JPH04122624A - 厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法および装置 - Google Patents
厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法および装置Info
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- JPH04122624A JPH04122624A JP2413310A JP41331090A JPH04122624A JP H04122624 A JPH04122624 A JP H04122624A JP 2413310 A JP2413310 A JP 2413310A JP 41331090 A JP41331090 A JP 41331090A JP H04122624 A JPH04122624 A JP H04122624A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、厚紙とプラスチックフィルムを貼合せる方法
および装置に関する。 [0002]
および装置に関する。 [0002]
贈答箱等の高級な感じを有する箱は、表面光沢を有する
ように厚紙の表面にオーバーコートニス層を設けたり、
ポリプロピレンフィルム等のフィルムを貼合せた材料を
用い製造されている。 [0003] 特に、フィルムを貼合せた材料は、表面光沢ばかりでな
く、耐水性も有するので、魚介類、漬物等の水分を含む
内容物を袋、トレー等に充填、密封した包装体を収納す
る箱用の材料としては優れてる。 [0004]
ように厚紙の表面にオーバーコートニス層を設けたり、
ポリプロピレンフィルム等のフィルムを貼合せた材料を
用い製造されている。 [0003] 特に、フィルムを貼合せた材料は、表面光沢ばかりでな
く、耐水性も有するので、魚介類、漬物等の水分を含む
内容物を袋、トレー等に充填、密封した包装体を収納す
る箱用の材料としては優れてる。 [0004]
従来、厚紙にプラスチックフィルムを貼合せるには熱シ
リンダーと加圧シリンダーの間を通し、フィルムと厚紙
を接着させるのが一般的であった。 [0005] しかし、フィルムと厚紙とを貼合せる際、加熱シリンダ
ーと加圧シリンダーとは線接触状態で加熱、加圧するた
め、フィルムと厚紙とが加熱、加圧される時間が極めて
短いので、接着剤が十分に溶融しない状態で貼合せなけ
ればならなかった。 [0006] そのため表面が凹凸で平滑性が悪い厚紙と平滑性が良い
フィルムを貼合せると図4に示すように接着剤層が均一
な状態とはならず、空間(14)を有するする状態とな
る。 [0007] 前記空間(14)における光の屈折と接着剤の固化に伴
う白化等で、接着剤層で接着された部分と接着剤層で接
着されない部分との差が生じ、フィルムを通して接着剤
層の有無による差が現れ、印刷不良における白抜けと同
様の現象となってしまい、所期の光沢が得られない。特
に、厚紙の表面に濃色の印刷層を設けた場合に顕著に現
れていた。 [0008] 本発明は、このような貼合せ時の不良による光沢不良を
改善し、厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法およ
び装置を提供することを目的とする。 [0009]
リンダーと加圧シリンダーの間を通し、フィルムと厚紙
を接着させるのが一般的であった。 [0005] しかし、フィルムと厚紙とを貼合せる際、加熱シリンダ
ーと加圧シリンダーとは線接触状態で加熱、加圧するた
め、フィルムと厚紙とが加熱、加圧される時間が極めて
短いので、接着剤が十分に溶融しない状態で貼合せなけ
ればならなかった。 [0006] そのため表面が凹凸で平滑性が悪い厚紙と平滑性が良い
フィルムを貼合せると図4に示すように接着剤層が均一
な状態とはならず、空間(14)を有するする状態とな
る。 [0007] 前記空間(14)における光の屈折と接着剤の固化に伴
