JPH0434637Y2 - - Google Patents

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JPH0434637Y2
JPH0434637Y2 JP1596084U JP1596084U JPH0434637Y2 JP H0434637 Y2 JPH0434637 Y2 JP H0434637Y2 JP 1596084 U JP1596084 U JP 1596084U JP 1596084 U JP1596084 U JP 1596084U JP H0434637 Y2 JPH0434637 Y2 JP H0434637Y2
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relay
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amplifier
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【考案の詳細な説明】 この考案は複数のスピーカーを接続して選択使
用する増幅器のスピーカー切換装置の改良に関す
る。
従来、増幅器に複数のスピーカーを接続して切
換スイツチにより、そのうちの任意の1つの装置
もしくは複数個の装置を同時に動作せしめるよう
にスピーカー切換装置を具備した増幅器が多い。
このような増幅器において従来ではスピーカー
切換装置として増幅器出力端子とスピーカーとの
間にロータリースイツチを介在せしめ、当該ロー
タリースイツチを切換えて行なうものが多いが、
このようなスピーカ切換装置では増幅器出力端子
に3A〜4Aの大電流が流れ、これがロータリース
イツチに流れるために、接点部の焼損や接触不良
が生じやすく、これ等によりスピーカーの再生音
が劣化する原因となる。
そこで、前記ロータリースイツチに代えリレー
を用いたスピーカー切換装置が考えられ、又実用
に供されている。
たとえば第1図に示すスピーカ切換装置は増幅
器1出力をリレー接点2aを介し、更にリレー接
点3aを介して第1スピーカーSPaに、リレー接
点4aを介して第2スピーカーSPbにそれぞれ接
続している。
5は増幅器1出力の異常を検出し、スピーカー
を保護するための異常検出回路で、当該異常検出
回路5の出力によりリレーコイル2bを付勢して
通常は接続されているリレー接点2aを解放する
ようにしてある。
3bおよび4bはそれぞれリレー接点3aおよ
び4aをそれぞれ動作するためのリレーコイルで
あり、それぞれのリレーコイルは手動切換スイツ
チ6により選択的もしくは同時に付勢されスピー
カーSPaまたは/およびSPbに増幅器1出力を入
力するようにしてある。
しかるに、上記従来例のスピーカ切換装置では
リレーを3個(図中2,3および4)必要としコ
スト高になるとともに第1スピーカーSPa、第2
スピーカーSPbの入力信号系にそれぞれ2個のリ
レー接点2a,3aおよび2a,4aが介在する
のでリレー動作の信頼性や音質劣化の面で問題を
生じていた。
そこでこの考案はリレーを2個使用とすること
によりコストダウンを図るとともに、主スピーカ
ーとなるSPaには1個のリレーのみが介在するよ
うに構成し、信頼性および音質劣化を抑制したス
ピーカ切換装置であり以下実施例について更に詳
細に説明する。
第2図(当該図は第1スピーカーSPaが動作す
る状態を示す。)において、1は増幅器、5は異
常検出回路であり従来の構成と同一である。8は
異常検出回路5の異常検出信号によつて切換スイ
ツチ7にリレーコイル付勢用電圧を遮断するため
の手段である。
7は切換スイツチであり、当該切換スイツチ7
の出力によりリレーコイル21b,22bのいず
れか一方もしくは両方が付勢される。
21a,22aはそれぞれ前記リレーコイル2
1b,22bにより切換動作を呈するリレー接
点、21c,21dは前記リレー接点21aと選
択的に接続される第1固定接点および第2固定接
点、22c,22dは前記リレー接点22aと選
択的に接続される第1固定接点および第2固定接
点である。
すなわち、21および22はリレーコイル、リ
レー接点、2個の固定接点を有するトランスフア
ー型リレーであつてリレーコイルが付勢されない
場合それぞれのリレー接点はそれぞれ第1固定接
点に接続されている。
そして、リレー21のリレー接点21aは増幅
器1出力端に、第2固定接点21dは第1スピー
カーSPaおよびリレー22の第1固定接点22c
に、リレー21の第1固定接点21cはリレー2
2の第2固定接点22dに、リレー22のリレー
接点22aは第2スピーカーSPbにそれぞれ接続
されている。
更に具体的構成を第3図(同図も第1スピーカ
ーSPaが動作する状態を示す。)に示すと、異常
検出回路5の出力は抵抗8aを介してトランジス
タ8cのベースに接続され、当該トランジスタ8
cのエミツタはB電源に、コレクタは切換スイツ
チ7の切換片7aにそれぞれ接続されており、又
トランジスタ8cのエミツタコレクタ間に抵抗8
bが接続されている。
切換スイツチ7はOFF接点、a接点、b接点
及びa+b接点を有し、a接点は当該a接点にア
ノードを接続したダイオード10aを介してリレ
ーコイル22bに、及びアノードを接続したダイ
オード10bを介してリレーコイル21bに接続
されている。
b接点はリレーコイル22bに、a+b接点は
リレーコイル21bにそれぞれ接続されている。
又、各リレー21及び22はリレーコイル21
b,22bに駆動電圧が印加された場合にリレー
接点21a,22aがそれぞれ第2固定接点21
d,22dに接続される。
上記構成において、増幅器1が正常に動作して
いる場合異常検出回路の出力はL(OV)にして
おく。
したがつて、トランジスタ8cのベースは抵抗
8aと8bの分圧比によつて決まる電圧が印加し
