JPH04121353A - 紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切替装置 - Google Patents

紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切替装置

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JPH04121353A
JPH04121353A JP2243519A JP24351990A JPH04121353A JP H04121353 A JPH04121353 A JP H04121353A JP 2243519 A JP2243519 A JP 2243519A JP 24351990 A JP24351990 A JP 24351990A JP H04121353 A JPH04121353 A JP H04121353A
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paper
pinch pressure
roller
scuff roller
pinch
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JP2243519A
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Kazuhiro Tamada
玉田 和裕
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切替装置に関
し、 スカッフローラピンチ圧の設定誤り及びこれによる紙送
り搬送性の悪化を防止することを目的とし、 紙送り機構により搬送される連続用紙を所定のピンチ圧
でピンチローラとスカッフローラとの間に挟んでスタッ
カ部に引き込むように構成するとともに、スカッフロー
ラのピンチ圧を連続用紙の厚さに対応してピンチ圧切替
機構で切り替えるように構成した紙送り装置において、
前記紙送り機構を駆動する紙送りモータの負荷を検出し
て連続用紙の厚さを判定する判定部と、ピンチ圧切替機
構を駆動するアクチュエータと、判定部の判定結果に基
づいてアクチュエータを制御する制御回路とを設ける構
成とした。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プリンタ等に使用される紙送り装置に関し
、特に、紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切替
装置に関する。
〔従来の技術〕 一般に、プリンタ等において連続用紙を給紙部からスタ
ッカ部に搬送する紙送り装置は、例えば第5図に示すよ
うに、連続用紙1を給紙部2から引出し、スタッカ部3
に送り込むトラクタ4と、このトラクタ4を駆動する紙
送りモータ5とを備え、給紙部2から引出した連続用紙
1を感光ドラム6に接近させて感光ドラム6の表面に現
像された画像を転写させ、定着器7でその画像を連続用
紙1に定着させた後、スタッカ部3に送り込むように構
成している。また、トラクタ4によって搬送される連続
用紙1の紙たわみや紙詰まり(ジャム)を防止するため
、スタッカ部3あるいはその直前にスカッフローラ8を
設けている。
このスカッフローラ8は、所定の位置に位置させること
により所定の圧力(ピンチ圧という)で連続用紙1に押
し付けられるとともに、スカッフローラモータ8Mによ
って回転駆動され、これによりトラクタ4からスカッフ
ローラ8までの間の連続用紙1の部分を適当な張力で緊
張させるようにしている。
ところで、スカッフローラ8のピンチ圧を厚手の連続用
紙1に対応する設計値に保持したまま厚さが設計値より
も薄い連続用紙1を搬送しようとすると、スカッフロー
ラ8から連続用紙1に作用するピンチ圧が過大になり、
スカッフローラ8が連続用紙1を引き込む力が強くなり
過ぎ、連続用紙1が破れたり穴ガレを発生して搬送性が
悪化することがある。
逆に、スカッフローラ8のピンチ圧を薄手の連続用紙1
に対応する設計値に保持したまま厚さが設計値よりも厚
い連続用紙1を搬送しようとすると、スカッフローラ8
