JPH079448Y2 - ミューティング回路 - Google Patents

ミューティング回路

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JPH079448Y2
JPH079448Y2 JP4656890U JP4656890U JPH079448Y2 JP H079448 Y2 JPH079448 Y2 JP H079448Y2 JP 4656890 U JP4656890 U JP 4656890U JP 4656890 U JP4656890 U JP 4656890U JP H079448 Y2 JPH079448 Y2 JP H079448Y2
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switch
turned
power switch
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JP4656890U
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Inventor
則一 島崎
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アキュフェーズ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は平衡増幅器の電源スイッチオン時又はオフ時
のミューティング回路に係り、特にオーディオアンプな
どに使用される平衡増幅器に好適なミューティング回路
に関する。
(ロ)従来技術 従来より、オーディオアンプなどに使用される平衡増幅
器の電源スイッチオン時又はオフ時のミューティング回
路は、第4図に示す回路図のものが多く提供されてい
た。
図において、1,2は平衡増幅器の入力端子、3,4は平衡入
力信号系路に設けられた増幅器、6,7は平衡増幅器の出
力端子、10,11は平衡信号系路とGND線路間に設けたスイ
ッチ、12はGND線路のGND端子である。
オーディオアンプなどに使用される平衡増幅器は、電源
スイッチオン時又はオフ時に電源電圧又は回路動作上、
過渡的不安定状態になって不要雑音を発生する。
この過渡的不安定状態時の平衡増幅器の不要雑音出力を
防止するため、例えばリレイ又は半導体スイッチ等を用
いたミューティング回路が形成されている。
この平衡増幅器のミューティング回路は増幅器3,4から
スイッチ10,11(リレイ又は半導体スイッチ等)を介し
て、このスイッチ10,11のコモン端子cが出力端子6,7に
接続して構成され、2系路の平衡信号系路は図のように
対称的に同じに構成されている。
電源スイッチオン時、上記スイッチ10,11のコモン端子
cはb接点に接続していて、出力端子6,7は接地され、
出力端子6,7には如何なる信号も出力されない。
電源スイッチオン後,一定時間経過して電源電圧及び増
幅器3,4などが安定動作状態になると、例えば、リレイ
回路がONとなってリレイのスイッチ10,11のコモン端子
cはb接点からa接点に切換わり、増幅器3,4の出力信
号を出力端子6,7に出力する。
即ち、電源スイッチオン時の過渡的不安定状態で発生す
る増幅器3,4の雑音出力は遮断され、出力端子6,7から出
力することを防止する。
また、電源スイッチオフ時には速やかにリレイ回路が、
OFFになって、リレイのスイッチ10,11のコモン端子cが
b接点に切換わり、出力端子6,7は接地され、電源スイ
ッチオフ時の過渡的不安定状態の雑音出力を防止するこ
とができる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のミューティング回路は対GND間
にスイッチ10,11を設け、このスイッチ10,11の出力コモ
ン端子cを電源スイッチオン時、接地するように構成し
たので、2個のスイッチ10,11を必要とし、しかもGND線
路の配線が必要になるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、相対する
平衡信号系路間にスイッチを設け、電源スイッチオン時
又はオフ時、2系路の平衡出力端子を短絡するよう構成
し、電源スイッチオン又はオフ時の過渡的不安定状態の
雑音出力を遮断することができるミューティング回路を
提供するところにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案のミューティング回路は平衡増幅器の電源スイ
ッチオン時又はオフ時の過渡的不安定状態の出力を無く
すために用いられるミューティング回路において、上記
平衡増幅器の相対する信号系路間に設けたスイッチと、
このスイッチが電源スイッチオン時から一定時間経過
後、動作して切換わる第1の切換手段と、上記スイッチ
が電源スイッチオフ時に動作して切換わる第2の切換手
段とを設けて構成したものである。
(ホ)作用 この考案によれば、平衡増幅器の電源スイッチオン又は
オフ時の過渡的不安定状態の雑音出力を無くすため、上
記平衡増幅器の相対する平衡信号系路間にスイッチを設
け、このスイッチのコモン端子から出力端子に接続して
平衡増幅器出力を取り出すように構成したものである。
電源スイッチオン時、上記スイッチは平衡出力端子を短
絡し、出力端子には平衡出力としては出力されない。電
源スイッチオン時から電源電圧又は増幅器などが安定状
態になるまでの一定時間経過後、上記スイッチは動作し
て切換わり、平衡出力は各々の平衡増幅器の出力を出力
端子に供給することができる(第1の切換手段)。
また、電源スイッチオフ時は速やかに上記スイッチが動
作し、平衡出力の出力端子間を短絡し、電源スイッチオ
フ時の過渡的不安定状態の雑音出力を遮断することがで
きる(第2の切換手段)。
このように、平衡出力の電源スイッチオン時又はオフ時
のミューティング回路は、1個のスイッチを動作させて
電源スイッチオン時又はオフ時の過渡的不安定状態の雑
音出力を遮断することができ、しかもGND線路の配線が
不要となる。
(ヘ)実施例 この考案に係るミューティング回路の実施例を第1図乃
至第3図に基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
第1図はこの考案の実施例の回路図、第2図は出力トラ
ンスを用いた他の実施例の回路図、第3図は平衡入力側
に構成したミューティング回路の他の実施例の回路図で
ある。
図において、5は例えばリレイ又は半導体スイッチ等を
利用したスイッチ、8は平衡増幅器の出力トランスであ
る。
平衡増幅器は平衡入力端子1,2に平衡入力信号が供給さ
