JP2529462Y2 - ドライブ回路 - Google Patents

ドライブ回路

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JP2529462Y2
JP2529462Y2 JP1989151458U JP15145889U JP2529462Y2 JP 2529462 Y2 JP2529462 Y2 JP 2529462Y2 JP 1989151458 U JP1989151458 U JP 1989151458U JP 15145889 U JP15145889 U JP 15145889U JP 2529462 Y2 JP2529462 Y2 JP 2529462Y2
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孝一 朝倉
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、直流電源電圧を有する負荷を駆動するドラ
イブ回路に関し、より詳細には二種類の直流電源電圧を
有する負荷を単一のドライバーにより駆動するドライブ
回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来使用されてきた同一電源(DC24V)301に
並列状態に接続された複数の負荷、ここでは、リレー30
2とモーター303を1つのドライバー304によって駆動す
るものである。このドライブ回路にあっては、単一の電
源電圧(DC24V)301を使用してるが、各々の負荷に対応
する二種類の直流電源電圧を使用することができるよう
構成されていない。
第4図は設置されている複数の負荷に対応させた複数
の電源を設けている。ここではリレー403に応じた電源
A(DC24V)401と、モーター404に応じた電源B(DC30
V)402であり、且つ、各々の負荷を駆動するために各々
の負荷に対応するドライバーが設けられている。ここで
は、上記リレー403を駆動するためのドライバー405と、
上記モーター404を駆動するためのドライバー405とが並
列状態に設置され、各々リレートリガー信号、モーター
トリガー信号に基づいて駆動される。
しかし、この第4図に示すドライブ回路にあっては負
荷に応じて各々対応するドライバーが必要となるため、
部品点数が増加し製造コストが高くなる問題点がある。
そこで、第5図に示すように、ドライバーを単独に
し、複数の負荷に対して共通に使用するような構成、即
ち、直流電源電圧が異なる電源A(DC24V)501と、電源
B(DC30V)とに各々接続されているリレー503と、モー
ター504を単一のドライバー505により駆動するような回
路構成が考えられる。
しかしながら、上記第5図に示す回路構成のドライブ
回路にあっては、ドリガー信号によりドライバー505と
してのトランジスターTrがON状態にあるときは特に問題
はないが、上記トランジスタTrがOFF状態になったと
き、電源A501と電源B502とが、リレー503と、モーター5
04を介して短絡されてしまうという問題点がある。
短絡状態にあっても電源Aと電源Bの電圧が、 A=B であれば、問題とならないが、第5図に示すように A≠B の状態にあれば、一方或いは双方の電源に悪影響を与え
るという問題点が発生する。
そこで、上記問題点を解消するために第6図に示すド
ライブ回路が提案されている。
即ち、このドライブ回路にあっては、第5図に示すド
ライブ回路において、A、B二種類の電源電圧のうち、
低い方、即ち、24Vに設定してある電源Aの負荷(リレ
ー503)側において、ドライバー505との間に短絡防止用
ダイオード601を配置する。
上記の如く構成することによってドライバー505OFF時
において電源A501と電源B502とが短絡状態にならないよ
うに構成されてる。
上記の如く、A、B二種類の電源電圧のうち、低い方
の負荷側に短絡防止用ダイオード601を配置する必要が
あり、電源B502の設定電圧が低ければ、電源B502の負荷
側に短絡防止用ダイオードを配置する必要がある。
このように構成することによって、短絡状態に起因す
る電源への悪影響を回避することができると共に異なる
電源電圧を有する複数の負荷を単一のドライバーによっ
て駆動することが可能となり、その際に回路内に追加す
るものは、ダイオード一個であるため、非常に安価に構
成できるという効果がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、最近、ドライブ回路は第7図に示す如
く、各部品に逆起防止用ダイオードが内蔵されていた
り、或いは外付けされていたりするもの(第7図におけ
るドライバー回路にあっては、電源Aの負荷としてのリ
レー503は、リレー回路503aと、該リレー回路503aに外
