JPH04119621U - 建設機械のピン連結部の軸受装置 - Google Patents

建設機械のピン連結部の軸受装置

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JPH04119621U
JPH04119621U JP1991025079U JP2507991U JPH04119621U JP H04119621 U JPH04119621 U JP H04119621U JP 1991025079 U JP1991025079 U JP 1991025079U JP 2507991 U JP2507991 U JP 2507991U JP H04119621 U JPH04119621 U JP H04119621U
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JP
Japan
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boss
pin
fixed
bearing device
seal
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Pending
Application number
JP1991025079U
Other languages
English (en)
Inventor
主雄 山崎
Original Assignee
住友建機株式会社
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Publication date
Application filed by 住友建機株式会社 filed Critical 住友建機株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2350/00Machines or articles related to building
    • F16C2350/26Excavators

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受装置のスチールブッシュの外部から摺動
部内への異物の侵入を防止して、ピン連結部の軸受装置
の寿命を向上させる。 【構成】 揺動ボス14と固定ボス15にピン16を挿
通して双方のボス14,15を連結する。このピン16
は固定ボス15で支持し、揺動ボス14にはスチールブ
ッシュ17を内嵌してその外側へ複数個のシール28
a,28bを嵌入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建設機械の固定部材に回動部材を連結するために、固定ボスと揺 動ボスにピンを挿通して連結したときの、ピン連結部の軸受装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図1は建設機械の油圧ショベル部を示したものであり、ブーム1、アーム2、 バケット3等のアタッチメント類は、固定側の部材に回動部材がピン4,4…で 連結されている。図2は従来の建設機械のピン連結部の要部断面を示しており、 揺動ボス5の両側を固定ボス6,6が挟持し、双方のボス5,6へピン7を挿通 してある。揺動ボス5にはスチールブッシュ8,8を内嵌してあり、このスチー ルブッシュ8,8が焼き入れを施したピン7の表面を揺動して揺動ボス5が回動 する。又、揺動ボス5の中央部にはグリースニップル9が設けられ、内部のグリ ース溜り10へグリースを注入するようにしてある。
【0003】 固定ボス6の一端にはピン7を貫通して係止ボルト11を挿通してあり、ピン 7は固定ボス6に支持される。そして、固定ボス6,6と揺動ボス5との合接部 には間隙があり、ここからピン7の回動部位へ異物が侵入しないように、前記ス チールブッシュ8の外側へ夫々シール12を嵌入してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来のピン連結部の軸受装置は、ピン7とスチールブッシュ8との摺 動部位にシール12を嵌入してあるが、該シール12はリップ形の単品を装着し てあるため耐久性の面で問題がある。従って、該シール12が破損し易く、土砂 等の異物がスチールブッシュ8の内部へ侵入してピン7やスチールブッシュ8を 損傷し、回動部位が異常摩耗したり喰い付きを起こすことがある。
【0005】 そこで、スチールブッシュの外部から摺動部内への異物の侵入を防止し、ピン 連結部の軸受装置の寿命を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくる のであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、固定部材に回動 部材を連結するために、一方の部材に揺動ボスを固着し、他方の部材に固定ボス を固着して前記揺動ボスを挟持し、双方のボスにピンを挿通して該ピンを固定ボ スで支持したピン連結構造であって、前記揺動ボスにはスチールブッシュが内嵌 されており、そのスチールブッシュ嵌入部外側へシールを複数個嵌入したことを 特徴とする建設機械のピン連結部の軸受装置、及び前記シールは、弾性体若しく は弾性体と金属体との複合体等で形成され、同種若しくは異種のシールを複数個 配置したことを特徴とする建設機械のピン連結部の軸受装置を提供するものであ る。
【0007】
【作用】
固定ボスと揺動ボスとの間隙部、或いは固定ボスとピンとの間隙部から土砂等 の異物が侵入した場合、複数個嵌入したシールのうち、外側のシールで異物の侵 入を阻止する。そして、外側のシール部分に異物が堆積し、ピンとスチールブッ シュの摺動等により異物が外側のシールから内部へ侵入した場合であっても、内 側のシールによって異物がスチールブッシュ内へ侵入するのを防止できる。又、 スチールブッシュ内の摺動部位のグリースは、前記複数のシールにより外部への 流出が防止され、潤滑剤の保持性が向上する。
【0008】 前記シールは、弾性体或いは弾性体と金属体との複合体等で形成され、異なる 材質のシールを組み合せて配置することにより、外部からの異物の侵入を防止す る機能及び内部の潤滑剤の漏洩を防止する機能等異なる機能を同時に具備するこ とも可能である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来技 術で説明した構成と同一構成部分も同時に説明する。図1は建設機械の油圧ショ ベル部を示し、固定部材である機体の取付部13に回動部材であるブーム1をピ ン4にて連結してある。アーム2に対してはブーム1が固定部材となり、固定部 材のブーム1に回動部材のアーム2をピン4にて連結してある。又、バケット3 に対してはアーム2が固定部材となり、固定部材のアーム2に回動部材のバケッ ト3をピン4にて連結してある。
