JPH04121829U - 冷温筒 - Google Patents

冷温筒

Info

Publication number
JPH04121829U
JPH04121829U JP3529091U JP3529091U JPH04121829U JP H04121829 U JPH04121829 U JP H04121829U JP 3529091 U JP3529091 U JP 3529091U JP 3529091 U JP3529091 U JP 3529091U JP H04121829 U JPH04121829 U JP H04121829U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
inner cylinder
thermo module
heat dissipation
outer periphery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3529091U
Other languages
English (en)
Inventor
弘二 森谷
昭彦 小林
東司 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3529091U priority Critical patent/JPH04121829U/ja
Publication of JPH04121829U publication Critical patent/JPH04121829U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は内容物を冷却及び温暖のいずれにも可
能としたものを提供せんとするものである。 【構成】熱伝導性の良い内筒1の底部1′裏面にサーモ
・モジュール5の片面を接触させ、該サーモ・モジュー
ル5の他面を放熱部7の上面に形成した熱伝導板8に接
触させて、サーモ・モジュール5に電気的結線を施し、
該放熱部7に、モーター9、タービン10を設け、その外
周に放熱フィン11を形成したものである。 【効果】スイッチ15を冷温切り換えることによって、サ
ーモ・モジュール5に通電させ、このサーモ・モジュー
ル5の吸熱又は発熱作用により、内筒1を冷却又は温暖
させることが出来、内筒1内に収納する内容物aを自由
にしかも容易に冷却又は温暖の両方を行い得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は内容物を冷却したり、暖めたりすることが出来る冷温筒に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、此種のものは魔法びん、ポット、電気湯わかし器などであった。
【0003】
【解決しようとする課題】
これらは熱湯又は冷水を入れてその温度をその状態に保持させるもの、及び電 気で水をわかして熱湯にするもので、保温するか或いは暖めるかであり、一つで 冷却したり暖めたり両方とも出来るものが望まれていた。
【0004】
【課題を解決する手段】
本考案はこのような課題を解決せんとしてなされたもので、その手段は、熱伝 導性の良い有底内筒を断熱材で外周を被覆して外筒を形成し、該内筒の底部裏面 にサーモ・モジュールの片面を接触させると共に他面を、放熱部の上面に形成し た熱伝導板に接触させて、サーモ・モジュールに電気的結線を施し、該放熱部は 上面に熱伝導板を形成すると共にモーター、タービンの外周に放熱フィンを形成 し、前記内筒の上部には蓋を着脱自在に取付けるものである。
【0005】
【実施例】
本考案の実施の一例を図面に基づいて説明すると、内筒1は熱伝導性の良い材 質、例えばジュラルミンなどの金属で中空有底状に形成し、内部に液状物、固形 物、ビン、缶などの内容物aを収納し得る如くすると共に底部1′を周側1″よ りもやや肉厚状とし、中央部をやや盛り上り状とし、その周囲の低い部分に、ド レインパイプ2を取付け、内筒1中に溜まった水分等を外部へ放出し得るように する。
【0006】 このような内筒1の外周を断熱材3で被覆せしめて、その外周を外筒4で被覆 すると共に、底部1′の裏面にサーモ・モジュール5の片面を接触させて通電し 、プラス又はマイナスの電圧によりサーモ・モジュール5の吸熱又は発熱作用に よって内筒c1 が熱伝導を受け、内筒1内を冷却又は温暖せしめる。
【0007】 又、内筒1の上部には、蓋6を着脱自在に取付けて、内容物aの出し入れ及び 口部を開閉状とするものである。
【0008】 断熱材3は此種の技術分野において周知のもの、例えば、ポリウレタンや発泡 スチロールで形成し、内筒1の外周を被覆して内筒1の冷却又は温暖を断熱せし め、この断熱材3の外周には装飾性等を保有するべく、プラスチック、金属、そ の他任意の材質よりなる外筒4を被覆せしめる。
【0009】 サーモ・モジュール5は此種の技術分野において周知の形態のもので半導体を 用いた素子であって、例えばn型、p型半導体であり、これらの半導体を電気的 に接続していずれかの半導体にプラス又はマイナスの電流を流すときに電圧の関 係で発熱又は吸熱現象が起る。この原理は熱電対の逆の過程である。即ち、熱電 対は高温と低温に金属を置くとその温度差に応じて起電力が発生します。その逆 の過程が前述の吸熱、発熱過程に対応する。ここで半導体を使う理由は金属にく らべて熱伝導が低いからであり、サーモモジュール用の半導体としてはビスマス −テルル化合物が良く知られている。すなわち電気的に接続することにより、発 熱又は吸熱が生じ板状の片面から熱を奪って他面に移動させる作用が生じ、サー モ・モーメントと称される場合もあり、このサーモ・モジュール5を内筒1の底 部1′裏面に取付けて片面に面接触させると共に他面を放熱部7の上面に面接触 させ、いわゆる内筒1の底面1′裏面と放熱部7の上面、熱伝導板8と間に介在 させて、該サーモ・モジュール5に電気的結線を施しめる。
【0010】 放熱部7は、サーモ・モジュール5の吸熱又は発熱作用により伝達される熱を 外部へ放出せしめる台座部であり、熱伝導板8、モーター9、タービン10、放熱 フィン11、放熱ルーバー12、台板13よりなり上面部に熱伝導板8を設けてサーモ ・モジュール5と面接触させ、この熱伝導板8の外周縁も放熱部7の外表面に露 出させて放熱効果を向上させると共に台板13にはモーター9を設置し、このモー ター9に連動回転する如く、タービン10を取付け、これらの外周には放熱フィン 11及び放熱ルーバー12を多数設け、周縁及び底面から放出又は吸気するいわゆる 開口部から気流するものである。
【0011】 蓋6は内筒1の開口を閉じるものであり、ネジ式、ハメ込み式、その他任意の 形態のものでよく好ましくは、この蓋6と断熱性を保有するものであって内筒1 に着脱自在となるものである。
【0012】 サーモ・モジュール5の電気的結線は特に限定されるものではないが図示でそ の一例を説明すると外筒4の外周に把持体14を設け、この把持体14のハンドル部 14′に電池を収納し、把持体14の固定部14″に冷温切換えスイッチ15や、充電又 は電源用コンセント16を形成している。これら、電池収納部やスイッチコンセン トなどは蓋に設けることや他の部分に形成することは任意であり、その電気的結 線も自由に選択することが可能であることは当然である。
【0013】 本考案は以上の如く構成からなるものであり、内筒1内に収納する内容物aを 冷却するか温暖するかを選択して切換えスイッチ15を作用させてサーモ・モジュ ール5に電気的接続をし、通電することにより電圧の関係によってサーモ・モジ ュール5の吸熱又は発熱作用が生じ内筒1を冷却又は温暖せしめる。
【0014】 例えば内容物aを冷却する場合には切換スイッチを冷側にONすることにより 、サーモ・モジュール5に通電されサーモ・モジュールが吸熱作用となり内筒1 の熱を奪って熱伝導板8を介して放熱部7へ熱伝導され、モーター9、タービン 10の回転によって放熱すると共に台板13の底部から吸気し、フィン11の熱を奪い 開口部から放熱し、内筒1は冷却されることになる。それに伴なって内容物aも 冷却される。
【0015】 逆に内容物aを暖める場合にはスイッチを温側へONすることによりサーモ・ モジュール5には逆の電流が通電され、発熱作用によって放熱部7いわゆる周囲 の熱を奪って内筒1が加温され内容物が暖められる。
【0016】
【効果】
本考案は熱伝導性の良い有底内筒を断熱材で外周を被覆して外筒を形成し、該 内筒の底部裏面にサーモ・モジュールの片面を接触させると共に、他面を、放熱 部の上面に形成した熱伝導板に接触させて、サーモ・モジュールに電気的結線を 施し、該放熱部は上面に熱伝導板を形成すると共にモーター、タービンの外周に 放熱フィンを形成し、前記内筒の上部には蓋を着脱自在に取付けたから、サーモ ・モジュールに通電することによって、その作用により内筒が冷却されたり温暖 され、内筒内に収容された内容物、例えば飲料水、缶ビール、おしぼりなどを適 宜冷却又は温暖せしめることが出来る。
【0017】 又、充電式電池又は通常の電池を任意個所に収納しておくことによって持ち運 び可能で、電源の無い場所でも冷却又は温暖の両方が自由に出来るものである。
【0018】 しかも、サーモ・モジュールによって熱交換された気流はモーター、タービン の回転によってより効果的に放出及び吸気されることによって、その熱交換作用 は一層増進されると共に効率よく行なわれる。
【0019】 又、内筒の底部に排水用のドレインパイプを連設することによって、内筒内部 に溜まった水分を放熱部に送り出し、放熱フィンを濡らして熱交換効果を大きく するものとなる。
【0020】 更に、フレオンガス等を用いないため公害の恐がないと共に、回転部分がほと んどないため静かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案冷温筒の一実施例を示す縦断正面
図。
【図2】 分解斜視図。
【符号の説明】
1は内筒、3は断熱材、4は外筒、5はサーモ・モジュ
ール、6は蓋、7は放熱部、8は熱伝導板、9はモータ
ー、10はタービン、11は放熱フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 昭彦 埼玉県川越市霞ケ関北1−14−14 (72)考案者 川上 東司 神奈川県鎌倉市今泉台5−5−9