から連続用紙1に作用するピンチ圧が過少になり、スカ
ッフローラ8が連続用紙1を引き込む力が弱くなり過ぎ
、紙のたわみや紙詰まりが発生して搬送性が悪化したり
、紙たわみや紙詰まりによる定着不良が発生したりする
ことがある。
従って、厚さが異なる複数種類の連続用紙1を切替え使
用するプリンタ等の紙送り装置においては、スカッフロ
ーラ8の位置を例えば第6図に示すようなピンチ圧切替
機構9で切り替えることによりピンチ圧が用紙の厚さに
対応する適当な値に切り替えられるように構成している
このピンチ圧切替機構9は、所定の支点91cを中心に
して揺動可能に設けた揺動アーム91を備え、スカッフ
ローラ8をこの揺動アーム91の一方のアーム91aに
支持バネ95を介して回転自在に支持させ、揺動アーム
91の他方のアーム91bをバネ92でピンチ圧増加方
向(図上、反時計回り方向)に付勢し、前記他方のアー
ム91bを所定位置のカム93で受は止めている。この
カム93をリリースレバー94で揺動させることにより
、揺動アーム91、支持バネ95及びスカッフローラ8
を厚手の連続用紙1に対応して比較的強いピンチ圧で連
続用紙1に接触する厚手位置(2点鎖線で示す)と、薄
手の連続用紙1に対応して比較的弱いピンチ圧で連続用
紙1に接触する薄手位置(実線で示す)と、スカッフロ
ーラ8が用紙搬送経路から離れるリリース位置(1点鎖
線で示す)とにわたって揺動させるように構成している
ところで、第5図に示すような紙送り装置を備えたプリ
ンタに於いては、紙送りモータ5の速度が定速になって
から印刷が開始され、紙送りモータ5の回転開始時、回
転終了時の過渡期には印刷されない。そこで、所定の位
置からの印刷を行うためには、上記過渡期の紙送り分を
考慮してページの終了時(あるいは一連の印刷終了時)
には紙送りモータ5を逆回転させて、次の印刷開始位置
が所期の位置になるように位置調整することがなされ、
このときは、上記スカッフローラ8はピンチローラ10
に押さえ付けられたままとなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように連続用紙を挟んでスカッフローラ8がピン
チローラ10に押さえ付けられているので、紙送りモー
タ5が逆転するときには、リリースレバー94を紙厚に
対応して正確な位置にしておいても紙送りモータ5に過
大な負荷がかかることになる。
ところが、上記従来の紙送り装置では、ピンチ圧の切替
えがリリースレバー94の手動操作に依存するため、使
用する連続用紙1の厚さを切り替える際にリリースレバ
ー94の切替え操作を忘れたり、連続用紙1の厚さを誤
認してリリースレバー94を誤った位置に切替え操作し
たりすることがある。これによって例えば、使用する連
続用紙1を厚手の連続用紙1から薄手の連続用紙1に切
り替えた場合に使用者がリリースレバー94の切替え操
作を忘れると、過大なピンチ圧でスカッフローラ8とピ
ンチローラ10が薄手の連続用紙1を押さえ付けること
になる。従って紙送りモータ5の逆転時に過大な負荷が
かかり、正確な印刷開始位置決めができなかったり、用
紙によじれが生じたり破損したりあるいはジャムを発生
する現象が生じていた。また、上記過大なピンチ圧は紙
送りモータ5の正転時においても紙の破損や穴ガレを発
生する等の搬送性悪化の原因となることがある。
また、使用する連続用紙1が薄手の連続用紙1から厚手
の連続用紙1に切り替えた時に使用者がリリースレバー
94の切替え操作を忘れると、紙送りモータ5の正転時
において厚手の連続用紙1に過少なピンチ圧でスカッフ
ローラ8が接触し、搬送性が悪化して紙のたわみや紙詰
まりが発生することがある。
この発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、ス
カッフローラの設定誤り及びこれによる紙送り搬送性の
悪化を確実に防止できる、紙送り装置のスカッフローラ
ピンチ圧自動切替装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、例えば第5図に示すように、紙送り機構4
により搬送される連続用紙1を所定のピンチ圧でピンチ