う白化等で、接着剤層で接着された部分と接着剤層で接
着されない部分との差が生じ、フィルムを通して接着剤
層の有無による差が現れ、印刷不良における白抜けと同
様の現象となってしまい、所期の光沢が得られない。特
に、厚紙の表面に濃色の印刷層を設けた場合に顕著に現
れていた。 [0008] 本発明は、このような貼合せ時の不良による光沢不良を
改善し、厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法およ
び装置を提供することを目的とする。 [0009]
本発明は厚紙とプラスチックフィルムとを接着剤を介し
て貼合せる際、加熱シリンダーと加圧シリンダー間を通
して貼合せた後、加温状態を保つことを特徴とする厚紙
とプラスチックフィルムの貼合せ方法である。 [0010] また、本発明は厚紙とプラスチックフィルムとを加温圧
着する装置で搬送する方向に回転する加熱シリンダーと
、該加熱シリンダーの下方または上方の対抗する位置に
加圧シリンダーを設け、かつ加熱シリンダーのプラスチ
ックフィルムの搬送方向後方に張りロールを設け、前記
加熱シリンダーと張りロールとの間に無端状の金属製の
加温板を張り渡したことを特徴とする厚紙とプラスチッ
クフィルムの貼合せ装置である。 [0011]
て貼合せる際、加熱シリンダーと加圧シリンダー間を通
して貼合せた後、加温状態を保つことを特徴とする厚紙
とプラスチックフィルムの貼合せ方法である。 [0010] また、本発明は厚紙とプラスチックフィルムとを加温圧
着する装置で搬送する方向に回転する加熱シリンダーと
、該加熱シリンダーの下方または上方の対抗する位置に
加圧シリンダーを設け、かつ加熱シリンダーのプラスチ
ックフィルムの搬送方向後方に張りロールを設け、前記
加熱シリンダーと張りロールとの間に無端状の金属製の
加温板を張り渡したことを特徴とする厚紙とプラスチッ
クフィルムの貼合せ装置である。 [0011]
加温板のスピードを15m/分とした場合、従来の方法
では、加圧シリンダーと加熱シリンダーが線接触であっ
たため、ニップ幅(線接触している円周方向の幅)が1
0mmの場合、加熱・加圧されている時間(1)は0s
ec t = ’ X 10mm=0.04秒1
5000mm となる。 [0012] 熱伝導率の/J1さいプラスチックフィルムを通して接
着剤層に伝わるには非常に小さい値であり、接着剤が十
分に溶けないまま貼合されているのが現状力飄熱量をカ
バーするためには接着剤の溶融温度80〜90°Cに対
して加熱シリンダー温度を150°Cにまで上げなけれ
ばならない。 [0013] しかし、塩化ビニールフィルムはもとより、ポリプロピ
レンフィルムでもポリプロピレンの融点に近くなり、直
接、加熱シリンダーにフィルムが接しているから、プラ
スチックフィルム自体が軟らかくなり、シワや伸縮が起
こるため、現実的には不可能で130°Cが限界であっ
た。 [0014] また、接着剤の溶融温度を下げると、使用環境で直射日
光など高温になる場合もあり、デラミネーションを起こ
すことがあり、不可能であった。 [0015] これに対して、本発明は加熱シリンダーに加温板を巻い
ているなめ、回転している間に加温板が加温されて熱を
持つことを利用し、加圧シリンダーを通り過ぎても貼合
せ物が加温板から熱を受けることができるようにしたの
で、加温板に密着してしまった貼合せ物としてポリプロ
ピレンフィルムを用いた場合、表面を貼合せ物から剥が
すための剥がしローラーまでの距離を1.5mとして貼
合せ物が熱を受ける時間(t′)は15m/分のスピー
ドで05ec t’= X1500mm= 6秒1500
0mm となり、概算で従来技術の150倍の熱量になる。 [0016] 従って、図2に示すように、例えば予めプラスチックフ
ィルム(7)に接着剤が設けられたものに、厚紙(9)
を貼合せた貼合せ物(10)の接着剤層(11)と厚紙
(9)に印刷されたインキ層(13)の間には図4に示
されたような空間(14)は無く、また、例えば予め厚
紙(9)に接着剤が設けられたものに、プラスチックフ