【0010】 図3は本考案のピン連結部の軸受装置の断面を示しており、回動部材(図示せ ず)に固着した揺動ボス14の両側に、固定部材(図示せず)に固着した固定ボ ス15,15を設けて揺動ボス14を挟持し、一方の固定ボス15から揺動ボス 14を貫通して他方の固定ボス15へピン16を挿通してある。揺動ボス14に はスチールブッシュ17,17を内嵌してあり、このスチールブッシュ17,1 7が焼き入れを施したピン16の表面を摺動して揺動ボス14が回動する。
【0011】 片方の固定ボス15の外側には段設部15aを設けてあり、この段設部15a に孔18,18を開穿すると共に、ピン16の端部にも該孔18,18と合致す る位置に孔19を開穿する。そして、孔18,19を貫通して係止ボルト20を 挿通し、ナット21を緊締してピン16の抜け止めを施す。従って、ピン16の 両端は僅かな空隙部22,22を介して固定ボス15,15に支持され、固定ボ ス15とピン16とは相対的には回転しないため、固定ボス15にはスチールブ ッシュを内嵌していない。
【0012】 前記揺動ボス14の中央部にはグリースニップル23が設けられ、ここから内 部のグリース溜り24へグリースを注入し、ピン16とスチールブッシュ17の 揺動部位へ潤滑剤を供給する。又、揺動ボス14の両側外周縁部にテーパー状の 溝部25,25を設け、夫々の溝部25,25へOリング26,26等の弾性体 シールを嵌入して、揺動ボス14と固定ボス15の合接面の空隙部27を閉鎖す る。前記溝部25は揺動ボス14の外周縁部に設けてあるが、揺動ボス14と固 定ボス15の双方に面取り部を設けてV字形の溝部(図示せず)を形成する等、 他の構成でもよい。
【0013】 前記スチールブッシュ17の外側には複数のシール28a,28bを嵌入して あり、本実施例では外側のシール28a及び内側のシール28bの双方ともリッ プ形状の弾性体で形成したダストシールを使用し、揺動ボス14の端面よりやや 引っ込んだ位置に二つのシール28a,28bを同方向に装着してある。然し、 特に之に限定すべきではなく、図示は省略するが、之等複数のシール28a,2 8bの材質或いは形状を夫々異にし、一方のシールを弾性体で形成して外部から の異物を阻止するダストシールとし、他方のシールを弾性体と金属体との複合体 で形成して内部の潤滑剤の漏洩を防止するオイルシールにしてもよく、更に、三 つ以上のシールを適宜組み合せて使用してもよい。
【0014】 而して、固定ボス15とピン16との空隙部22或いは揺動ボス14と固定ボ ス15の合接面の空隙部27から土砂等の異物が侵入した場合には、先ず複数個 のシールのうち、外側のシール28aが異物の侵入を阻止する。斯かる状態で各 アタッチメント類を作動させていくうちに、異物が外側のシール28aの周囲に 堆積し、揺動ボス14の回動やガタによる横移動によって外側から異物が押し込 まれたり、或いは、外側のシール28aのリップ部分の摩滅や損傷等により、外 側のシール28aから内部へ異物が侵入することがある。
【0015】 然るとき、外側のシール28aと内側のシール28bとの間には双方のシール のリップ同志で形成された空間部29があり、この空間部29にグリースが充満 しているので、異物は一旦この空間部29に堆積して内部への侵入が阻止される 。更に、内側のシール28bがあるため、異物がスチールブッシュ17内へ侵入 することはない。
【0016】 前述したように、複数のシール28a,28bの材質若しくは形状を夫々異に したものを組み合せることにより、例えば双方のシールのリップ同志を対向して 配置したり、或いはダストシールとオイルシールとを配置して異なる機能を同時 に具備させることもでき、然るときは外部からの異物がスチールブッシュ17の 内部へ侵入することを阻止すると共に、スチールブッシュ17の内部のグリース の流出を防止して潤滑剤の保持性を向上させることができる。
【0017】 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に詳述したように、スチールブッシュ嵌入部の外側へ 複数個のシールを配置したことにより、土砂等の異物がスチールブッシュ内へ侵 入するのを阻止できる。そして、シールの材質若しくは形状を夫々に異にしたも のを組み合せることにより、外部からの異物の侵入を防止するのみではなく内部 の潤滑剤が外部へ漏洩することも防止できる。従って、スチールブッシュ及びピ ンの摺動部位を保護してピン連結部の寿命を向上させると共に、潤滑剤が流出し てピン連結部をはじめ建設機械が汚損するのを防止できる等、諸種の効果を奏す る考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の油圧ショベル部を示した側面図。
【図2】従来の建設機械に於けるピン連結部の軸受装置
の要部縦断面図。
【図3】本考案の建設機械に於けるピン連結部の軸受装
置の要部縦断面図。
【符号の説明】
14 揺動ボス 15 固定ボス 16 ピン 17 スチールブッシュ 28a,28b シール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に回動部材を連結するために、
    一方の部材に揺動ボスを固着し、他方の部材に固定ボス
    を固着して前記揺動ボスを挟持し、双方のボスにピンを
    挿通して該ピンを固定ボスで支持したピン連結構造であ
    って、前記揺動ボスにはスチールブッシュが内嵌されて
    おり、そのスチールブッシュ嵌入部外側へシールを複数
    個嵌入したことを特徴とする建設機械のピン連結部の軸
    受装置。
  2. 【請求項2】 前記シールは、弾性体若しくは弾性体と
    金属体との複合体等で形成され、同種若しくは異種のシ
    ールを複数個配置したことを特徴とする請求項1記載の
    建設機械のピン連結部の軸受装置。
JP1991025079U 1991-04-15 1991-04-15 建設機械のピン連結部の軸受装置 Pending JPH04119621U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022523B2 (ja) * 1981-12-16 1990-01-18 Kureha Chemical Ind Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022523B2 (ja) * 1981-12-16 1990-01-18 Kureha Chemical Ind Co Ltd

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