ローラlOとスカッフローラ8との間に挟んでスタッカ
部3に引き込むように構成するとともに、スカッフロー
ラ8のピンチ圧を連続用紙1の厚さに対応してピンチ圧
切替機構9で切り替えるように構成した紙送り装置にお
いて、前記紙送り機構4を駆動する紙送りモータ5の負
荷を検出して連続用紙1の厚さを判定する判定部11と
、ピンチ圧切替機構9を駆動するアクチュエータ12と
、判定部11の判定結果と装置全体を制御するメカニカ
ルコントローラ14カEl]刷位置調整のために出方す
る反転指示信号に基づいてアクチュエータ12を制御す
る制御回路15とを設けたものである。
スカッフローラ8はリリース位置から上記判定部11の
判定結果が示す紙厚に対応する位置にアクチュエータ1
2によって駆動されるとともに、印刷開始位置調整のた
めに紙送りモータ5を反転させるためにメカニカルコン
トローラ14よす出力される反転信号sbに基づいてリ
リース位置に戻すように駆動される。
更に、セットされている用紙が無くなったときにメカニ
カルコントローラ14より出力される用紙切れ信号Sp
により、スカッフローラ8を所定用紙に対応するピンチ
圧の設定位置からリリース位置に戻すことがなされる。
〔作 用〕
紙送りモータ5はその負荷が例えば第4図に示すように
連続用紙1の厚さが厚い場合には大きくなり、連続用紙
1の厚さが薄くなると小さくなる。
従って、判定部11では紙送りモータ5の負荷が所定の
基準値を上回るか否かを判定することによって連続用紙
lの厚さが所定の厚さを上回るか否かを判定できる。そ
して、判定部11の判定結果に基づいて制御回路15が
アクチュエータ12を作動させてピンチ圧切替機構9を
切替え操作することにより用紙セット時にはリリース位
置にあるスカッフローラ8のピンチ圧が連続用紙lの厚
さに対応する所定値に切り替えられる。
スカッフローラ8は用紙をセットするときリリース位置
にあるから、該リリース位置から、判定部11の判定結
果が示す紙厚に対応する位置に駆動される。また、印刷
開始位置調整のために紙送リモータ5を反転させるため
にメカニカルコントローラ14がページ印刷終了時ある
いは一連の印刷終了時に、次の印刷開始位置決めのため
に反転するときには反転信号sbを出力するので、この
反転信号sbに基づいてアクチュエータ12を反転駆動
してスカッフローラ8をリリース位置に戻すと、紙送り
モータ5が反転するときにピンチローラlOとスカッフ
ローラ8が押さえ付けられた状態は解除される。
また、現在セットされている用紙がきれたときにメカニ
カルコントローラ14より出力される用紙切れ信号Sp
を利用すると、スカッフローラ8を所定用紙に対応する
ピンチ圧の設定位置からリリース位置に戻すことができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例に係る紙送り装置のスカッフ
ローラピンチ圧自動切替装置を図面に基づき説明する。
この実施例の前提となる紙送り装置は、例えばパーソナ
ルコンピュータに接続される電子写真式プリンタに適用
されるものであって、第5図に示すように、連続用紙1
を給紙部2から引出し、スタッカ部3に送り込むトラク
タ4と、このトラクタ4を駆動する紙送りモータ5とを
備え、給紙部2から引出した連続用紙1を感光ドラム6
に接近させて感光ドラム60表面に現像された画像を転
写させ、定着器7でその画像を連続用紙lに定着させた
後、スタッカ部3に送り込むようにする構成としている
。感光ドラム6を駆動するモータは別に設けてもよいが
、ここでは、感光ドラム6と紙送り装置とを簡単に同期
駆動できるように、紙送りモータ5を感光ドラム6の駆
動に兼用している。
また、トラクタ4によって搬送される連続用紙1の紙た
わみや紙詰まり(ジャム)を防止するため、スタッカ部
3(あるいはその直前)にスカッフローラ8を設けてい
る。
このスカッフローラ8は、回転自在に設けられるピンチ
ローラ10に対向して配置され、スカッフローラ8とピ
ンチローラ10との間を通過する連続用紙1に所定のピ
ンチ圧で押し付けられるとともに、スカッフローラモー
タ8Mによって回転駆動される。これにより、トラクタ
4からスカッフローラ8までの間の連続用紙1の部分を
