JPH04122374A - 金属検知装置およびパチンコゲーム機 - Google Patents

金属検知装置およびパチンコゲーム機

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JPH04122374A
JPH04122374A JP24489790A JP24489790A JPH04122374A JP H04122374 A JPH04122374 A JP H04122374A JP 24489790 A JP24489790 A JP 24489790A JP 24489790 A JP24489790 A JP 24489790A JP H04122374 A JPH04122374 A JP H04122374A
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孝俊 武本
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川島 一成
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、金属検知装置およびパチンコゲーム機に関し
、特に、パチンコ玉等の金属の位置を検知するものに関
する。
「従来の技術」 金属検知装置として、例えば、パチンコゲーム機におい
て、その通過経路で金属であるパチンコ玉の通過を検出
する装置がある。パチンコゲーム機では、遊技者の弾く
、いわゆる入玉と、セーフ孔に入った玉に対する賞とし
ての出玉とを各バチンコゲーム嫌について正確に把握す
ることは、遊技場の利益管理や顧客管理の上で最重要な
情報である。
そこで、パチンコゲーム機の通過経路てパチンコ玉の通
過を検知する従来技術として、特公昭64−3506号
公報に開示されたものかある。
すなわち、同公報には、接点対を有する上側シートと下
側シートとを設け、上側シートにパチンコ玉か載ったと
きパチンコ玉の重量て接点対が導通することによりパチ
ンコ玉を検知するものが開示されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の技術では、パチンコゲーム機
の流路でしかパチンコ玉を検知することができないので
、パチンコゲーム機の盤面でのセーフ孔、アウト孔への
パチンコ玉の入り方を検知することができない、このた
め、従来の技術ては、ゲームの進行の様子を知ることが
できず、正確なパチンコゲーム機の管理には機能が不足
しているという問題点かあった。
また、パチンコゲーム機は、種々の周波数のノイズを発
生しており、そのノイズによりパチンコ玉の検知の際に
誤検出のおそれかあるという問題点かあった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、セーフ玉、アウト玉の検出をパチンコゲーム機の
盤面て行なうことかでき、物理的接触がなくとも検出が
可能であるとともに、ノイズによる影響を受けない金属
検知装置およびこのような金属検知装置を備えたパチン
コゲーム機を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 1 複数の並列した折り返し状の送信線を基板の片面に
取り付け、金属の接近により電磁特性が変化する複数の
並列した折り返し状の受信線を、前記送信線と交差方向
で電磁的に結合させて前記基板の反対面に配置して面状
に検知マトリクスな構成した金属センサと、 各送信線に所定の周波数の信号を順次送信する送信回路
と、 前記送信回路と同期して各受信線から信号を順次受信す
る受信回路と、 前記受信回路が受信した信号のノイズを検出するノイズ
検出手段と、 前記ノイズ検出手段からのノイズ信号に応じて前記送信
回路の送信を中止させる送信中止手段と。
前記ノイズ検出手段が検出したノイズの周波数レベルを
測定するノイズレベル測定手段と。
前記ノイズレベル測定手段の測定結果に基づいて、前記
送信回路の送@信号の周波数を、検出したノイズの影響
を受けない周波数に切換える周波数切換手段とを有する
、 ことを特徴とする金属検知装置。
21項記載の金属検知装置を盤面に沿って備え、前記金
属はパチンコ玉であることを特徴とするパチンコゲーム
機に存する。
「作用」 送信回路から複数の折り返し状の送信線に所定の周波数
の信号を順次送信し磁界を発生させると、その送信線と
電磁的に結合した受信線には相互誘導作用により起電力
が発生する。このとき、パチンコ玉のような金属が金属
センサに接近すると、金属の表面には金属センサによる
磁束を打ち消す方向に渦電流が発生する。送信線は、そ
の渦電流の影響でインピーダンスが変化して電流を変化
させ、これに応じて、受信線は、起電力の大きさを変化
させる。受信回路は、送信回路と同期して各受信線から
信号を受信する。受@信号が変化した受信線と、そのと
き送信した送信線との交差位置から検知マトリクスでの
金属の位置を座標として把握することができる。
ノイズ検出手段は、受信回路が受信した信号のノイズを
検出し、送信中止手段は、ノイズ検出手段からのノイズ
信号に応じて送信回路の送信を中止させる。ノイズレベ
ル測定手段は、ノイズ検出手段が検出したノイズの周波
数レベルを測定し、その測定結果に基づいて、周波数切
換手段は、送信回路の送信信号の周波数を、検出したノ
イズの影響を受けない周波数に切換える。
金属検知装置は、パチンコゲーム機の盤面て、パチンコ
玉の動きを座標の変化として追うことができ、パチンコ
