JPH0411946Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0411946Y2
JPH0411946Y2 JP2242087U JP2242087U JPH0411946Y2 JP H0411946 Y2 JPH0411946 Y2 JP H0411946Y2 JP 2242087 U JP2242087 U JP 2242087U JP 2242087 U JP2242087 U JP 2242087U JP H0411946 Y2 JPH0411946 Y2 JP H0411946Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
box
locking
bottom plate
fold line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2242087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63128927U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2242087U priority Critical patent/JPH0411946Y2/ja
Publication of JPS63128927U publication Critical patent/JPS63128927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0411946Y2 publication Critical patent/JPH0411946Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、箱の組み立てが容易なうえに、収納
する瓶の装脱が容易で、装着された瓶を安定よく
保持する内箱と、該内箱を収納する外箱からなる
バイアル瓶用包装箱に関するものである。
(従来の技術) 従来、多数のアンプルまたはバイアル瓶を、
夫々単独または両者を適宜組み合せて収納する比
較的大きな包装箱に関しては、数多くの提案がな
されている。
しかしながら少数のアンプルまたはバイアル瓶
を収納する小形の包装箱に関しては、その提案が
余り多くない。この数少ない提案のうちで代表的
なものとしては実公昭53−22183号公報がある。
上記提案は、扁平状に折畳み可能の角筒状の上
部係合部bを設け、該上部係合部bに対峙して下
部係合部aを設け、該両係合部b,aの夫々相対
する位置に任意数の穿設部11,12,23,2
4……を穿設した内箱Xを、腹板29の上端部に
切欠部30を穿設し、上端開放型の外箱Yに摺動
可能に嵌挿したことを特徴とする長形目的物支持
収容紙箱である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の紙箱は、箱の組み立てが容易であるが、
箱に収納する長形目的物の装着方法が面倒なため
自動機による装着が困難であり、また箱に装着し
た長形目的物の取り出しも不便である。さらに長
形目的物の底部を下部係合部bで持ち上げるよう
に係止しているため、搬送中に振動などで底部が
飛び出して破損などをする恐れがある等の欠点を
有するものであります。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、底板の左・右及び上・下
に対称に立設した空胴の側壁を形成せしめると共
に、左・右側壁に指穴と上・下側壁に突片とを設
けた内箱と外箱とからなる包装箱を提供すること
により、上記問題点を解決することを目的として
いる。
本考案は、底板の左・右端え対称に折線介して
順次外方へ連設された、横外側板、中央に穿設さ
れた指穴と該指穴の両側に切り込んで形成された
係止間隙とを備えた内板、及び内底板を、折線に
従つて内側え折り曲げ、内底板を底板に重合させ
且つ内板を斜面とした断面三角形状で空胴の左・
右側壁を形成すると共に;底板の上・下端え対称
に折線介して順次外方へ連設された、外側板、上
板、及び該上板との折線中央に上板に跨つて切り
込んで形成された突片を備えた係止板を、折線に
従つて内側え折り曲げ、係止板を相対する係止間
隙に挿入して突片を内側に突出させた断面方形状
で空胴の上・下側壁を形成させて、瓶を収容する
空間を設けた内箱を、外箱に挿入してなるバイア
ル瓶包装箱である。
(作用) 内箱は、バイアル瓶を上・下側壁及び左・右側
壁で形成された空間に挿し込むだけで装着できる
ので、バイアル瓶の装着が極めて容易で、自動機
による装着も可能であり、又上・下側壁を断面で
方形状、左・右側壁を断面で三角形状の空胴に形
成したので、各側壁に弾発性が附与されて、搬送
中などの振動、衝撃に対して防振機能を働かせ、
バイアル瓶の破損などを防止し、そのうえ上・下
側壁に内側へ突出した突片を設けているので、バ
イアル瓶の内箱外部に出るのを阻止しているた
め、バイアル瓶を安定して保持できる、又左・右
側壁が断面三角形状をして中央に指穴11が設け
