JPH1151534A - 飲料容器のホルダー - Google Patents
飲料容器のホルダーInfo
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- JPH1151534A JPH1151534A JP20553697A JP20553697A JPH1151534A JP H1151534 A JPH1151534 A JP H1151534A JP 20553697 A JP20553697 A JP 20553697A JP 20553697 A JP20553697 A JP 20553697A JP H1151534 A JPH1151534 A JP H1151534A
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- cup
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B21/00—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B21/02—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
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- F25D2331/80—Type of cooled receptacles
- F25D2331/809—Holders
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- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一人用の飲料液などを保冷又は保温して携帯
移動を可能とする小型の容器用ホルダー10がなく、飲み
かけの飲料缶などを低温に又は温かい状態で維持するこ
とができなかった。 【解決手段】 底部33の下面にペルチェ素子41を取り付
けた金属製伝熱カップ31における側壁部32の外周に断熱
材35の層を設け、金属製伝熱カップ31を円筒型ケースの
内部に収納して伝熱カップ31の内部を上方に開放した容
器用ホルダー10とする。
移動を可能とする小型の容器用ホルダー10がなく、飲み
かけの飲料缶などを低温に又は温かい状態で維持するこ
とができなかった。 【解決手段】 底部33の下面にペルチェ素子41を取り付
けた金属製伝熱カップ31における側壁部32の外周に断熱
材35の層を設け、金属製伝熱カップ31を円筒型ケースの
内部に収納して伝熱カップ31の内部を上方に開放した容
器用ホルダー10とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶コーヒーなどの
飲料用容器を加熱し、又は、冷却することができる飲料
容器のホルダーに関するものである。
飲料用容器を加熱し、又は、冷却することができる飲料
容器のホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、屋外などに冷たい飲み物や温かい
飲み物を携帯するに際し、断熱材を用いた密封可能な断
熱性容器が多用されている。この断熱性容器は、多くの
場合、小型軽量とするために発泡スチロールなどの断熱
材を用いた箱形とされ、内容量を数リットル又は20リ
ットル程度とし、冷たい飲食物を持ち運ぶ場合、家庭の
冷蔵庫で冷やした吸熱剤又は氷などと飲食物とを一緒に
収納して蓋を閉じた状態で持ち運ぶものである。
飲み物を携帯するに際し、断熱材を用いた密封可能な断
熱性容器が多用されている。この断熱性容器は、多くの
場合、小型軽量とするために発泡スチロールなどの断熱
材を用いた箱形とされ、内容量を数リットル又は20リ
ットル程度とし、冷たい飲食物を持ち運ぶ場合、家庭の
冷蔵庫で冷やした吸熱剤又は氷などと飲食物とを一緒に
収納して蓋を閉じた状態で持ち運ぶものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、一人用の液体飲
料などを保冷又は保温しつつ携帯移動を可能とする小型
のホルダーがなかった。
料などを保冷又は保温しつつ携帯移動を可能とする小型
のホルダーがなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部下面にペ
ルチェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周
に断熱材層を設け、この金属製伝熱カップを円筒型ケー
スの内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放した
容器用のホルダーとするものである。このように、金属