ィルム(7)を貼合せた貼合せ物(10) [図示せず
]も接着剤層(11)と厚紙(9)に印刷されたインキ
層(13)の間には図4に示されたような空間(14)
は無く、透明性の高いフィルムを通して印刷物を見た場
合、従来あった隙間(14)による屈折率から生じる白
抜けや接着剤の固化は起こらないため、極めて鮮明に印
刷が見え透明性光沢性が向上する。 [0017]
では、加圧シリンダーと加熱シリンダーが線接触であっ
たため、ニップ幅(線接触している円周方向の幅)が1
0mmの場合、加熱・加圧されている時間(1)は0s
ec t = ’ X 10mm=0.04秒1
5000mm となる。 [0012] 熱伝導率の/J1さいプラスチックフィルムを通して接
着剤層に伝わるには非常に小さい値であり、接着剤が十
分に溶けないまま貼合されているのが現状力飄熱量をカ
バーするためには接着剤の溶融温度80〜90°Cに対
して加熱シリンダー温度を150°Cにまで上げなけれ
ばならない。 [0013] しかし、塩化ビニールフィルムはもとより、ポリプロピ
レンフィルムでもポリプロピレンの融点に近くなり、直
接、加熱シリンダーにフィルムが接しているから、プラ
スチックフィルム自体が軟らかくなり、シワや伸縮が起
こるため、現実的には不可能で130°Cが限界であっ
た。 [0014] また、接着剤の溶融温度を下げると、使用環境で直射日
光など高温になる場合もあり、デラミネーションを起こ
すことがあり、不可能であった。 [0015] これに対して、本発明は加熱シリンダーに加温板を巻い
ているなめ、回転している間に加温板が加温されて熱を
持つことを利用し、加圧シリンダーを通り過ぎても貼合
せ物が加温板から熱を受けることができるようにしたの
で、加温板に密着してしまった貼合せ物としてポリプロ
ピレンフィルムを用いた場合、表面を貼合せ物から剥が
すための剥がしローラーまでの距離を1.5mとして貼
合せ物が熱を受ける時間(t′)は15m/分のスピー
ドで05ec t’= X1500mm= 6秒1500
0mm となり、概算で従来技術の150倍の熱量になる。 [0016] 従って、図2に示すように、例えば予めプラスチックフ
ィルム(7)に接着剤が設けられたものに、厚紙(9)
を貼合せた貼合せ物(10)の接着剤層(11)と厚紙
(9)に印刷されたインキ層(13)の間には図4に示
されたような空間(14)は無く、また、例えば予め厚
紙(9)に接着剤が設けられたものに、プラスチックフ
ィルム(7)を貼合せた貼合せ物(10) [図示せず
]も接着剤層(11)と厚紙(9)に印刷されたインキ
層(13)の間には図4に示されたような空間(14)
は無く、透明性の高いフィルムを通して印刷物を見た場
合、従来あった隙間(14)による屈折率から生じる白
抜けや接着剤の固化は起こらないため、極めて鮮明に印
刷が見え透明性光沢性が向上する。 [0017]
【実施例】
以下図面に従い本発明の実施例について説明する。
[0018]
図1は本発明の第1の実施例を示す説明図で、厚紙(9
)と連続プラスチックフィルム(7)とを加熱圧着する
装置で、搬送される厚紙(9)とプラスチックフィルム
(7)を搬送する方向に回転する加熱シリンダー(1)
の下方の対向する位置に加設け、さらに前記加熱シリン
ダー(1)と張りロール(3)との間に無端状の金属製
の加温板(4)を設けている。 [0019] そして、加温板(4)の下辺途中に剥がしロール(5)
を設け、かつ、剥がしロール(5)の下方に加温板(4
)を同じ方向に移動するコンベアからなるデリバリ部を
設けた装置である。 [0020] 加熱シリンダー(1)は固定軸でモーター[図示せず]
で駆動し、加圧シリンダー(2)側から張りロール(3
)側にステンレス板からなる加温板(4)が移動する方
向に回転する。 [0021] 加圧シリンダー(2)は加熱シリンダー(1)に対して
加圧を油圧で加減できるゴム巻付はシリンダーで、自ら
駆動せず、加熱シリンダー(1)に押し当てられて回転
するだけである。 [0022] 張りロール(3)は加温板(4)の回転に依って回転す