られているので、バイアル瓶の取り出しが極めて
容易であり、又構造が簡単で折り込みだけで組み
立てをすることができるので、組み立てが非常に
簡易で、自動機による組み立ても可能である。
(実施例) 本考案を一実施例を示す第1図〜第5図に基づ
いて以下詳述する。内箱1の展開図を示す第1図
において、箱用板紙などを用いて、底板2の上・
下端え対称に横折線a,b,c、及びa′,b′,
c′を介して、外側板3,3′、上板4,4′、係止
板5,5′を夫々順次外方へ連設し、さらに横折
線c,c′の中央で上板4,4′と係止板5,5′に
跨り且つ両端を上板4,4′側にした深皿形状の
切り込み6,6′を入れて形成された突片7,
7′を設け、又底板2の左・右端に対称に縦折線
d,e,f、及びd′,e′,f′を介して横外側板8,
8′、内板9,9′、内底板10,10′を夫々順
次外方へ連設し、さらに内板9,9′に隣接した
縦折線e,f、及びe′,f′に亘る、中央附近を適
宜な幅で穿切して形成された指穴11,11′と、
該指孔11,11′の両側で外側端から上板4,
4′の上下の幅と同一寸法位置に切り込みを入れ
て形成された2個の係止間隙12,12,12′,
12′を夫々設けて形成されている。
外箱13の展開図を示す第2図において、箱用
板紙などを用いて、縦折線g,h,i,jを介し
て左側板14、後側板15、右側板16、前側板
17、貼着片18を順次横一方向に連設し、さら
に横折線k,lを介して夫々の上・下端に、左・
右側板14,16には上・下内蓋19,20を、
また後側板15には上・下外蓋21,22を、ま
た前側板17には上・下内外蓋23,24を連設
して形成している。
次に内箱1及び外箱13の組立方法について以
下説明する。内箱1の組立方法を示す第3図にお
いて、縦折線d,e,f,d′,e′,f′に従つて横
外側板8,8′、内板9,9′、内底板10,1
0′を内側に折り曲げ、内底板10,10′を底板
2に重合し且つ内板9を斜面にして、両係止間隙
12,12′、及び両指11,11′を相対せしめ
た、断面三角形状に立設した空胴の左・右側壁2
5,25′を形成(第3図−A)したのち、横折
線a,b,cに従つて外側板3、上板4、係止板
5を内側に折り曲げて、係止板5を左・右側壁2
5,25′の上方に相対する両係止間隙12,1
2′に挿入して、突片7を内側に突出させた断面
方形状で立設した空胴の上側壁26を形成し(第
3図−B)、さらに上側壁26を形成したと同様
にして横折線a′,b′,c′に従つて外側板3′、上板
4′、係止板5′を内側に折り曲げて、係止板5′
を左・右側壁25,25′の下方に相対した両係
止間隙12,12′に挿入し、突片7′を内側に突
出させた下側壁26′を形成して、バイアル瓶を
収容する空間を設けた内箱1を組み立てる。
外箱13の組立方法を示す第4図において、縦
折線g,h,i,jに従つて各側板14,15,
16,17、及び貼着片18を内側に折り曲げ
て、貼着片18を左側板14の内側に貼着して方
形の箱本体27を形成し(第4図−A)たのち、
横折線1に従つて各蓋20,22,24を内側に
折り曲げ、最初折り曲げられた相対する両下内蓋
20,20の上に下内外蓋24を重合し、さらに
その上に下外蓋22を重合して糊着し、箱本体2
7の底部28を形成(第4図−B)し、続いて第
3図の如く組み立てられた内箱1に第5図の如く
バイアル瓶を収納させたものを箱本体27に収納
したのち、底部28を形成したと同様にして横折
線kに従つて各蓋19,21,23を内側に折り
曲げ、相対した両上内蓋19,19、上内外蓋2
3、上外蓋21の順で重合し、上外蓋21を上内
外蓋23に糊着などして固定して上蓋29を形成
して外箱13を組み立て(第4図−C)る。包装
箱30は、この内箱1と外箱13からなつてい
る。
この場合、内箱1は、バイアル瓶を上・下側壁
26,26′、及び左・右側壁25,25′で形成
された空間に挿し込むだけで装着できるので、バ
イアル瓶の装着が極めて容易で、自動機による装
着も可能であり、又、上・下側壁26,26′を
断面で方形状、左・右側壁25,25′を断面で
三角形状の空胴に形成したので、各側壁25,2
5′,26,26′に弾発性が附与されて、搬送中
などの振動、衝撃に対して防振機能を働かせ、バ
イアル瓶の破損などを防止し、そのうえ上・下側
壁26,26′に内側へ突出した突片7,7′を設
けているので、バイアル瓶の内箱1外部に出るの
を阻止して、バイアル瓶を安定して保持できる、
又左・右側壁25,25′が断面で三角形状をし
て、中央に相対する指穴11,11′が設けられ
ているので、バイアル瓶の取り出しが極めて容易
であり、又、構造が簡単で折り込みだけで組み立
てすることができるので、組み立てが非常に簡易
で、自動機による組み立ても可能である。
(考案の効果) 本考案は上記の構成を有するので次の効果を奏
する。
(1) 構造が簡単なため自動機による組み立てを行
なうことができるので、組立工数の節減、作業
能率の向上を計ることができるため、原価低減
に寄与する。
(2) 自動機で大量生産できるため安価で需用家に
