JP3321798B2 - 電子式冷蔵庫 - Google Patents

電子式冷蔵庫

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    • B67D1/0412Apparatus utilising compressed air or other gas acting directly or indirectly on beverages in storage containers the whole dispensing unit being fixed to the container
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    • F25D2331/806Dispensers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーモモジュール
を用いた電子式冷蔵庫に関し、特に大型の飲料容器を冷
却可能とした電子式冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の電子式冷
蔵庫は、例えば実開平7−42476号公報の図2等に
知られるように断熱容器と、サーモモジュールと、該サ
ーモモジュールの庫内側の面に取り付けられる吸熱用の
ヒートシンクと、前記サーモモジュールの庫外側の面に
取り付けられる放熱用のヒートシンクより構成されてい
る。これらの電子式冷蔵庫は、サーモモジュールに庫内
側の面が低温になる方向に通電すると、庫内の熱が吸熱
用のヒートシンクを介してサーモモジュールによって庫
外側の面へ移動し、この移動した熱が放熱用のヒートシ
ンクを介して庫外ヘ放出される。このようにして庫内の
熱が庫外に放出されるので、庫内に収納した飲食物等は
冷却される。
【0003】そして、これらの電子式冷蔵庫は、コンプ
レッサー式の冷蔵庫に比べて小型軽量であるため、アウ
トドア用として使用されるものが多い。
【0004】しかしながら、これらの電子式冷蔵庫はア
ウトドアで使用する場合、蓋の開閉の機会が多くなるた
め、庫内に熱気が流入して冷却効率が落ちてしまうとい
う問題点があった。特に、ビール等の大型の飲料容器を
収容している場合、コップやジョッキに注ぐ度に出し入
れすると庫内、ひいては容器内の飲料が温くなってしま
い、おいしくなくなり、また大型の容器であるので注ぐ
のが煩わしいという問題があった。
【0005】本発明は以上の問題点を解決し、庫内の温
度を上げることなく、庫内に収容した大型の飲料容器の
飲料を簡単に注出できる電子式冷蔵庫を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部を有す
る断熱容器と、該開口部に開閉自在に取り付けられる蓋
体と、ペルチェ素子よりなるサーモモジュールと、該サ
ーモモジュールの両面に取り付けられるヒートシンクを
有する電子式冷蔵庫において、前記蓋体に貫通孔を形成
すると共に、該貫通孔に密閉栓又は飲料注出具を選択的
に着脱自在とし、且つ前記貫通孔を密閉可能とし、前記
断熱容器の庫内の一側に突部を2箇所形成して該庫内を
平面略凸字状に形成し、前記突部間に前記サーモモジュ
ールとヒートシンクを取り付ける貫通孔を形成し、さら
に前記庫内の他側内面から対向するヒートシンクまでの
距離が、前記他側内面と前記庫内における隣接する両内
の距離よりもわずかに長くなるように設定されて、前
記庫内を、該庫内に収容される略円筒状の飲料容器が前
記突部の両角部、他側内面、該他側内面と前記庫内にお
ける隣接する内面に内接して位置決めされる形状に構成
すると共に、前記蓋体の貫通孔を、収容される飲料容器
の中央部に対応した位置に形成し、前記注出具が前記蓋
体の貫通孔を介して前記飲料容器に対して着脱自在に構
成され、前記注出具を、前記断熱容器の庫内に収納可能
としたものである。
【0007】
【作用】本発明は以上のように構成することにより、蓋
体を開放することなく、貫通孔を介して庫内に収容され
ている大型の飲料容器に注出具を取り付け、注出具を介
して飲料を注出できる。また、大型の飲料容器を庫内に
収容すると飲料容器が庫内で位置決めされ、且つ貫通孔
が飲料容器の中央部とほぼ一致し、注出具を簡単に着脱
できる。さらに、使用後に注出具を庫内に収納して運搬
できる。
【0008】
【発明の実施態様】以下、本発明のー実施例を図に基づ
いて説明する。1は断熱材等の断熱層1Aを備えた断熱
容器であり、上部に開口部2を形成している。断熱容器
1の庫内1Bの一側には突部3が2箇所形成されてお
り、このため、庫内1Bの空間は平面略凸字状に形成さ
れている。また、断熱容器1の側面で且つ両突部3間に
は貫通孔4が形成されている。この貫通孔4には、熱電