るモルトン巻付ロールで、加熱シリンダー(1)と同径
、同幅が好ましい。 [0023] 加温板(4)は加熱シリンダー(1)や張りロール(3
)の幅よりも狭幅で一枚物の板の切口同志を溶接し、溶
接部を研磨して無端状にしたもので、表面はパフ仕上げ
をする。 [0024] さらに、加熱シリンダー(1)から張りロール(3)に
向う途中に剥がしロール(5)を設け、加温板(4)か
ら貼合せ物を剥がす。 [0025] この貼合せ物はその後の工程に設けられているカッター
等の切断手段により所望の大きさに切断される。 [0026] この方法および装置においては加温板(4)が巻かれた
加熱シリンダー(2)は200〜300kg/cm2の
圧力をかけて押し当て、フィルム供給部(6)からポリ
プロピレン等のプラスチックフィルム(7)と厚紙供給
部(8)から印刷された厚紙を供給する。 [0027] プラスチックフィルム(7)を貼合せる接着剤は予め、
加熱・加圧性接着剤を塗布した状態として使用するか、
逆に印刷された厚紙(9)の印刷面接着剤を塗布した状
態で使用しても良い。 [0028] 剥がしローラ(5)で加温板(4)から剥がされた貼合
せ物はデリバリ−ベルト(15)に乗り、装置後方に送
られ、切断等の処理をする。 [0029] 第3図は本発明の他の方法および装置を示す簡略説明図
であり、この装置では前記加熱シリンダー(1)と該加
熱シリンダー(1)の下方の対向する位置に加圧シリン
ダー(2)設け、カリ加熱シリンダー(1)の搬送方向
に前記と同様の張りロール(3)を設け、カリ加熱シリ
ンダー(1)と張りロール(3)との間に前記と同様の
無端状の金属製の加温板(4)を設け、本装置はこの第
一の実施例の装置の前方に予備加熱および侭貼合せ用の
加熱ロール(101)と該加熱ロール(101)の下方
に対向して補助貼合せロール(102)対設しである。 [0030] この装置では、搬送される厚紙(9)とプラスチックフ
ィルム(7)を加熱ロール(101)と補助貼合せロー
ル(102)との間を通し、厚紙(9)とプラスチック
フィルム(7)仮接着したあと、その後方の前記加熱シ
リンダー(1)と加圧シリンダー(2)の間を通し、第
一の実施例と同様、本貼合せおよび光沢仕上げを行り)
、貼合せ物が前記加温板(4)に接着した状態で搬送さ
れ、所定の位置で剥がしロール(5)で剥がされ、加温
板(4)から剥がされた貼合せ物はデリバリ−ベル)
(15)に乗り、装置後方に送られ、切断等の処理をす
る。 [0031] 即ち、本方法は厚紙とプラスチックフィルムとを貼合せ
るとき、従来の方法では1、寒冷地で低温のとき、厚紙
を使用した場合、従来の方法では貼合せものが熱を受け
る時間が不足して、十分な光沢かえられないということ
になる。 [0032] しかしながら第二の実施例の方法および装置では、紙面
の温度が低い厚紙を使用した場合、先ず熱ローラ(11
)と補助ローラ(12)の間を厚紙(12)とプラスチ
ックフィルム(7)が通り、予備加熱されるので一度貼
合せに必要温度以上の熱ロール(101))とほぼ同じ
温度(例えば130°C)まで上昇し、有効貼合せ時間
確保し、−旦は温度が下降する力へ次の前記加熱シリン
ダー(1)と加圧シリンダー(2)の間を通り、加温板
(4)による加熱で温度上昇し、貼合せに必要な温度(
80〜90゜C)でさらに有効貼合せ時間を確保するた
め、十分な光沢かえられる。 [0033] 本発明により得られ貼合せ物は、図2に示すように、例
えば予めプラスチックフィルム(7)に接着剤が設けら
れたものに、厚紙(9)を貼合せた貼合せ物(10)の
接着剤層(11)と厚紙(9)に印刷されたインキ層(
13)の間には第4図に示されたような空間(14)は
無く、また、例えば予め厚紙(9)に接着剤が設けられ
たものに、プラスチックフィルム(7)を貼合せた貼合
せ物(10) [図示せず]も接着剤層(11)と厚紙
(9)に印刷されたインキ層(13)の間には図4に示
されたような空間(14)は無く、透明性の高いフィル
ムを通して印刷物を見た場合、従来あった空間(14)
による屈折率から生じる白抜けや接着剤の固化は起こら
ないため、極めて鮮明に印刷が見え透明性光沢性が向上
する。 [0034]
)と連続プラスチックフィルム(7)とを加熱圧着する
装置で、搬送される厚紙(9)とプラスチックフィルム
(7)を搬送する方向に回転する加熱シリンダー(1)
の下方の対向する位置に加設け、さらに前記加熱シリン
ダー(1)と張りロール(3)との間に無端状の金属製
の加温板(4)を設けている。 [0019] そして、加温板(4)の下辺途中に剥がしロール(5)
を設け、かつ、剥がしロール(5)の下方に加温板(4
)を同じ方向に移動するコンベアからなるデリバリ部を
設けた装置である。 [0020] 加熱シリンダー(1)は固定軸でモーター[図示せず]
で駆動し、加圧シリンダー(2)側から張りロール(3
)側にステンレス板からなる加温板(4)が移動する方
向に回転する。 [0021] 加圧シリンダー(2)は加熱シリンダー(1)に対して
加圧を油圧で加減できるゴム巻付はシリンダーで、自ら
駆動せず、加熱シリンダー(1)に押し当てられて回転
するだけである。 [0022] 張りロール(3)は加温板(4)の回転に依って回転す
るモルトン巻付ロールで、加熱シリンダー(1)と同径
、同幅が好ましい。 [0023] 加温板(4)は加熱シリンダー(1)や張りロール(3
)の幅よりも狭幅で一枚物の板の切口同志を溶接し、溶
接部を研磨して無端状にしたもので、表面はパフ仕上げ
をする。 [0024] さらに、加熱シリンダー(1)から張りロール(3)に
向う途中に剥がしロール(5)を設け、加温板(4)か
ら貼合せ物を剥がす。 [0025] この貼合せ物はその後の工程に設けられているカッター
等の切断手段により所望の大きさに切断される。 [0026] この方法および装置においては加温板(4)が巻かれた
加熱シリンダー(2)は200〜300kg/cm2の
圧力をかけて押し当て、フィルム供給部(6)からポリ
プロピレン等のプラスチックフィルム(7)と厚紙供給
部(8)から印刷された厚紙を供給する。 [0027] プラスチックフィルム(7)を貼合せる接着剤は予め、
加熱・加圧性接着剤を塗布した状態として使用するか、
逆に印刷された厚紙(9)の印刷面接着剤を塗布した状
態で使用しても良い。 [0028] 剥がしローラ(5)で加温板(4)から剥がされた貼合
せ物はデリバリ−ベルト(15)に乗り、装置後方に送
られ、切断等の処理をする。 [0029] 第3図は本発明の他の方法および装置を示す簡略説明図
であり、この装置では前記加熱シリンダー(1)と該加
熱シリンダー(1)の下方の対向する位置に加圧シリン
ダー(2)設け、カリ加熱シリンダー(1)の搬送方向
に前記と同様の張りロール(3)を設け、カリ加熱シリ
ンダー(1)と張りロール(3)との間に前記と同様の
無端状の金属製の加温板(4)を設け、本装置はこの第
一の実施例の装置の前方に予備加熱および侭貼合せ用の
加熱ロール(101)と該加熱ロール(101)の下方
に対向して補助貼合せロール(102)対設しである。 [0030] この装置では、搬送される厚紙(9)とプラスチックフ
ィルム(7)を加熱ロール(101)と補助貼合せロー
ル(102)との間を通し、厚紙(9)とプラスチック
フィルム(7)仮接着したあと、その後方の前記加熱シ
リンダー(1)と加圧シリンダー(2)の間を通し、第
一の実施例と同様、本貼合せおよび光沢仕上げを行り)
、貼合せ物が前記加温板(4)に接着した状態で搬送さ
れ、所定の位置で剥がしロール(5)で剥がされ、加温
板(4)から剥がされた貼合せ物はデリバリ−ベル)
(15)に乗り、装置後方に送られ、切断等の処理をす
る。 [0031] 即ち、本方法は厚紙とプラスチックフィルムとを貼合せ
るとき、従来の方法では1、寒冷地で低温のとき、厚紙
を使用した場合、従来の方法では貼合せものが熱を受け
る時間が不足して、十分な光沢かえられないということ
になる。 [0032] しかしながら第二の実施例の方法および装置では、紙面
の温度が低い厚紙を使用した場合、先ず熱ローラ(11
)と補助ローラ(12)の間を厚紙(12)とプラスチ
ックフィルム(7)が通り、予備加熱されるので一度貼
合せに必要温度以上の熱ロール(101))とほぼ同じ
温度(例えば130°C)まで上昇し、有効貼合せ時間
確保し、−旦は温度が下降する力へ次の前記加熱シリン
ダー(1)と加圧シリンダー(2)の間を通り、加温板
(4)による加熱で温度上昇し、貼合せに必要な温度(
80〜90゜C)でさらに有効貼合せ時間を確保するた
め、十分な光沢かえられる。 [0033] 本発明により得られ貼合せ物は、図2に示すように、例
えば予めプラスチックフィルム(7)に接着剤が設けら
れたものに、厚紙(9)を貼合せた貼合せ物(10)の
接着剤層(11)と厚紙(9)に印刷されたインキ層(
13)の間には第4図に示されたような空間(14)は
無く、また、例えば予め厚紙(9)に接着剤が設けられ
たものに、プラスチックフィルム(7)を貼合せた貼合
せ物(10) [図示せず]も接着剤層(11)と厚紙
(9)に印刷されたインキ層(13)の間には図4に示
されたような空間(14)は無く、透明性の高いフィル
ムを通して印刷物を見た場合、従来あった空間(14)
による屈折率から生じる白抜けや接着剤の固化は起こら
ないため、極めて鮮明に印刷が見え透明性光沢性が向上
する。 [0034]
以上述べたように本発明によれば、加熱シリンダーと加
圧シリンダーとを貼合せた後、そのままで加温している
ので1.貼合せ後の熱が十分にかかるので、接着剤層の
空間がなくなり、透明性・光沢性が非常に向上した。 [0035] また、従来の加熱シリンダーに無端状の金属性の加温板
を張りローラとの間に張り渡した構造としたので、従来
のラインスピードのほぼ2倍以上のスピードで貼合せ可
能となり、このスピードで貼合せても、透明性・光沢性
の低下が生じることなく、むしろ向上した。 [0036] さらに、上記構成の前に予備加熱用の熱ローラおよび加
圧ローラを配置することにより、厚紙の紙面温度がかな
り低くても接着剤層の空間が無く、透明性・光沢性が非
常に良い貼合せ物を得ることができた。 [0037]
圧シリンダーとを貼合せた後、そのままで加温している
ので1.貼合せ後の熱が十分にかかるので、接着剤層の
空間がなくなり、透明性・光沢性が非常に向上した。 [0035] また、従来の加熱シリンダーに無端状の金属性の加温板
を張りローラとの間に張り渡した構造としたので、従来
のラインスピードのほぼ2倍以上のスピードで貼合せ可
能となり、このスピードで貼合せても、透明性・光沢性
の低下が生じることなく、むしろ向上した。 [0036] さらに、上記構成の前に予備加熱用の熱ローラおよび加
圧ローラを配置することにより、厚紙の紙面温度がかな
り低くても接着剤層の空間が無く、透明性・光沢性が非
常に良い貼合せ物を得ることができた。 [0037]
【図1】
本発明の第一の実施例を示す貼合せ装置の説明図である
。
。
【図2】
本発明の方法および装置により、得られた貼合せ物の断
面説明図である。
面説明図である。
【図3】
本発明の第二の実施例を示す貼合せ装置の説明図である
。
。
【図4】
従来の方法により、得られた貼合せ物の断面説明図であ
る。 [0038]
る。 [0038]
1 加熱シリンダー
2 加圧シリンダー
張りローラ
加温板
剥がしローラ
プラスチックフィルム
厚紙
熱ロール
補助貼合せロール
【図1】
【図2】
図面
【図3】
【図4】
冒
Claims (4)
- 【請求項1】 厚紙とプラスチックフィルムとを接着剤を介して貼合せ
る際、加熱シリンダーと加圧シリンダー間を通して貼合
せた後、加温状態を保つことを特徴とする厚紙とプラス
チックフィルムの貼合せ方法。 - 【請求項2】 厚紙と連続状のプラスチックフィルムとを加熱圧着する
装置で、搬送される厚紙とプラスチックフィルムを搬送
する方向に回転する加熱シリンダーと、該加熱シリンダ
ーの下方または上方の対抗する位置に加圧シリンダーを
設け、かつ加熱シリンダーのプラスチックフィルムの搬
送方向後方に張りロールを設け、前記加熱シリンダーと