ゲーム機では、盤面のセーフ孔。
アウト孔等の要所に金属センサを対応させてゲームの進
行を監視し、入玉、出玉の状況を知り、打ち止め管理や
不正による異常のチエツクをしたり、釘調整等のデータ
として利用したりすることがてきる。
「実施例」 以下1図面に基づき、本発明の各種実施例について説明
する。
第1図〜第16図は本発明の第1実施例を示している。
第1実施例では、金属センサを用いて金属検知装置を構
成し、これをパチンコゲーム機lOに備え付けて適用し
た場合を示している。
第2図および第3図に示すように、パチンコゲーム機1
0の盤面11に沿って金属センサを構成する検知マトリ
クス20が添設されている。
パチンコゲーム機lOの盤面11は案内レール12の内
側がゲーム域をなし、このゲーム域に、パチンコ玉を弾
く多数の釘13.13−・・が打ち込まれ、諸所にセー
フ孔14a、14a−が開設され、ゲーム域の下端にア
ウト孔15が開設されている。
盤面11を覆っている前面ガラス蓋は表面ガラス体16
と内側ガラス体17とによる2重構成となっている。
パチンコゲーム機10の前面にはパチンコ玉の打ち出し
操作をする打ち出しへンドル33と、出玉を受は取る玉
皿34とが設けられている。
第4図に示すように、複数の送信線22は、1本の送信
線22が折返部61でUターンして平行の折り返し状(
またはループ状)に構成され、これらが一方向に並列し
て同一平面上に配置されている。また、複数の受信線2
6も、同様に、1本の受信線26がUターンして平行の
折り返し状(またはループ状)に構成され、これらが一
方向に並列して同一平面上に配置されている。送信端子
23および受信端子27は、パチンコゲーム機に取り付
けたときの内側ガラス体(前面ガラス)17の上下関係
でその下端に集中して配置されている。
各受信線26は、各送信線22と電磁的に結合し、パチ
ンコ玉のような金属の接近により電磁特性が変化するよ
う各送信線22に対する面平行位置に(すなわち、折り
返し状の送信線22を含む面とを平行にして)直角の交
差方向で配置され、各送信線22と各受信線26とで面
状に検知マトリクス20を構成している。
第4図の正面図で、交差する各送信線22と各受信線2
6とにより囲まれる正方形状の各部分は、電磁特性値た
るインピーダンス変化によりパチンコ玉を感知する検知
単位20a、20a−をなしている、検知単位20a、
20a・=のいくつかは、第2図に示すセーフ孔14a
、14a・・・に対応している。検知マトリクス20は
、第3図に示すような盤面11を覆う2枚のガラス体の
うち、内側であって盤面側である内側ガラス体(前面ガ
ラス)17に設けられている。
第5図の(A)に内側ガラス体の拡大断面図を、(B)
に(A)て破線により丸く囲んだ部分の拡大図を示す、
内側ガラス体17は、受信線26のための保護シートで
ある内部保護ガラス板17a、受信側ガラスベース基板
17b、送信側ガラスベース基板17c、送信線22の
ための保護シートである外側ガラス板17dの4重積層
の構成を有している。内側ガラス体(前面ガラス)17
は、代表的に縦の長さaが367■−±10醜鳳、横の
長さbが405■璽±10簡■の大きさの四角形状を有
するガラス基板であって、3.0〜3.5−1の厚さを
有している。内部保護ガラス板17aと外側ガラス板1
7dとは、受信側ガラスベース基板17bおよび送信側
ガラスベース基板17cより縦の長さが短く、内側ガラ
ス体17は、下端17Pが露出している。
内部保護ガラス板17aと受信側ガラスベース基板17
bとの間には、複数の並列した折り返し状の受信線26
(第4図に示す)か挟装され、送信側ガラスベース基板
17cと外側ガラス板17dとの間には、複数の並列し
た折り返し状の送信線22(第4図に示す)か挟装され
ている。
従って、内側ガラス体17は、送信側ガラスベース基板
17cの一方の面上に送信線22を透明接着剤層18a
により貼り合わせて配置し、その上に外側ガラス板17
dを透明接着剤層18bにより貼り合わせ、受信側ガラ
スベース基板17bの他方の面上に受信線26を透明接
着剤層18cにより貼り合わせて配置し、その上に内部
保護ガラス板17aを透明接着剤層18dにより貼り合
わせ、送信側ガラスベース基板17cの他方の面と、受
信側ガラスベース基板17bの他方の面とを透明接着剤
層18eにより貼り合わせて構成される。
複数の送信線22の表側である外側ガラス板17dの表
面の全面上には、シールド用の透明導電膜か添設されて
いる。透明導電膜は、酸化インジウム(1,T、O,)
の膜あるいは酸化スズの膜等により形成される。
第4図に示すように、四角形状の送信側ガラスベース基
板17cは、その縦方向の一辺に沿って細長いフレキシ
ブルプリント基板(FPC)から成る送信側折返基板1
9aを接着し、縦方向の反対側の辺と下端の辺の一部に
沿って同しくフレキシブル基板から成るL字状の送信側
引回基板19bを接着している。送信側折返基板19a
は、第6図に示すように、銅箔から成る導電体パターン
により複数、具体的には32本の弧状の折返部61を一
列に形成し、第7図に示すように、各折返部61の一端
61aにワイヤ62の一端62aを半田63を用いた半
田付けまたは溶接により接続している。
第8図は、第4図および第5図で破線により丸く囲んだ
部分の拡大図を示す、第8図に示すように、反対側の送
信側引回基板19bの下端にはその縁上に1辺の一部に
沿って、銅箔から成る導電体パターンにより複数、具体
的には64本の縦方向にのびる外部接続用の送信端子2
