JPH04122264A - 穿刺針ガイドチューブ - Google Patents

穿刺針ガイドチューブ

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JPH04122264A
JPH04122264A JP2243301A JP24330190A JPH04122264A JP H04122264 A JPH04122264 A JP H04122264A JP 2243301 A JP2243301 A JP 2243301A JP 24330190 A JP24330190 A JP 24330190A JP H04122264 A JPH04122264 A JP H04122264A
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JP
Japan
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tube
lumen
balloon
sub
puncture needle
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Pending
Application number
JP2243301A
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English (en)
Inventor
Haruhiro Inoue
晴洋 井上
Mamoru Nishijima
西島 護
Kenichi Hashimoto
賢一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、肝疾患に由来する食道静脈瘤の治療法の1つ
である硬化療法に使用される穿刺針ガイドチューブに係
り、操作が簡便で、常に安全かつ確実に静脈瘤の捕捉と
薬剤注入ができる構造をもつ食道静脈瘤硬化療法用の穿
刺針ガイドチューブに関する。
〔従来の技術〕
肝硬変などに伴う食道静脈瘤の治療法は、これまで食道
離断術などの外科的手術が主体的におこなわれてきたが
、外科的手術は高度肝機能障害や重症合併症などがあっ
て適応できないケースも多く発生する。このため最近で
は、食道静脈瘤の殆んどの症例に適用でき、しかも外科
的手術に比べて手技が簡単で安全性の高い非観血的な内
視鏡による硬化・栓塞療法(以下「硬化療法」という)
の治療例数が著しく増加してきている。
硬化療法には大別して、2つの方式がある。第1の方式
は、食道静脈瘤内に薬剤を注入し、食道静脈瘤そのもの
と静脈瘤の専属血液供給路となっている血管部に血栓を
生成させて硬化作用により止血する内視鏡的栓塞療法で
あり、第2の方式は先ず食道静脈瘤の周囲(血管外)に
薬剤を注入し、細胞線維化により食道壁を硬化させて静
脈瘤出血を阻止するとともに膨隆を形成して可及的に血
流を遮断したのち、静脈瘤内に薬剤を注入して血栓によ
る硬化作用で止血させる内視鏡硬化療法である。これら
の医療方式は、操作の点からみると薬剤を注入する部位
が異なるだけで、食道内の所定位置に薬剤注入針を穿刺
して薬剤を注入する過程は共通している。
ところが、かかる硬化療法を実施するに当たっては、食
道静脈瘤が呼吸性移動などによって絶えず運動している
関係で静脈瘤を正確に穿刺し処置することが難しく、手
技には相当の熟練と経験が必要とされている。
本発明者らは、このような手技の困難性を解決する目的
で、呼吸性移動の影響を受けることなしに静脈瘤を正確
に捕捉して穿刺針を食道内の所定位置に穿刺することが
できる医療用ガイドチューブを開発し、すでに特開昭6
2−122675号として提案した。
〔発明が解決しようとするRH〕
上記の医療ガイドチューブを用いれば、施術の簡便性と
安全性を大幅に改善することがでいるが、なお次のよう
な改良課題が残されていた。
すなわち、ガイドチューブ径にある一定以上のサイズが
ないと静脈瘤が捕捉し難くなり、とくに小さい静脈瘤(
例えば初期のもの、5療法実施後のもの)の捕捉はます
ます困難となる。このような理由から、チューブ直径を
大きくせざるを得ないため、ガイドチューブ挿入時にお
ける咽喉部の通過、処置中のチューブ留置段階で患者に
与える苦痛が多大となる。この場合、ガイドチューブを
細径とし、静脈瘤を捕捉する側孔部の反対側にバルーン
