JPH0454653Y2 - - Google Patents

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JPH0454653Y2
JPH0454653Y2 JP15495686U JP15495686U JPH0454653Y2 JP H0454653 Y2 JPH0454653 Y2 JP H0454653Y2 JP 15495686 U JP15495686 U JP 15495686U JP 15495686 U JP15495686 U JP 15495686U JP H0454653 Y2 JPH0454653 Y2 JP H0454653Y2
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JP
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common terminal
pull
connection terminals
switch
terminal
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JP15495686U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば接続端子が集積回路の接続
端子と同一に配設されたデイツプスイツチに関す
る。
(従来の技術) 周知のように、抵抗が内蔵されたデイツプスイ
ツチが種種開発されている。このデイツプスイツ
チは、電子回路に接続された状態において、電子
回路をプルアツプ(通常ハイレベルに設定)した
り、プルダウン(通常ローレベルに設定)して使
用されることが多い。
ところで、従来のデイツプスイツチは、プルア
ツプか、プルダウンの一方しか、行うことができ
ないものであつた。
また、プルアツプ、あるいはプルダウンした場
合において、スイツチの設定状態によつては、デ
イツプスイツチ内の抵抗が複数個同時に並列接続
されることがあり、これら抵抗の合成抵抗値が低
下することにより、そのデイツプスイツチが使用
されている回路の消費電流が多くなるという問題
を有している。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、デイツプスイツチによるプルダウ
ン、プルダウンの設定、およびこの設定時におけ
る消費電流の増大に係わる問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、プルアツプ、プ
ルダウンの両方を行うことが可能であるととも
に、消費電流が少ないデイツプスイツチを提供し
ようとするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、複数の第1の接続端子と、これら
第1の接続端子に対応して配設された第2の接続
端子と、これら第1、第2の接続端子間に接続さ
れた第1の抵抗と、第1、第2の共通端子と、こ
の第1の共通端子と前記第2の接続端子間に接続
されたスイツチと、前記第2の共通端子と第1の
共通端子間に接続された第2の抵抗とから構成さ
れている。
(作用) この考案は、第1の抵抗の両端を第1の接続端
子と第2の接続端子にそれぞれ接続することによ
つて、プルアツプ動作、プルダウン動作を可能と
し、第1の共通端子と前記第2の接続端子間にス
イツチを接続するとともに、前記第1の共通端子
と第2の共通端子との間に第2の抵抗を設けるこ
とにより、プルアツプ動作時、プルダウン動作時
に選択的に省電流動作を可能としている。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第1の接続端子1〜4、および第1の共通端子
5は、第2の接続端子6〜9、および第2の共通
端子10にそれぞれ対応して配設されている。こ
れら第1、第2の接続端子1〜4,6〜9、およ
び第1の共通端子5、第2の共通端子10は、ス
イツチケース11の側面部に配設されている。第
1の共通端子5と、第2の接続端子6〜9とは、
スイツチS1,S2,S3,S4によつてそれぞれ接続さ
れており、第1の接続端子1〜4と、対応する第
2の接続端子6〜9、および第1、第2の共通端
子5,10とは、第1の抵抗R1,R2,R3,R4
および第2の抵抗R5によつてそれぞれ接続され
ている。これら第1の抵抗R1〜R4は、それぞれ
同一の抵抗値であり、第2の抵抗R5は第1の抵
抗R1〜R4の例えば1/4の抵抗値とされている。
上記構成において、デイツプスイツチをプルア
ツプに設定する場合は第1の接続端子1〜4を接
地し、第1の共通端子5を図示せぬ電源に接続
し、さらに、第2の接続端子6〜9を図示せぬ電
子回路の入力端子に接続する。
また、このプルアツプで省電流動作を希望する
場合は、前記第1の共通端子5に代えて、第2の
共通端子10を電源に接続する。このように接続
すれば、第2の抵抗R10が介在されるため、プル
アツプ動作時の電流消費を抑えることができる。
即ち、例えば第1の抵抗R1=R2=R3=R4
10kΩで、電源電圧を直流12Vとし、スイツチ1
S2,S3,S4が全てオン状態となつていると、第1
の共通端子5を使用した場合の消費電流は、 12/(10・103/4)=4.8mA となる。
これに対して、第2の共通端子10を使用した
場合は、 12/(2.5+2.5)×103=2.4mA となり、消費電流が第1の共通端子5を使用した
場合の半分となる。
一方、上記構成のデイツプスイツチをプルダウ
ン設定する場合は、第1の接続端子1〜4を電源
に接続し、第1の共通端子5を接地し、さらに、
第2の接続端子6〜9を図示せぬ電子回路の入力
端子に接続する。
また、プルダウンで省電流動作を希望する場合
は、第1の共通端子5に代えて、第2の共通端子
10を電源に接続する。このように接続すれば、
抵抗R10が介在されるため、プルダウン動作時の
電流消費をプルアツプ動作時と同様に抑えること
ができる。
上記実施例によれば、第1の抵抗R1〜R4の両
端を第1の接続端子1〜4、およびこれら第1の
接続端子1〜4に対応した第2の接続端子6〜9
に接続し、第2の接続端子6〜9と、第1の共通
端子5との間にスイツチS1〜S4を接続している。
したがつて、第1の抵抗R1〜R4の両端に接続さ
れた第1、第2の接続端子1〜4,6〜9を独立
して使用することが可能であるため、1つのデイ
ツプスイツチでプルアツプ動作と、プルダウン動
作を設定することが可能なものである。
また、第1の共通端子5と、第2の共通端子1
0との間に第2の抵抗R5を接続しているため、
第2の共通端子10に電源を接続した場合、プル
アツプ動作時、あいはプルダウン動作時の消費電
流を抑えることができるもである。しかも、省電
流用の第2の抵抗R5をデイツプスイツチの内部
に設けているため、省スペースが要求される小型
の電子機器にこのデイツプスイツチを使用した場
合、極めて有利なものである。
尚、この考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、考案の要旨を変えない範囲において、
種々変形実施可能なことは勿論である。
[考案の効果] 以上、詳述したようにこの考案によれば、第1
の抵抗の両端を第1の接続端子と第2の共通端子
にそれぞれ接続することによつて、プルアツプ動
作、プルダウン動作を可能とし、第1の共通端子
と前記第2の接続端子間にスイツチを接続すると
ともに、前記第1の共通端子と第2の共通端子と
の間に第2の抵抗を設けることにより、プルアツ
プ動作時、プルダウン動作時に選択的に省電流動
作を可能とするデイツプスイツチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係わるデイツプスイツチの一
実施例を示す回路図である。 1〜4、6〜9……第1、第2の接続端子、
5,10……第1、第2の共通端子、11……ス
イツチケース、S1〜S4……スイツチ、R1〜R4
R5……第1、第2の抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の第1の接続端子と、これら第1の接続端
    子に対応して配設された第2の接続端子と、これ
    ら第1、第2の接続端子間に接続された第1の抵
    抗と、第1、第2の共通端子と、この第1の共通
    端子と前記第2の接続端子間に接続されたスイツ
    チと、前記第2の共通端子と第1の共通端子間に
    接続された第2の抵抗とを具備したことを特徴と
    するデイツプスイツチ。
JP15495686U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH0454653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15495686U JPH0454653Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15495686U JPH0454653Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360229U JPS6360229U (ja) 1988-04-21
JPH0454653Y2 true JPH0454653Y2 (ja) 1992-12-22

Family

ID=31075219

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JP15495686U Expired JPH0454653Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS6360229U (ja) 1988-04-21

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