JPH04121528A - 電気暖房器の温度監視装置 - Google Patents

電気暖房器の温度監視装置

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JPH04121528A
JPH04121528A JP24183690A JP24183690A JPH04121528A JP H04121528 A JPH04121528 A JP H04121528A JP 24183690 A JP24183690 A JP 24183690A JP 24183690 A JP24183690 A JP 24183690A JP H04121528 A JPH04121528 A JP H04121528A
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temperature
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wire
heat
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JP24183690A
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Hirobumi Tokuda
徳田 博文
Koji Takigawa
滝川 幸二
Seiji Yoneda
征司 米田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電気暖房器の温度監視装置に関し、さらに詳細
にいえば、温度に応じて抵抗率が変化する導線を用いて
構成した感熱線により温度を検知して、電熱線への通電
を制御する電気暖房器の温度監視装置に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 電熱線を用いた暖房機器、例えば暖気毛布、電気カーペ
ットには、電熱線に添って感熱線を配置し、この感熱線
に温度一定の制御をするサーモスタットの役割を果たさ
せている。
感熱線の典型的な構成を第4図に示す。感熱線11は、
互いに逆向きに巻いた2つの導線12a。
12bからなり、その間に特殊塩化ビニル混合物の感熱
層10を介在させたものである。
温度が上がると感熱層10の抵抗が減少するので、これ
を検出器で検出して温度制御に用いることができる。
さらに、従来の電気暖房器では、上記感熱線の出力信号
に基づいて、電気暖房機器の温度が異常に上がったこと
を検出すれば電熱線への通電を遮断する温度監視装置が
付いている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記の電気暖房器では、感熱層の経年変化、
変質等で感熱層の抵抗が変化したり、感熱層が破れて導
線間の短絡等が発生したりした場合、また、感熱線の温
度検出回路が故障した場合、温度監視機能か働かなくな
り、温度制御ができなくなることがある。
このため、電熱線へ通電が続けられ、焦げや火災等の事
故に発展する可能性がある。
本発明は、感熱線に多重の温度監視機能を設けることに
より、一つの温度監視機能が故障しても他の温度監視結
果に基づいて安全に温度を制御することができる電気暖
房器の温度監視装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本発明の電気暖房器の温度
監視装置は、第1図に示すように、温度に応じて抵抗率
が絶縁層1より大きく変化する複数の(図では2つの)
導線2a、2bの間に上記絶縁層1を介在させて構成し
た感熱線11と、それぞれの導線2a、2bの抵抗値に
より温度を検知し、温度の異常上昇を判定する複数の(
図では第一と第二の)判定手段3.4と、上記第一の判
定手段3の判定結果と、第二の判定手段4の判定結果と
から、いずれかの判定手段3または4が温度の異常を示
していればその旨を出力する論理和手段5と、この論理
和手段5の出力に基づいて電熱線への通電を遮断する通
電遮断手段6とを設けたものである。
く作用〉 上記の構成の温度監視装置によれば、感熱線11を構成
する複数の導線2a、2bの抵抗値によりそれぞれ温度
を検知できる。すなわち、導線2a、  2bを温度セ
ンサとして利用している。そして、温度異常の判断の論
理和をとることにより、少なくともいずれかの判定結果
に異常が生ずれば電熱線への通電を遮断することかでき
る。
しかも、導線2a、2bのみを温度センサとして利用し
ているので、従来のように、絶縁層1に温度検知機能を
持った材料を使用する必要がなくなり、感熱線11の温
度検知機能の経年劣化に悩まされることもない。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第2図は、絶縁層1を2本の導線28.2bの間に介在
させた感熱線11の構造を示す。
2本の導線2a、2bは、抵抗率の温度係数が正で比較
的大きな値を持つ線材(例えばアルミニウムやニッケル
)で形成され、それぞれ同心状、逆向きに巻かれている
。この線材の抵抗率は、絶縁層1の抵抗率よりも十分小
さなものであることは勿論である。また、絶縁層1の抵
抗率の温度係数は、上記線材の抵抗率の温度係数に比べ
て無視できるほど小さな値となるよう、絶縁層1の材質
を選んでいる。
第3図は電気暖房器の電気回路の概略を示す。
商用電源は、温度ヒユーズTFu、両切りリレースイッ
チRYIを通して、電熱線Hに印加される。
また、商用電源の電圧は、抵抗R1と導線2aで分圧さ
れ、ダイオードD2で整流される。C2は平滑コンデン
サである。ダイオードD2て整流された電圧Vslは比
較器ICIに入力され、基準電圧E1と比較される。
また、商用電源の電圧は、抵抗R2と導線2bで分圧さ
れ、ダイオードD1で整流される。C1は平滑コンデン
サである。ダイオードD1で整流された電圧Vs2は比
較器IC3に入力され、基準電圧E2と比較される。
また、ダイオードD2で整流された電圧Vslは比較器