冷却ユニット5が取り付けられている。この熱電冷却ユ
ニット5は、吸熱用のヒートシンク6、伝熱ブロック
7、ペルチェ素子(熱電素子)よりなるサーモモジュー
ル8、放熱用のヒートシンク9より構成されている。熱
電冷却ユニット5は、ヒートシンク9の基部9Aと伝熱
ブロック7とでサーモモジュール8を挟着した後、前記
貫通孔4に庫外側から挿入して、伝熱ブロック7にヒー
トシンク6の基部6Aを伝熱的に固着することで、断熱
容器1を挟持し、貫通孔4に固定される。なお、10,11
はゴム等の弾性体からなるパッキンであり、サーモモジ
ュール8に加わる衝撃を吸収すると共に、貫通孔4を密
閉している。ヒートシンク6には複数の吸熱フィン6B
が形成されている。この吸熱フィン6Bの長さは、吸熱
フィン6Bの先端から対向する庫内1Bの他側内面1C
までの距離L1が、他側内面1Cと庫内1Bにおける隣
接する内面1D及び面1Eの距離L2よりもわずかに
長くなるように設定されている。前記ヒートシンク9を
覆うようにカバー部12が取り付けられている。該カバー
部12の下部側面には吸気口13が形成されていると共に、
上部側面には排気口14が形成されている。前記吸気口13
の内側には、ファン15が取り付けられている。また、カ
バー部12内部には、制御回路16及び電源回路17が取り付
けられている。さらに、庫内1Bの内底面1Fの適所に
は後述する差込み部を挿入する凹部1Gを形成する。
【0009】前記開口部2には、断熱材等の断熱層18A
を有する蓋体18がヒンジ(図示せず)等により開閉自在
に取り付けられている。この蓋体18には、円形の貫通孔
19が形成されている。この貫通孔19は、前記断熱容器1
の庫内1Bの空間の中央部に対応する位置、即ち、面1
C,1D,1E及び両突部3の角部に接する仮想円Cの
中心とほぼ同軸になるように形成されている。また、こ
の貫通孔19を中心として下向きの複数の突部20が例えば
3か所に等間隔に形成されており、この突部20の下面に
ゴム足20Aを設けている。
【0010】そして図3に示すように保冷時等において
は貫通孔19には、断熱性を有する密閉栓21が着脱自在に
取り付けられている。この密閉栓21は栓部21Aの上部に
摘み部21Bを備え、該栓部21Aは前記貫通孔19とほぼ同
径であり貫通孔19に気密に設けられ、さらに摘み部21B
の下面にパッキン21Cを備えている。
【0011】22は前記密閉栓21に代えて前記貫通孔19に
着脱自在に設けられる注出具であり、この注出具22は密
閉した庫内1Bに収容された例えば5リットル程度のビ
ール樽等の略円筒形の飲料容器Aから飲料を蓋体18を開
くことなく庫外のジョッキ等に注出するものであり、前
記貫通孔19とほぼ同径に形成されて気密に設けられる栓
部23の上部にフランジ部23Aを設け、このフランジ部23
Aの上部に、飲料容器Aの内部を加圧するための気体ボ
ンベ23B取付け用の取付け口23Cと、飲料を注出するた
め図示しない弁機構を開閉操作する操作部たる操作レバ
ー23Dと、飲料注出部たる注出管23Eとを備えている。
また栓部23の下部には飲料容器Aの取付口Bに気密に挿
着する差込み部23Fが設けられている。なお、23Gはフ
ランジ部23Aの下面に設けたパッキンである。
【0012】次に、本発明の作用について説明する。ま
ず、断熱容器1の開口部2を蓋体18で覆い、庫内1Bの
空間を密閉する。この状態で図示しない操作部を操作す
ると、制御回路16が動作し、サーモモジュール8が通電
される。この時、通電する電流の方向は、サーモモジュ
ール8の庫内1B側から庫外側へ熱が移動する方向であ
る。また、同時にファン15が通電されて回転し、吸気口
13から吸入した空気をヒートシンク9に送り、サーモモ
ジュール8によって庫外側へ移動した熱で熱くなったヒ
ートシンク9を冷却する。そして、熱くなった空気は排
気口14から外部に放出される。また、サーモモジュール
8によって庫内1B側から庫外側へ熱が移動するので、
伝熱ブロック7及びヒートシンク6は冷却される。そし
て、冷却されたヒートシンク6によって、庫内1Bは冷
却される。庫内1Bが十分冷却されたら、前述のように
予め冷却しておいた例えば5リットル程度のビール樽等
の円筒状の飲料容器Aを庫内に収容し、保冷する。この
とき、図2に示すように飲料容器Aの外周は仮想円Cの
ように、突部3の角部及び各面1C,1D,1Eに内接
して位置決めされ、飲料容器Aの中央部が庫内1Bの中
央部とほぼ一致するように位置決めされる。そして、こ
の状態で飲料容器Aはヒートシンク6の吸熱フィン6B
に接触しないようになっている。これは、飲料容器Aが
吸熱フィン6Bに接してしまうと、その部分の飲料が局
部的に凍結してしまう虞があるからである。また、飲料
容器Aの上面は蓋体18に形成した突部20によってゴム足
