JPH04119949A - 光学部品の接着方法及び装置 - Google Patents

光学部品の接着方法及び装置

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JPH04119949A
JPH04119949A JP24027690A JP24027690A JPH04119949A JP H04119949 A JPH04119949 A JP H04119949A JP 24027690 A JP24027690 A JP 24027690A JP 24027690 A JP24027690 A JP 24027690A JP H04119949 A JPH04119949 A JP H04119949A
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JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
optical components
optical parts
adhesive
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP24027690A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Maki
牧 淑樹
Yoshinori Kiyono
清野 芳紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、光学部品の接着方法及び装置に関するもので
ある。
(ロ)従来の技術 従来、レンズなどの光学部品を接着する場合は、紫外線
硬化型の接着剤を接着面に塗布して圧力をかけながら、
紫外線を照射し、接着剤を硬化させ光学部品同士を接着
するようにしていた。またその他の光学部品の接合方法
として、特開昭63−201027号公報及び特開昭6
3−222030号公報に示されるものがある。特開昭
63−201027号公報においては、接合すべき部品
をlXl0−3トルないし10−10トルの真空に保ち
、これを900℃ないし1800℃に加熱して融着接合
するようにしている。また特開昭63−222030号
公報においては、接合すべき部品同士に1.5kg/c
m”ないし200k g / c m 2の範囲の圧力
をかけながら融着接合するようにしている。このように
することにより、接合光学部品を製造することができる
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の光学部品の接着方法
によると、接着面に微細な気泡が残ることがあり、接着
光学部品の光学特性を悪化させることがあるという問題
点があった。本発明者の実験によると、紫外線硬化型の
接着剤を用いた方法の場合、接着光学部品の歩留まりは
80パ一セント程度であった。また、特開昭63− 201027号公報の方法においては、減圧及び加熱に
要するエネルギーが大きいこと、また、特開昭63−2
22030号公報の方法においては、加圧に要するエネ
ルギーが大きいことが、それぞれ問題であった。
本発明はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、接着面に接着剤を塗布した複数の光学部品を
互いに重ね合わせた状態で変形可能な容器内に収容し、
容器内を加熱するとともに減圧して、容器内外の圧力差
を利用して容器を変形させ、光学部品同士に押付力を作
用させることにより、上記課題を解決する。すなわち、
本発明の光学部品の接着方法は、複数の光学部品(26
及び28)をこれらの接着面において互いに接着して接
着光学部品(26・28)とするものを対象としており
、 変形可能な気密部材(12)によって真空室(32)を
形成し、接着面に接着剤(30)を塗布して互いに重ね
合わせた複数の光学部品(26及び28)を真空室(3
2)内に収容し、真空室(32)内を加熱するとともに
減圧し、真空室(32)の変形による押付力を光学部品
(26及び28)に作用させることによって、光学部品
(26及び28)間の気泡を脱気するとともに光学部品
(26及び28)同士の接着を行う。
また、上記方法を実施するための本発明の装置は、排気
部(18)を有するプラテン(10)と、プラテン(1
0)に固定されてこれとともに真空室(32)を形成す
る変形可能な真空バッグ(12)と、真空室(32)内
に配置されるヒータ(22)と、を有しており、真空室
(32)内には、接着面に接着剤(30)を塗布して互
いに重ね合わせた複数の光学部品(26及び28)を収
容可能である。なお、かっこ内の符号は実施例の対応す
る部材を示す。
(ホ)作用 容器内を加熱することにより、光学部品の接着面に塗布
された接着剤の粘度を低下させ、接着剤に含まれる気泡
を移動しやすくする。また容器内を減圧して接着面の気
泡を吸引する。変形可能な容器内が減圧されることによ
り、容器内外の圧力差によって容器は光学部品に押付け
られ、接着面に残っている気泡が光学部品外に押出され
やすくなる。同時に光学部品同士を押付けて強固な接着
を行わせる。これにより気泡を含まない良好な接着光学
部品を製造することができる。
(へ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す。プラテン10上に変形
可能な真空バッグ12が載置されている。真空バッグ1
2は、ゴムなどの気密で変形可能な弾性材料により形成
されている。真空バッグ12の内面側は、通気性の不織
布状のブリーザ14によって覆われている。ブリーザ1
4は、排気が均一に行われるようにするとともに、真空
バッグ12が後述する光学部品26及び28に直接接触
して損傷を受けることを防止するために設けられている
。真空バッグ12の縁部には、枠体16が一体的に固定
されており、枠体16は、真空バッグ12をプラテン1
0に気密に固定することが可能である。プラテン10の