導通状態にあるから、切換スイツチ7の切換片7
aをa接点に接続するとダイオード10a,10
bを介してリレーコイル21b,22bが共に付
勢されリレー接点21a,22aがそれぞれ第4
−a図に示すようにそれぞれの第2固定接点21
d,22dに接続される。
したがつて、増幅器1の出力はリレー接点21
a−第2固定接点21dを介して第1スピーカー
SPaのみに入力される。
次に切換スイツチ7の切換片7aをb接点に接
続すると22bのみが付勢され第4−b図に示す
ようにリレー接点21aは第1固定接点21c
に、リレー接点22aは第2固定接点22dに接
続される。
したがつて、増幅器1の出力はリレー接点21
a−第1固定接点21c−第2固定接点22d−
リレー接点22aを介して第2スピーカーSPbの
みに入力される。
又、切換スイツチ7の切換片7aをa+b接点
に接続するとリレーコイル21bのみが付勢され
第4−c図に示すようにリレー接点21aは第2
固定接点21dに、リレー接点22aは第1固定
接点22cに接続される。
したがつて、増幅器1の出力はリレー接点21
a−第2固定接点21dを介して第1スピーカー
SPaにおよびリレー接点21a−第2固定接点2
1d−第1固定接点22c−リレー接点22aを
介して第2スピーカーSPb両方に入力される。
更に、切換スイツチ7の切換片7aをOFF接
点に接続すると21b,22bは共に付勢されな
いのでリレー接点21a,22aがそれぞれ第4
−d図に示すようにそれぞれの第1固定接点21
c,22cに接続される。
したがつて、増幅器1の出力は第1スピーカー
SPa、第2スピーカーSPbの両方共に入力されな
い。
又増幅器1に異常が生じた場合異常検出回路5
がそれを検出して出力をLからHに変える。
するとトランジスタ8cのベース電圧が小さく
なりカツトオフ電圧以下になるとトランジスタ8
cが遮断状態となり切換スイツチ7の切換片7a
にB電圧が印加されないので切換片7aがどの接
点に接続されている場合であつてもリレーコイル
が付勢されない状態となり、各リレー接点の接続
は第4−d図と同じとなつて、増幅器1と第1ス
ピーカーSPaおよび第2スピーカーSPbとを切断
して各スピーカーを保護する。
又、異常検出回路5に電源投入時、および切断
時のみ異常検出回路5の出力の変化に時間遅れを
持たせることにより電源投入時および切断時の過
渡的ノイズを防止することができる。
以上に説明したようにこの考案は増幅器1の出
力端と接続したリレー接点21aと、第1スピー
カーSPaに接続した第2固定接点21dと、第1
固定接点21cと、前記リレー接点21aを切換
る為のリレーコイル21bとよりなるトランスフ
アー型リレー21と、第2スピーカーSPbに接続
したリレー接点22aと、前記第2固定接点21
dと接続した第1固定接点22cと、前記第1固
定接点21cと接続した第2固定接点22dと、
前記リレー接点22aを切換る為のリレーコイル
22bよりなるトランスフアー型リレーと、前記
リレー接点21a,21bを制御すべき切換スイ
ツチ7と、増幅器1の異常を検出する異常検出回
路5と、当該異常検出回路5の異常検出信号によ
り前記リレーコイルを付勢すべき電圧を遮断する
手段8を具備するものであり、リレーが2個でよ
く、したがつてコストダウンに寄与するととも
に、第1スピーカーSPaはリレー接点21aを介
するのみであるので信頼性の向上および音質の劣
化を抑制することができる。
更に上記構成を並列に接続することにより2以
上のスピーカーに対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスピーカー切換装置のブロツク
図、第2図はこの考案実施例のスピーカー切換装
置のブロツク図、第3図はこの考案実施例のスピ
ーカ−切換装置の配線図、第4−a図内至第4−
d図はそれぞれリレー接点の接続状態を示す配線
図である。 1は増幅器、21aおよび22aはリレー接
点、21bおよび22bはリレーコイル、21c
および22cは第1固定接点、21dおよび22
dは第2固定接点、SPaおよびSPbは第1スピー
カーおよび第2スピーカー、21および22はト
ランスフアー型リレー、5は異常検出回路、8は
電圧遮断手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅器1の出力端と接続したリレー接点21a
    と、第1スピーカーSPaに接続した第2固定接点
    21dと、第1固定接点21cと、前記リレー接
    点21aを切換る為のリレーコイル21bとより
    なるトランスフアー型リレー21と、第2スピー
    カーSPbに接続したリレー接点22aと、前記第
    2固定接点21dと接続した第1固定接点22c
    と、前記第1固定接点21cと接続した第2固定
    接点22dと、前記リレー接点22aを切換る為
    のリレーコイル22bよりなる第2トランスフア
    ー型リレー22と、前記リレーコイル21b、2
    2bを制御すべき切換スイツチ7と、増幅器1の
    異常を検出する異常検出回路5と、当該異常検出
    回路5の異常検出信号により前記リレーコイル2
    1b,22bを付勢すべき電圧を遮断する手段8
    を具備することを特徴とする増幅器のスピーカー
    切換装置。
JP1596084U 1984-02-06 1984-02-06 増幅器のスピ−カ−切換装置 Granted JPS60129791U (ja)

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JPS60129791U JPS60129791U (ja) 1985-08-30
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