付けされた逆起防止用ダイオード503bとから構成されて
いる)が多く提供されている。
また、第8図に各種負荷をドライブするドライバーIC
の一例を示し、このドライバーICの詳細を第9図に示
す。第9図に示されているように接続されている負荷の
逆起防止用ダイオードとしてダイオード901がドライバ
ーIC内部に内蔵されている。
このような部品を上記第6図に示したドライブ回路の
中に使用すると、第6図中に点線で示したダイオード60
2がこのドライブ回路中に接続されたと同じ回路構成と
なるため、短絡防止用ダイオード601の効果が、ダイオ
ード602を通して流れる電流により相殺されてしまい、
再び、短絡状態に起因する電源への悪影響が発生すると
いう問題点が浮上する。
本考案は上記に鑑みてなされたものであって、簡単な
回路構成で逆起防止用ダイオードが内蔵されていたり、
或いは外付けされていたりする部品に使用により発生す
る短絡状態を防止し、該短絡状態に起因する電源への悪
影響を回避することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するため、異なる電圧を供
給する複数の直流電源と、前記直流電源にそれぞれ接続
され、異なる電圧が印加される複数の負荷と、前記複数
の負荷を駆動する単一のドライバーとからなるドライブ
回路において、前記複数の負荷のうち印加される電圧が
低い負荷に対し逆起防止用ダイオードを設け、前記印加
される電圧が低い負荷と前記逆起防止用ダイオードとが
接合される接合点のうち前記ドライバー側の接合点と前
記ドライバーとの間に短絡防止用ダイオードを設けたド
ライブ回路を提供するものである。
また、異なる電圧を供給する複数の直流電源と、前記
直流電源にそれぞれ接続され、異なる電圧が印加される
複数の負荷と、前記複数の負荷を駆動する単一のドライ
バーとからなるドライブ回路において、前記複数の負荷
のうち印加される電圧が低い負荷に対し逆起防止用ダイ
オードを設け、前記印加される電圧が低い負荷と前記逆
起防止用ダイオードとが接合される接合点のうち前記ド
ライバー側の接合点と反対側の接合点と前記直流電源の
うち印加される電圧が低い負荷が接続される直流電源と
の間に短絡防止用ダイオードを設けたドライブ回路を提
供するものである。
〔作用〕
本考案によるドライブ回路は、単一のドライバーがOF
F時にあっても、複数の電源が互いに短絡状態にならな
い。
〔実施例〕
以下、本考案のドライブ回路を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案によるドライブ回路の第1の実施例
を示す回路図であり、負荷としてのリレー103に接続さ
れ、リレー103のための24Vの直流電源A101と、リレー10
3に対して逆起を防止するために接続されている逆起防
止用ダイオード105と、また、負荷としてのモーター104
に接続され、モーター104のための30Vの直流電源B102
と、上記リレー103、モーター104を入力されるトリガー
信号により駆動させるトランジスターから構成されるド
ライバー107と、前記直流電源電圧のうち低い負荷側、
即ちリレー103側に対し、リレー103と該リレー103に設
けられた逆起防止用ダイオード105との接合点と、上記
ドライバー107との間に設けた短絡防止用ダイオード106
とから構成されている。108は、本ドライブ回路に接続
されている他の負荷を示す。
以上の構成において、その動作を説明する。
ドライバー107がトリガー信号の入力によりON状態に
なると、直流電源A101がリレー103に対して電源供給
し、リレー103を駆動する。同時に直流電源B102もモー
ター104に対して電源供給し、モーター104を駆動する。
反対に、ドライバー107がOFF状態に設定されると、各
々の負荷であるリレー103とモーター104は、その駆動を
停止する。
このドライバー107のOFF時にあっては、上記二種類の
電源電圧うち、低い方、即ち24Vのリレー103側に設定さ
れている逆起防止用ダイオード105によって発生する電
源101、102同士の短絡状態を、短絡防止用ダイオード10
6が回避している。
第2図は、本考案によるドライブ回路の第2の実施例
を示す回路図であり、負荷としてのリレー203に接続さ
れ、リレー203のための24Vの直流電源A201と、リレー20
3に対して逆起を防止するために接続されている逆起防
止用ダイオード205と、また、負荷としてのモーター204
に接続され、モーター204のための30Vの直流電源B202
と、上記リレー203、モーター204を入力されたトリガー
信号により駆動させるトランジスターから構成されるド
ライバー207と、前記直流電源電圧のうち低い負荷側、
即ちリレー203側に対し、リレー203と該リレー203に設
けられた逆起防止用ダイオード105との接合点と、上記