3が形成されている。
送信端子23は、第5図(A)に示すように、内側ガラ
ス体17の下端17pに配置され、外側ガラス板17d
に被覆されず、露出している。すなわち、外側ガラス板
17dは、送信側ガラスベース基板17c上で送信端子
23を除く送信線22の上に貼り合わせられている。各
送@線22の端子側は、各送信線22の送信端子23と
各送信端子23への引回部64とを有している。各送信
端子23への引回部64は、導電体パターンにより送信
側引回基板19bに形成され、各送信端子23から送信
側引回基板19bに沿ってのびている。
各折111161の一端61aからのびるワイヤ62の
他端62bは、ワイヤ62に張りを持たせ、対応する端
子側の引回部64の始点64aに、半田63を用いた半
田付けまたは溶接により接続して、引回部64を介して
送信端子23に接続されている。なお、引回部64は、
高周波障害を除去するため、2本の直線部分を円弧部6
4Rで接続している。
同様に、四角形状の受信側ガラスベース基板17aは、
その横方向の上端の一辺に沿って受信側折返基板29a
を接着し、横方向の下端の辺の一部に沿って細長い受信
側引回基板29bを接着している。受信側折返基板29
aは、−送信側折返基板19aと同様に、銅箔から成る
導電体パターンにより複数、具体的には32本の弧状の
折返部61を形成し、各折返部の一端61aにワイヤ6
2の一端62aを半田63を用いた半田付けまたは溶接
により接続している。
反対側の受信側引回基板29bの下側一端にはその縁上
に、辺の一部に沿って、送信側ガラスベース基板17c
に受信側ガラスベース基板17bを貼り合わせたとき、
互いに重ならない非対向位置に、銅箔から成る導電体パ
ターンにより複数。
具体的には64本の縦方向にのびる外部接続用の受信端
子27が形成されている。
受信端子27は、第5図に示すように、内側ガラス体1
7の下端17Pに配置され、内部保護ガラス板17aに
被覆されず、露出している。すなわち、内部保護ガラス
板17aは、受信側ガラスベース基板17b上て受信端
子27を除く受信線26の上に貼り合わせられている。
各受信線26の端子側は、各受信線21の受信端子27
と各受信端子27への引回部64とを有している。各受
信端子27への引回部64は、導電体パターンにより受
信側引回基板29bに形成され、各受信端子27から受
信側引回基板29bに沿ってのびている。
各折返部61の一端61aからのびるワイヤ62の他端
62bは、ワイヤ62に張りを持たせ、対応する端子側
の引回部64の始点64aに、半田63を用いた半田付
けまたは溶接により接続して、引回部64を介して受信
端子27に接続されている。
送信線22と受信線26とは、このように、各折返基板
19a、29aに形成された各折返部61と、各引回基
板19b、29bに形成された各引回部64と、各ワイ
ヤ62と、送信線22の端部をなす送信端子23、受信
線26の端部をなす受信端子27とにより構成されてい
る。なお、各ワイヤ62は、遊技客に目立たなくするた
め、その表面がつや消し処理を施した黒色てあり、光の
反射を防ぐようにしである。
通常のパチンコゲーム機10に好適な検知マトリクス2
0のパターンは、送信線22か32行。
受信線26か32列で、検知単位20aの個数が合計1
024個のパターンである。なお、第4図では、外側以
外のパターンを省略して図示している。
送信線22.受信線26を構成するワイヤの太さは、好
適に25#Lm〜30pmの値に設定される。本実施例
の場合、第4図に示すように、送信端子23および受信
端子27の全体の輻C,dは、それぞれ126mmであ
り、また、第6図に示すように、送信側折返基〜板19
aおよび送信側引回基板19bの縦方向に伸びる部分の
幅e、fは、それぞれ10m■以下に形成される。
また、第8図に示すように、送信端子23および受信端
子27のそれぞれ1本の輻gは、1.5−一である。引
回部64の輻e、fをlO會1以下とすることによって
、送信側折返基板19aおよび送信側引回基板19bは
、パチンコゲーム機の内側ガラス体(前面ガラス)17
のための取付枠に隠れて、遊技客のいる正面側から見え
ないようになっている。
取付枠の内側下部には、第9図に示すように、送信回路
基板66aと受信回路基板66bとが設置され、送信回
路基板66aには、検知マトリクス20の複数の送信線
22へ送信する送信回路40が設けられ、受信回路基板
66bには、複数の受信線26から受信する受信回路5
0が設けられている。これらの基板66a、66bの上
には、送信端子23および受信端子27に対応する位置
に送信コネクタ67aと受信コネクタ67bとが設けら
れている。
送信コネクタ67aは送信端子23を送信回路基板66
a上の送信回路40に着脱可能に接続するためのエツジ
コネクタであって、受信コネクタ67bは受信端子27
を受信回路基板66b上の受信回路50に着脱可能に接
続するためのエツジコネクタである。すなわち、送信コ
ネクタ67aおよび受信コネクタ67bは、送信回路基
板66aと受信回路基板66bとに沿った細長い絶縁体
68の上部にその長さ方向に沿って溝68aが形成され
、その溝68aの底部に各回路基板66a、66bに接
続する多数の導電性線材が互いに接触しないようにベー
スとなるゴムて絶縁された状態で各基板66a、66b
に対し垂直方向に埋まって構成されている。
各絶縁体68の溝68aには、送信端子23および受信
端子27を配置した内側ガラス体(前面ガラス)17が
