JPH04121885A - テープストック収納ラック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープストック収納ラックに収納されたテープ
カセットをロボットによりビデオテープレコーダ（以下
ＶＴＲと呼ぶ）またはオーディオテープレコーダーに自
動供給するテープ自動送出装置に関するものである。

従来の技術 大量のテープカセットを収納することのできるＶＴＲテ
ープ自動送出装置は放送局における番組の自動放送や博
物館２図書館における映像の自動サービス機として利用
が高まってきている。

ＶＴＲテープ自動交換装置のカセット収納方法は種々提
案されている。以下図面を参照しながら従来のテープス
トック収納ラックの例を説明する。

第５図は従来のローラーバネつきテープストック収納ラ
ックを示す。第５図中２０はラック本体、２１はローラ
ーつきバネである。ラック本体２０は前面と上面に開口
部を有し、側面には中央に２　３ｍ突き出しテープカセ
ットの側面のＶ溝またはＵ溝に係合する形状を有したロ
ーラーつき板バネを定置している。第６図はテープカセ
ットを第５図に示す従来のテープストック収納ラックに
定置した例である。以上の構成によってテープカセット
側面の所定位置にＶ型またはＵ型の溝を備えていれば前
後方向には上記テープカセットの有する溝とローラーつ
きバネの係合により規正され、左右方向は上記ラックの
側面により、上下方向は上記ラックを重ね合わせること
によりそれぞれ規正される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら第５図に示す従来のテープストック収納ラ
ックの構成では、テープカセットの出し入れ時ローラー
つきバネ２１がテープカセットのテープ保護用のふたに
衝撃を与え、長期間使用すると上記テープカセットのふ
たとテープカセット本体との摩擦により粉が発生し、上
記粉がテープカセット内のテープに付着してＶＴＲのテ
ープヘッドの目づまりを引き起こすという問題点有して
いた。本発明は上記問題に鑑み、テープカセットを所定
の位置に定置可能で、がっテープカセットのテープスト
ック収納ラックからの収納、取り出し時にテープカセッ
トにダメージを与えず加えて機構が簡単なテープカセッ
ト保持のためのバネ機構を有し、さらに面積効率の高い
テープストック収納ラックを提供することを目的とする
ものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、テープストック収納ラック
本体の前面と上面に開口部を有し、テープカセットの少
な（とも一方の側面を案内する側面を備えると共に少な
くとも一方の側面にＵ型またはＶ型の溝を有するテープ
カセットを前記テープストック収納ラック内に保持し、
かつテープカセットを前記テープストック収納ラックに
完全に収納する直前に有効となり、テープカセットを前
記ラックから引き抜き動作開始直後に無効となるテープ
カセットのＶ型またはＵ型溝に係合する形状を有したロ
ーラーつきバネ機構を備えている。

作用 本発明は上記構成によってテープカセット横方向に対し
てはテープカセット保持用のバネ機構と反対側のラック
側面によって規定され、上下方向は上記ラックを重ね合
わせることによって規定される。

上記ラック内に支点を中心に１３０度程０角度を持って
アームが伸び、両端に径の異なるローラーを有したテー
プカセット保持のためのバネ機構が備えられており、テ
ープカセット未収納時には、ローラーつきバネはテープ
ストック収納ラックのテープ挿入口から奥側のローラー
（大ローラ−）が突出し、手前例のローラー（小ローラ
ー）はラック内部に収納されるように規定される。上記
ラックにテープカセットを収納する際、収納完了手前で
テープカセットが奥側のローラー（大ローラ−）をラッ
ク側面方向に押し、上記バネが支点を中心に回転して手
前側のローラー（小ローラー）がテープカセットのＶ溝
またはＵ溝に係合するように加圧され、テープカセット
の位置が規定される。

実施例 以下本実施例のＶＴ’Ｒテープ自動送出装置に用いるテ
ープストック収納ラックについて図面を参照しながら説
明する。第２図は本発明が利用されるＶＴＲテープ自動
送出装置を示す。第２図における１はテープカセット、
６はカセット収納ラック、７はＶＴＲ１８はチャック、
９はＸＹロボットである。テープストック収納ラック６
に定置されたテープカセット１をチャック８で把持し、
チャック８を移動させるＸＹロボット９でＶＴＲ７に供
給する装置で、あらかじめプログラムされた指令、また
はリクエストされた指令に基づき所定のテープカセット
を所定のＶＴＲに供給、収納することによりＶＴＲ内の
テープを再生し自動放送するものである。

