JPH0412281Y2 - - Google Patents

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JPH0412281Y2
JPH0412281Y2 JP11262387U JP11262387U JPH0412281Y2 JP H0412281 Y2 JPH0412281 Y2 JP H0412281Y2 JP 11262387 U JP11262387 U JP 11262387U JP 11262387 U JP11262387 U JP 11262387U JP H0412281 Y2 JPH0412281 Y2 JP H0412281Y2
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JP
Japan
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heat insulating
insulating material
pipe
outer periphery
vibration damping
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JP11262387U
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JPS6418687U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、低温、または高温の流体が流通され
る配管を、それの熱及び振動の伝達を抑制しつつ
支持構造物に支持するための配管支持装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の配管支持装置を第4図、第5図に示す。
第4図は、配管Pを、支持架構Fを介して支持構
造物Sに支持するものの縦側面図である。同図に
おいて、配管Pは断熱材1に包囲されているが、
この断熱材1には一部切除された部分がある。こ
の切除部における配管Pの外周には、外側に複数
の支持用サドル2aを突設したバンド金具2が締
め付け固定されている。そして、このサドル2a
の外側端が振動減衰材3を介して支持架構Fの内
側に支持されているものである。
第5図は、配管Pを、支持構造物Sを貫通させ
て支持するものの縦断正面図である。同図におい
て、配管Pは同様に断熱材1に包囲され、この断
熱材1に一切除された部分がある。この切除部に
おける配管Pの外周には、振動減衰材4が装着さ
れ、この振動減衰材4及び断熱材1の一部を包囲
するように円筒状の貫通金物5が取付けられ、こ
の貫通金物5が直接支持構造物Sの貫通孔内に支
持されているものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の配管支持装置のうち前者は、断熱材
1を切除した部位に金属製のバンド金具2、サド
ル2aを取り付け、これで配管Pを支持するの
で、断熱効果が著しく低下するという問題点があ
る。
また、後者は、同じく断熱材1を切除した部位
に振動減衰材4を取り付け、これで直接配管Pを
支持するので、断熱効果が著しく低下すると共
に、振動減衰材4が高温または低温の影響で劣化
しやすいという問題点がある。
本考案は、上記従来の問題点を解決しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、低温、または高温の流体が流通される配
管Pを、その外周を包囲する断熱材を介して支持
構造物に支持するものにおいて、配管Pの外周を
内側断熱材11で包囲し、この断熱材11の外周
には環状の嵌合突部11aを形成すると共に、こ
の嵌合突部11a以外の部分を振動減衰材12で
包囲し、またこの振動減衰材12及び前記内側断
熱材11の外側を、この内側断熱材11の嵌合突
部11aに嵌合する環状の嵌合凹部13aを備え
た外側断熱材で包囲し、さらに外側断熱材13の
外周をバンド金具14にて締め付け、このバンド
金具14の外側を前記支持構造物Sに当接支持し
て配管支持装置を構成した。
(作用) 本考案においては、配管Pの外周を被う内側断
熱材11がその外周の振動減衰材12に対する熱
の伝導を遮断し、振動減衰材12の劣化を防止す
る。またこの振動減衰材12及び内側断熱材11
の外側を包囲する外側断熱材13は、最外側のバ
ンド金具14への熱伝導を遮断し、結局両断熱材
11,13により配管Pと支持構造物Sとの間の
熱伝導による熱損失を最小限に止める。バンド金
具14は外側断熱材13の外周を締め付けてお
り、外側断熱材13は内側断熱材11と嵌合して
いるので、内側断熱材11が確実に配管Pに締め
付け固定され、また外側断熱材13は内側断熱材
11に対して軸線方向に移動できない。また、配
管Pの振動は振動減衰材12によつて減衰される
から、そのまま支持構造物Sに伝わることがな
い。
(実施例) 第1図乃至第3図に本考案の一実施例を示す。
第1図、第2図において、低温、または高温の流
体が流通される配管Pの外周は、内側断熱材11
で包囲されている。この断熱材11の外周には環
状の嵌合突部11aが形成されている。そして、
この断熱材11の外周の嵌合突部11a以外の部
分は振動減衰材12で包囲されている。この振動