挿入可能てあり、送信コネクタ67aは、内側ガラス体
17を両面から挟んだ状態で送信線22の送信端子23
と接続し、受信コネクタ67bは、その状態で受信線2
6の受信端子27と接続する。
送信端子23および受信端子27と送信回路40および
受信回路50との接続は、送信端子233よび受信端子
27を送信コネクタ67aおよび受信コネクタ67bに
接続可能に内側ガラス体17の下側に位置付け、溝68
aに挿入して、その約1.2Kgの自重て送信端子23
および受信端子27が送信コネクタ67aおよび受信コ
ネクタ67bと確実に接続するように内側ガラス体17
を取付枠内に取り付けることによって行なわれる。
パチンコ玉を検知するための金属検知装置を構成する信
号処理システムは第1θ図〜第14図に示すとおりであ
る。
第1θ図に示すように、検知マトリクス20は、マトリ
クスI10送信・受信ボード171を介してCPUメモ
リコントロールボード172の統御下にある。CPUメ
モリコントロールボード172は、通信回線179で通
信可能となっており、また、RAMカード173のデー
タを読取って利用することが可能となっている。RAM
カート173には、セーフ孔14a、14a・−・の位
置のデータやセーフ孔14a、14a=に入るパチンコ
玉の検出アルゴリズム等が記録されている。
CPUメモリコントロールボート172は、オプション
カード174にデータを記録することも可能てあり、オ
プションカート174に記録されたデータを、外部に用
意されたコンピュータ175により演算し、パチンコ玉
の軌跡を表示・印刷することがてきる。
マトリクスI10送信・受信ボート171は、送信回路
40を設けた送信回路基板66aと、受信回路50を設
けた受信回路基板66bとを有している。送信回路40
は各送信線22に所定の周波数の信号を順次送信する回
路であり、受信回路50は送信回路40と同期して各受
信線26から信号を順次受信する回路である。
送信回路40は、第11図に示すように、送信コネクタ
41と、送信コネクタ41に接続した増幅器42および
チャンネル切替ロジック43と、増幅器42およびチャ
ンネル切替ロジック43に接続したアナログマルチプレ
クサ44と、アナログマルチプレクサ44に接続すると
ともに、送信コネクタ67aを介して複数、具体的には
32回路の送信線22側にそれぞれ接続した32個のP
NP+NPHのトーテムポールドライバ45とにより構
成されている。
チャンネル切替ロジック43は、第12図に示すように
、カウンタIC43aを有効に利用して、クロック用と
リセット用との2本の制御線で動作を行なうものである
受信回路50は、第13図に示すように、受信コネクタ
67bを介して複数、具体的には32回路の受信線26
偏にそれぞれ接続した32個のCTセンサ(変流器)5
1と、CTセンサ51に接続したアナログマルチプレク
サ52と、アナログマルチプレクサ52に接続した増幅
器53およびチャンネル切替ロジック54と、増幅器5
3およびチャンネル切替ロジック54に接続した受信コ
ネクタ55とにより構成されている。CTセンサ51は
、各受信線26とアナログマルチプレクサ52とを絶縁
するとともに、各受信線26からの信号を10倍に増幅
するものである。チャンネル切替ロジック54は、送信
回路40のチャンネル切替ロジック43と同様の部材で
ある。
第14図に示すように、CPUメモリコントロールボー
ド172は、送信側では、CPUユニット30に接続し
たCPUコネクタ46と、CPUコネクタ46を介して
CPUユニット30からのスタート信号に応じて送信ク
ロックを送るシーケンス制御回路47と、送信クロック
を受けて送信信号を送るバントパスフィルタ48と、送
信信号を増幅して送信コネクタへ送る増幅器49とを有
している。
また、CPUメモリコントロールボード172は、受信
側では、受信コネクタ55からの受信信号を増幅する増
幅器71と、増幅信号を受けるバンドパスフィルタ72
と、バンドパスフィルタ72からの受信信号を受ける全
波整流・増幅器73と、余波整流・増幅器73からの受
信信号を受ける2段のローパスフィルタ74a、74b
と、ローパスフィルタ74bからの受信信号を受け、シ
ーケンス制御回路47により制御されてデジタルデータ
を双方向RAM76に送るA/Dコンバータ75と、そ
のデジタルデータを受け、シーケンス制御回路47によ
り制御されて受信データを書込み、CPUコネクタ46
からの読出信号に応じて受信データなCPUコネクタ4
6を介してCPUユニット30に送る双方向RAM76
とを有している。
双方向RAM76は、内部にカウンタを持ってSす、パ
チンコ玉のマトリックスデータの処理は、すべてそのカ
ウンタにより行なっている。さらに、CPUメモリコン
トロールボード172は、電源ユニット77を有してい
る。
送信線22への電圧波形としては、周波数1〜1.3M
HzのOvを中心とした連続のサイン波が好適である。
ところで、パチンコゲーム41!lOは、その機種によ
って種々の周波数のノイズを発生している。
このノイズの周波数と検知マトリクス20への送信周波
数とが一致または接近していると、パチンコ玉の検出精
度が著しく悪化する。このノイズによる影響を取り除く
ためには、例えば、パチンコゲーム機lOの機種に応し
て、1〜1.3MHzの周波数帯のうちそのノイズの周
波数と一致または接近しない送信周波数の金属検知装置
を数機種子め準備しておき、取り付けるパチンコゲーム
機10に応じて、それに適した送信周波数の金属検知装
