JPH04120809A - エネルギ閉じ込め厚みすべり振動子 - Google Patents

エネルギ閉じ込め厚みすべり振動子

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JPH04120809A
JPH04120809A JP24188390A JP24188390A JPH04120809A JP H04120809 A JPH04120809 A JP H04120809A JP 24188390 A JP24188390 A JP 24188390A JP 24188390 A JP24188390 A JP 24188390A JP H04120809 A JPH04120809 A JP H04120809A
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vibrator
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Ryuhei Yoshida
吉田 竜平
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエネルギ閉じ込め厚みすべり振動子に関し、
特にたとえば共振器などに用いられる、エネルギ閉じ込
め厚みすべり振動子に関する。
〔従来技術〕
第5A図および第5B図を参照して、従来のエネルギ閉
じ込め厚みずベリ振動子1では、その両主面に電極2が
形成された共振子本体3の振動部4とその近傍にワック
スを点滴し、その上から外装樹脂5をデイツプし焼き付
けして、振動部4の周囲に空洞6を形成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のエネルギ閉じ込め厚みすべり振動子1
では、外装樹脂5を形成することにより振動子本体3の
振動部4以外には熱ストレスが加わる。厚みすべり振動
を利用する場合、分極軸は振動子本体3の主面に平行な
方向であり、したがって、長辺方向すなわち分極軸方向
への応力Fが振動子本体3の特性に大きく影舌を与える
そこで、外装樹脂5の材料を熱ストレスの小さいものに
変更することが考えられる。しかし、実装面などを考慮
すると一定以上の硬度を有する材料に制限されるため、
依然として応力Fが加わってしまう。その結果、振動子
本体3の有効な振動周波数帯域が狭くなるなど特性が変
動し、設計値どおりのものが得られないという問題点が
あったそれゆえに、この発明の主たる目的は、外装樹脂
を形成しても特性の変動が少ない、エネルギ閉じ込め厚
みすべり振動子を提供することである。
(課題を解決するだめの手段〕 この発明は、長辺と短辺とを有しかつその分極軸が長辺
に沿いかつ短辺で支持される振動子本体を備え、振動子
本体の振動部に空隙が形成されるように樹脂外装された
、エネルギ閉し込め厚めすべり振動子において、短辺両
端部に空隙を形成したことを特徴とする、エネルギ閉じ
込め厚みすべり振動子である。
[作用] 振動部のみならず短辺両端部にも空隙を設けているので
、外装樹脂による分極軸方向への応力が緩和される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、従来のような外装樹脂による分極軸
方向への応力を緩和できるので、外装樹脂を形成しても
エネルギ閉し込め厚みすべり振動子の特性の変動は少な
い。
この発明の」二連の目的、その他の目的、特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
[実施例] 第1A図および第1B図を参照して、この実施例のエネ
ルギ閉じ込め厚みすべり振動子10は、長辺12と短辺
14とを有する短冊状の振動子本体16を含む。振動子
本体16においては、その長辺に沿う方向に分極されて
いる。振動子本体16の両主面にはその中央部で一部対
向するように電極18がそれぞれ形成される。これらの
2枚の電極18の対向部が振動部20となる。ごのよう
な振動子本体16の短辺両端部にば、端子22がたとえ
ば半田付けによって電極18に接続される。そして、点
線24で示すように振動子本体16全体および端子22
の一部にかけてワックスを点滴し、エポキシなどの外装
樹脂26をデイツプして焼き付けする。すると、ワック
スが外装樹脂26に含浸するので、点線24で囲まれる
部分に空隙28が形成される。
このように形成されたエネルギ閉じ込め厚みすべり振動
子10では、振動子本体16の両端部においても空隙2
8が形成されているので、振動子本体16の分極軸方向
への応力は従来に比べ緩和される。したがって、エネル
ギ閉し込め厚みすべり振動子10の特性は、主に端子2
2の半田付げによる影響を受け、変動するにすぎない。
すなわち、第2図に示すように、共振時のインピーダン
ス変化量△Zは、この実施例では線Aで示されるように
なり、点線Bで示される従来技術と比較して大幅にその
変化量を低減することができる。
また、第3図は、エネルギ閉じ込め厚みすべり振動子1
0の振動周波数とインピーダンスとの関係を示すグラフ
であり、点線Cは振動子本体16の特性曲線、鎖線りは
端子22取り付は後の特性曲線、実線Eは外装樹脂26
形成後の特性曲線を示す。なお、r r l +  F
 、2 、F r ffは共振周波数を示し、V a 
I +  F a□、F83は反共振周波数を示す。こ
こで、従来技術では、その特性曲線は製造工程を経るご
とGこC→D→Eと変動するが、ごの実施例では、C→
Dと変動するのみである。
実験例によれば、有効な振動周波数範囲ΔF(−反共振
周波数Fa−共振周波数F、)は、点線Cで示す振動子
本体16の状態では、ΔFC=Fat−Fr+=118
0 kHzである。そして、従来技術では、実線Eで示
ずようにΔFe =Fa3  Fr3= 750 Hz
となるのに対し、この実施例では、鎖線りで示すように
ΔF、=F、、、Fr2=106Q Hzとなる。この
ようにこの実施例では、外装樹脂26の形成後の有効な
振動周波数範囲ΔFを従来に比べて゛広範囲にすること
ができる。
また、外装樹脂26の材料として硬度の大きいものを利
用できるので、完成後の特性のばらつきを小さくでき、
かつ特性の向上が図れる。
また、第4A[mおよび第4B図に示す他の実施例のエ
ネルギ閉じ込め厚みすべり振動子10゛は、振動子本体
16の振動部20の空隙28aと、振動子本体16の短
辺両端部の空隙28bおよび28cとをそれぞれ別個に
形成したものである。
その他の構造については先の実施例と同様に構成される
この実施例においても、振動子本体16の両端部におい
て分極軸方向へは応力が加わらないため、先の実施例と
同様の効果を得ることができる。
また、本願発明は、実開昭63−149628号公報に
記載されているコンデンサ付のエネルギ閉じ込め厚みす
べり振動子においても適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の一実施例を示す図
解図であり、第1A図は斜視図、第1B図は平面断面図
である。 第2図は共振時のインピーダンス変化量を示すグラフで
ある。 第3図は振動周波数とインピーダンスとの関係を示すグ
ラフである。 第4A図および第4B図はこの発明の他の実施例を示す
図解図であり、第4A図は斜視図、第4B図は平面断面
図である。 第5A図および第5B図は従来技術を示す図解図であり
、第5A図は斜視図、第5B図は平面断面図である。 図において、10.10’ はエネルギ閉じ込め厚みす
べり振動子、12は長辺、14は短辺、16は振動子本
体、20は振動部、26は外装樹脂、28.28a、2
8b、28cは空洞を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士  山 1)義 人 第4A図 第5A図 第4B図 第5B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  長辺と短辺とを有しかつその分極軸が長辺に沿いかつ
    短辺で支持される振動子本体を備え、前記振動子本体の
    振動部に空隙が形成されるように樹脂外装された、エネ
    ルギ閉じ込め厚みすベり振動子において、 前記短辺両端部に空隙を形成したことを特徴とする、エ
    ネルギ閉じ込め厚みすべり振動子。
JP2241883A 1990-09-11 1990-09-11 エネルギ閉じ込め厚みすべり振動子 Expired - Fee Related JP2822647B2 (ja)

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