JP3086268U - 冷温蔵タンク - Google Patents
冷温蔵タンクInfo
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- JP3086268U JP3086268U JP2001007686U JP2001007686U JP3086268U JP 3086268 U JP3086268 U JP 3086268U JP 2001007686 U JP2001007686 U JP 2001007686U JP 2001007686 U JP2001007686 U JP 2001007686U JP 3086268 U JP3086268 U JP 3086268U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この考案は、安価で手間の掛からない、熱効
率の良い冷温蔵タンクを開発、提供することにある。 【解決手段】 上記の課題を解決するために、 内容液
に合わせたタンク(1)と、該タンク外周を外装材
(8)で囲い、タンクと外装材との中間部に断熱材
(6)を巻装し、該タンク底部に開閉バルブ(11)を有
したパイプを螺着し、且つ、該タンクの壁面には、熱伝
導部材(3)(7)を当設し、これら熱伝導部材には、
ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)を接着させ
て取り付け、更に、該冷却・加熱機能部品を介して、放
熱部品(4)と放熱ファン(5)を固着し、タンク下方
には、制御装置兼電源ボックスを枢着して、内容液の冷
却、または、加熱が行える事を特徴とする冷温蔵タン
ク。
率の良い冷温蔵タンクを開発、提供することにある。 【解決手段】 上記の課題を解決するために、 内容液
に合わせたタンク(1)と、該タンク外周を外装材
(8)で囲い、タンクと外装材との中間部に断熱材
(6)を巻装し、該タンク底部に開閉バルブ(11)を有
したパイプを螺着し、且つ、該タンクの壁面には、熱伝
導部材(3)(7)を当設し、これら熱伝導部材には、
ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)を接着させ
て取り付け、更に、該冷却・加熱機能部品を介して、放
熱部品(4)と放熱ファン(5)を固着し、タンク下方
には、制御装置兼電源ボックスを枢着して、内容液の冷
却、または、加熱が行える事を特徴とする冷温蔵タン
ク。
Description
【0001】
この考案は、主として、浄水、水道水、清涼飲料水、アルコール類等を冷却、 加熱し、貯蔵する冷温蔵タンクに関する。
【0002】
従来は、ガスによる冷却等が主流で、コストや手間が掛かり、市場のニーズに 適合した、便利で安価なタンクが出来なかった。
【0003】 そこで、最近では、そのコストや手間を削減する為、熱の吸収、または、発生 を起こす、ペルチェ素子等を使用した冷温蔵タンクの提案がなされているが、ア ルコール類等の物質、または、味の変化し易い物では、タンク内に冷却・加熱部 品等を入れることが出来ない。また、仮に入れることが出来たとしても、不純物 が残る可能性が有り、掃除が困難で、衛生上の問題を残していた。
【0004】 更に、また、タンク内液の上部と下部の温度差や、ヒートシンク等の放熱部品 の結露発生等、技術的な問題も残している。
【0005】
この考案は、安価で手間の掛からない、熱効率の良い冷温蔵タンクを開発、提 供することにある。
【0006】
そこで、課題であるコストや手間を削減する為、熱伝導性の良い部材を枢着し 、ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品を使用し、タンク内の上下の温度差をな くした、効率の良い冷温蔵タンクである。
【0007】
【考案の実施の形態】 この考案の一実施例を図面に従って、詳述すると、まず、熱伝導棒(3)をタ ンク(1)の外壁面に密着させ、その熱伝導棒(3)をペルチェ素子等の冷却・ 加熱機能部品(2)で冷却し、間接的にタンク(1)の外壁面を冷却する。
【0008】 また、ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)の反対側は熱を発生するの で、その熱を逃がす為、ヒートシンク等の放熱部品(4)と放熱ファン(5)を 設置する。
【0009】 また、内容液の放熱を防ぐ為に、タンク(1)を外装材(8)で囲み、その間 を発砲ウレタン等の断熱材(6)を入れ断熱する。
【0010】 次に、動作について具体的に説明すると、まず、タンク(1)内の冷却水温度 が、制御装置(16)に、予め設定された冷却開始温度より高い場合、ペルチェ 素子等の冷却・加熱機能部品(2)に、制御装置(16)からコード(14)を 通して電力が供給され、熱伝導部材(3)は、冷却される。この時、放熱部品( 4)は加熱され、放熱ファン(5)によって放熱される。また、熱伝導部材(3 )が冷却されると、タンク(1)を介して、タンク(1)内の液体が除々に冷却 される。
【0011】 次に、温度感知器(9)からの温度信号は、制御装置(16)に伝達され、制 御装置(16)は、予め設定した冷却停止温度と、温度感知器(9)からの温度 信号を比較し、温度感知器(9)温度が冷却停止温度より下がった場合、ペルチ ェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)への電力供給を停止し、放熱ファン(5) は、放熱部品(4)に結露現象が発生しない温度になるまで運転を続行して停止 する。
【0012】 次に、ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)と、放熱ファン(5)が停 止すると、冷却水温度は除々に上昇し、冷却開始温度に達する。こうして、ペル チェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)と、放熱ファン(5)の断続運転が行わ れ、冷却水温度を一定の温度幅に保つ動作を行う。
【0013】