張りロールとの間に無端状の金属製の加温板を張り渡し
たことを特徴とする厚紙とプラスチックフィルムの貼合
せ装置。 - 【請求項3】 厚紙とプラスチックフィルムとを接着剤を介して貼合せ
る際、加熱シリンダーと加圧シリンダー間を通して仮貼
合せた後、別の加熱シリンダーと加圧シリンダーを通し
て加温状態を保つことを特徴とする厚紙とプラスチック
フィルムの貼合せ方法。 - 【請求項4】 厚紙と連続状のプラスチックフィルムとを加熱圧着する
装置で、搬送される厚紙とプラスチックフィルムを搬送
する方向に回転する加熱シリンダーと、該加熱シリンダ
ーの下方または上方の対抗する位置に加圧シリンダーを
設け、その後方に別の加熱シリンダーと該加熱シリンダ
ーの下方または上方の対抗する位置に加圧シリンダーを
設け、かつ加熱シリンダーのプラスチックフィルムの搬
送方向後方に張りロールを設け、前記加熱シリンダーと
張りロールとの間に無端状の金属製の加温板を張り渡し
たことを特徴とする厚紙とプラスチックフィルムの貼合
せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2413310A JPH04122624A (ja) | 1989-12-26 | 1990-12-21 | 厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法および装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-337476 | 1989-12-26 | ||
JP33747689 | 1989-12-26 | ||
JP2413310A JPH04122624A (ja) | 1989-12-26 | 1990-12-21 | 厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122624A true JPH04122624A (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=26575806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2413310A Pending JPH04122624A (ja) | 1989-12-26 | 1990-12-21 | 厚紙とプラスチックフィルムの貼合せ方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04122624A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574582A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Lower tieplate of nuclear fuel assembly |
JPS5830419A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-22 | Toyota Motor Corp | ス−パタ−ボチヤ−ジヤ |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2413310A patent/JPH04122624A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574582A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Lower tieplate of nuclear fuel assembly |
JPS5830419A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-22 | Toyota Motor Corp | ス−パタ−ボチヤ−ジヤ |
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