製伝熱カップの底部にペルチェ素子を取り付けた容器用
ホルダーは、ペルチェ素子に電流を流すことにより、金
属製伝熱カップを加熱又は冷却することができ、金属製
伝熱カップに収納する飲料水容器などを低温に又は高温
に保つことができる。
ルチェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周
に断熱材層を設け、この金属製伝熱カップを円筒型ケー
スの内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放した
容器用のホルダーとするものである。このように、金属
製伝熱カップの底部にペルチェ素子を取り付けた容器用
ホルダーは、ペルチェ素子に電流を流すことにより、金
属製伝熱カップを加熱又は冷却することができ、金属製
伝熱カップに収納する飲料水容器などを低温に又は高温
に保つことができる。
【0005】そして、上部を開放した容器用ホルダーと
する故、液体飲料などを入れた缶や瓶又はコップなどの
容器の出し入れを極めて容易に行うことができ、缶や瓶
又はコップなどを収納して携帯又は移動が容易な小型の
容器用ホルダーとすることができる。又、本発明は、底
部下面にペルチェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの
側壁部外周に断熱材層を設け、金属製伝熱カップの断熱
材層と円筒型ケースとの間に上部をケース外方に開口し
た空気流路を形成して金属製伝熱カップを円筒型ケース
の内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放し、
又、円筒型ケースの下部には排気ファン及び排気口を設
けた容器用のホルダーとするものである。
する故、液体飲料などを入れた缶や瓶又はコップなどの
容器の出し入れを極めて容易に行うことができ、缶や瓶
又はコップなどを収納して携帯又は移動が容易な小型の
容器用ホルダーとすることができる。又、本発明は、底
部下面にペルチェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの
側壁部外周に断熱材層を設け、金属製伝熱カップの断熱
材層と円筒型ケースとの間に上部をケース外方に開口し
た空気流路を形成して金属製伝熱カップを円筒型ケース
の内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放し、
又、円筒型ケースの下部には排気ファン及び排気口を設
けた容器用のホルダーとするものである。
【0006】このように、円筒型ケースの下部に排気フ
ァン及び排気口を備えた容器用ホルダーは、ペルチェ素
子に電流を流して伝熱カップを冷却するとき、ペルチェ
素子の他端面に発生する熱を容器用ホルダーの外部に放
出し、伝熱カップの温度を一層低くすることができる。
又、金属製伝熱カップは、直径が10センチメートル足
らずの円筒形状とするものである。
ァン及び排気口を備えた容器用ホルダーは、ペルチェ素
子に電流を流して伝熱カップを冷却するとき、ペルチェ
素子の他端面に発生する熱を容器用ホルダーの外部に放
出し、伝熱カップの温度を一層低くすることができる。
又、金属製伝熱カップは、直径が10センチメートル足
らずの円筒形状とするものである。
【0007】このように、直径を10センチメートル足
らずの円筒形状とした伝熱カップを収納した容器用ホル
ダーは、飲料用容器の1コを収納して携帯又は移動が可
能な小型の容器用ホルダーとすることができる。
らずの円筒形状とした伝熱カップを収納した容器用ホル
ダーは、飲料用容器の1コを収納して携帯又は移動が可
能な小型の容器用ホルダーとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る容器用ホルダーの実
施の形態は、図1に示すように、上部を開口した円筒形
状の容器用ホルダー10とするものである。この容器用ホ
ルダー10は、上部ケース11と下部ケース21とにより形成
し、胴部の上方に複数の開口を設け、胴部の下方にも複
数の開口を設けると共に、電源切換スイッチ57も胴部に
取り付けるものである。
施の形態は、図1に示すように、上部を開口した円筒形
状の容器用ホルダー10とするものである。この容器用ホ
ルダー10は、上部ケース11と下部ケース21とにより形成
し、胴部の上方に複数の開口を設け、胴部の下方にも複
数の開口を設けると共に、電源切換スイッチ57も胴部に
取り付けるものである。
【0009】そして、この容器用ホルダー10は、図2に
示すように、胴部とする上部ケース11の内部に伝熱カッ
プ31を収納し、この伝熱カップ31は、アルミニウム合金
などの金属により形成し、上部を開放した有底の円筒形
状とするものである。又、伝熱カップ31の底部33には銅