適当な張力で緊張させて、紙のたわみ、紙詰まり、紙の
しわ等の発生を防止することを図っている。
また、厚さが異なる複数種類の連続用紙1を切替え使用
できるようにするため、第3図に示すように、カム93
の位置を用紙厚さに対応して切り替えて、ピンチ圧を所
定値に切り替えるピンチ圧切替機構9が設けられている
。このピンチ圧切替機構9は従来のピンチ圧切替機構9
と同様に構成しであるので、第3図において第6図の各
部分に対応する各部分には第6図と同じ名称と符号を付
している。
以上の構成は紙送り装置として公知の構成であるので、
これらについての詳細な説明は重複を避けるために省略
する。
この紙送り装置が従来の紙送り装置と異なる点は、紙送
りモータ5の負荷を検出し、負荷の大小から使用中の連
続用紙1の厚さを判定し、この判定結果に基づいてピン
チ圧切替機構9を自動的に操作してピンチ圧を所定値に
切り替えるスカッフローラピンチ圧自動切替装置を備え
ることである。
このスカッフローラピンチ圧自動切替装置は、例えば第
2回に示すように構成されている。
第2図において、判定部11は紙送りモータ5の負荷を
検出して連続用紙1の厚さを判定する。
すなわち、紙送りモータ5に直列に接続した抵抗R1の
両端電圧を負荷信号SLとして判定部11の比較器11
cの一方の端子に入力する。この負荷信号SLは、紙送
りモータ5にかかる負荷の大小に対応して変化すること
になるので、例えば135kg用紙等の分厚い連続用紙
1が搬送される場合と、55眩用紙等の薄い連続用紙1
が搬送される場合とでは、第4図に実線と破線で示すよ
うに負荷信号SLが連続用紙1の厚さに対応した大きさ
を示すことになる。
上記比較器11cは、上記のように負荷信号発生回路1
1aより出力される負荷信号SLと、該負荷信号SLの
上記高低2値の出力の中間の電圧値に設定された基準電
圧Vrefとを比較し、負荷信号SLが基準電圧Vre
fを上回る場合には出力が“0”となり、負荷信号SL
が基準電圧Vref以下である場合には出力が“1”と
なる。従って、搬送中の連続用紙1が分厚い場合には出
力が“0”となり、薄い場合には出力が“1”となり、
この比較器11cの出力は後に説明する制御回路15の
演算部15aに入力される。
位置検出回路13はスカッフローラ8がリリース位置に
位置することを検出するリリース位置検出回路13aと
、スカッフローラ8が薄手位置に位置することを検出す
る薄手位置検出回路13bと、スカッフローラ8が厚手
位置に位置することを検出する厚手位置検出回路13c
とからなる。
これらリリース位置検出回路13a、薄手位置検出回路
13b及び厚手位置検出回路13cは回路的には同じ構
成を備えるので、これらの回路をリリース位置検出回路
13aの場合を例にとって説明する。
フォトカプラ16の発光ダイオード16aからの光がリ
リース位置に位置する揺動アーム91の一方のアーム9
1aに連結されたインタラプタ96(第3図)によって
透過されたときに、フォトトランジスタ16bに接続さ
れた抵抗R7に発生する電圧を用紙検出信号Sdとして
比較器18の一方の入力端子に入力し、また、この比較
器18の他方の入力端子には基準電圧Vrefaが支え
られている。これによって、上記インタラプタ96がリ
リース対応位置にきたときに比較器18の出力は“11
となってフリップフロツブ回路19を起動し、一致信号
S adj aを制御回路15の演算部15aに入力す
る。
同様に薄手位置検出回路13bは、揺動アーム91が薄
手位置に位置することを検出する場合に、また、厚手位
置検出回路13cは、揺動アーム91が厚手位置に位置
することを検出する場合に一致信号S adjb、 S
 adj cを演算部15aに入力する。
更に、これ等位置検出回路13a、13b、工3Cは演
算部15aが位置認識をしたときに、該演算部15aが
出力するリセット信号5raSSrbsSrcによって
リセフトされる。
制御回路15はピンチローラ10を駆動するモータ12
の回転を制御する。すなわち、まず、セットされた用紙
がなくなったとき装置全体を制御するメカニカルコント
ローラ14から用紙切れ信号Spが演算部15aに入力
