規制部材6 による永久磁石3cの磁束への影響を少なくする必要があると きは、規制部材6 を構成する板ばね6a及び吸着片6dは、非磁性材料で形成する方 がよく、さらに動作方向における磁極片1c及び鉄芯1 の磁極片1cの幅は、小さい 方がよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案の電磁継電器は、接極子は、規制部材により、中間オフ状態のときその 位置を規制され、コイルを通電したときその規制を解除されて動作できるように なっているから、中間オフ状態において、振動や衝撃が加わった場合でも、接極 子は動作方向に動くことがなく、従って、可動接点が固定接点に接触することが なくなり、安定した中間オフ状態を保つことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】同上のコイルが無通電のときの部分断面図であ
る。
【図3】同上のコイルを通電したときの部分断面図であ
る。
【図4】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 鉄芯 2 コイル 3 接極子 3c 永久磁石 4 可動接点 5 固定接点 6 規制部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄芯と、鉄芯に巻装したコイルと、コイ
    ルの通電方向によって動作方向が反転するよう永久磁石
    を有して形成された接極子と、可動接点の両側に配置し
    た固定接点と、を備え、接極子の動作方向に応じて可動
    接点が固定接点のいずれか一方に接触し、コイルが無通
    電のとき可動接点がいずれの固定接点にも非接触である
    中間オフ状態をとる電磁継電器において、前記接極子
    が、中間オフ状態のときその位置を規制され、コイルを
    通電したときその規制を解除される規制部材を設けてな
    ることを特徴とする電磁継電器。
JP2018491U 1991-03-29 1991-03-29 電磁継電器 Pending JPH04123052U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018491U JPH04123052U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 電磁継電器

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JP2018491U JPH04123052U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 電磁継電器

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JPH04123052U true JPH04123052U (ja) 1992-11-06

Family

ID=31906314

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018491U Pending JPH04123052U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 電磁継電器

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