減衰材12は、例えば金属細線を複雑に絡ませて
圧縮した金属細線絡体から成る。内側断熱材11
及びの振動減衰材12の外側は、外側断熱材13
で包囲されている。そして、この外側断熱材13
の内周に形成された環状の嵌合凹部13aが内側
断熱材11の外周の嵌合突部11aに嵌合してい
る。この嵌合突部11aと環状の嵌合凹部13a
との間には、空隙15が形成されている。さらに
外側断熱材13の外周はバンド金具14にて締め
付けられ、このバンド金具14の外側が支持構造
物Sに固定された支持架構Fの内側に当接支持さ
れている。
しかして、この実施例の配管支持装置において
は、配管Pの外周を被う内側断熱材11がその外
周の振動減衰材12に対する熱伝導を遮断し、振
動減衰材12の劣化を防止する。またこの振動減
衰材12及び内側断熱材11の外側を包囲する外
側断熱材13は、最外側のバンド金具14への熱
伝導を遮断し、結局両断熱材11,13により配
管Pと支持構造物との間の熱伝導による熱損失を
最小限に止める。バンド金具14は外側断熱材1
3の外周をボルト、ナツトによつて締め付ける。
外側断熱材13は内側断熱材11と嵌合している
ので、内側断熱材11は確実に配管Pに締め付け
固定され、また外側断熱材13は内側断熱材11
に対して軸線方向に移動できないように固定され
る。また、配管Pの振動は振動減衰材12によつ
て減衰されると共に、嵌合突部11aと嵌合凹部
13aとの間の空隙15により遮断されるから、
そのまま支持構造物Sに伝わることがない。
第3図に他の実施例を示す。同図において第
1、2図におけるものと同一構成部には同一の符
号を付して説明を省略する。この実施例において
は、配管Pが支持構造物Sを貫通して支持されて
いる。従つて、バンド金具14の外側が支持構造
物Sの貫通孔の内側(貫通金物5の内側)に直接
当接支持されている。しかして、その作用は先の
実施例のものと実質的に同一である。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、配管Pの外
周を内側断熱材11で包囲し、この断熱材11の
外周には環状の嵌合突部11aを形成すると共
に、この嵌合突部11a以外の部分を振動減衰材
12で包囲し、またこの振動減衰材12及び前記
内側断熱材11の外側を、この内側断熱材11の
嵌合突部11aに嵌合する環状の嵌合凹部13a
を備えた外側断熱材13で包囲し、さらに外側断
熱材13の外周をバンド金具14にて締め付け、
このバンド金具14の外側を前記支持構造物Sに
当接支持して配管支持装置を構成したため、断熱
と防振の作用を同時に行うことができ、しかも各
部材の配管軸線方向への移動が生じないという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は配管支持装置の縦断正面図、第2
図は配管支持装置の縦断側面図、第3図は他の実
施例の配管支持装置の縦断正面図であり、第4図
は従来の配管支持装置の縦断側面図、第5図は従
来の配管支持装置の縦断正面図である。 11……内側断熱材、11a……嵌合突部、1
2……振動減衰材、13……外側断熱材、13a
……嵌合凹部、14……バンド金具、P……配
管、S……支持構造物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低温、または高温の流体が流通される配管を、
    その外周を包囲する断熱材を介して支持構造物に
    支持するものにおいて、配管の外周を内側断熱材
    で包囲し、この断熱材の外周には環状の嵌合突部
    を形成すると共に、この嵌合突部以外の部分を振
    動減衰材で包囲し、またこの振動減衰材及び前記
    内側断熱材の外側を、この内側断熱材の嵌合突部
    に嵌合する環状の嵌合凹部を備えた外側断熱材で
    包囲し、さらに外側断熱材の外周をバンド金具に
    て締め付け、このバンド金具の外側を前記支持構
    造物に当接支持したことを特徴とする配管支持装
    置。
JP11262387U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0412281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11262387U JPH0412281Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11262387U JPH0412281Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6418687U JPS6418687U (ja) 1989-01-30
JPH0412281Y2 true JPH0412281Y2 (ja) 1992-03-25

Family

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JP11262387U Expired JPH0412281Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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