JPH04122572A - 研削砥石の回転釣り合い補正装置 - Google Patents

研削砥石の回転釣り合い補正装置

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JPH04122572A
JPH04122572A JP23966190A JP23966190A JPH04122572A JP H04122572 A JPH04122572 A JP H04122572A JP 23966190 A JP23966190 A JP 23966190A JP 23966190 A JP23966190 A JP 23966190A JP H04122572 A JPH04122572 A JP H04122572A
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JP
Japan
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grinding wheel
rotational balance
grinding
balance correction
gravity
Prior art date
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Pending
Application number
JP23966190A
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English (en)
Inventor
Keiichi Yamada
恵一 山田
Yoshiharu Watanabe
良晴 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、研削作業中に、研削砥石の回転釣り合いを自
動的に補正することが可能な研削砥石の回転釣り合い補
正装置に関する。
[従来の技術] 研削作業に用いられる研削砥石は、回転駆動源の作用下
に回転しながら被研削物の加工を行うよう構成されてい
る。このため、回転中の研削砥石にアンバランスが生じ
ると、加工精度に著しい影響を与えることがある。
そこで、研削砥石の回転アンバランスを除去すべく、種
々の回転釣り合い補正装置が提案されている。たとえば
、研削砥石の゛回転により発生する遠心力を利用して回
転釣り合いを取るものがあり、具体的には、研削砥石の
スリーブ内側に三個の鋼球が配置されるとともに、この
鋼球に作用する遠心力を介して研削砥石、の回転釣り合
いを補正した後に、スプリングや油圧クランパにより前
記鋼球を固定するように構成されている(以下、従来例
1と称す)。
さらに、実公昭56−48996号公報に開示されてい
るように、研削砥石の側面に、複数の分割された室を有
する環状ハウジングが設けられ、前記研削砥石のアンバ
ランスに対応して所望の室にクーラント等の液体を注入
して回転釣り合いを取るものが知られている(以下、従
来例2と称す)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来例1では、研削作業中に研削
砥石の磨耗等によりこの研削砥石の重心が軸心からずれ
てアンバランスが生じたときに、研削作業を停止させて
油圧クランパの作用下に鋼球の固定状態を解除し、再度
この鋼球による回転釣り合い補正を行った後、鋼球を固
定させる作業を行わなければならない。これにより、研
削作業の効率化が遂行されず、しかも油圧クランパを備
えるために装置が複雑かつ大型化してしまうという問題
がある。
一方、従来例2でも、研削中にアンバランスが発生する
と、前記従来例1と同様に研削作業を一旦停止させなけ
ればならず、この研削作業全体を自動的にかつ迅速に行
うことができない。
本発明は、この種の問題を解決するた約になされたもの
であり、研削作業中に研削砥石のアンバランスが生じた
ときに、この研削作業を中断させることなく回転釣り合
い補正を遂行することができるとともに、構造が複雑化
および大型化することを阻止可能な研削砥石の回転釣り
合い補正装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は回転自在な円盤
状研削砥石の軸心周りに形成される少なくとも二以上の
円弧状溝部と、 前記円弧状溝部に移動自在に配置されるウェイト部材と
、 前記円弧状溝部に封入される粘性流体とを備えることを
特徴とする。
[作用コ 上記の本発明に係る研削砥石の回転釣り合い補正装置で
は、研削砥石が回転されることにより各溝部に配置され
ているウェイト部材が、この研削砥石の重心を軸心に一
致させる方向に移動して回転釣り合いを取った後に、粘
性流体を介してその位置に保持される。そして、研削中
に研削砥石の磨耗等によりこの研削砥石の重心がずれる
と、ウェイト部材がその重心のずれに対応して移動し、
回転釣り合い補正が自動的に遂行される。従って、研削
作業を中断させることなく回転釣り合い補正作業が行わ
れるとともに、構造の複雑化を招来することがない。
[実施例] 本発明に係る回転釣り合い補正装置について実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は、第1の実施例に係る
回転釣り合い補正装置を示す。この回転釣り合い補正装
置10は、回転自在な円盤状研削砥石12の軸心周りに
等角度間隔離間して形成される複数の円弧状溝部14a
乃至14Cと、前記円弧状溝部14a乃至14Cに移動
自在に配置されるウェイト部材としての複数の鋼球16
と、前記円弧状溝部14a乃至14Cに封入される粘性
流体18とを備える。
この研削砥石12の内周面に、略リング状の支持部材2
0が固定されており、この支持部材20の中心に回転軸
22を挿入するための孔部24が形成されている。支持
部材20の側部には、この孔部24と同心的に円弧状溝
部14a乃至14Cが所定の深さを有して設けられると
ともに、この円弧状溝部14a乃至14Cは、同一の深
さを有するスリット状溝部26a乃至26cにより互い
に連通している。
円弧状溝部14a乃至14Cには、鋼球16が、それぞ
れ三個ずつ移動自在に配置されており、この円弧状溝部
14a乃至14Cおよびスリット状溝部26a乃至26
C内に、粘性流体18として、たとえば、シリコンオイ
ル(粘度指数1,0OOC3T前後〉が封入される。こ
の粘性流体18は、研削砥石12の回転中に鋼球16を
その直径の半分以上浸漬可能な量だけ封入されている。
支持部材20には、円弧状溝114a乃至14Cおよび
スリット状溝部26a乃至26Cを覆うようにしてカバ
一部材28が装着され、このカバ一部材28には、この
円弧状溝部14a乃至14Cおよびスリット状溝部26
a乃至26Cから粘性流体18が漏洩することを阻止す
べくシール部材30が設けられている。
次に、このように構成される回転釣り合い補正装置の動
作について説明する。
図示しない回転駆動源の作用下に回転軸22が回転駆動
され、これに固定されている支持部材20および研削砥
石12が回転される。
ここで、研削砥石120重心がその回転中心(軸心)か
らずれていると、円弧状溝部14a乃至14cに配置さ
れている鋼球16に作用する遠心力の接線分力が、この
鋼球16を円弧状溝部14a乃至14Cに沿って重心を
軸心に一致させる方向へと移動させる。これによって、
研削砥石12の回転釣り合いが補正されることになる。
その際、本実施例では、円弧状溝部14a乃至14C内
に粘性流体18が封入されているため、この円弧状溝部
14a乃至14C内で移動して位置決めされた鋼球16
は、前記粘性流体18の高粘度特性によりその位置で移
動を規制されて保持される。従って、従来のように、回
転釣り合い補正後に鋼球16を固定するための機構を不
要にすることができ、構成が簡素化するという効果が得
られる。
そして、この回転されている研削砥石12により図示し
ない被研削物に所望の研削作業が施される。
ところで、研削作業を遂行していくき、研削砥石12が
磨耗してこの研削砥石12の回転にアンバランスが生じ
易い。この場合、本実施例では、円弧状溝部14a乃至
14C内の鋼球16が、前述したように、研削砥石12
の重心を細心に一致させる方向へと移動して、この研削
砥石12の回転釣り合い補正が自動的に行われる。これ
により、研削作業を中断することなく前記回転釣り合い
補正作業を連続的に遂行することができ、研削工程全体
を一挙に効率的にかつ自動的に行うことが可能になる。
さらに、回転軸22側に振動が発生しても、粘性流体1
8および鋼球16が緩衝手段として作用するため、研削
砥石12に前記振動が伝わることを有効に阻止すること
ができる。
なお、本実施例において、円弧状溝部14a乃至14c
を支持部材20に設けているが、研削砥石12をこの支
持部材20を含めて一体的に成形し、前記研削砥石12
自体の側面に円弧状溝部14a乃至14cを形成するこ
とも可能である。
次に、第2の実施例に係る回転釣り合い補正装置を第3
図および第4図に示す。なお、第1の実施例に係る回転
釣り合い補正装置10と同一の参照符号は、同一の構成
要素を示し、その詳細な説明は省略する。
この第2の実施例に係る回転釣り合い補正装置40は、
それぞれ独立した円弧状溝部42a乃至42Cが形成さ
れた支持部材44を備えており、多円弧状溝部42a乃
至42cに三個の鋼球16と粘性流体18とが、個別に
収容されている。
従って、この回転釣り合い補正装置40は、前述した回
転釣り合い補正装置10と同様の動作を行うことになる
さらにまた、第5図および第6図に、第3の実施例に係
る回転釣り合い補正装置50が示されている。なお、第
1の実施例に係る回転釣り合い補正装置10と同一の参
照符号は、同一の構成要素を示し、その詳細な説明は省
略する。
この第3の実施例に係る回転釣り合い補正装置50は、
支持部材510両側面に、円弧状溝部52a乃至52c
とスリット状溝部54a乃至54Cおよび円弧状溝部5
6a乃至56Cとスリット状溝部58a乃至58 、c
とが、それぞれ連通して設けられている。このため、前
述した第1の実施例に係る回転釣り合い補正装置10と
同様な動作を行う他に、特に研削砥石120回転回転台
い補正作業をより一層確実に遂行し得るという効果が得
られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の回転釣り合い補正装置では、次
のような効果乃至利点を有する。
研削砥石が回転されることにより各溝部に配置されてい
るウェイト部材が、この研削砥石の重心を軸心に一致さ
せる方向に移動して回転釣り合いを取った後に、粘性流
体自体の高粘性特性を介してその位置に保持されるため
、前記ウェイト部材を固定するための専用固定手段が不
要になり、構造の簡素化が可能になる。
さらに、研削砥石の磨耗等によりこの研削砥石の重心が
ずれると、ウェイト部材がその重心のずれに対応して移
動し、回転釣り合い補正が自動的に遂行され、これによ
って研削作業を中断させることなく回転釣り合い補正作
業が効率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る研削砥石の回転釣
り合い補正装置の正面図、 第2図は前記回転釣り合い補正装置の縦断側面図、 第3図は本発明の第2の実施例に係る研削砥石の回転釣
り合い補正装置の正面図、 第4図は前記回転釣り合い補正装置の縦断側面図、 第5図は本発明の第3の実施例に係る研削砥石の回転釣
り合い補正装置の正面図、 第6図は前記回転釣り合い補正装置の縦断側面図である
。 10・・・回転釣り合い補正装置 12・・・研削砥石 14a〜14C・・・円弧状溝部 16・・・鋼球 18・・・粘性流体 20・・・支持部材 26a〜26C・・・スリット状溝部 40・・・回転釣り合い補正装置 42a〜42C・・・円弧状溝部 44・・・支持部材 50・・・回転釣り合い補正装置 51・・・支持部材 52a〜52c、56a〜56c・・・円弧状溝部54
 a 〜54 c、  58 a 〜58 c−xリフ
ト状溝部 特許出願人     本田技研工業株式会社出願人代理
人    弁理士  千葉 側方(他1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転自在な円盤状研削砥石の軸心周りに形成され
    る少なくとも二以上の円弧状溝部と、前記円弧状溝部に
    移動自在に配置されるウェイト部材と、 前記円弧状溝部に封入される粘性流体とを備えることを
    特徴とする研削砥石の回転釣り合い補正装置。
  2. (2)請求項1記載の補正装置において、前記ウェイト
    部材は、複数の鋼球であることを特徴とする研削砥石の
    回転釣り合い補正装置。
JP23966190A 1990-09-10 1990-09-10 研削砥石の回転釣り合い補正装置 Pending JPH04122572A (ja)

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