20Aを介して上方から押さえられることで、庫内1Bで
固定される。
【0013】飲料容器A内の飲料を注出する場合、蓋体
18を閉じたまま、蓋体18の貫通孔19を密閉している密閉
栓21を貫通孔19から外す。この時、飲料容器Aの中央上
部に形成した取付口Bは、貫通孔19とほぼ同心円状に露
出する。この状態で前記注出具22の栓部23を貫通孔19に
挿入すると、注出具22の差込み部23Fが取付口Bと嵌合
し、栓部23を回動することによって注出具22の差込み部
23Fが取付口Bと気密を保つように固着される。そし
て、操作レバー23Dを操作すると図示しない弁を介して
気体ボンベ23Bの気体が飲料容器Aに供給され、このた
め飲料容器Aの内圧が上昇し、この結果飲料容器Aの内
容液が図示しない供給路を介して注出管23Eより注出さ
れる。なお、栓部23は貫通孔19とほぼ同径であり、注出
具22を飲料容器Aの取付口Bに取り付けると栓部23は貫
通孔19と密着するため、庫内1Bの空間は庫外と連通せ
ず、庫内の温度が上がることはない。
【0014】飲料容器Aが空になったら、栓部23を取付
時とは逆方向に回動することで注出具22を飲料容器A及
び蓋体18の貫通孔19から取り外すことができる。そして
蓋体18の貫通孔19を密閉栓21で再び閉塞した後、蓋体18
を開放し、空になった飲料容器Aを庫内1Bから取り出
し、図4に示すように差込み部23Fを凹部1Gに挿入し
て注出具22を庫内1Bに収納し、再び蓋体18を閉じる。
これによって、注出具22が邪魔になることなく、携帯で
きる。なお、飲料容器Aが収容されていない状態では、
通常の電子式冷蔵庫と同様に使用できることは言うまで
もない。
【0015】以上のように、前記実施例では開口部2を
有する断熱容器1と、該開口部2に開閉自在に取り付け
られる蓋体18と、ペルチェ素子よりなるサーモモジュー
ル8と、該サーモモジュール8の両面に取り付けられる
ヒートシンク6,9を有する電子式冷蔵庫において、前
記蓋体18に貫通孔19を形成すると共に、該貫通孔19に密
閉栓21又は飲料注出具22を選択的に着脱自在とし、且つ
前記貫通孔19を密閉可能として飲料容器Aの飲料を飲む
ときには密閉栓21に代えて注出具22を貫通孔19に取付け
ることにより、蓋体18を開くことなく、すなわち飲料容
器Aが温まることなく冷たい飲料を得ることができる。
【0016】さらに、前記断熱容器1の庫内1Bを、該
庫内1Bに収容される略円筒状の飲料容器Aが内接して
位置決めされる形状に構成すると共に、前記貫通孔19
を、収容される飲料容器Aの中央部に対応した位置に形
成し、前記注出具22が前記貫通孔19を介して前記飲料容
器Aに対して着脱自在に構成されたことにより、貫通孔
19と飲料容器Aの取付口Bが同軸状に配置されることに
なるので、貫通孔19から注出具22の栓部23を挿入する
と、差込み部23Fが取付口Bに挿入され、注出具22を簡
単にセットしたり外したりすることができる。
【0017】しかも、前記注出具22を、前記断熱容器1
の庫内1Bに収納可能とすることにより、使用後に注出
具22を庫内1Bに収納して運搬でき,携帯性に優れる。
【0018】また、前記実施例においては、蓋体18の下
面に突部20を下向きに設けて庫内1Bに飲料容器Aを収
容したときに、該飲料容器Aの上面を係止できるように
したことにより、上下方向のがたつきをなくすることが
できる。
【0019】さらに、断熱容器1の一側に放熱用のヒー
トシンク9を設けると共に、該ヒートシンク9のカバー
部12の下部に吸気口13、ファン15を設け、一方カバー部
12の上部に排気口14を設けたことにより、冷たい空気を
下側より取り入れ、熱交換により暖かくなった空気を上
方へ放出するようにしたので、空気の流れがスムースと
なり、効率よく熱交換を行うことができる。
【0020】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本実
施例では断熱容器1内が十分冷却された後、予め冷却し
ておいた飲料容器Aを収容しているが、熱電冷却ユニッ
ト5の能力が十分であれば、最初から飲料容器Aを断熱
容器1内に収容して冷却しても良い。また、庫内のヒー
トシンク6近傍に庫内空気循環用のファンを設けても良
い。更に、電子冷却ユニット5、ファン15、制御回路1
6、電源回路17等は、電子式冷蔵庫の構造に応じて適宜
配置が可能である。また、実施例では貫通孔19に栓部21
A、栓部23を嵌合により着脱したものを示したが、栓部
21A、栓部23にそれぞれ押しボタンなどの操作部及び出
没して貫通孔19に係止可能なストッパーを設け、操作部
を操作することによりストッパーを突設して貫通孔19に