置を選択してパチンコゲーム機lOに取付けるようにす
ればよい、この方法によれば、安価な製造コストでノイ
ズによる影響を取り除いて、パチンコ玉の検出精度を上
げることかでき、また、予めパチンコゲーム機lOに最
も適した機種の金属検知装置を選択しておくことにより
、パチンコゲーム機lOへの適用が容易となる。
しかしながら、本実施例の金属検知装置は、パチンコゲ
ーム機10の機種にかかわらず1つの機種で適応するこ
とかできるものとして、第1図に示すような構成を有し
ている。すなわち、金属検知装置は、ノイズ検出手段3
5と、ノイズレベル測定手段36とを有し、CPUユニ
ット30に送信中止手段37と、周波数切換手段38と
を有している。
ノイズ検出手段35は、受信回路50か受信した信号を
受け、そのノイズを検出したときノイズ信号を出力する
手段である。送信中止手段37は、CPUユニット30
により構成され、ノイズ検出手段35からのノイズ信号
に応じてシーケンス制御回路47の送信クロックの送信
を停止させることにより、送信回路40の送信を中止さ
せる手段である。ノイズレベル測定手段36は、ノイズ
検出手段35に接続されてノイズ検出手段35が検出し
たノイズの周波数レベルを測定する手段である0周波数
切換手段38もまた。CPUユニット30により構成さ
れ、ノイズレベル測定手段36の測定結果に基づいて、
送信回路40の送信信号の周波数を、検出したノイズの
影響を受けない周波数に切換える手段である。ノイズの
影響を受けない周波数への切換えは、プログラムまたは
ハードウェアによって行なわれ、予め設定したzIi類
の周波数、例えば、IMHzEよび1.3MHzのうち
のいずれかに切換えることにより行なわれる。
次に作用を説明する。
CPUユニット30からのアドレス信号およびコントロ
ール信号は、CPUコネクタ46を経て、パチンコゲー
ム機lOに伝達される。
パチンコゲーム機lOでは、送信側て、シーケンス制御
回路47がスタート信号を受け、16MHzの原振クロ
ックを必要に応じて分周して送信クロックを出力する。
シーケンス制御回路47からの送信クロックは、バンド
パスフィルタ48によりデジタル信号からアナログ信号
へと波形整形された後、増幅器49により増幅され、送
信コネクタ41へと送られる。
さらに、送信信号は、送信回路40で増幅器42により
増幅される。アナログマルチプレクサ44は、チャンネ
ル切替ロジック43により切替えられたチャンネルで、
トーテムポールドライバ45を順次動作し、それにより
トーテムポールトライバ45は、増幅器42により増幅
された信号を所定の周期で送信線22に順次出力するも
のである(第15図ステップ91参照)。
受信側では、第13図に示すように、複数の受信線26
にあられれる電磁特性値たる電流が、CTセンサ51に
より10倍に増幅される。CTセンサ51により増幅を
行なうため、それだけ受信側の増幅器の増幅度を大きく
する必要かなくなる。CTセンサ51による増幅は、各
受信線26とアナログマルチプレクサ52とを絶縁して
行なわれるため、ノイズを発生させずに行なうことがて
きる。これにより、OPアンプを用いた場合に比べて、
OPアンプ自体によるノイズや直流ドリフトの発生を防
止することができ、受信信号の検出精度を良くすること
ができる。CTセンサ51を用いたことにより、CTセ
ンサに比べて一般に大型であるOPアンプを用いる必要
がなくなり、マトリクスI10送信・受信ボード71の
小型化が可能となっている。
アナログマルチプレクサ52は、CTセンサ51を経た
各受信線26からの信号を、チャンネル切替ロジック5
4により切替え、所定の周期で順次出力するものである
。アナログマルチプレクサ52からの信号は、増幅器5
3により100倍に増幅される(第15図ステップ92
参照)。
受信信号は、受信コネクタ55、増幅器71、バンドパ
スフィルタ72を経て、増幅および検波か行なわれる。
バントパスフィルタ72からの受信信号は、$16図の
(A)に示すように、数サイクルを1スキヤンとしたア
ナログ信号となっている。このアナログ信号は、余波整
流・増幅器73で、第16図の(B)に示すように、波
形整形か行なわれる。
その余波整流・増幅器73からの信号は、ローパスフィ
ルタ74aて、第16図の(C)に示すように、積分処
理により平均化が行なわれ、さらに、ローパスフィルタ
74bて、第16図の(D)に示すように、平均化か行
なわれる。これにより、ノイズも受信信号と平均化され
るか、ノイズの量は信号に比べ極〈わずかであり、ノイ
ズによる誤差は無視することができる。ローパスフィル
タ74a、74bにより平均化を行なう際には、すでに
バンドパスフィルタ72を通過した後であるので、誤差
を引き起こすほどのノイズは存在しないからである。送
信周波数は、このために、パチンコゲーム機lOのノイ
ズの影響を受けない周波数に選択されるが、バントパス
フィルタ72には、その送信周波数に適したものか用い
られる。
次に、受信信号は、A/Dコンバータ75に送られる。
A/Dコンバータ75は、例えば12ビット等所定のビ
ット単位で検知マトリクス20からの信号をデジタル信
号に変換し、シーケンス制御回路47により制御されて
受信データを双方向RAM76に記録させる(第15図
ステップ93参照)、この処理スピードは、1秒間に2
万5千回の高速である。双方向RAM76は、シーケン
ス制御回路47からの書込信号によりCPUユニット3
0の動作とは無関係に受信データを記録した後、lクロ