を設置して膨張させる方式も提案したが、形状が極めて
柔軟で安定しない食道生体組織内では必ずしも目的どお
りに機能せず、効果の確実性が定まらない問題点があっ
た。
本発明は、前記の改良課題を解消するためになされたも
ので、小さな静脈瘤を確実に捕捉することができ、咽喉
部挿入の円滑化と静脈血管内の注入率を良好に保ちなが
ら、内視鏡直視下で安全かつ操作性よく薬剤注入針の穿
刺と効果的な処置をおこなうことができる穿刺針ガイド
チューブの提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明による食道静脈瘤硬
化療法用の穿設刺針ガイドチューブは、メインルーメン
および2つ以上のサブルーメンからなるチューブであっ
て、該チューブの先端部近傍には側孔部と側孔部近傍の
チューブ外面に膨張収縮可能なバルーンが設置され、チ
ューブの側壁には前記側孔部で開口する穿刺針用サブル
ーメンと前記バルーンに連結するバルーン用サブルーメ
ンとが介設され、かつチューブの後端部近傍には前記バ
ルーン用サブルーメンに接続する枝管を備えることを構
成上の特徴とする。
より好ましい態様は、上記の穿刺針用サブルーメンを後
端部近傍でチューブ管壁に開口させ、該開口部にシール
機構を付与するためにスリ7トまたは小孔を有する膜状
物で被覆し、チューブの基端部に内視鏡を挿入するため
のスリットまたは孔を設けたシール用膜状物のエンドキ
ャップを嵌合する構造とすることである。
〔作 用〕
本発明の穿刺針ガイドチューブを用いる硬化療法は、メ
インルーメン内に内視鏡を装着して食道内に挿入し、バ
ルーンを膨張させたのち@減圧状態で食道静脈瘤を捕捉
する処置から開始されるが、この際、食道静脈瘤の存在
はチューブ先端部近傍に設置された側孔部に吸引して直
視することができるため、呼吸性移動等の影響を受ける
ことなく小さな静脈瘤でも的確に捕捉することかで可能
となる。
ついで、穿刺針を穿刺して薬剤を注入するが、この際バ
ルーンによって血流が圧迫遮断され、血栓を生しさせる
薬剤が血管内に飛散して副作用の危険を除去するととも
に、薬剤注入後は穿刺口を圧迫して止血する機能を営む
また、チューブは内視鏡が装着される内径と肉薄の管壁
で構成されるから、全体を細径化することができ、患者
の苦痛や負担が大幅に軽減される。
このような構造機構によって常に安全かつ確実な食道静
脈瘤硬化療法の処置が遂行される。
C実施例〕 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明による穿刺針ガイドチューブを示した平
面図、第2図はその側断面図、そして第3図は第2図の
A−A’線に沿う縦断面図である。
これら図において、チューブ1は内視鏡を装着するため
のメインルーメン2を構成する主要部材となるもので、
後端部に把手3が取り付けられている。図示の例ではメ
インルーメン2の先端が開口しているが、必ずしも開口
構造にする必要はない。また、チューブlの基端部は、
内視鏡を挿入するために適当な寸法のスリットまたは孔
を設けたシール用膜状物からなるエンドキャップ4によ
って嵌合封止されている。このシール用膜状物の材質は
特に限定されるものではないが、例えばゴム、熱可塑性
樹脂のような柔軟なシート材料で形成することが好まし
い。
チューブ1の先端部近傍に位置する管壁には、メインル
ーメン2に貫通する側孔部5が設けられ、側孔部近傍の
チューブ外面には空気の送入・排出によって膨張収縮さ
せることが可能なバルーン6が設置されている。
チューブ1の側壁には、第2図および第3図に示される
ように管軸に沿って穿刺針用サブルーメン7およびバル
ーン用サブルーメン8が介設されている。このうち穿刺
針用サブルーメン7は、先端が側孔部5の位置で開口し
、後端部はチューブ1の基端部まで連通している。通常
、穿刺針・チューブの挿入は前記の基端部からおこなわ
れるが、本発明の好ましい態様としては、挿入の円滑化
を図るため後端部近傍の把手3手前の管壁にシール機構
を備える開口部9を設け、ここから穿刺針・チューブの
挿入ができる構造としている。開口部9のシール機構は
、穿刺針・チューブの挿入時に外部との気密を保持する
ために付与するもので、小さなスリットまたは小孔を有
する例えばゴム、熱可塑性樹脂のシート材料で形成する
ことができる。
バルーン用サブルーメン8は、先端カハルーン6と連結