図中上面と真空バッグ12の内面とにより真空室32が
形成されている。プラテン10には排気管18が固定さ
れており、排気管18の先端は図示してない真空ポンプ
に接続されている。真空ポンプを駆動することにより排
気管18を通して真空室32内の空気を外部に排気する
ことが可能である。真空室32内が減圧されると、真空
バッグ12は、これの内外の圧力差により真空室32の
容積を小さ(するように変形する。この変形に伴って上
記ブリーザ14が後述する光学部品26及び28を押付
けるようになっている。真空バッグ12内には、多数の
貫通穴が形成された排気板20が配置されており、排気
板20の上にすき間をあけてヒータ22が配置されてい
る。ヒータ22は、真空室32内を加熱することが可能
である。ヒータ22の図中上部に載置板24が配置され
ている。接着面に接着剤30が塗布されて互いに重ね合
わされた光学部品26及び28が載置板24に多数載置
されている。
次にこの実施例の作用を説明する。第1図に示す状態か
らヒータ22に通電して真空室32内を加熱する。これ
により光学部品26及び28の接着面に塗布されている
接着剤30の粘度が低下して流動しやすくなり、光学部
品26及び28間に含まれている気泡を移動しやすくす
る。また図示してない真空ポンプを駆動して排気管18
を経て真空室32内を排気する。これにより光学部品2
6及び28間に含まれている気泡も真空室32を経て外
部に排出される。これと同時に真空室32内外の圧力差
により、変形可能な真空バッグ12は真空室32の容積
を減少させるように変形し、真空バッグ12の内側のブ
リーザ14を光学部品26及び28に向かって押付ける
。これにより光学部品26及び28間に含まれている気
泡を一層排出しやすくするとともに光学部品26及び2
8を互いに強固に接着するようにする。この状態を所定
の時間維持して、接着作業を終了する。次にヒータ22
の通電を断ち、真空ポンプの駆動を停止し、枠体16付
きの真空バッグ12及びブリーザ14を取り除き、一体
化された接着光学部品26・28を取り出す。
次に未接着の光学部品26及び28の接着面に接着剤3
0を塗布したものを載置板24に載置して真空バッグ1
2及びブリーザ14を取り付け、枠体16によって真空
バッグ12をプラテン10に気密に固定する。上記と同
様のステップを繰り返すことにより、接着光学部品26
・28を繰り返し製造することができる。
試験例:真空バッグ12をゴムによって形成し、アクリ
ル系の接着剤30をはさみ込んだ平板状の水晶製の光学
部品26及び28を真空室32内に収容し、これの真空
度を40トル以下とし、内部温度を30〜60℃として
、この状態を5〜30分間保持した後、接着光学部品2
6・28を取り出した。目視検査の結果、接着面には気
泡が見られず、光線透過試験の結果も良好であった。
上記と同様の試験を多数回繰り返して検査を行った。製
造された接着光学部品26・28の歩留まりは、100
パーセントであった。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、接着面に気泡
の含まれない良好な接着光学部品を歩留まりよ(製造す
ることができる。また接着面の接着力が大きい接着光学
部品を製造することができる。真空室内の減圧・加熱な
どに要するエネルギーを従来よりも小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の光学部品接着装置の断面図で
ある。 10・・・プラテン、12・・・真空バッグ。 14・・・ブリーザ、16・ ・枠体、18 ・・排気
管、20 ・・排気板、22・・・ヒータ、24  ・
載置板、26・28・・・光学部品、30・・・接着剤
、32・・・真空室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の光学部品(26及び28)をこれらの接着面
    において互いに接着して接着光学部品(26・28)と
    する光学部品の接着方法において、 変形可能な気密部材(12)によって真空室(32)を
    形成し、接着面に接着剤(30)を塗布して互いに重ね
    合わせた複数の光学部品(26及び28)を真空室(3
    2)内に収容し、真空室(32)内を加熱するとともに
    減圧し、真空室(32)の変形による押付力を光学部品
    (26及び28)に作用させることによって、光学部品
    (26及び28)間の気泡を脱気するとともに光学部品
    (26及び28)同士の接着を行う光学部品の接着方法
    。 2、複数の光学部品(26及び28)をこれらの接着面
    において互いに接着して接着光学部品(26・28)と
    する光学部品の接着装置において、 排気部(18)を有するプラテン(10)と、プラテン
    (10)に固定されてこれとともに真空室(32)を形
    成する変形可能な真空バッグ(12)と、真空室(32
    )内に配置されるヒータ(22)と、を有しており、真
    空室(32)内には、接着面に接着剤(30)を塗布し
    て互いに重ね合わせた複数の光学部品(26及び28)
    を収容可能である光学部品の接着装置。
JP24027690A 1990-09-11 1990-09-11 光学部品の接着方法及び装置 Pending JPH04119949A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10176955B2 (en) 2016-02-12 2019-01-08 Lsis Co., Ltd. Multi-pole molded case circuit breaker
JP2020062800A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 三井化学株式会社 積層体の製造方法

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