図1の実施形態では、上下のペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品(2)は、 一枚ずつであったが、他の実施形態では、内容液の冷温蔵の仕方に合わせて、冷 却・加熱機能部品(2)をガス冷却や他のものに変えたり、数を変更するのも良 い。
【0014】 また、温度感知器(9)を取り付け、冷温蔵の仕方に合わせて、制御盤で電流 等の設定を変えられるものでも良い。
【0015】 又、タンク全体に熱を効率良く伝える為に、タンク(1)の周りに熱伝導率の 高い熱伝導版(7)を巻いても良い。
【0016】 更に又、タンク(1)を違う材質、形状の容器に変えても良い。
【0017】
この考案によれば、タンクの壁面上部から下部にかけて冷却するので、内容液 の量等にかかわらず、上部と下部の温度差が少なくなり、断熱をするため、効率 良く冷温蔵することが出来る。
【0018】 又、冷温蔵の仕方によっては、仕様を容易に変えられる為、コストを抑える事 が出来る。
【0019】 更に又、タンク内部に部材がない為、不純物が付きにくく、掃除がし易い。
【0020】 そして又、稼動部分が少ない為、故障も少なく、手入れがしやすい。
【図1】この考案の一実施例を示し、断面図である。
【図2】この考案の一実施例を示し、斜視図である。
【図3】この考案の一実施例を示し、温度感知器の温度
(18)と、放熱ファンの動作(19)と、冷却・加熱
機能部品の動作(17)のタイミングチャート図であ
る。
(18)と、放熱ファンの動作(19)と、冷却・加熱
機能部品の動作(17)のタイミングチャート図であ
る。
【符号の説明】 1 タンク 2 冷却・加熱機能部品 3 熱伝導棒 4 放熱部品 5 放熱ファン 6 断熱材 7 熱伝導版 8 外装材 9 温度感知器 10 配水管 11 コック 12 ファンカバー 13 通気孔 14 電源制御コード 15 蓋 16 制御装置兼電源ボックス 17 ペルチェ素子の動作 18 温度感知器の温度 19 放熱ファンの動作
Claims (1)
- 【請求項1】 内容液に合わせたタンク(1)と、該タ
ンク外周を外装材(8)で囲い、タンクと外装材との中
間部に断熱材(6)を巻装し、該タンク底部に開閉バル
ブ(11)を有したパイプを螺着し、且つ、該タンクの壁
面には、熱伝導部材(3)(7)を当設し、これら熱伝
導部材には、ペルチェ素子等の冷却・加熱機能部品
(2)を接着させて取り付け、更に、該冷却・加熱機能
部品を介して、放熱部品(4)と放熱ファン(5)を固
着し、タンク下方には、制御装置兼電源ボックスを枢着
して、内容液の冷却、または、加熱が行える事を特徴と
する冷温蔵タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007686U JP3086268U (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 冷温蔵タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007686U JP3086268U (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 冷温蔵タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086268U true JP3086268U (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=43237679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007686U Expired - Fee Related JP3086268U (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 冷温蔵タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086268U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005101353A1 (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Quest And Try Co., Ltd. | 空気膨張式電光表示体 |
WO2010047572A1 (en) * | 2008-10-22 | 2010-04-29 | Kwok Hsing Foo | Systems and methods for heating water by absorbing heat in ambient air |
KR101333371B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2013-11-28 | 금오공과대학교 산학협력단 | 급속 캔 냉각기 |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001007686U patent/JP3086268U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005101353A1 (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Quest And Try Co., Ltd. | 空気膨張式電光表示体 |
WO2010047572A1 (en) * | 2008-10-22 | 2010-04-29 | Kwok Hsing Foo | Systems and methods for heating water by absorbing heat in ambient air |
KR101333371B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2013-11-28 | 금오공과대학교 산학협력단 | 급속 캔 냉각기 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |