JPH04118770U - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPH04118770U JPH04118770U JP2167091U JP2167091U JPH04118770U JP H04118770 U JPH04118770 U JP H04118770U JP 2167091 U JP2167091 U JP 2167091U JP 2167091 U JP2167091 U JP 2167091U JP H04118770 U JPH04118770 U JP H04118770U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan cover
- bracket
- groove
- fan
- electric machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転電機のファンカバーの取付けが、ネジ等
の部品を利用せずに、ファンカバーの形状により、容易
にファンカバーの取付けができかつ位置決めも容易に行
なえることを目的とする。 【構成】 ファンカバー7の波形状部9を、ブラケット
4の溝8に圧入挿入すると、嵌合周辺部において、ファ
ンカバー7の波形状部9の高さbとブラケット4のファ
ンカバー取付用の溝8の高さaの寸法差(b−a)だけ
弾性変形し、このバネアクションによりファンカバー7
が溝8に固定できるよう、波形状部高さbを溝高さaよ
り大きくする。
の部品を利用せずに、ファンカバーの形状により、容易
にファンカバーの取付けができかつ位置決めも容易に行
なえることを目的とする。 【構成】 ファンカバー7の波形状部9を、ブラケット
4の溝8に圧入挿入すると、嵌合周辺部において、ファ
ンカバー7の波形状部9の高さbとブラケット4のファ
ンカバー取付用の溝8の高さaの寸法差(b−a)だけ
弾性変形し、このバネアクションによりファンカバー7
が溝8に固定できるよう、波形状部高さbを溝高さaよ
り大きくする。
Description
【0001】
この考案は、回転電機のファンカバー取付方法に関するもので、特にモートル
等の小形回転機に関するものである。
【0002】
図5は、従来の回転電機の部分断面図である。図において、固定子2、回転子
3、これを支えるフレーム1とブラケット4(負荷側、反負荷側)、6は回転子
を装着し、軸受10(負荷側、反負荷側)により軸支された回転軸である。5は
電動機本体を冷却する冷却ファンで、上記回転軸6に固定されている。7はファ
ンカバーで冷却ファン5を覆いブラケット(反負荷側)4のファンカバー取付座
のネジ穴12にファンカバー取付穴13を位置決めして、止めネジにて締付固定
されている。
【0003】
従来の構造は以上の様に構成されているので、ブラケットのファンカバー取付
座14の外周にネジ穴12を設けているだけであり、回転電機の軸方向および周
方向には何ら位置決め部が形成されておらず、組立においてファンカバー7とフ
ァンカバー取付座の穴13の位置合せに手間がかかり、また組立の自動化ができ
ないなどの課題があった。
【0004】
本考案は、上記の様な課題を解消するためになされたもので、従来のネジ等に
よる締付け固定を利用せずに、ファンカバーの位置決めができると共に、同時に
ファンカバーをブラケットに固着できることを目的とする。
【0005】
この考案に係る回転電機は、全閉外扇形等の様に外部に冷却ファンを有する電
動機において、ファンカバーの開口部を波形状にして、ブラケットに設けたファ
ンカバー取付用の溝に、このファンカバーの開口部の波形状部を挿入して取付け
る構造としたものである。
【0006】
上記のように構成された回転電機のファンカバーをブラケットの取付用溝に挿
入すると、ファンカバーの波形状部高さを前記溝部の高さ寸法により若干大きく
することにより、該波形状部のバネアクション効果により、ファンカバーはブラ
ケットに固定される。
【0007】
またファンカバーの波形状部を開口部周上に設けることによりファンカバーの
円周方向の位置決めを行う必要がなく、組立作業性を改善することができる。
【0008】
実施例1.
以下、この考案の一実施例を図1〜図3について説明する。図において、固定
子2、回転子3を支えるフレーム1とブラケット4(負荷側、反負荷側)により
構成された電動機である。6は回転子を装着し、軸受10(負荷側、反負荷側)
により軸支された回転軸である。5は電動機本体を冷却する冷却ファンで、上記
回転軸6に固定されている。7はファンカバーで開口部の円周上に高さbの波形
状部9を有している。8はブラケット4に設けたカバー取付用の高さaの溝で、
寸法aは寸法bよりも若干小さく設定する。
【0009】
前記のように構成された回転電機においては、ファンカバー7の波形状部9を
ブラケット4の溝8に圧入挿入すると、嵌合周辺部において前記高さ寸法差(b
−a)だけ弾性変形し、このバネアクションによってファンカバー7が溝8に固
定される。よって、ファンカバーを容易にブラケットに取付け可能になると共に
組立作業性が向上し、また円周方向にも任意の位置に取付可能とすることができ
る。
【0010】
実施例2.
上記実施例1ではファンカバー7に波形状部9を開口部全周に設け、円周方向
の任意の位置で取付け可能としたが、図4に示すように、ファンカバー7のファ
ンカバー取付座14と対応する個所に取付座14の座巾Cより若干大きい巾で嵌
込み案内切欠部11を設け、この切欠端部に波形状部9を形成することにより、
該切欠部を取付座14の位置に合せてファンカバー7を挿入するとファンカバー
7の円周方向取付け位置を、所定の位置としつつ実施例1と同様に固定すること
ができる。
【0011】
この図4に示す実施例のようにファンカバー7の円周側面に設けたリード穴1
5の回転方向取付け位置を決められるので、冷却ファン5を送風機に置換え、回
転電機の運転停止とは別に常時回転電機を冷却する場合は、前記送風機電源リー
ドの引出し位置にリード穴15の位置を合せることができる。
また実施例2で設けた案内切欠部をなくし、要部に、波形状部9を設けるだけ
でも、位置決め精度は劣るが、ファンカバー7の固定に十分な構成とすることも
できる。
【0012】
以上の様に、この考案によれば、ファンカバーの開口部の円周上に波形状を有
し、ブラケット(反負荷側)にファンカバー取付用の溝を円周方向に設けて、こ
の溝に挿入することにより、ファンカバーに設けた波形状部のバネアクションに
より固定することができ、止めネジを使用することも不要で、組立もワンタッチ
式に容易に行なえる。
【図1】この考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】この考案の一実施例を示すファンカバーの詳細
図である。
図である。
【図3】この考案の一実施例を示す要部拡大図である。
【図4】他の実施例を示すファンカバーの詳細図であ
る。
る。
【図5】従来の回転電機を示す部分断面図である。
1 フレーム
2 固定子
3 回転子
4 ブラケット
5 冷却ファン
6 回転軸
7 ファンカバー
8 ブラケットのファンカバー取付用の溝
9 ファンカバーの波形状部
10 軸受
11 はめ込み案内切欠部
12 ファンカバー取付座のネジ穴
13 ファンカバー取付穴
14 ファンカバー取付座
15 リード穴
Claims (1)
- 【請求項1】 固定子、回転子を支えるフレーム、ブラ
ケットと、上記回転子の一端に取付けられる冷却用ファ
ンと、上記ブラケットに取付けられて上記冷却用ファン
を覆うファンカバーより構成された回転電機において、
円筒状のファンカバーの開口部を波形状に成形したこと
と、このファンカバー取付用として、ブラケットのファ
ンカバー取付部に、ファンカバーを挿入する溝部を設け
たことを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2167091U JPH04118770U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2167091U JPH04118770U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118770U true JPH04118770U (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31907379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2167091U Pending JPH04118770U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118770U (ja) |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP2167091U patent/JPH04118770U/ja active Pending
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