JPH04119118U - 半導体保護回路 - Google Patents

半導体保護回路

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JPH04119118U
JPH04119118U JP2368091U JP2368091U JPH04119118U JP H04119118 U JPH04119118 U JP H04119118U JP 2368091 U JP2368091 U JP 2368091U JP 2368091 U JP2368091 U JP 2368091U JP H04119118 U JPH04119118 U JP H04119118U
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JP
Japan
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power semiconductor
photocouplers
power
pair
semiconductor
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Application number
JP2368091U
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Inventor
時守 河村
康郎 松井
Original Assignee
日本電気株式会社
日本電気エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トーテムポール形式で接続した一対のパワー半
導体(1)6と(2)7を制御回路1で交互にスイッチ
ング駆動する。制御回路1とパワー半導体(1)6およ
び(2)7間に4個のフォトカプラ(1)2,(2)
3,(3)4および4(5)を介在させ、制御回路1か
ら出力するスイッチング制御信号の制御信号(1)11
はフォトカプラ(2)3と(3)4が動作し、この動作
によってパワー半導体(1)6をオンとし、パワー半導
体(2)7は動作させないようにする。一方、制御信号
(2)21はフォトカプラ(1)2と(4)5を動作さ
せ、パワー半導体(2)7を駆動してパワー半導体
(1)6の動作させないようにする。 【効果】フォトカプラーの組合せ使用により、トーテム
ポール接続の一対のパワー半導体の動作を互いに排他的
に行なわせ、同時動作を回避させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半導体保護回路に関し、特にスイッチング制御で駆動する電力増幅回 路にあって、トーテムポール接続で配置されたパワー半導体対の同時駆動を防止 する半導体保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトーテムポール接続のパワー半導体対をスイッチング制御する 電力増幅回路としては、ブリッジ型D級電力増幅回路やPWM方式電力増幅回路 等があるが、トーテムポールに配置したパワー半導体対の制御は駆動スイッチン グの制御を行なう制御回路で行っており、この制御回路で、パワー半導体対が同 時にオンにならないよう制御していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の半導体保護回路では、パワー半導体対が同時にオン状態になら ないように制御回路にて制御しているが、制御回路と被スイッチング素子である パワー半導体対を接続している配線による制御信号の遅延あるいは制御ラインに 重畳するノイズ等によってパワー半導体対が同時にオン状態となり、半導体が破 損することが避けられないという欠点がある。
【0004】 本考案の目的は上述した欠点を除去し、パワー半導体を接続する配線による遅 延、もしくは制御ラインに重畳する雑音の影響を根本的に排除しうる半導体保護 回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の半導体保護回路は、トーテムポール接続で駆動されるパワー半導体対 を保護する半導体保護回路において、前記パワー半導体対の同時駆動を抑止する 手段を備えて構成される。
【0006】 また本考案の半導体保護回路は、複数のフォトカプラの組合せによって前記パ ワー半導体対に対する入力回路を互いに排他的に短絡して同時駆動を抑止するよ うにした構成を有する。
【0007】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は、本考案の一実施例の構成図である。
【0009】 図1に示す実施例は、パワー半導体のスイッチング制御を行なう制御回路1と 、パワー半導体対を互いに排他的に駆動するように入力回路を短絡する4個のフ ォトカプラ(1)2,(2)3,(3)4および(4)5と、交互駆動する一対 のパワー半導体(1)6,(2)7のほか、複数のフォトカプラの入力抵抗器と して抵抗器R1,R2,R3およびR4と、パワーは半導体対回路構成用抵抗器 としての抵抗器R5,R6,R7およびR8を備えて成る。
【0010】 次に、本実施例の動作について説明する。
【0011】 制御回路1から出力され、トーテムポール接続で配置された半導体対のパワー 半導体(1)6および(2)7をスイッチング制御する制御信号(1)11は、 フォトカプラ(2)3および(3)4に入力される。フォトカプラ(3)4がオ ン状態になると、トーテムポール接続で配置された上側のパワー半導体(1)6 がオン状態となる。
【0012】 フォトカプラ(2)3がオン状態になると、フォトカプラ(4)5の入力をジ ャントしてフォトカプラ(4)5がオン状態にならないようにし、トーテムポー ル接続で配置された下側のパワー半導体(2)7がオン状態とならないようにガ ードする。
【0013】 また、制御信号(2)21は、フォトカプラ(1)2および(4)5の入力に される。フォトカプラ(4)5がオン状態になるとトーテムポール接続で配置さ れた下側のパワー半導体(2)7がオン状態となる。フォトカプラ(1)2がオ ン状態になるとフォトカプラ(3)4の入力をジャントして、フォトカプラ(3 )4がオン状態にならないようにし、トーテムポール接続に配置された上側のパ ワー半導体(1)6がオン状態とならないようにガードする。
【0014】 このようにして、4個のフォトカプラの組合せ動作によって、パワー半導体対 を常時排他的に駆動することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、トーテムポール接続で配置されたパワー半導体 対を互いに排他的に駆動させるようにガードすることにより、制御ラインに対す るノイズ、制御回路の誤動作により半導体対が同時にオン状態になって破損する ことを根本的に防止することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【符号の説明】 1 制御回路 2 フォトカプラ(1) 3 フォトカプラ(2) 4 フォトカプラ(3) 5 フォトカプラ(4) 6 パワー半導体(1) 7 パワー半導体(2) 11 制御信号(1) 21 制御信号(2) 31 出力信号 R1〜R8 抵抗器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーテムポール接続で駆動されるパワー
    半導体対を保護する半導体保護回路において、前記パワ
    ー半導体対の同時駆動を抑止する手段を備えて成ること
    を特徴とする半導体保護回路。
  2. 【請求項2】 複数のフォトカプラの組合せによって前
    記パワー半導体対に対する入力回路を互いに排他的に短
    絡して同時駆動を抑止するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の半導体保護回路。
JP2368091U 1991-04-11 1991-04-11 半導体保護回路 Pending JPH04119118U (ja)

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JP2368091U JPH04119118U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 半導体保護回路

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JPH04119118U true JPH04119118U (ja) 1992-10-26

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971111