JPH0412013B2 - - Google Patents

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JPH0412013B2
JPH0412013B2 JP57110769A JP11076982A JPH0412013B2 JP H0412013 B2 JPH0412013 B2 JP H0412013B2 JP 57110769 A JP57110769 A JP 57110769A JP 11076982 A JP11076982 A JP 11076982A JP H0412013 B2 JPH0412013 B2 JP H0412013B2
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JP
Japan
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shield layer
coil
molded
shield
resin layer
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JP57110769A
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English (en)
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JPS593907A (ja
Inventor
Yasuyuki Takahara
Hirobumi Kubo
Shigeo Hosaka
Tomoki Izuna
Toshuki Fujimori
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Priority to US06/505,720 priority patent/US4586015A/en
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Publication of JPH0412013B2 publication Critical patent/JPH0412013B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • H01F27/363Electric or magnetic shields or screens made of electrically conductive material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、課電中モールドコイルの表面に人体
が触れても安全な表面シールドつきモールド変圧
器に関する。
第1図は従来の一般的なモールド変圧器の構成
例を示す図で、1は鉄心、2はこれに組合された
モールドコイルである。第2図はそのモールドコ
イルの斜視図、第3図はそのA−A′断面図であ
り、この図に示すようにモールドコイル2は素コ
イル3を絶縁樹脂層4で被覆して構成され、ライ
ン端子5、タツプ端子6を除いて完全に絶縁され
ている。しかし、このような通常のモールド変圧
器では、第4図に等価回路で示すようにコイル導
体と大地との間に絶縁樹脂層4による静電容量
C1のほか、樹脂層表面と大地間の静電容量C2
存在する。このため、モールド変圧器が課電され
ているときは、樹脂層表面はかなり高い電位にな
つており、樹脂層表面に人体が触れると感電する
恐れがあつた。
この危険を除くために考え出された表面シール
ドつきモールドコイル(特開昭56−179670)を第
5図に示す。この表面シールドつきモールドコイ
ル2′は、素コイルを被覆した絶縁樹脂層4の表
面に、ライン端子5、タツプ端子6の周辺を除
き、アルミニウムまたは亜鉛を溶射し、厚さ20〜
200μmの導電体皮膜からなるシールド層(斜線
を付して示す)7を形成したものである。8はシ
ールド層7が鉄心の周囲に1ターンを形成するの
を避けるため、円周上の1箇所に設けた狭隙(シ
ールド層がない部分)であり、このシールド層7
をアース線9に接続することにより、課電中もモ
ールドコイル表面の大部分をゼロ電位に保つて感
電を防止する。
しかし、シールド層を形成する導電体皮膜の線
膨張係数は一般にモールドコイルの絶縁樹脂層の
それと異なり、線膨張係数がモールドコイル用
注、形樹脂(たとえば日立製作所商品名新MTレ
ジン、線膨張係数2.6×10-5/℃)のそれに近い
アルミニウム(線膨張係数2.3×10-5/℃)また
は亜鉛(線膨脹係数3.3×10-5/℃)等の溶射皮
膜を用いた場合でも、コイルの通電、休止に伴う
温度変化に対しシールド層と樹脂層とが異なる膨
張収縮量を示し、この膨張収縮量の差がある限度
以上になると、シールド層と樹脂層との境界にお
いて剥離が起こる。また、溶射直後に皮膜が冷却
硬化していく過程で、皮膜の空気に接した面は早
く温度降下し、樹脂層に接した面の温度降下が遅
いため、両面の収縮速度の差によつて皮膜内部に
樹脂層から剥離しようとする応力が発生する。こ
れらの原因により、従来技術ではシールド層の表
面積が大きい大形のモールドコイルになるほど、
シールド層の剥離が起こりやすく、安定した表面
シールド層の形成が困難であつた。
本発明の目的は、上記の困難を排して長期間安
定した感電防止機能を維持でき、より安全性の高
い表面シールドつきモールド変圧器を提供するこ
とにある。
前述した温度変化に伴うシールド層と樹脂層の
膨張収縮量の差および溶射皮膜の冷却硬化時には
両面の収縮速度の差によつて生じる応力の大きさ
は共にシールド層1個当りの平面寸法に比例する
と考えてよい。本発明ではこの点に着目し、モー
ルドコイルの表面シールド層を形成する導電体皮
膜を、コイル周方向に2以上、コイル軸方向に2
以上の合計4以上の区画に分割して設けることに
より、実効的なシールド層1個当りの平面寸法を
縮小して、膨張収縮量の絶対値の減少を図つたも
のである。
以下、本発明の実施例を第6図によつて説明す
る。
モールドコイルの樹脂層表面にシールドのため
の導電体皮膜を形成する方法としては、導電性塗
料の塗布、メツキ、溶射など種々考えられるが、
一例として亜鉛溶射による場合について述べる。
第6図において、シールド層を設けたくない樹
脂層4表面の端子部周辺と狭隙8、分離帯10の
部分にあらかじめマスキングテープを貼つてお
