JPH04118861U - 管内移動機械 - Google Patents

管内移動機械

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JPH04118861U
JPH04118861U JP2202891U JP2202891U JPH04118861U JP H04118861 U JPH04118861 U JP H04118861U JP 2202891 U JP2202891 U JP 2202891U JP 2202891 U JP2202891 U JP 2202891U JP H04118861 U JPH04118861 U JP H04118861U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
actuator
wall
moving machine
tube
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Pending
Application number
JP2202891U
Other languages
English (en)
Inventor
池原忠好
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本考案は、管の軸方向に伸縮するアクチュエー
タによって断続的に移動する管内移動機械において、ア
クチュエータ6、7にアーム8、9を介して取り付けら
れた爪車によって一定方向に回転する車輪10、11
と、アーム8、9の間に配置されたバネ12により構成
されることを特徴とする。 【効果】本考案によれば、アクチュエータの伸縮を、車
輪と管内壁との摩擦力を利用することによって効率よく
移動に変換でき、管内壁に傷を付けることなく、管の内
径の変化に適応して移動することができるという効果が
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伸縮するアクチュエータを持つ管内移動機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の伸縮するアクチュエータを有する管内移動機械は、図2に示すような構 造であった。即ち、図2において、管内移動機械の移動方向を右方向とすると、 管の軸方向に伸縮するアクチュエータの前部1、後部2に、管の内壁5の軸方向 に対して傾斜して接触するように弾性針3、4が取り付けられている。弾性針3 、4が管内壁5と傾いて接することにより、弾性針3、4の先端の滑り方向によ って見かけの摩擦係数が異なり、その差によって移動する。つまり、アクチュエ ータが伸びるときには弾性針3が管の内壁5に対して右方向に滑り、縮むときに は弾性針4が右方向に滑ることになり、その結果、1回の伸縮でアクチュエータ のストロークだけ右に移動し、アクチュエータが伸縮を繰り返すことによって、 断続的に移動するというものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、管の内壁との接触部分に弾性針を用いたとき、管の内径の変化 が小さい場合には弾性針の変形によって適応することができ管内を移動できるが 、変化が大きくなると弾性針の変形も大きくなり、弾性針先端と管内壁との摩擦 力も大きく変化して移動が困難になる。また、弾性針の先端が管の内壁を滑りな がら移動するため、管内壁に傷を付けてしまう恐れもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による管内移動機械は、管の軸方向に伸縮するアクチュエータによって 断続的に移動する管内移動機械において、前記アクチュエータにアームを介して 取り付けられた、爪車によって一定方向に回転する車輪と、前記アームの間に配 置されたバネにより構成されることを特徴とする。
【0005】
【実施例】
以下、実施例にもとづき本考案を詳細に説明する。図1は、本考案における管 内移動機械の構成図であって、管内に静止しているときの状態を示している。今 後、管内移動機械の移動方向を図1の右方向として説明する。
【0006】 管の軸方向に伸縮するアクチュエータの前部6と後部7に、アクチュエータの 中心軸を含む平面内で回転できるアーム8、9をそれぞれ2本づつ取り付け、ア ームの他端には爪車によって一定方向、この場合、管内壁13に沿って右方向に 回転する車輪10、11があり、管の内壁13と接触している。アーム8、9の 間にはバネ12がある。管内移動機械は、バネ12の作用により車輪10、11 が管内壁13に押し付けられることによって保持されている。
【0007】 ここで、アクチュエータが伸びようとするとき、管内移動機械の左側半分は左 方向に移動しようとするが、このとき車輪11は爪車によってロックされた状態 になっており、またバネ12の作用によって管の内壁に押し付けられているため 、車輪と管内壁との摩擦力によって左方向には移動しにくい。一方、管内移動機 械の右側半分は右方向に移動しようとし、このとき車輪10は右方向に回転する ことができるため、車輪10はアクチュエータが伸びた長さの分だけ右方向に移 動することになる。
【0008】 次に、アクチュエータが縮もうとするとき、管内移動機械の右側半分は左方向 に移動しようとするが、車輪10は爪車によってロックされた状態でバネ12に よって管の内壁に押し付けられているため、左方向には移動しにくい。一方、管 内移動機械の左側半分は右方向に移動しようとし、車輪11は右方向に回転する ことができるため、車輪11はアクチュエータが縮んだ長さの分だけ右方向に移 動することになる。以上のことから、アクチュエータの1回の伸縮によって、管 内移動機械はストローク分右方向に移動することになり、アクチュエータがこの ような伸縮を繰り返すことにより、管内移動機械全体としては右方向に断続的に 移動することになる。
【0009】 管内移動機械は、バネ12が車輪10、11を管内壁13に押し付けることに より保持されているが、このことは、管内径が変化しても変わりなく、バネによ る作用を受けることができる変化の範囲では、管内移動機械は管内径の変化に適 応して移動することができる。ただし、移動できる最小径は、使用されるバネの バネ定数、車輪と管内壁との間の静止摩擦係数などにより制限されてくる。
【0010】 また、管内壁に対して、前後の車輪の一方は停止、他方は回転しているため、 摩擦力の差がはっきり現れ、アクチュエータの伸縮を無理なく移動に換えること ができ、管内壁に傷を付けることなく移動することができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案による管内移動機械は、管の軸方向に伸縮するアクチュエータによって 断続的に移動する管内移動機械において、アクチュエータにアームを介して取り 付けられた、爪車によって一定方向に回転する車輪と、アームの間に配置された バネにより構成されることで、アクチュエータの伸縮を、車輪と管内壁との摩擦 力を利用することによって効率よく移動に変換でき、管内壁に傷を付けることな く、管の内径の変化に適応して移動することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における管内移動機械の構造を
示す図である。
【図2】従来例の管内移動機械の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、6 アクチュエータ前部 2、7 アクチュエータ後部 3、4 弾性針 5、13 管の内壁 8、9 アーム 10、11 車輪 12 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の軸方向に伸縮するアクチュエータに
    よって断続的に移動する管内移動機械において、前記ア
    クチュエータにアームを介して取り付けられた、爪車に
    よって一定方向に回転する車輪と、前記アームの間に配
    置されたバネにより構成されることを特徴とする管内移
    動機械。
JP2202891U 1991-04-05 1991-04-05 管内移動機械 Pending JPH04118861U (ja)

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JP2202891U JPH04118861U (ja) 1991-04-05 1991-04-05 管内移動機械

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JPH04118861U true JPH04118861U (ja) 1992-10-23

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ID=31907630

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205790A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology 管内走行装置および配管検査装置
JP2014188607A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Kwansei Gakuin Univ 多体節型ロボット及びその体節

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