ックを入力することによりアドレスを+1アウプする(
第1556ステツプ94参照) 双方向RAM76の容
量は、例えば、2048バイトである。
こうして、受信回路50のアナログマルチプレクサ52
が、各受信線26からの信号を切替え(第15図ステッ
プ95参照)、32木の受信線26に応じて32回、上
記ステップを繰返す(第15図ステップ96参照)、3
2回繰返したならば、送信回路40のアナログマルチプ
レクサ44が送信線22を切替え(815図ステップ9
7参照)、再び、信号処理を繰返す。
CPUユニット30は、必要に応じて読出スタート信号
により双方向RAM76に記録されたパチンコ玉の位置
に関するデータを読出し、演算処理を行なう、そして、
CPUユニット30は、この処理を繰返す、CPUメモ
リコントロールボート72の各回路とCPUユニット3
0とは、互いに待ち時間を無視して処理が行なわれるた
め、CPUユニット30の負担が軽減され、CPUユニ
ット30の処理速度を速くすることができる。
なお、CPUユニット30は、玉検出のアルゴリズムか
簡単なものであるならば、安価な8ビツトのCPUを用
いれば十分であり、複雑なアルゴリズムを必要とする場
合には、高速処理を行なうため、16ビツトCPUを用
いるものを選択するとよい、いずれの場合にも、パチン
コ玉のスキャンニングの速度は、スキャンニングにCP
Uを介していないため、CPUの影響を受けることはな
い。
このように、送信回路40から複数の折り返し状の送信
線22に所定の周波数の信号を順次送信し磁界を発生さ
せると、その送信線22と電磁的に結合した受信線26
には、相互誘導作用により起電力が発生する。このとき
、金属であるパチンコ玉が検知マトリクス20の検知単
位20aに接近すると、パチンコ玉の表面に検知マトリ
クス20による磁束を打ち消す方向に渦電流が発生する
。送信線22は、その渦電流の影響でインピーダンスか
変化して電流を変化させ、これに応じて、受信線26は
起電力の大きさを変化させる。
受信回路50は、シーケンス制御回路47により送信回
路40と同期して各受信線26から信号を受信する。受
信信号が変化した受信線26と。
そのとき送信した送信線22.22・・・とをスキャン
ニングにより検出し、その交差位置から検知マトリクス
20てのパチンコ玉の位置を座標として把握することが
てきる。検知単位20aの個数は送信線22が32行、
受信線26が32列て合計1024個であるため、パチ
ンコ玉か盤面11のどのセーフ孔14aおよびアウト孔
15を通過しても検出することかできる。
なお、送信線22への電圧波形は、Ovを中心とした連
続のサイン波であるため、矩形波のようなノイズの発生
かなく、CPUユニット30などの他の機器への影響を
防止することができる。
また、電圧波形は、送信周波数帯が1〜1.3M Hz
であるため、パチンコゲーム機lOの周辺機器からのノ
イズを受けに<<シたうえに、反応感度を大きくするこ
とかできる。なお、1〜1.3MHzの周波数帯の信号
を処理することができる部品は、それ以上の周波数帯の
信号を処理する部品に比べて安価である。
次に、ノイズの影響を除去する作用について説明する。
ノイズ検出手段35は、パチンコゲーム機lOかノイズ
を発生し、受信回路50の受信信号にノイズを含むとき
、受信回路50か受信した信号のノイズを検出する。送
信中止手段37は、ノイズ検出手段35からのノイズ信
号に応じて送信回路40の送信を中止させる。ノイズレ
ベル測定手段36は、ノイズ検出手段35が検出したノ
イズの周波数レベルを測定する。その測定結果に基づい
て、周波数切換手段38は、送信回路40の送信信号の
周波数を、予め設定されたzIi類の周波数、1MHz
および1.3MHzのうち、検出したノイズの影響を受
けない周波数に切換える。こうして、ノイズによる影響
を受けずに良好なパチンコ玉の検出精度を得ることがで
きる。
このような構成によれば、適用するパチンコゲーム機の
機種の選別を行なうことなく、1つの機種の金属検知装
置で、それぞれ異なる周波数のノイズを発生する種々の
パチンコゲーム機lOに対応することができ、特有のノ
イズ周波数を発生する新機種のパチンコゲーム機にも速
やかに適用することができる。
また、内部保護ガラス板17aおよび外側ガラス板17
dは、送信線22および受信線26を、衝撃などによる
物理的損傷、ごみやほこり、酸化などによる腐食から保
護し、検知マトリクス20の耐久性をのばすことができ
る。
また、外側ガラス板17dの表面の透明導電膜は、外側
からの金属や誘導体の電気的影響をシールドするととも
に、パチンコ玉に対する反応感度を上げる作用を有する
CPUユニット30は、RAMカード73に記録された
、セーフ孔14a、14a・−・やアウト孔15等の要
所に対応している検知単位20a。
20 a =−の位置のデータを読出し、パチンコゲー
ム機10の盤面11でのパチンコ玉の入玉状況等、その
動きを座標の変化として追いゲームの進行を監視する。
そして入玉、出玉等の状況を知ることにより、打ち止め
管理や不正による異常のチエツクをしたり、釘調整等の
データとして利用したりすることができる。RAMカー
ド73は、新機種のパチンコゲーム機lOてパチンコ玉
の入玉状況を監視する場合には、それに応じてRAMカ
ードを交換すればよい、RAMカード73は、同一機種
のパチンコゲーム機lOに用いるものであれば、1つの
カードをコピーして製造することができる。
なお、送信端子23と受信端子27とを下側にして取付
枠の内側下部の送信コネクタ67aと受信コネクタ67
bとに接続するため、内側ガラス体(前面ガラス)17
の重さを利用して接続を確実に行なうことができ、また
、内側ガラス体17を取付枠に取付ける際に、接続を同
時に行なうことかできる。しかしながら、取付枠の内側
上部に送信コネクタ67aと受信コネクタ67bとを設
け、送信端子23と受信端子27とを上側にして取り付
けるようにしてもよい、この場合、送信回路基板66a
、受信回路基板66b、送信コネクタ67a、受信コネ
クタ67bを目立たなくすることがてきる。
検知マトリクス20を設けた内側ガラス体17の交換や
取付けは、送信コネクタ67aおよび受信コネクタ67
bが着脱可能てあり、内側ガラス体17を取付枠の送信
回路40および受信回路50から取り外すことが容易で
あるため、故障した検知マトリクス20の交換か容易で
あり、検知マトリクス20を搭載していないパチンコゲ
ーム機に検知マトリクス20を取り付けることも容易に
行なうことができる。
また、送信線22および受信線26の折返部61を導電
体パターンにより形成しているため、送信線22および
受信線26の製造が容易であり、送信線22および受信
線26の引回部64を導電体パターンにより形成してい
るため、さらに送信線22および受信線26の製造か容
易となっている。
なお、本実施例に3いて、周波数切換手段38は、2.
1i類の周波数を選択する方式を利用するもののほか、
PLL (フェーズ・ロックド・ループ)を用いて任意
の周波数に切換える方式を利用するものであってもよい
次に、本発明の第2実施例について説明する。
本実施例は、内側ガラス体が内部保護ガラス板とガラス
ベース基板と外側ガラス板との3重積層構成であるほか
は、第1実施例と同様であり、第1実施例の部材と同一
の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する
第17図は、第2実施例の検知マトリクスを有する内側
ガラス体の構造を示している。すなわち、内側ガラス体
17は、内部保護ガラス板17a、ガラスベース基板8
7.外側ガラス板17cの3重積層構成となっており、
複数の並列した折り返し状の受信線26はガラスベース
基板87の片面に形成され、その上に内部保護ガラス板
17aが貼り合わせられ、複数の並列した折り返し状の
送信線22はガラスベース基板87の反対面に形成され
、その上に外側ガラス板17cか貼り合わせられている
なお、送信線22および受信線26のパターン処理をガ
ラスベース基板87の両面に行なう代りに、内部保護ガ
ラス板17aと外側ガラス板17cとに形成してもよい
また、ガラスベース基板87bを、ガラスのほか、プラ
スチックフィルムにより構成してもよし) 次に、本発明の第3実施例について説明する。
本実施例は、引回基板がその両面に引回部を形成してい
るほかは、#Sl実施例と同様であり、第1実施例の部
材と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を
省略する。
第18図に示すように、四角形状の送信側ガラスベース
基板17cは、その縦方向の一辺に沿って細長いフレキ
シブルプリント基板(FPC)から成る送信側折返基板
19aを接着し、縦方向の反対側の辺と下端の辺の一部
に沿ってL字状の送上側引回基板119を接着している
。送信側引回基板119の下端には、第4図に示すよう
に1辺の一部に沿って、同じくフレキシブルプリント基
板から成る、複数、具体的には64本の縦方向にのびる
外部接続用の送信端子23が形成されている。
各送信端子23への引回部64は、各送信端子23から
送信側引回基板119の両面に1本ごとに交互にのびて
いる。各引回IIA64のうち送信側引回基板119の
裏面側、すなわち送信側ガラスベース基板17cに面す
る側にある引回部64の端部の始点64aは、送信側引
回基板119の対応する位置に形成されたスルーホール
120により表側に接続される。各引回部64の始点6
4aは、対応する各折返部の一端61aからのびるワイ
ヤ62の他端62bに、ワイヤ62に張りを持たせて、
半田63を用いた半田付けまたは溶接により接続されて
いる。
本実施例では、引回基板119の両面に引回部64を形
成しているため、ガラスベース基板17cの縦方向にの
びる引回部64の幅を、例えば、約10■璽以下に容易
に短くすることかできる。
なお、受信側ガラスベース基板の受信側引回基板も、送
信側引回基板119と同様にスルーホールを形成して、
その両面に1本ごとに交互に引回部を形成することかで
きる。
また、引回部の幅を短(するためには、引回基板の両面
に引回部を設けるほか、引回基板を複数枚積層して構成
してもよい。
次に、本発明の第4実施例について説明する。
本実施例は、CTセンサの代りに増幅器を用いているほ
かは、第1実施例と同様であり、第1実施例の部材と同
一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
第19図に示すように、受信回路50では、32回路の
増幅器151が、それぞれ32回路の受信線26側に接
続されている。これらの増幅器151は、受信線26か
らの信号を増幅してアナログマルチプレクサ52に送る
ものである。このように、CTセンサの代りに増幅器1
51を用いて受信回路50を構成することも可能である
なお、各実施例において、折返基板および引回基板は、
その一方または両方かフレキシブルプリント基板(FP