提供できる。
(3) バイアル瓶を上下左右の側壁で形成された空
間に挿し込むだけで装着できるので、装着の自
動化を計ることが可能となり、需用家の包装費
用の節減に寄与する。
(4) 上下左右の側壁を空胴にして弾発性を附与し
たので、搬送中などの振動、衝撃に対して防振
機能を働かせてバイアル瓶の破損などを確実に
阻止して、需用家の損害を防止することができ
る。
(5) 上下左右の側壁と上下側壁に設けられた突片
とによりバイアル瓶を係止しているので、バイ
アル瓶を安定して保持でき、需用家の使用者に
対する信頼を確保できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は内箱の展開図、第2図は外箱の展開図、第3図
は内箱の組立方法を説明するための平面図、第4
図は外箱の組立方法を説明のための斜視図、第5
図は内箱の斜視図である。 1……内箱、2……底板、3,3′……外側板、
4,4′……上板、5,5′……係止板、6……切
り込み、7,7′……突片、8,8′……横外側
板、9,9′……内板、10,10′……内底板、
11,11′……指穴、12,12′……係止間
隙、13……外箱、25……左側壁、25′……
右側壁、26……上側壁、26′……下側壁、a,
b,c,a′,b′,c′……横折線、d,e,f,d′,
e′,f′……縦折線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板の左・右端え対称に折線介して順次外方へ
    連設された、横外側板、中央に穿設された指穴と
    該指穴の両側に切り込んで形成された係止間隙と
    を備えた内板、及び内底板を、折線に従つて内側
    え折り曲げ、内底板を底板に重合させ且つ内板を
    斜面とした断面三角形状で空胴の左・右側壁を形
    成すると共に;底板の上・下端え対称に折線介し
    て順次外方え連設された、外側板、上板、及び該
    上板との折線中央に上板に跨つて切り込んで形成
    された突片を備えた係止板を、折線に従つて内側
    え折り曲げ、係止板を相対する係止間隙に挿入し
    て突片を内側に突出させた断面方形状で空胴の
    上・下側壁を形成させて、瓶を収容する空間を設
    けた内箱を、外箱に挿入してなるバイアル瓶包装
    箱。
JP2242087U 1987-02-17 1987-02-17 Expired JPH0411946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242087U JPH0411946Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242087U JPH0411946Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63128927U JPS63128927U (ja) 1988-08-23
JPH0411946Y2 true JPH0411946Y2 (ja) 1992-03-24

Family

ID=30819787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2242087U Expired JPH0411946Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0411946Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63128927U (ja) 1988-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0411946Y2 (ja)
JPH049298Y2 (ja)
JPH0231374Y2 (ja)
JP3386900B2 (ja) ホルダー付き組立式包装箱
JP3143507U (ja) 収納箱の段積み用位置決め構造
NZ547917A (en) Multi-component packaging and machine system
JPH079786Y2 (ja) 瓶類収納コンパクト化容器
JPH0340736Y2 (ja)
JPS6348516Y2 (ja)
JPS6323306Y2 (ja)
JPH0136739Y2 (ja)
JPH0331705Y2 (ja)
JP3618731B2 (ja) 厚紙製仕切体
JPS593949Y2 (ja) 包装箱
JPH0242574Y2 (ja)
JP4025568B2 (ja) 包装箱用仕切体
JPH0742980Y2 (ja) クッション付仕切区画を備えた包装箱
JP3056639B2 (ja) 包装箱
JP2594569Y2 (ja) 仕切付包装容器
JPS624511Y2 (ja)
JPH0417456Y2 (ja)
JPH0110348Y2 (ja)
JPS5836713Y2 (ja) 電球用包装箱
JPH0133459Y2 (ja)
JPH0136748Y2 (ja)