され、演算部15aは該信号Spに基づいてスカッフロ
ーラ8をリリース位置に戻すようにドライバー15bに
指示を出し、モータ12をカム93のリリース位置規制
面93aに他方のアーム91bが当接するリリース位置
に回転するように駆動させる。これによって次の用紙を
セットする前にスカッフローラ8が必ずリリース位置に
セットされていることになる。
次に、用紙セントのために紙送りモータ5が回転される
(オートローダの場合はロードボタンを押すことによっ
て、マニュアルローダの場合は紙送りボタンを押すこと
によって)と、上記したように判定部工1によって用紙
の厚さが判定され、その結果が演算部15aに入力され
る。これによって、演算部15aは紙の厚さを検出する
。この後、演算部15aによってドライバ15bが作動
し、モータ12を駆動する。
上記モータ12の駆動によって、インタラプタ96でフ
ォトカブラ16からのフォトダイオード16aからの光
を遮ることになって、一致信号5adjb (Sadj
c)が演算部15aに入力され、これを受けて演算部1
5aはドライバ15bの作動を停止するとともに、上記
薄手位置検出回路13b(又は厚手位置検出回路13C
)のフリップフロップ回路19をリセットしておく、こ
れによって、カム93の薄手位置規制部93b(厚手位
置規制部93C)に揺動レバー91の他方のアーム91
bが受は止められ、スカッフローラ8はピンチローラに
強く (軽く)当接した薄手位置(厚手位置)に位置す
ることになる。
このようにして、−旦用紙がセントされ、かつ、スカッ
フローラ8の位置が設定されると、演算部15aに内蔵
するメモリにその用紙の位置を記憶しておく。そして、
実際に印刷が開始されると一ページ(ミシン目の区切)
ごと、あるいは一連のデータが印刷されるごとに次の印
刷位置を決定するために、メカニカルコントローラ14
より紙送りモータ5を反転させる反転信号sbが出力さ
れる。この発明では、この反転信号sbを演算部15a
に入力してスカッフローラ8をリリース位置に戻す信号
として利用する。すなわち、印刷位置決めのための反転
時の紙送りモータ5に大きな負荷をかけないようにする
ためであり、上記反転信号sbが入力された演算部15
aは、ドライバ15bを作動させモータ12を逆転させ
、リリース位置規制面93aに他方のアーム91bを当
接させてリリース位置にスカッフローラ8を位置させる
ことになる。このとき、リリース位置検出回路13aか
らの一致信号5adjaが演算部15aに受は入れられ
、モータ12の作動を停止するとともに、リリース位置
検出回路13aのフリップフロップ回路19がリセット
されることになる。この後、紙送りモータ5がスカッフ
ローラ8とピンチローラ10の当接圧に拘束されないで
反転して、次の印刷位置決めをすることになる。
更に、この後演算部15aはメモリに記憶させた紙の種
類に従って、再びモータ12を駆動し紙の厚さに応じた
位置にスカッフローラ8を駆動し、以後この動作を繰返
すことになる。
なお、この発明において、アクチュエータはモータ12
に限定されることはなく、リニアソレノイドを使用する
ことも可能である。また、上記においてメカニカルコン
トローラ14からの反転信号sbによってスカッフロー
ラ8がリリース位置に戻るようにしているが、スカッフ
ローラ8が紙厚に応じたピンチ圧を形成することだけを
目的とするのであれば、必ずしも反転信号sbによって
リリース位置に戻す必要はない、更に、上記においてス
カッフローラ8がスカッフローラモータ8Mによつて駆
動されるようになっているが、ピンチローラ10がモー
タによって駆動されるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、判定部において、紙送
りモータの負荷を検出し、この負荷に基づいて使用され
ている連続用紙の厚さを判定し、その判定結果に従って
アクチュエータでピンチ圧切替機構を連続用紙の厚さに
対応する位置に変位させるように構成しているので、使
用する連続用紙の厚さを切り替えた際に自動的にスカッ
フローラのピンチ圧が既に使用されている連続用紙の厚
さに対応して確実に切替えられ、ピンチ圧の設定誤りが
発生することを確実に防止できる。また、これにより、