又はアルミニウムなどの金属製の熱伝板37を介してペル
チェ素子41を底部33の下面に密着させているものであ
る。
示すように、胴部とする上部ケース11の内部に伝熱カッ
プ31を収納し、この伝熱カップ31は、アルミニウム合金
などの金属により形成し、上部を開放した有底の円筒形
状とするものである。又、伝熱カップ31の底部33には銅
又はアルミニウムなどの金属製の熱伝板37を介してペル
チェ素子41を底部33の下面に密着させているものであ
る。
【0010】尚、このペルチェ素子41は、電流を流すこ
とにより熱伝板37に接する上面部を吸熱面として吸熱
し、下面部を発熱面として発熱するものであり、電流を
逆流させると、上面部を発熱面とし、下面部を吸熱面と
するものである。更に、伝熱カップ31の側壁部32外周に
は、フェルト又は発砲スチロールなどの円筒形状の断熱
材35を密着させて断熱材層を形成し、この伝熱カップ31
を円筒形状とした上部ケース11に収納するものである。
とにより熱伝板37に接する上面部を吸熱面として吸熱
し、下面部を発熱面として発熱するものであり、電流を
逆流させると、上面部を発熱面とし、下面部を吸熱面と
するものである。更に、伝熱カップ31の側壁部32外周に
は、フェルト又は発砲スチロールなどの円筒形状の断熱
材35を密着させて断熱材層を形成し、この伝熱カップ31
を円筒形状とした上部ケース11に収納するものである。
【0011】そして、上部ケース11は、伝熱カップ31の
内径に略一致させた開口部13を上端に有し、上端近傍に
は、上部ケース11の外周面に開口する取入口15を有する
と共に、伝熱カップ31の外周に取り付けた断熱材35の外
周に間隙を設けて取入口15から上部ケース11の下端に連
通する空気流路17を形成しているものである。尚、伝熱
カップ31は、その上端で上部ケース11に固定するのみで
なく、上部ケース11の胴部から適宜に断熱材35の外周に
先端を接触させる突起を設けることにより、断熱材層を
備えた伝熱カップ31を上部ケース11の内側に収納固定す
るようにしている。
内径に略一致させた開口部13を上端に有し、上端近傍に
は、上部ケース11の外周面に開口する取入口15を有する
と共に、伝熱カップ31の外周に取り付けた断熱材35の外
周に間隙を設けて取入口15から上部ケース11の下端に連
通する空気流路17を形成しているものである。尚、伝熱
カップ31は、その上端で上部ケース11に固定するのみで
なく、上部ケース11の胴部から適宜に断熱材35の外周に
先端を接触させる突起を設けることにより、断熱材層を
備えた伝熱カップ31を上部ケース11の内側に収納固定す
るようにしている。
【0012】又、ペルチェ素子41の下面には、適宜のフ
ィンを下方に延設した放熱板43を取り付け、更に、排気
ファン45を放熱板43の下方に固定するように下部ケース
21を上部ケース11の下端に取り付けるものである。そし
て、下部ケース21には、外周に開口する排気口23を設
け、排気ファン45を作動させたとき、上部ケース11の空
気流路17を通り、放熱板43の周囲を通過した空気を排気
口23から容器用ホルダー10の外部に排出させるようにし
ている。
ィンを下方に延設した放熱板43を取り付け、更に、排気
ファン45を放熱板43の下方に固定するように下部ケース
21を上部ケース11の下端に取り付けるものである。そし
て、下部ケース21には、外周に開口する排気口23を設
け、排気ファン45を作動させたとき、上部ケース11の空
気流路17を通り、放熱板43の周囲を通過した空気を排気
口23から容器用ホルダー10の外部に排出させるようにし
ている。
【0013】尚、図1及び図2に示したように、下部ケ
ース21に脚部25を設ける場合は、排気口23は下部ケース
21の底部33に設け、脚部25の間から容器用ホルダー10の
外部に排出させるようにすることもある。更に、この容
器用ホルダー10の電源回路は、図3に示すように、直流
電源51からの電源線を調整スイッチ回路53及び電源切換
スイッチ57を介してペルチェ素子41や排気ファン45の直
流モータ47に接続するものである。
ース21に脚部25を設ける場合は、排気口23は下部ケース
21の底部33に設け、脚部25の間から容器用ホルダー10の
外部に排出させるようにすることもある。更に、この容
器用ホルダー10の電源回路は、図3に示すように、直流
電源51からの電源線を調整スイッチ回路53及び電源切換
スイッチ57を介してペルチェ素子41や排気ファン45の直
流モータ47に接続するものである。
【0014】尚、直流モータ47は、ペルチェ素子41と並
列とすると共に、ダイオード48を介して電源切換スイッ
チ57に接続するものである。この電源切換スイッチ57
は、図1に示したように、容器用ホルダー10の外部に設