第１図は本発明の一実施例におけるテープストック収納
ラックである。１１はラック本体、１２はラック本体側
面、１３は同底面、１４はローラーつきバネ収納部、１
５はローラーつきバネ、１６はバネ位置規定用板バネ、
１７はローラーつきバネ支柱、１８はローラーつきバネ
の大ローラ−，１９はローラーつきバネの小ローラーで
ある。ラックにテープカセットが収納されていない場合
、ローラーつきバネ１５はバネ位置規定用板バネ１６に
よってローラーつきバネ１６の先端小ローラー側がロー
ラーつきバネ収納部１４に納まるよう規定される。

第３図はテープカセットを上記ラックに収納する際の動
作説明図である。第３図（ａ）〜（Ｃ）に示すようにテ
ープカセットを上記ラックに収納していく場合、まずテ
ープカセットの先端がローラーつきバネの大ローラー側
にあたり上記バネを上記ラック側面方向に押す。すると
上記ローラーつきバネは、ローラーつきバネ支柱を中心
に回転し小ローラー側がテープカセットＶ溝またはＵ溝
付近のテープカセット側面に押しつけられる。上記ロー
ラーつきバネの小ローラー側先端と支柱の間は板バネと
なっておりテープカセット収納完了時には上記ローラー
つきバネの小ローラ一部とテープカセットのＶ溝または
溝との係合によりテープカセットを規定位置に保持でき
る構造となっている。

第４図はテープカセットを装着した場合の斜視図である
。第４図に示すようにテープカセットの手前側面および
上下面の一部はバネ収納部を除いて露出する構造となっ
ておりテープカセットの取り出しは上記露出部分を使用
することによってテープカセットの収納面積効率を損な
うことなく人間の手によってでも容易に脱着てきる構造
となっている。

なお、本実施例ではローラーつきバネとローラーつき板
バネ位置規定用板バネおよびテープストック収納ラック
本体は一体的な成形品としたが分割された部材でも良い
。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば安価な
構成でテープカセットに全くダメージを与えずに所定の
位置に収納、保持を可能とすることができ、また大量の
テープカセットが収納可能であるため面積効率に優れ、
人間の手で直接収納、取り出しが簡単に行え、メンテナ
ンス性に優れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるテープストック収納
ラックの斜視図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は同テープ
ストック収納ラックを配置したＶＴＲテープ自動送出装
置の平面図と正面図、第３図は本発明におけるテープス
トック収納ラックにテープカセットを収納する際の動作
説明図、第４図は同テープストック収納ラックにテープ
カセットを収納した場合の斜視図、第５図は従来のテー
プストック収納ラックの斜視図、第６図は従来のテープ
ストック収納ラックにテープカセットを収納した状態の
斜視図である。 １４・・・・・・ローラーつきバネ収納部、１５・・・
・・・ローラーつきバネ、１６・・・・・・バネ位置規
定用板バネ、１７・・・・・・ローラーつきバネ支柱、
１８・・・・・・ローラーつきバネの大ローラ−１９・
・・・・・ローラーつきバネの小ローラー 代理人の氏名　弁理士小蝦治明　ほか２８第　２ 区 テーフ′ｐクソト 名 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ラック本体の前面と上面に開口部を有し、テープカセッ
   トの少なくとも一方の側面を案内する側面を備えると共
   に少なくとも一方の側面にＵ型またはＶ型の溝を有する
   テープカセットを前記テープストック収納ラック内に保
   持し、かつテープカセットを前記テープストック収納ラ
   ックに完全に収納する直前に有効となり、テープカセッ
   トを前記ラックから引き抜き動作開始直後に無効となる
   テープカセットのＶ型またはＵ型溝に係合する形状を有
   したローラーつきバネ機構を備えた事を特徴とするテー
   プストック収納ラック。