IC2に入り、基準電圧E refと比較される。
基準電圧E1.E2の値は、電気暖房器の異常温度上昇
を防止する観点から決められるものであり、基準電圧E
1は抵抗R8〜R11の分圧比で決定され、基準抵抗E
2は抵抗R5〜R7の分圧比で決定される。
また、基準電圧E rerは、使用者の設定する温度設
定器VRの中間タップ電圧であるのでE rerの値は
、使用者か設定した温度に応じて決定される。
比較器IC2は、電圧Vslを基準電圧E refと比
較し、Vsl>ErerであればトランジスタTrをオ
フし、V sl< E rerであれば、トランジスタ
Trをオンすることにより、リレーコイルRYの駆動を
制御する。これによって、両切りのリレー接点RYI、
RY2をオン、オフし、電熱線Hの温度調節を行う。
一方、ICIとIC3との出力は、ダイオードD6とD
7とで構成される論理和回路ORに入力され、論理和回
路ORの出力は、サイリスタSCRをトリガできるよう
になっている。サイリスタSCRと直列に抵抗R21が
接続され、抵抗R21には、前述の温度ヒユーズTFu
が熱結合されている。
演算増幅器ICIは、電圧Vslを人力として基準電圧
E1と比較し、電圧Vsl>Elとなったとき、論理和
回路ORに/Xイレベル電圧を送る。
演算増幅器IC3は、電圧Vs2を入力として基準電圧
E2と比較し、電圧Vs2<E2となったとき、論理和
回路ORにハイレベル電圧を送る。
論理和回路ORはいずれかの演算増幅器ICI。
IC3からのハイレベル電圧を検知すると、SCRをオ
ンして抵抗R21に電流を流し、抵抗R21と熱結合さ
せている温度ヒユーズTFuを切って電熱線Hへの通電
を停止させる。
なお、ダイオードD8、抵抗R20、コンデンサC7は
リレーコイルRYの駆動用電源回路を構成する。
以上の構成と機能を有しているから、感熱線11の温度
に相当する電圧Vsl、 Vs2がいずれも基準電圧E
l。
E2より低いとき、抵抗R21には電流が流れないので
、温度ヒユーズTFuが切れることはない。
したがって、比較器IC2は、上記温度設定器VRで設
定された温度T rerに基づいて両切りのリレー接点
RY1.RY2をオンオフし、電熱線Hを定温制御でき
る。
もし、感熱線11の温度に相当する電圧Vsl。
Vs2の少なくともいずれかが基準電圧E1.E2より
高いと、前述のように抵抗R21には電流が流れ温度ヒ
ユーズTFuが溶断される。これにより、電熱線Hへの
通電は遮断される。
したがって、導線2aまたは2bの1つに短絡またはイ
ンピーダンスの降下が発生していても、他の導線による
異常温度監視機能が働いて、当該他の導線により異常監
視を続けることかできるのがこの実施例の特徴である。
なお、導線2aまたは2bの短絡やインピーダンス降下
以外に、ダイオードD1またはD2のリーク、コンデン
サC1またはC2のショート等が発生しても、いずれか
の回路が正常に働いていれば異常温度監視を続けること
ができる。
このように、実施例によれば、感熱線11を構成する導
線およびこの導線に接続される温度監視回路の1つか温
度監視不能になった場合でも、他の導線および温度監視
回路により異常温度監視を続けることができるので、電
気暖房器の運転を安全に行うことができる。
以上、実施例に基づいて本発明を説明してきたが、感熱
線11を構成する導線の数は2つに限定されるものでは
ない。例えば3つで実施することもでき、この場合、感
熱線の温度を検知する演算増幅器等の温度監視回路も3
つ用意すればよい。
その池水発明の要旨を変更しない範囲内において、種々
の設計変更を施すことか可能である。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明の電気暖房器の温度監視装置によ
れば、感熱線を構成する複数の導線を用いて複数の温度
監視機能を設け、これらの判定結果の論理和をとること
により、いずれかの温度監視機能が故障しても温度検知
を行うことができる。
したがって、この論理和判断に基づいて電熱線への通電
を遮断すれば、感熱線の温度監視の信頼性を向上させる
ことができ、電気暖房器の温度制御を安全に実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度監視装置の要部構成を示すブロッ
ク図、 第2図は実施例の感熱線の構造図、 第3図は電気暖房器の温度制御電気回路図、第4図は従
来の感熱線の構造を示す図である。 ・・・絶縁層、 2 a。 b・・・導線、 3・・・第一の判定手段、 4・・・第二の判定手段、 5・・・論理和手段、 6・・・通電遮断手段、 H・・・電熱線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、抵抗率の温度係数が絶縁層(1)に比べて大きな材
    質からなる複数の導線(2a、2b)の間に上記絶縁層
    (1)を介在させてなる感熱線(11)と、それぞれの
    導線(2a、2b)の抵抗値に基づき温度を検知し、温
    度の異常上昇を判定する複数の判定手段(3、4)と、
    上記各判定手段(3、4)の判定結果から、いずれかの
    判定手段(3、4)が温度の異常を示していればその旨
    を出力する論理和手段(5)と、この論理和手段(5)
    の出力に基づいて電熱線への通電を遮断する通電遮断手
    段(6)とを設けたことを特徴とする電気暖房器の温度
    監視装置。
JP24183690A 1990-09-11 1990-09-11 電気暖房器の温度監視装置 Expired - Lifetime JPH07101106B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005186742A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Kurabe Ind Co Ltd 車載用温度調節装置
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