C)の代りに、薄いガラスエポキシ基板から成っていて
もよい、ガラスエポキシ基板は、乳白色のため、使用し
たとき目立たず、また、熱に強いため、送信線や受信線
のワイヤを半田付けする際、熱て破壊されるのが防止さ
れる。
「発明の効果」 本発明にかかる金属検知装置およびパチンコゲーム機に
よれば、物理的接触がなくとも金属の検出が可能で、耐
久性を有するものである。
特に、パチンコゲーム機では、盤面上のパチンコ玉の飛
跡や遊技客が打ち込んだパチンコ玉の数、セーフ孔への
入玉率などのデータを容易かつ迅速に得ることが可能と
なり、ゲームの詳細を遠隔で知ることができるから、パ
チンコゲーム機の計数管理の水準を上げることができ、
また、パチンコゲーム機の釘の調整が誰にても容易に行
なうことができる。
また、ノイズを検出するとき、送信を中止するとともに
、送信信号の周波数を、検出したノイズの周波数の影響
を受けない周波数に切換えるため、パチンコゲーム機等
で発生するノイズの影響を受けず、ノイズによる誤検出
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明の第1実施例を示しており、
第1図は金属検知装置のノイズを除去する概略構成を示
すブロック図、第2図はパチンコゲーム機と検知マトリ
クスとを概念的に分解して示した斜視図、第3図はパチ
ンコゲーム機の部分縦断面図、第4図は検知マトリクス
の正面図、第5図は検知マトリクスを有する内側ガラス
体の拡大断面図、第6図は送信線の詳細な正面図、第7
図はワイヤの接続状態を示す送信線の拡大断面図、第8
図は送信端子の拡大正面図、第9図は内側ガラス体を送
信コネクタおよび受信コネクタに接続した状態を示す斜
視図、!$lO図は金属検知装置の概略構成図、第11
図はマトリクスI10送信・受信ボードの送信回路のブ
ロック図、第12図はチャンネル切替ロジックの主要部
を示すブロック図、第13図はマトリクスI10送信・
受信ボードの受信回路のブロック図、第14図はCPU
メモリコントロールボードの受信および送信回路のブロ
ック図、j@15図は検知マトリクスのスキャンニング
のフローチャート、第16図は受信信号の信号処理を示
す波形図、第17図は第2実施例の検知マトリクスを有
する内側ガラス体の拡大断面図、第18図は第3実施例
の引回基板の概略正面図、第19図は第4実施例の受信
回路の要部を示すブロック図である。 B・−・パチンコ玉 10・・・パチンコゲーム檄 11−・・盤面 13・・・釘 14 a−=セーフ孔 15−・・アウト孔 17−・・内側ガラス体 19a、29B−−−折返基板 19b、29b・・・引回基板 20・・・検知マトリクス 20 a −・・検知単位 22−・・送信線 23・・・送信端子 26・・・受信線 27−・・受信端子 30・・・CPUユニット 35・・・ノイズ検出手段 36・・・ノイズレベル測定手段 37−・・送信中止手段 38・・−周波数切換手段 40−・・送信回路 44.52−・・アナログマルチプレクサ47−・・シ
ーケンス制御回路 50−・・受信回路 51−CTセンサ 61・・・折返部 62・・・ワイヤ 64−・・引回部 67a・・・送信コネクタ 67 b−・・受信コネクタ 75・・・A/Dコンバータ 171−・・マトリクスI10送信・受信ボード172
−CP Uメモリコントロールボード173・・−RA
Mカート 174・・・オプションカード 175−・・パーソナルコンピュータ 179−・・通信回線 第 図 第 図 第 3 図 17内gIIガラス体 ヂ 第 図 2b 9a 第 図 1a 第 図 第 図 第 図 第11 図 第 図 3a 第13 図 5゜ 第 図 第 図 篤17 図 8c 第18 図 第 図 アナログマルチプレクサ52へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の並列した折り返し状の送信線を基板の片面に
    取り付け、金属の接近により電磁特性が変化する複数の
    並列した折り返し状の受信線を、前記送信線と交差方向
    で電磁的に結合させて前記基板の反対面に配置して面状
    に検知マトリクスを構成した金属センサと、各送信線に
    所定の周波数の信号を順次送信する送信回路と、 前記送信回路と同期して各受信線から前号を順次受信す
    る受信回路と、 前記受信回路が受信した信号のノイズを検出するノイズ
    検出手段と、 前記ノイズ検出手段からのノイズ信号に応じて前記送信
    回路の送信を中止させる送信中止手段と、前記ノイズ検
    出手段が検出したノイズの周波数レベルを測定するノイ
    ズレベル測定手段と、前記ノイズレベル測定手段の測定
    結果に基づいて、前記送信回路の送信信号の周波数を、
    検出したノイズの影響を受けない周波数に切換える周波
    数切換手段とを有する、ことを特徴とする金属検知装置
    。 2、請求項1記載の金属検知装置を盤面に沿って備え、
    前記金属はパチンコ玉であることを特徴とするパチンコ
    ゲーム機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5769416A (en) * 1993-04-28 1998-06-23 Kabushiki Kaisha Ace Denken Metallic body detecting apparatus

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