けるものである。又、この電源切換スイッチ57は、出力
側と入力側とを切り離す状態と、出力側を入力側に接続
するに際して順接続状態と逆接続状態とする3状態位置
を備えた切換スイッチを用いるものである。
列とすると共に、ダイオード48を介して電源切換スイッ
チ57に接続するものである。この電源切換スイッチ57
は、図1に示したように、容器用ホルダー10の外部に設
けるものである。又、この電源切換スイッチ57は、出力
側と入力側とを切り離す状態と、出力側を入力側に接続
するに際して順接続状態と逆接続状態とする3状態位置
を備えた切換スイッチを用いるものである。
【0015】そして、直流モータ47と直列に挿入するダ
イオード48は、ペルチェ素子41に電流を流す際、伝熱カ
ップ31を冷却する方向にペルチェ素子41に電流を流す際
にはこの電流がダイオード48を通過して直流モータ47に
も電流が加わる向きにダイオード48を接続し、電流を逆
向きとして伝熱カップ31を加熱するように電流をペルチ
ェ素子41に流す際、この向きの電流は直流モータ47に流
れることを阻止するようにしているものである。
イオード48は、ペルチェ素子41に電流を流す際、伝熱カ
ップ31を冷却する方向にペルチェ素子41に電流を流す際
にはこの電流がダイオード48を通過して直流モータ47に
も電流が加わる向きにダイオード48を接続し、電流を逆
向きとして伝熱カップ31を加熱するように電流をペルチ
ェ素子41に流す際、この向きの電流は直流モータ47に流
れることを阻止するようにしているものである。
【0016】更に、この電源回路には、温度検出素子66
や比較器67による温度検出回路61を組み込むものであ
る。この温度検出回路61は、温度検出素子66と調整抵抗
器65とにより電源電圧を分圧した検出電圧を比較器67に
入力し、又、基準抵抗器63により電源電圧を分圧した基
準電圧も比較器67に入力するものである。
や比較器67による温度検出回路61を組み込むものであ
る。この温度検出回路61は、温度検出素子66と調整抵抗
器65とにより電源電圧を分圧した検出電圧を比較器67に
入力し、又、基準抵抗器63により電源電圧を分圧した基
準電圧も比較器67に入力するものである。
【0017】尚、温度検出素子66は、熱伝板37又は伝熱
カップ31の底部33などの温度を検出し得るものとしてい
る。従って、この温度検出回路61は、熱伝板37などが高
温になると、温度検出素子66の抵抗値が上昇し、基準電
圧よりも検出電圧が高くなると比較器67から正の電圧信
号を出力し、制限抵抗器69を介して比較器67からの制御
電圧信号を調整スイッチ回路53に入力するものである。
カップ31の底部33などの温度を検出し得るものとしてい
る。従って、この温度検出回路61は、熱伝板37などが高
温になると、温度検出素子66の抵抗値が上昇し、基準電
圧よりも検出電圧が高くなると比較器67から正の電圧信
号を出力し、制限抵抗器69を介して比較器67からの制御
電圧信号を調整スイッチ回路53に入力するものである。
【0018】又、この制御電圧信号が入力される調整ス
イッチ回路53は、トランジスタを2個用いて電源からの
電流を制御するものであり、制御電圧信号の電位が上昇
すると、制限トランジスタ55を介して直流電源51から出
力されている電流を遮断するものとしている。従って、
この容器用ホルダー10は、電源切換スイッチ57を例えば
順接続状態としたとき、直流電源51からの電流をペルチ
ェ素子41に流すと共にダイオード48を介して直流モータ
47にも供給し、熱伝板37を冷却して伝熱カップ31の温度
を低くすることができる。
イッチ回路53は、トランジスタを2個用いて電源からの
電流を制御するものであり、制御電圧信号の電位が上昇
すると、制限トランジスタ55を介して直流電源51から出
力されている電流を遮断するものとしている。従って、
この容器用ホルダー10は、電源切換スイッチ57を例えば
順接続状態としたとき、直流電源51からの電流をペルチ
ェ素子41に流すと共にダイオード48を介して直流モータ
47にも供給し、熱伝板37を冷却して伝熱カップ31の温度
を低くすることができる。
【0019】又、このとき、直流モータ47に電流が供給
されて排気ファン45も作動し、取入口15及び空気流路17
を介して外気を放熱板43に導き、ペルチェ素子41の下端
面の温度上昇を防止することができる。このため、伝熱
カップ31を効果的に冷却し、伝熱カップ31に収納する缶
やコップなどの飲料容器を低温に保つことができる。
されて排気ファン45も作動し、取入口15及び空気流路17
を介して外気を放熱板43に導き、ペルチェ素子41の下端
面の温度上昇を防止することができる。このため、伝熱
カップ31を効果的に冷却し、伝熱カップ31に収納する缶