直流電源A201との間に設けた短絡防止用ダイオード206
とから構成されている。208は、本ドライブ回路に接続
されている他の負荷を示す。
以上の回路構成に基づく動作は、第1の実施例と同じ
であるため、その説明を簡略化する。
上記ドライバー207のOFF時にあっては、上記二種類の
電源電圧うち、低い方、即ち24Vのリレー203側に設定さ
れている逆起防止用ダイオード105によって発生する電
源101、102同士の短絡状態を、短絡防止用ダイオード20
6が回避している。
このように本考案によれば、二種類の電源電圧を有す
る負荷を単一のドライバーにてドライブすることが可能
であるため、回路構成が簡略化され、信頼性が向上する
と共に低コストのドライブ回路を提供することが可能と
なる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるドライブ回路にあ
っては、異なる電圧を供給する複数の直流電源と、前記
直流電源にそれぞれ接続され、異なる電圧が印加される
複数の負荷と、前記複数の負荷を駆動する単一のドライ
バーとからなるドライブ回路において、前記複数の負荷
のうち印加される電圧が低い負荷に対し逆起防止用ダイ
オードを設け、前記印加される電圧が低い負荷と前記逆
起防止用ダイオードとが接合される接合点のうち前記ド
ライバー側の接合点と前記ドライバーとの間に短絡防止
用ダイオードを設けたため、また、異なる電圧を供給す
る複数の直流電源と、前記直流電源にそれぞれ接続さ
れ、異なる電圧が印加される複数の負荷と、前記複数の
負荷を駆動する単一のドライバーとからなるドライブ回
路において、前記複数の負荷のうち印加される電圧が低
い負荷に対し逆起防止用ダイオードを設け、前記印加さ
れる電圧が低い負荷と前記逆起防止用ダイオードとが接
合される接合点のうち前記ドライバー側の接合点とと反
対側の接合点と前記直流電源のうち印加される電圧が低
い負荷が接続される直流電源との間に短絡防止用ダイオ
ードを設けたため、簡単な回路構成で逆起防止用ダイオ
ードが内蔵されていたり、或いは外付けされていたりす
る部品の使用により発生する短絡状態を防止し、該短絡
状態に起因する電源への悪影響を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるドライブ回路の構造を示す回路
図、第2図は本考案によるドライブ装置の第2の実施例
の構造を示す回路図、第3図、第4図、第5図、第6図
及び第7図は従来のドライブ回路の回路図、第8図及び
第9図は逆起防止用ダイオードが内蔵されているドライ
バーICの構造を示す回路図である。 符号の説明 101,201……直流電源A(24V) 102,202……直流電源B(30V) 103,203……リレー 104,204……モーター 105,205……逆起防止用ダイオード 106,206……短絡防止用ダイオード 107,207……ドライバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる電圧を供給する複数の直流電源と、
    前記直流電源にそれぞれ接続され、異なる電圧が印加さ
    れる複数の負荷と、前記複数の負荷を駆動する単一のド
    ライバーとからなるドライブ回路において、 前記複数の負荷のうち印加される電圧が低い負荷に対し
    逆起防止用ダイオードを設け、前記印加される電圧が低
    い負荷と前記逆起防止用ダイオードとが接合される接合
    点のうち前記ドライバー側の接合点と前記ドライバーと
    の間に短絡防止用ダイオードを設けたことを特徴とする
    ドライブ回路。
  2. 【請求項2】異なる電圧を供給する複数の直流電源と、
    前記直流電源にそれぞれ接続され、異なる電圧が印加さ
    れる複数の負荷と、前記複数の負荷を駆動する単一のド
    ライバーとからなるドライブ回路において、 前記複数の負荷のうち印加される電圧が低い負荷に対し
    逆起防止用ダイオードを設け、前記印加される電圧が低
    い負荷と前記逆起防止用ダイオードとが接合される接合
    点のうち前記ドライバー側の接合点とと反対側の接合点
    と前記直流電源のうち印加される電圧が低い負荷が接続
    される直流電源との間に短絡防止用ダイオードを設けた
    ことを特徴とするドライブ回路。
JP1989151458U 1989-12-27 1989-12-27 ドライブ回路 Expired - Lifetime JP2529462Y2 (ja)

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JPH01147644U (ja) * 1988-03-30 1989-10-12

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