し、後端部は把手3の後方から枝管10に分岐して空気
流入口11に接続する。空気流入口11の構造は、ルア
ー嵌合できるものが好ましく、併せて押込み開口式の一
方弁を用いることが便宜である。
第4図は、本発明による穿刺針ガイドチューブの使用状
態を示した切欠側断面図である。まず、チューブlのメ
インルーメン2に内視鏡12を1着し、その先端を咽喉
部から食道内に挿入する。ついで、バルーン6にバルー
ン用サブルーメン8を介して空気流入口11から空気を
供給し、膨張により食道壁13を圧迫して咽喉部側との
流通を遮断する。この状態でチューブ1内を微減圧に保
ち、内視鏡12で直視しながら食道静脈、114を側孔
部5に捕捉する。この捕捉は、管壁に設置した側孔部5
と吸引の作用によって、呼吸性移動に影響されずに小さ
な食道静脈瘤14まで的確、迅速におこなうことができ
る。
食道静脈1i!114が側孔部5に捕捉されたら、穿刺
針用サブルーメン7を通して穿刺針15を穿刺し、接続
したチューブから薬剤を注入する。穿刺針15の穿刺位
置は適切で、薬剤の注入率も極めて良好となる。
穿刺針用サブルーメン7に対する穿刺針15の挿入は、
第5図に示すようにチューブ1を反らせた状態で管壁の
開口部9から円滑におこなわれる。
この際、薬剤注入の過程を通して膨張したバルーン6が
血流を圧迫して遮断するから、血栓を生じさせる薬剤が
血管内を流れて飛散し、肺合併症等の副作用を起こす危
険性を排除すると共に、薬剤注入後に穿刺針を引き抜い
た傷口を圧迫止血する機能を果たす。
〔発明の効果] 以上のとおり、本発明の穿刺針用ガイドチューブを用い
ると、小さな食道静脈瘤でも操作性よく的確かつ迅速に
捕捉することが可能となり、薬剤の注入も円滑に進行す
るとともに血管外への流出も少なく、食道壁に不必要な
潰瘍の発生や繊維質化による荒廃および狭窄などを生し
させることがなくなる。そのうえ、チューブ外形を細径
に形成できるため、患者の苦痛が和らげられ医療処置が
早まる。
したがって、食道静脈瘤の硬化療法が簡便な操作と優れ
た安全性の下でおこなうことができるから、医療面に大
きく貢献する産業的利益かもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による穿刺針ガイドチューブの実施例を
示した平面図、第2図は同実施例を示した側断面図、第
3図は第2図のA−A’線に沿う継断面図である。第4
図は本発明による穿刺針ガイドチューブの使用状態を示
した切欠側断面図、第5図は穿刺針の挿入状態を示した
斜視説明図である。 1・・・チューブ     2・・・メインルーメン3
・・・把手       4・・・エンドキャップ5・
・・側孔部      6・・・バルーン7・・・穿刺
針用サブルーメン 8・・・バルーン用サブルーメン 9・・・開口部      10・・・枝管11・・・
空気流入口    12・・・内視鏡】3・・・食道壁
      14・・・食道静脈瘤15・・・穿刺針 出願人 住友ベークライト株式会社 代理人 弁理士  高 畑 正 也 ワ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メインルーメンおよび2つ以上のサブルーメンから
    なるチューブであって、該チューブの先端部近傍には側
    孔部と側孔部近傍のチューブ外面に膨張収縮可能なバル
    ーンが設置され、チューブの側壁には前記側孔部で開口
    する穿刺針用サブルーメンと前記バルーンに連結するバ
    ルーン用サブルーメンとが介設され、かつチューブの後
    端部近傍には前記バルーン用サブルーメンに接続する枝
    管を備えることを特徴とする食道静脈瘤硬化療法用の穿
    刺針ガイドチューブ。 2、穿刺針用サブルーメンを後端部近傍でチューブ管壁
    に開口させ、該開口部にシール機構を付与するためにス
    リットまたは小孔を有する膜状物で被覆し、チューブの
    基端部に内視鏡を挿入するためのスリットまたは孔を設
    けたシール用膜状物のエンドキャップを嵌合する請求項
    1記載の穿刺針ガイドチューブ。
JP2243301A 1990-09-13 1990-09-13 穿刺針ガイドチューブ Pending JPH04122264A (ja)

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