やコップなどの飲料容器を低温に保つことができる。
【0020】尚、空気流路17の上端に位置する取入口15
を上部ケース11の上端近くに設ければ、取入口15を排気
口23やペルチェ素子41から離れた位置とすることができ
る故、温かくなった空気を取入口15から吸い込むことが
少なくなり、放熱板43ひいてはペルチェ素子41の発熱面
を効果的に冷却し、伝熱カップ31の温度を低くすること
ができる。
を上部ケース11の上端近くに設ければ、取入口15を排気
口23やペルチェ素子41から離れた位置とすることができ
る故、温かくなった空気を取入口15から吸い込むことが
少なくなり、放熱板43ひいてはペルチェ素子41の発熱面
を効果的に冷却し、伝熱カップ31の温度を低くすること
ができる。
【0021】そして、電源スイッチを切り換えて逆接続
状態としたときは、ペルチェ素子41に逆向きの電流を流
すことができ、熱伝板37を介して伝熱カップ31を加熱す
ることができる。従って、伝熱カップ31に収納する缶な
どの飲料容器を高温に保つことができるものである。
状態としたときは、ペルチェ素子41に逆向きの電流を流
すことができ、熱伝板37を介して伝熱カップ31を加熱す
ることができる。従って、伝熱カップ31に収納する缶な
どの飲料容器を高温に保つことができるものである。
【0022】尚、このときは、ダイオード48によって電
源切換スイッチ57からの電流は、直流モータ47に供給さ
れないため、伝熱カップ31を加熱するときは直流モータ
47は作動しない。又、直流電源51の電流容量により、ペ
ルチェ素子41の発熱量が多く、伝熱カップ31が高温にな
るときは、温度検出回路61からの制御電圧信号により調
整スイッチ回路53を通る電流を遮断してペルチェ素子41
の発熱量を制限することができる。
源切換スイッチ57からの電流は、直流モータ47に供給さ
れないため、伝熱カップ31を加熱するときは直流モータ
47は作動しない。又、直流電源51の電流容量により、ペ
ルチェ素子41の発熱量が多く、伝熱カップ31が高温にな
るときは、温度検出回路61からの制御電圧信号により調
整スイッチ回路53を通る電流を遮断してペルチェ素子41
の発熱量を制限することができる。
【0023】従って、調整抵抗器65を予め調整し、伝熱
カップ31の温度が例えば50度以上になることを防止す
ることもできる。又、この直流電源51としては、電池を
用いることもあれば、自動車用のシガーライターアダプ
タを用い、自動車バッテリーを直流電源51として利用す
ることもある。
カップ31の温度が例えば50度以上になることを防止す
ることもできる。又、この直流電源51としては、電池を
用いることもあれば、自動車用のシガーライターアダプ
タを用い、自動車バッテリーを直流電源51として利用す
ることもある。
【0024】この場合は、直流電源51の電流容量を大き
く設定し、ペルチェ素子41の発熱量や吸熱量を多くする
ことができる。そして、伝熱カップ31の内径を5センチ
メートル乃至8センチメートル程度などの10センチメ
ートル足らずとし、この伝熱カップ31の深さを7センチ
メートル乃至10センチメートル程度とすれば、一般に
多用されている飲料用の缶や紙コップなどの飲料容器を
伝熱カップ31に収納することができる。そして、この飲
料容器ひいては飲料容器に入れられた飲料液などの保冷
又は保温を行うことができる。
く設定し、ペルチェ素子41の発熱量や吸熱量を多くする
ことができる。そして、伝熱カップ31の内径を5センチ
メートル乃至8センチメートル程度などの10センチメ
ートル足らずとし、この伝熱カップ31の深さを7センチ
メートル乃至10センチメートル程度とすれば、一般に
多用されている飲料用の缶や紙コップなどの飲料容器を
伝熱カップ31に収納することができる。そして、この飲
料容器ひいては飲料容器に入れられた飲料液などの保冷
又は保温を行うことができる。
【0025】更に、開口部13から飲料容器を容器用ホル
ダー10に挿入し、又、飲料容器の上部が容器用ホルダー
10から突出するように伝熱カップ31の深さを設定してお
けば、飲料容器を取り出すことも極めて容易に行うこと
ができる。
ダー10に挿入し、又、飲料容器の上部が容器用ホルダー
10から突出するように伝熱カップ31の深さを設定してお
けば、飲料容器を取り出すことも極めて容易に行うこと
ができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、底部にペル
チェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周に
断熱材層を有し、この金属製伝熱カップを円筒型ケース
の内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放した飲
料容器のホルダーとするものである。
チェ素子を取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周に
断熱材層を有し、この金属製伝熱カップを円筒型ケース
の内部に収納して伝熱カップの内部を上方に開放した飲
料容器のホルダーとするものである。
【0027】従って、ペルチェ素子に電流を流すことに
より、伝熱カップを加熱又は冷却することができ、伝熱
カップに飲料容器を入れて容器内の飲料液を冷たい状態
に、又は温かい状態に長時間維持することができる。
又、請求項2に記載した発明は、底部にペルチェ素子を
取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周に断熱材層を
有し、金属製伝熱カップの断熱材層と円筒型ケースとの
間に空気流路を形成して金属製伝熱カップを円筒型ケー
スの内部に収納した伝熱カップの内部を上方に開放し、
円筒型ケースの下部に排気ファン及び排気口を備えた飲
料容器のホルダーとするものである。
より、伝熱カップを加熱又は冷却することができ、伝熱
カップに飲料容器を入れて容器内の飲料液を冷たい状態
に、又は温かい状態に長時間維持することができる。
又、請求項2に記載した発明は、底部にペルチェ素子を
取り付けた金属製伝熱カップの側壁部外周に断熱材層を
有し、金属製伝熱カップの断熱材層と円筒型ケースとの
間に空気流路を形成して金属製伝熱カップを円筒型ケー
スの内部に収納した伝熱カップの内部を上方に開放し、
円筒型ケースの下部に排気ファン及び排気口を備えた飲
料容器のホルダーとするものである。
【0028】従って、ペルチェ素子に電流を流すことに
より、伝熱カップを加熱又は冷却することができ、伝熱
カップに飲料容器を入れて容器内の飲料液を冷たい状態
に、又は温かい状態に長時間維持することができるとと
もに、排気ファンによりペルチェ素子が発生する熱を外
部に放出して伝熱カップの冷却を効果的に行うことがで
きる。
より、伝熱カップを加熱又は冷却することができ、伝熱
カップに飲料容器を入れて容器内の飲料液を冷たい状態
に、又は温かい状態に長時間維持することができるとと
もに、排気ファンによりペルチェ素子が発生する熱を外
部に放出して伝熱カップの冷却を効果的に行うことがで
きる。
【0029】そして、請求項3に記載した発明は、金属
製伝熱カップは、直径が10センチメートル足らずの円
筒形状とされている請求項1又は請求項2に記載した飲
料容器のホルダーとするものである。このように、伝熱
カップの直径が10センチメートル足らずの円筒形状と
すれば、コーヒー缶などの一人用液体飲料の容器を入
れ、液体飲料などを冷たく、又は温かく維持することが
できる携帯に便利な小型の容器用ホルダーとすることが
できる。
製伝熱カップは、直径が10センチメートル足らずの円
筒形状とされている請求項1又は請求項2に記載した飲
料容器のホルダーとするものである。このように、伝熱
カップの直径が10センチメートル足らずの円筒形状と
すれば、コーヒー缶などの一人用液体飲料の容器を入
れ、液体飲料などを冷たく、又は温かく維持することが
できる携帯に便利な小型の容器用ホルダーとすることが
できる。
【図1】本発明に係る容器用ホルダーの外観を示す斜視
図。
図。
【図2】本発明に係る容器用ホルダーの垂直断面図。
【図3】本発明に係る容器用ホルダーの電源回路を示す
図。
図。
10 容器用ホルダー 11 上部ケース 13 開口部 15 取入口 17 空気流路 21 下部ケース 23 排気口 25 脚部 31 伝熱カップ 32 側壁部 33 底部 35 断熱材 37 熱伝板 41 ペルチェ素子 43 放熱板 45 排気ファン 47 直流モータ 48 ダイオード 51 直流電源 53 調整スイッチ回路 55 制限トラン
ジスタ 57 電源切換スイッチ 61 温度検出回路 63 基準抵抗器 65 調整抵抗器 66 温度検出素
子 67 比較器 69 制限抵抗器
ジスタ 57 電源切換スイッチ 61 温度検出回路 63 基準抵抗器 65 調整抵抗器 66 温度検出素
子 67 比較器 69 制限抵抗器
Claims (3)
- 【請求項1】 底部下面にペルチェ素子を取り付けた金
属製伝熱カップの側壁部外周に断熱材層を有し、この金
属製伝熱カップを円筒型ケースの内部に収納して伝熱カ
ップの内部を上方に開放していることを特徴とする飲料
容器のホルダー。 - 【請求項2】 底部下面にペルチェ素子を取り付けた金
属製伝熱カップの側壁部外周に断熱材層を有し、金属製
伝熱カップの断熱材層と円筒型ケースとの間に上部をケ
ースの外方に開口する空気流路を形成して金属製伝熱カ
ップを円筒型ケースの内部に収納した伝熱カップの内部
を上方に開放し、円筒型ケースの下部に排気ファン及び
排気口を備えていることを特徴とする飲料容器のホルダ
ー。 - 【請求項3】 金属製伝熱カップは、直径が10センチ
メートル足らずの円筒形状とされていることを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載した飲料容器のホルダ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20553697A JPH1151534A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 飲料容器のホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20553697A JPH1151534A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 飲料容器のホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151534A true JPH1151534A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16508524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20553697A Pending JPH1151534A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 飲料容器のホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151534A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180020854A1 (en) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | Kyung Wook KIM | Tumbler having peltier device |
CN110353516A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-10-22 | 佛山市立美电器有限公司 | 盒装饮料加热器 |
KR102149784B1 (ko) * | 2020-02-14 | 2020-08-31 | 김경민 | 온도조절이 가능한 텀블러 |
CN112888905A (zh) * | 2018-09-10 | 2021-06-01 | 恩伯技术公司 | 冷藏饮料容器以及冷藏饮料分配系统和方法 |
KR20210114240A (ko) * | 2020-03-10 | 2021-09-23 | 주식회사 보운 | 온도조절이 가능한 텀블러 |
KR20220168696A (ko) * | 2021-06-17 | 2022-12-26 | 주식회사 오보틀 | 자전거용 물병 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP20553697A patent/JPH1151534A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180020854A1 (en) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | Kyung Wook KIM | Tumbler having peltier device |
US10165880B2 (en) * | 2016-07-21 | 2019-01-01 | Kyung Wook KIM | Tumbler having Peltier device |
CN112888905A (zh) * | 2018-09-10 | 2021-06-01 | 恩伯技术公司 | 冷藏饮料容器以及冷藏饮料分配系统和方法 |
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KR102149784B1 (ko) * | 2020-02-14 | 2020-08-31 | 김경민 | 온도조절이 가능한 텀블러 |
WO2021162221A1 (ko) * | 2020-02-14 | 2021-08-19 | 주식회사 보운 | 온도조절이 가능한 텀블러 |
KR20210114240A (ko) * | 2020-03-10 | 2021-09-23 | 주식회사 보운 | 온도조절이 가능한 텀블러 |
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