ピンチ圧切替機構の切替え操作を忘れて薄手の連続用紙
にしわやしわによる定着不良が発生したり、厚手の連続
用紙にたわみや紙詰まり、あるいは、これらによる定着
不良が発生したりすることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電気回路の構成図であり、第2図は
この発明の一実施例の電気回路図であり、第3図は実施
例の機械的構成図であり、第4図はその判定部の比較器
の入力信号波形図であり、第5図は一般的に紙送り装置
に共通する部分の概略構成図であり、第6図は従来例と
共通するピンチ圧切替機構の構成図である。 図中、 1・・・連続用紙、     3・・・スタッカ部、4
・・・紙送り機構(トラクタ)、 5・・・紙送りモータ、    8・・・スカッフロー
ラ、9・・・ピンチ圧切替機構、10・・・ピンチロー
ラ、11・・・判定部、 12・・・アクチュエータ(モータ)、14・・・メカ
ニカルコントローラ、15・・・制御回路、sb・・・
反転信号、    sp・・・用紙切れ信号痕#E晒陣
I鯛〉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕紙送り機構(4)により搬送される連続用紙(1
    )を所定のピンチ圧でピンチローラ(10)とスカッフ
    ローラ(8)との間に挟んでスタッカ部(3)に引き込
    むように構成するとともに、スカッフローラ(8)のピ
    ンチ圧を連続用紙(1)の厚さに対応してピンチ圧切替
    機構(9)で切り替えるように構成した紙送り装置にお
    いて、 前記紙送り機構(4)を駆動する紙送りモータ(5)の
    負荷を検出して連続用紙(1)の厚さを判定する判定部
    (11)と、ピンチ圧切替機構(9)を駆動するアクチ
    ュエータ(12)と、判定部(11)の判定結果に基づ
    いてアクチュエータ(12)を制御する制御回路(15
    )とを設けたことを特徴とする、紙送り装置のスカッフ
    ローラピンチ圧自動切替装置。 〔2〕スカッフローラ(8)を、用紙をセットするとき
    のリリース位置から上記判定部(11)の判定結果が示
    す紙厚に対応する位置にアクチュエータ(12)によっ
    て駆動するとともに、印刷開始位置調整のために紙送り
    モータ(5)を反転させるためにメカニカルコントロー
    ラ(14)より出力される反転信号(Sb)に基づいて
    リリース位置に戻す請求項1に記載の紙送り装置のスカ
    ッフローラピンチ圧自動切替装置。 〔3〕セットされている用紙が無くなったときにメカニ
    カルコントローラ(14)より出力される用紙切れ信号
    (Sp)によりスカッフローラ(8)を所定用紙に対応
    するピンチ圧の設定位置からリリース位置に戻す請求項
    1に記載の紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切
    替装置。
JP2243519A 1990-09-12 1990-09-12 紙送り装置のスカッフローラピンチ圧自動切替装置 Pending JPH04121353A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07125894A (ja) * 1993-11-08 1995-05-16 Nec Corp 紙送りローラ圧力調整機構を有するプリンタ装置
US6606945B1 (en) 1999-07-12 2003-08-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Continuous medium printing apparatus
GB2488779A (en) * 2011-03-07 2012-09-12 Siemens Vai Metals Tech Ltd Rotary Side Shear with Pinch Rolls Exerting Feed Force

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