れ、この平衡入力信号は増幅器3,4で増幅されて平衡出
力端子6,7より出力される。
この平衡増幅器は電源スイッチオン又はオフ時、電源回
路又は増幅器3,4が過渡的不安定状態になり、過渡的不
安定状態の雑音が増幅器3,4から出力端子6,7に出力され
ることを防止するため、平衡増幅器にミューティング回
路を形成している。
このミューティング回路は増幅器3,4の平衡2線間出力
にリレイ又は半導体スイッチ等を利用したスイッチ5を
図のように接続して構成し、電源スイッチオン時、例え
ばリレイ回路が動作してリレイ回路のスイッチ5のコモ
ン端子cがb接点に接続し、平衡出力端子6,7は短絡さ
れ、平衡出力端子6,7間には出力信号が発生しない。
更に、電源スイッチオン時の過渡的不安定状態が安定状
態になるまでの一定時間経過後、上記リレイ回路が切換
動作し、スイッチ5のコモン端子cをb接点からa接点
に切換え、平衡増幅器3の出力信号は出力端子6に出力
され、一方、平衡増幅器4の出力信号はスイッチ5を介
して出力端子7に出力することができる(第1の切換手
段)。
このようにして、電源スイッチオン時の過渡的不安定状
態が安定になってから平衡出力信号を出力端子6,7から
得ることができ、電源スイッチオン時の過渡的不安定状
態の雑音出力を防止することができる。
また、電源スイッチオフ時、リレイ回路が速やかに動作
し、リレイ回路のスイッチ5のコモン端子cはa接点か
らb接点に切換えられ、出力端子6,7は短絡されて平衡
増幅器3,4出力は遮断され、電源スイッチオフ時の過渡
的不安定状態の影響を防止することができる(第2の切
換手段)。
第2図は出力トランス8を用いた平衡増幅器であり、こ
の出力トランス8の出力側平衡2線間にスイッチ5を接
続して構成し、このスイッチ5が前記同様、電源スイッ
チオン時又はオフ時に切換動作して過渡的不安定状態の
雑音出力を遮断することができる。
更に、第3図に示すように平衡入力側の平衡2線間に上
記スイッチ5を接続して、ミューティング回路を構成
し、電源スイッチオン時又はオフ時の過渡的不安定状態
の雑音出力を遮断するように構成しても良い。
(ト)考案の効果 この考案に係る平衡増幅器のミューティング回路は前述
のように、平衡信号系路の2線間に1個のスイッチを設
け、電源スイッチオン時又はオフ時に平衡出力端子を短
絡してミューティング動作をし、過渡的不安定状態の雑
音出力を遮断することができるので、従来例のように2
個のスイッチを必要とせずコスト低減が可能であるとい
う効果がある。
また、従来例のようにGND線路の配線を不要とするた
め、配線工数の低減もできるという効果もある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係るミューティング回路
の実施例を示し、第1図は回路図、第2図は出力トラン
スを用いた他の実施例の回路図、第3図は平衡入力側に
構成したミューティング回路の他の実施例の回路図であ
る。 第4図は従来例の回路図である。 主な符号の説明 1,2:平衡増幅器の入力端子、3,4:平衡信号系路の増幅
器、5:リレイや半導体スイッチなどを利用したスイッ
チ、6,7:平衡増幅器の出力端子、8:平衡増幅器の出力ト
ランス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平衡増幅器の電源スイッチオン時又はオフ
    時の過渡的不安定状態の出力を無くすために用いられる
    ミューティング回路において、 上記平衡増幅器の相対する信号系路間に設けたスイッチ
    と、このスイッチが電源スイッチオン時から一定時間経
    過後、動作して切換わる第1の切換手段と、上記スイッ
    チが電源スイッチオフ時に動作して切換わる第2の切換
    手段とを設けて構成したことを特徴とするミューティン
    グ回路。
JP4656890U 1990-05-02 1990-05-02 ミューティング回路 Expired - Lifetime JPH079448Y2 (ja)

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JP4656890U JPH079448Y2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 ミューティング回路

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JP4656890U JPH079448Y2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 ミューティング回路

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JPH045715U JPH045715U (ja) 1992-01-20
JPH079448Y2 true JPH079448Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=31561762

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JP4656890U Expired - Lifetime JPH079448Y2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 ミューティング回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999017417A1 (fr) * 1997-09-26 1999-04-08 Wellpine Communications Co., Ltd. Systeme d'alimentation electrique

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JP2588931Y2 (ja) * 1993-10-06 1999-01-20 栞 竹田 着脱可能なニット衿を備える被服
JP2004320244A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Hitachi Metals Ltd マルチバンド高周波送受信モジュール

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JPH045715U (ja) 1992-01-20

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