係止して抜け止めを施すようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、開口部を有する断熱容器と、
該開口部に開閉自在に取り付けられる蓋体と、ペルチェ
素子よりなるサーモモジュールと、該サーモモジュール
の両面に取り付けられるヒートシンクを有する電子式冷
蔵庫において、前記蓋体に貫通孔を形成すると共に、該
貫通孔に密閉栓又は飲料注出具を選択的に着脱自在と
し、且つ前記貫通孔を密閉可能とし、前記断熱容器の庫
内の一側に突部を2箇所形成して該庫内を平面略凸字状
に形成し、前記突部間に前記サーモモジュールとヒート
シンクを取り付ける貫通孔を形成し、さらに前記庫内の
他側内面から対向するヒートシンクまでの距離が、前記
他側内面と前記庫内における隣接する両内面の距離より
もわずかに長くなるように設定されて、前記庫内を、該
庫内に収容される略円筒状の飲料容器が前記突部の両角
部、他側内面、該他側内面と前記庫内における隣接する
内面に内接して位置決めされる形状に構成すると共に、
前記蓋体の貫通孔を、収容される飲料容器の中央部に対
応した位置に形成し、前記注出具が前記蓋体の貫通孔を
介して前記飲料容器に対して着脱自在に構成され、前記
注出具を、前記断熱容器の庫内に収納可能としたことを
特徴とする電子式冷蔵庫であり、蓋体を開放することな
く、貫通孔を介して庫内に収容されている大型の飲料容
器に注出具を取り付け、内容液を注出できるので、容易
に飲料を注出できるとともに、注出中でも飲料容器を断
熱容器外に出すことがなく、また熱電冷却ユニットによ
って冷却され続けるので、飲料の注出によって飲料容器
内の飲料が温くなってしまうことが防止できる。また、
大型の飲料容器を庫内に収容すると飲料容器が庫内で位
置決めされ、且つ貫通孔が飲料容器の中央部とほぼ一致
するので、簡単に注出具を飲料容器に取り付けることが
できる。さらに、使用後に注出具を庫内に収納して運搬
できるので、使用後の注出具が邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す注出具を取り付けた状
態の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す密閉栓を取り付けた状
態の縦断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す注出具を収納した状態
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 断熱容器 1B 庫内1C 1D 1E 内面 2 開口部3 突部 4 貫通孔 6 吸熱用のヒートシンク 8 サーモモジュール 9 放熱用のヒートシンク 18 蓋体 19 貫通孔 21 密閉栓 22 注出具 23 基部 A 飲料容器L1 L2 距離
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−18405(JP,U) 実開 昭60−4450(JP,U) 実開 昭57−77200(JP,U) 登録実用新案3028335(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/00 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する断熱容器と、該開口部に
    開閉自在に取り付けられる蓋体と、ペルチェ素子よりな
    るサーモモジュールと、該サーモモジュールの両面に取
    り付けられるヒートシンクを有する電子式冷蔵庫におい
    て、前記蓋体に貫通孔を形成すると共に、該貫通孔に密
    閉栓又は飲料注出具を選択的に着脱自在とし、且つ前記
    貫通孔を密閉可能とし、前記断熱容器の庫内の一側に突
    部を2箇所形成して該庫内を平面略凸字状に形成し、前
    記突部間に前記サーモモジュールとヒートシンクを取り
    付ける貫通孔を形成し、さらに前記庫内の他側内面から
    対向するヒートシンクまでの距離が、前記他側内面と前
    記庫内における隣接する両内面の距離よりもわずかに長
    くなるように設定されて、前記庫内を、該庫内に収容さ
    れる略円筒状の飲料容器が前記突部の両角部、他側内
    面、該他側内面と前記庫内における隣接する内面に内接
    して位置決めされる形状に構成すると共に、前記蓋体の
    貫通孔を、収容される飲料容器の中央部に対応した位置
    に形成し、前記注出具が前記蓋体の貫通孔を介して前記
    飲料容器に対して着脱自在に構成され、前記注出具を、
    前記断熱容器の庫内に収納可能としたことを特徴とする
    電子式冷蔵庫。
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