き、亜鉛溶射装置を用いて厚さ20〜200μmの導
電体皮膜を形成した後、マスキングテープを剥が
すことにより、ライン端子5、タツプ端子6の周
辺を除くモールドコイルの樹脂層4の表面に狭隙
8と分離帯10とでコイル周方向に2以上、コイ
ル軸方向に2以上の合計4区画以上に分割された
シールド層(斜線を付して示す)7′を設ける。
狭隙8はシールド層7′が鉄心の周囲に1ターン
を形成するのを避けるため、円周上の少なくとも
1箇所でシールド層7′を完全に分断するように
設けられる。それ以外の分離帯10で分割された
シールド層7′のそれぞれの区画は細い帯状の導
電体皮膜11により1個所以上で部分的に他の区
画と接続されている。こうすることによつてシー
ルド層7′のすべての区画を電気的に結び、共通
に接地することができる。
シールド層7′は使用状態で人体が接触する可
能性のある範囲に設ければ充分であり、人の手が
届かないモールドコイルの内周中央部付近はシー
ルドを省略してよい。シールド層7′の1区画の
大きさは絶縁樹脂層4とシールド層7′の熱膨張
係数や各層の厚さなどに応じて定め、狭隙8と分
離帯10の幅は安全性を損なわない程度の細幅と
する。
このような表面シールドつきモールドコイル
2′を第1図と同様に鉄心1と組合せてモールド
変圧器を構成し、シールド層7′のすべての区画
をアース線9により接地して使用する。
本発明による表面シールドつきモールド変圧器
は、モールドコイル表面のシールド層7′がコイ
ル周方向および軸方向に細分化された導電体皮膜
で形成されているので、コイルの通電、休止に伴
う温度変化に際しシールド層と樹脂層の膨張収縮
量の差によつて生じる応力の絶対値はシールド層
1区画当りの平面寸法の縮小に対応して減少し、
また、シールド層を溶射皮膜で形成する場合、溶
射皮膜の冷却硬化時に両面の収縮速度の差によつ
て生じる応力の絶対値も同様に減少する。このた
め、シールド層の1区画の大きさを適当に定めれ
ば、シールド層が剥離する心配はほとんどなくな
る。また、万一外力などによりシールド層が傷つ
けられた場合でも、部分的に修復することが比較
的容易にできる。
本実施例では、シールド層7′のそれぞれの区
画が細い帯状の導電体皮膜11で部分的に他の区
画と接続されているだけなので、実効的に独立し
た区画とはほぼ同等とみなすことができるが、そ
れぞれの区画の間を接続する帯状導電体皮膜11
の位置をずらして一直線上に並ばないよう配慮す
れば、剥離防止効果が一層高められる。
以上述べたように本発明によれば、モールドコ
イルの表面シールド層を形成する導電体皮膜の剥
離を効果的に防止して、長期間安定した感電防止
機能を維持できる安全性の高い表面シールドつき
モールド変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のモールド変圧器の一例を
示す正面図および側面図、第2図はそのモールド
コイルの斜視図、第3図はそのA−A′断面図、
第4図はその等価回路図、第5図は先行技術によ
る表面シールドつきモールドコイルの斜視図、第
6図は本発明の一実施例である表面シールドつき
モールドコイルの斜視図である。 1……鉄心、2……表面シールドのないモール
ドコイル、2′……表面シールドつきモールドコ
イル、4……絶縁樹脂層、5……ライン端子、6
……タツプ端子、7……分割されてないシールド
層、7′……分割されたシールド層、8……狭隙、
9……アース線、10……分離帯、11……シー
ルド層の各区画の間を接続する帯状の導電体皮
膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁樹脂層で被覆されたモールドコイルを鉄
    心に組合せて構成したモールド変圧器において、
    端子部周辺を除くモールドコイルの樹脂層表面
    に、コイル周方向に2以上、コイル軸方向に2以
    上の合計4以上の区画に分割された導電体皮膜か
    らなるシールド層を設け、該シールド層のすべて
    の区画を接地したことを特徴とするモールド変圧
    器。 2 前記シールド層のすべての区画が帯状の導電
    体皮膜により部分的に他の区画と接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲1項記載のモー
    ルド変圧器。
JP57110769A 1982-06-29 1982-06-29 モ−ルド変圧器 Granted JPS593907A (ja)

Priority Applications (2)

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JP57110769A JPS593907A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 モ−ルド変圧器
US06/505,720 US4586015A (en) 1982-06-29 1983-06-20 Transformer with a surface shield layer

Applications Claiming Priority (1)

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JP57110769A JPS593907A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 モ−ルド変圧器

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JPS593907A JPS593907A (ja) 1984-01-10
JPH0412013B2 true JPH0412013B2 (ja) 1992-03-03

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ID=14544113

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JP57110769A Granted JPS593907A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 モ−ルド変圧器

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