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性の良い有底内筒を断熱材で外
    周を被覆して外筒を形成し、該内筒の底部裏面にサーモ
    ・モジュールの片面を接触させると共に他面を放熱部の
    上面に形成した熱伝導板に接触させて、サーモ・モジュ
    ールに電気的結線を施し、該放熱部は上面に熱伝導板を
    形成すると共にモーター及びタービンの外周に放熱フィ
    ンを形成し、前記内筒の上部には蓋を着脱自在に取付け
    た冷温筒。
JP3529091U 1991-04-17 1991-04-17 冷温筒 Pending JPH04121829U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3529091U JPH04121829U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷温筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3529091U JPH04121829U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷温筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04121829U true JPH04121829U (ja) 1992-10-30

Family

ID=31917502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3529091U Pending JPH04121829U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷温筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04121829U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151447A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 广州慧潔日用品有限公司 携帯型の保温ボトル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228829U (ja) * 1988-08-10 1990-02-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228829U (ja) * 1988-08-10 1990-02-23

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151447A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 广州慧潔日用品有限公司 携帯型の保温ボトル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6674052B1 (en) Thermal cup
JP2001208465A (ja) 飲料用保温保冷器
US10443908B2 (en) Beverage cooler or warming apparatus
JPH04121829U (ja) 冷温筒
KR100785271B1 (ko) 냉/온 조절식탁
CN212437662U (zh) 一种制冷加热饭盒
TWM275804U (en) Thermoelectric cooling/heating thermos container
JP2706429B2 (ja) 熱電冷却式飲料水罐クーラー
JP3061554B2 (ja) 電子冷却保冷保温容器
KR200351189Y1 (ko) 열전소자를 이용한 냉각 및 가열 장치
JPH1151534A (ja) 飲料容器のホルダー
JPH0240930Y2 (ja)
JPS627224Y2 (ja)
CN209733518U (zh) 组合电热水壶
JPH0228845Y2 (ja)
JPS627223Y2 (ja)
JPH11276358A (ja) 調理物保温器
JPH0228843Y2 (ja)
JPH0721188Y2 (ja) 酒用加熱冷却器
JPH0226432Y2 (ja)
JPS6423923U (ja)
JPH022265Y2 (ja)
JPH04130533U (ja) 自動車に於ける缶入り飲料水の加熱兼用冷却装置
JPH0228829Y2 (ja)
KR200303614Y1 (ko) 자동차용 음료수 냉각 및 가열 장치